「レストラン・食堂」で検索しました。
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休日は早めに行くべき! 「あらし御膳」がおすすめ 祝日の昼間にふと、どこかに行きたいと思い、関西から徳島へ行くことに。 「味処あらし」さんには17時すぎ頃到着。 到着後、ウェイティングボードに名前を書くと、呼び出しは18時半頃想定との目安が書いてありました。 一旦離れてもよいのですが、車で待つことに。 順番が気になり18時に一度店内へ行くと、順番はあと少し。 18時ですでに当日の受付は終了されていました。 そして想定通り18時半に店内に入ることができました。 メニューがいろいろあって迷いますが、あらし御膳を注文。 あらし御膳はいろんなものを食べることができるのでおすすめです。 肉厚かつ弾力のある刺身は、食べ応えがあります。 天ぷらはえびやいかももちろんおいしいですが、鳴門金時の天ぷらがホクホクしていて特においしかったです。 名物のわかめの味噌汁は、器が大きくてびっくりしますが、感動レベルにおいしいです!持って帰りたいくらいです。 お値段は多少しますが、満足度は高いです。 ぜひ食べていただきたいおすすめのお店です。 店名 あらし 注文 活心鮮御膳 総合評価 5 / 5 三連休の中日。外の通りには観光客らしい人の声が混ざり、どこか浮き立つ空気があった。昼間の仕事を片付け、夜の帳が静かに落ち始めるころ、妻と二人で「あらし」へ向かった。ずっと気になっていた店だった。入り口の暖簾がかすかに揺れ、その奥から漂う出汁の香りに思わず足が前へ進んだ。扉を開けると、柔らかな明かりが空間を包んでいた。照明は強すぎず弱すぎず、木のテーブルの表面に静かな光の帯を走らせている。客席には家族連れ、年配の夫婦、一人で静かに食事を楽しむ人。そのどれもが声を荒らげるでもなく、互いの空気を尊重し合うような穏やかさがあった。店員の「いらっしゃいませ」という声も、どこか落ち着いた温度を帯びていて、心の奥の緊張をそっとほどいてくれた。 席に案内され、迷わず「活心鮮御膳」をお願いした。少し待つあいだ、妻と他愛のない話をした。三連休でどこも人が多かったこと、仕事の合間に見た海の色がやけに鮮やかだったこと、そういった断片的な会話が、いつもより柔らかく心に落ちた。やがて膳が運ばれ、目の前に置かれた瞬間、息を飲んだ。海がそのまま形を変えて姿を現したような、一切の無駄のない配置。盛り付けに流れる静かな緊張感と、食べる人へのまっすぐな敬意が感じられた。 まず刺身から。透き通るような光をまとったハマチが、わずかな弾力を宿したまま箸を押し返す。口に運んだ瞬間、ほどけるように身が広がり、淡い甘さが舌の上に染み渡った。その奥に海の香りが静かに立ち上がり、鼻から抜ける余韻が心の奥を揺らした。脂は重くない。軽く舌の上を滑り、すぐに姿を消す。その消え際に、確かな旨味だけが残る。わさびは鋭さを控え、味の輪郭を静かに描く程度で、ハマチそのものの力強さを引き立てていた。妻も同じように一切れを口に運び、言葉にせずとも頷く様子が印象に残った。 次に天ぷら。衣は薄く、舌に触れると砕けるように消える。海老は一口目から甘さがあふれ、噛むほどに深くなる。野菜は芯にほどよい力が残り、素材の香りが揚げ油と溶け合いながら、軽やかに口の中で立ち上がる。油の重さを感じないのは、きっと温度も揚げ方も研ぎ澄まされているからだと思う。添えられた塩を少量だけつけると、味がぴたりと締まり、余韻だけを残して消えた。皿に残る油もほとんどなく、食べ終わったあとも胃が軽いままだった。 小鉢の量は多すぎず少なすぎず、全体の流れをうまく繋ぐ役割を担っていた。汁物はわかめがたっぷりと入り、海の滋味をそのまま器に閉じ込めたような深い味わい。湯気とともに立ち上る香りを吸い込むと、体の中心が静かに温まっていくのがわかった。 食事の終盤、店内の空気を眺める時間ができた。席の間隔はゆとりがあり、隣の会話が気にならない距離感。店員の動きも静かで、必要な時にだけそっと寄り添うような距離感だった。料理を届ける時も、片付ける時も、言葉は短く、それでいて丁寧。こういう店は、料理だけでなく人の所作まで含めて居心地がつくられているのだと思った。 一つの膳を食べ終えるころ、外の喧騒の音が遠くに聞こえるほど、心が静かになっていた。三連休の夜の浮かれた空気の中で、この店だけがゆっくりと時を流しているようだった。妻と二人で「また来たいね」とほとんど同時に言葉が重なったことが、何よりの評価だと思う。 次に来るときは、違う季節の海の味を確かめたい。冬の空気に染みる刺身も、夏の光の中で食べる天ぷらも、きっとまた違う表情を見せてくれるだろう。わからないが、そうなる気がしている。 あらしの活心鮮御膳は、ただ食事をするという行為を超えて、心の奥に静かな余韻を残していった。満足感が最後まで揺らぐことなく続いた。自信を持って評価は5点満点の5。
2025/11訪問
2回
週末レジャー帰りに淡路ハイウェイオアシス「みけ家」さんで夜ご飯をいただきました。 淡路ハイウェイオアシスは、高速道路からそのまま寄れて便利です。広めのお土産ショップもあるので、魅力的です。 こちらでは海鮮重御膳を食べたかったのですが売り切れで断念。 代わりに、淡路島丼を選びました。 淡路島丼は、淡路牛、タコの柔らか煮、釜揚げしらす、鰆の天ぷら、玉ねぎの天ぷら、真ん中に三つ葉がのっています。 淡路島の食材をちょっとずつ楽しめます! 全体的に甘めの味付けで、少し濃かった印象です。 淡路牛の時雨煮が特においしかったです。 お値段は少し高くなりますが、淡路牛ロース丼も気になりましたので、食べてみたいと思いました。 落ち着いた雰囲気のお店で、接客も丁寧だったのでまた機会があれば伺いたいです。 ごちそうさまでした。 週末のレジャー帰りに「みけ家」さんへ立ち寄り、ロースかつ御膳をいただきました。行楽のあとのお腹をしっかり満たしたい気分にぴったりのお店で、地元の方々を中心に賑わっていましたが、落ち着いた雰囲気でゆったり食事を楽しむことができました。 今回注文したロースかつ御膳は、見た目からして迫力のある一皿。厚みのあるロース肉にサクサクとした衣がきれいに揚がっていて、最初のひと口から「これは当たりだ」と感じました。衣は軽やかで油っぽさを感じさせず、噛むごとに肉のジューシーさと脂身の甘みが広がります。ポン酢や大根おろしでさっぱりいただけるので、レジャー帰りで少し疲れた体にもすっと入っていきました。 ご飯はつややかで粒立ちがよく、かつと一緒に頬張るとまさに王道の組み合わせ。漬物はほどよい塩気で箸休めになり、味噌汁の優しい出汁が全体を包み込んでくれます。添えられた千切りキャベツも新鮮で、シャキシャキ感が口の中をリフレッシュしてくれるので、最後まで美味しく食べ切れました。 接客は丁寧で、料理の提供もスムーズ。レジャーの帰り道に立ち寄ってしっかりエネルギーを補給できたのは、とてもありがたかったです。観光や買い物の合間に立ち寄るのにも良さそうで、地元の人に愛される理由が分かりました。 総合評価は星4.0。ボリュームも味も満足度が高く、しっかりとしたとんかつを気軽に楽しめるお店だと思います。
2025/09訪問
2回
宮古島の「菊栄食堂」は、1948年創業の老舗大衆食堂で、地元民に愛される宮古そばの名店です。平良港近くにあり、昭和レトロな店内は懐かしく、常連客で賑わいます。宮古そばは伝統的で、三枚肉やかまぼこが麺の下に隠れています。透明なスープは豚骨と鰹出汁のバランスが絶妙で、コク深くほのかな甘みが特徴。太めのストレート麺はもちっとした食感で食べ応え十分。カレー粉で味変も楽しめます。価格は700円でコスパ良好、ボリュームも満点。ただし、売り切れが多いので早めの訪問がおすすめ。地元の日常を感じながら、素朴で心温まる宮古そばを味わうなら、菊栄食堂は必訪です。
2025/06訪問
1回
三重旅行2日目の朝、友人とジョイフル 四日市野田店で朝ごはん。注文した天重がドンピシャ!海老天2つはプリプリでジューシー、かぼちゃとなすはホクホク甘くて、とり天は柔らかくてタレがご飯に染みて最高。ボリューム満点で、旅行で歩き回るサラリーマンの腹をしっかり満たしてくれた。友人と「海老天2つは得した気分だな!」って笑いながら食べて、朝からテンション上がったよ。店員さんが空いた皿をサッと下げてくれて、テキパキした対応が旅行のバタバタに優しくて助かった。店内は明るくてカジュアル、朝の日差しが窓から入って清々しい雰囲気。地元のお客さんがコーヒー片手にのんびり話してるの見て、四日市の朝に馴染めた気がした。提供もスピーディーで、朝の予定に余裕持てたのが嬉しい。値段は1000円くらいで、サラリーマンの財布にも優しい。総合4.0点、三重旅行の朝ごはんスポットとしてまた寄りたいね!(498文字)
2025/06訪問
1回
四日市の「まぐろレストラン」の天丼は、海鮮の名店ならではのクオリティを感じさせる絶品メニューです。一般的な天丼とは一味違い、新鮮な魚介を贅沢に使用したボリューム満点の一杯が特徴。海老や白身魚、野菜といった定番の天ぷらに加え、まぐろの天ぷらが入っているのがユニークで、この店ならではの魅力を感じます。特にまぐろの天ぷらは、外はサクサク、中はふっくらジューシーで、揚げ物なのに魚の旨みがしっかりと楽しめます。 タレは甘すぎず、ほんのりとした上品な甘辛さで、天ぷらとご飯との相性が抜群。ご飯の炊き加減も絶妙で、タレが染みても程よい粒感を保っているのが嬉しいポイントです。さらに、ボリュームがあるにもかかわらず全体的に軽く、最後まで飽きずに楽しむことができました。 店内は市場の活気を感じさせる雰囲気で、カジュアルながらもどこか特別感があります。リーズナブルな価格でこれだけのクオリティを味わえるのは、まぐろを専門とするレストランだからこそ。天丼の一杯に、海鮮の魅力と揚げ物の技術が詰め込まれており、海鮮好きにはぜひおすすめしたい逸品です。
2024/11訪問
1回
礼文島にある「双葉食堂」は、地元の人々だけでなく観光客にも愛される名店です。ここで提供される味噌ラーメンは、特に評判が高く、訪れる価値のある一品です。 まず、スープは濃厚でありながらもくどさがなく、まろやかな味噌の風味がしっかりと感じられます。地元の味噌を使用しているため、その土地ならではの独特の風味が楽しめます。スープには程よいコクと深みがあり、一口目から最後まで飽きずに味わうことができます。 麺は中太の縮れ麺で、スープとの絡みが非常に良いです。もちもちとした食感が楽しめる麺は、噛むたびに小麦の香りが広がり、スープと一緒に口の中で絶妙なハーモニーを奏でます。 トッピングは豊富で、チャーシューは柔らかく、しっかりと味が染み込んでいます。さらに、シャキシャキとしたネギやメンマがアクセントとなり、食感のバランスが取れています。特に、新鮮な地元産の野菜を使ったトッピングが特徴的で、ラーメン全体に爽やかさを加えています。 店内はアットホームで、温かみのある雰囲気です。地元の家庭料理を楽しむような居心地の良さがあり、店員さんも親切でフレンドリーです。テーブル席が中心で、家族連れやグループでの利用にも適しています。 双葉食堂の味噌ラーメンは、礼文島の自然の恵みを存分に感じることができる一杯です。島の新鮮な食材と熟練の技が融合したこのラーメンは、訪れる人々に感動を与えます。礼文島を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってその美味しさを体験してみてください。
2024/06訪問
1回
「ゆすら庵」は、特にカレーうどんが人気の店として知られています。この店のカレーうどんは、他では味わえない独特の美味しさがあります。 まず、カレースープは濃厚でありながらも、うどんとの相性を考えた絶妙なバランスが取れています。スパイスの風味が豊かで、カレーのコクと深みがしっかりと感じられますが、うどんのだしの旨味も見事に調和しています。辛さは程よく、カレーの香りとだしの風味が一体となり、非常に食欲をそそります。 うどんの麺は手打ちの太麺で、もちもちとした食感が特徴です。スープとの絡みが良く、一口食べるごとにカレーの風味が広がります。麺のコシもしっかりとしており、最後まで美味しくいただけます。 トッピングには、柔らかく煮込まれた牛肉やネギが乗っており、これがまたスープとの相性抜群です。牛肉はホロホロとした食感で、カレーのスパイスと絡み合い、豊かな旨味を引き出しています。ネギのシャキシャキとした食感と爽やかな風味が、カレーの濃厚さを程よく中和してくれます。 店内は和風の落ち着いた雰囲気で、静かに食事を楽しむことができます。カウンター席やテーブル席があり、一人でもグループでも気軽に訪れることができます。店員さんも親切で、丁寧なサービスを提供してくれます。 「ゆすら庵」のカレーうどんは、一度食べると忘れられない味わいです。特に、カレーのスパイスとだしの調和が見事で、他ではなかなか味わえない一品です。うどん好き、カレー好きのどちらにもおすすめできる、満足度の高い料理です。訪れる際には、ぜひこのカレーうどんを試してみてください。豊かな風味と食感が、心と体を温めてくれることでしょう。
2024/07訪問
1回
旅先での昼食というのは、不思議な重みを持つ。移動で少し疲れた体と、まだこの土地に馴染みきれていない心。その中間に、静かに差し出される一膳が、その日の印象を決めてしまうことがある。今回訪れた「ごはん屋 季譚」は、まさにそんな一軒だった。 訪れたのは昼どき。観光地の喧騒から少し外れた場所で、店の前に立つと、外の音が一段階落ちる。暖簾をくぐると、木の質感を生かした内装が目に入る。派手さはないが、丁寧に整えられた空間で、余計なものが視界に入らない。旅先でふと立ち寄った店として、理想的な距離感だと思った。 案内された席に腰を下ろし、「お刺身てんぷら御膳」を注文する。店内には、同じように旅行中らしき夫婦や、地元の方と思われる落ち着いた年齢層の客が多く、会話の音量も控えめ。どこか時間の流れが緩やかで、急かされる感じがない。こういう空気は、それだけで食事の味を底上げしてくれる。 ほどなくして運ばれてきた御膳は、写真で見ていた以上に整っていた。木の盆の上に、白いごはん、澄んだ色合いの椀物、刺身、天ぷら、小鉢が過不足なく並ぶ。主張しすぎない配置だが、一つひとつがきちんと役割を与えられているように見える。 まずは刺身から箸を伸ばす。透明感のある身は、角が立ちすぎておらず、包丁の入り方が穏やかだ。口に含むと、ひんやりとした温度とともに、魚の旨みが静かに広がる。醤油をつけすぎる必要がない。香りも強すぎず、旅の途中の昼食としてちょうどいい塩梅だった。 続いて天ぷら。衣は軽く、音を立てずに歯が入る。野菜と魚介、それぞれの素材感が残っていて、油の存在を意識させない。抹茶塩と天つゆが用意されているが、どちらも試したくなる。抹茶塩で食べると、衣の甘さが際立ち、天つゆでは出汁の輪郭が見えてくる。同じ天ぷらでも、表情が変わるのが面白い。 ごはんは粒立ちがよく、噛むとほのかな甘みがある。派手な主張はしないが、刺身や天ぷらを受け止める土台として、きちんと仕事をしている。椀物もまた静かで、喉を通るたびに体が少し落ち着いていく感覚があった。 小鉢や香の物も、添え物というより、食事の流れを整えるための句読点のような存在だ。途中で箸を休め、味覚をリセットする。その繰り返しが、御膳全体を最後まで心地よく食べさせてくれる。 接客は必要以上に踏み込まず、それでいて目が行き届いている。お茶が減るとさりげなく声をかけてくれ、料理の提供も間がいい。旅先では、こうした距離感がありがたい。こちらの時間を尊重してくれている感じがする。 食事を終える頃には、来店時に感じていた移動の疲れが、少しだけ軽くなっていた。派手な驚きや記憶に残る演出があるわけではない。ただ、きちんと美味しく、きちんと落ち着ける。その積み重ねが、結果として強い満足感につながっている。 「またこの土地に来たら、ここで昼を食べたい」。そう思える店は、意外と多くない。ごはん屋 季譚は、その数少ない一軒になった。旅の途中で立ち寄り、静かに腹と心を満たしてくれる場所として、長く記憶に残りそうだ。総合評価は5点。理由は単純で、食後に何も足したいと思わなかったからだ。