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自分の中で夏の京都、といえば瓢亭の朝がゆ。 初めて訪れたのがかれこれ22年前… それから10回近くはおじゃましているでしょうか。 まず、夏に京都へ行くと決まれば、 真っ先に予約の電話を入れます。 それはあの趣ある茶室で朝がゆをいただきたいから。混み具合によって別館のテーブル席や和室の大広間に通されることもありますが、やっぱり瓢亭といえばあの茶室。クーラーのきいたひんやりした茶室で、夏の眩しい太陽を浴びて輝くお庭を眺めながら朝一番のビールをいただく。少しの背徳感もありつつ最高に幸せな時間です。 もちろん、そのお料理はものすごく美味しい。一口食べるごとに感心して唸ってしまうほど。なんでこのシンプルなゆで卵がこんなに美味しいの?絶妙な半熟加減と塩加減。とは言いつつ、実は初めて瓢亭を訪れた20代の小娘の頃(笑)は雰囲気に圧倒されるばかりでお料理にはそこまでピンと来ていなかったんです。それが不思議なことに年々、こちらの八寸や煮物の味付け、その美味しさがどんどん増していってる感じ。え?こんなに美味しかった?って(笑)まぁ、自分もいい大人になりいろんなお店でいろんな料理をいただいてきた今、ようやく本物の味が分かってきた、ということでしょうか。最後に登場する主役のお粥、そのお米が、優しい味付けの餡が本当に美味しくて。 若かりし自分が背伸びして、生まれて初めて足を踏み入れた京懐石のお店、ということで星5つは自分の思い出補正も大きいです。でもやっぱり、あの時間と空間は他では味わえないものだから。給仕をしてくださる方との独特な緊張感も含めて。また夏が来たら行きたくなっちゃうな。ごちそうさまでした。
2022/08訪問
1回
出町ふたばに来て長い行列を見ると、ああ、京都に来たなぁと実感します。もうかれこれ7回ぐらいは通っているでしょうか。京都へ遊びに来たらなるべく時間を作り足を運ぶようにしています。 繁華街から少し離れてるし、毎回すごい行列だし、 それでもやっぱり足が向いてしまうのは「お餅が美味しいから!」に他なりません。 この日は12月半ば、平日の正午過ぎ。 やー、今日も相変わらず並んでおりますなぁ。 真っ白な作業着姿のお兄さんが列の整理をしてくれてます。一瞬並んでる人の多さにビビるけど、店頭のお姉さん方がシステマチックにどんどん注文を聞いてお客さんをさばいていくので列はさくさくと進んでいきます。頭上のお品書きを見ながら、列の一番前まで行くとショーケースの中を見ながら今日は何にしようかねぇ、と友だちと談笑しつつ並ぶのがこれまた一興。並びはじめて20分ほどで無事にお目当ての品を購入。 今回は ▪︎名代豆餅 ▪︎田舎大福 ▪︎栗餅 さて、お餅を購入したら急いで鴨川へGO! ここのお餅を食べる時はとにかく時間との戦い。 一刻も早く、その柔らかいお餅にかぶりつきたい!そんな訳で自分的ふたばの流儀はまずお店に並ぶ前に近くのコンビニでお茶を購入しておく→豆餅を買ったら一目散に鴨川の河川敷のベンチに座ってお餅を頬張る、そんなスタイル。 うん、今回もやっぱり美味しいです。 豆餅はお豆の一粒一粒がふっくらしていて存在感がすごい。豆が決して脇役なんかじゃない。お餅と餡と豆、三つ巴の絶妙なバランス。それぞれの配分がこれ以上でも以下でもダメな感じ。味のほうもお餅の塩加減と餡の甘さがちょうどいいんですよね。そしてよもぎの田舎大福、これまたよもぎの香りがぷん、としてめちゃくちゃ美味しいし、栗餅の栗の大きさと栗そのものの美味しさ!すごいです。 そして出町ふたばさんのお餅を食べてる時いつも思うんですけど、なんというか…お餅にかぶりついた時、口がすごく気持ちいいんです 笑。最近は時間が経っても固くならない牛皮を餅と称してフルーツ大福出してるところも多いですけど、 ふたばさんのは本当の、本物の餅!という感じ。 もぎゅっ、もぎゅっ、と噛みしめると口の中がうれしー!って喜ぶ感覚(変態か) この「餅食べてるー!」って食感が自分の餅欲を満たしてくれるんですよね。 あー、今回も美味しかった。 出来立ての一番美味しいのをいただいて、のこりは家族へのおみやげに持って帰ります。また自分の口が餅を欲する頃に京都へ遊びにいきます。 ごちそうさまでした。
2023/12訪問
1回
これまで生きてきた中で、一番美味しいハンバーグを食べてしまいました… かれこれ5年ほど前から行きたいと思ってた洋食おがたさん。友だちと「紅葉見に京都行こうや!」という話になって2ヶ月半前にランチを予約。いやー、そりゃ美味しいだろうと思ってたけど想像以上に美味しかったです。ふわふわして柔らかいハンバーグも多い中、ナイフを入れた時の抗ってくる感じに「おっ!」と驚き、その肉肉しいやつを口に入れた時の感動。 「肉…!肉の美味しさがダイレクトに来る!」 しかもこのデミグラスソースの美味しいこと! 甘くて、でも少し苦みがあって香ばしくてどこまでも深い味わい。 これはごはんで大正解だったわ。 そのごはんの量も前もって大・中・小と大きさが違う飯椀を見せてくれて選べるのもうれしい。 あー、ハンバーグと白米、最高。 最初に出てきたサラダもお野菜がどれもホントに美味しくて、あんなに「今日は昼からは飲むまい」と決めてたのにね、ビール頼んじゃいましたよ… スープは自分の中で洋風の豚汁?みたいな印象。具沢山で野菜の甘さと旨味、味がしっかりしてるので「これは絶対ごはんに合う!」と思って最後に少し残しておいたのを白米と一緒にいただきました。うむ、これまた正解。 接客の感じの良さはもちろん、広々としたカウンターに客層も落ち着いた大人の方が多くて居心地いい。うーん、これはまた…出来たら何度でもおじゃましたい。そしてすべてのメニューを制覇したい!…とか言いつつ、またハンバーグ頼んじゃいそうだけど 笑。そして次回はぜひディナーで! あー、おいしかったー!ごちそうさまでした。