「日本料理」で検索しました。
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たまたまオープン前から古いお家を改装工事してるところを目にしておりまして、一体どんなお店が出来るんだろう、なんか素敵なお店になりそうな気がする…!オープンしたら絶対に行くぞ!と思っていたお店。 行ってきました 笑。 しかも私が好きな日本酒メインのお店だとは! 急に思い立って電話すると本日は空いているとのこと。まだオープンしたばかりであまり知られていないのかな?これはますます、人気が出て予約が取れなくなる前に行っておかねば!と。 そして私は自分の予想が正しかったことを知る。 とっても素敵なお店でした!!! 店主は元海上自衛隊員で調理を担当していたという異色の経歴の持ち主。そしてコースはおまかせ、のストップ制。お腹がいっぱいになったらそこでストップ言ってください、とのこと。 ……ん?東京なんかで串揚げのお店だとそのスタイルのお店に入ったこともあるけど、それを和食で!?その驚きを店主に伝えると、 「県内でこのやり方しているところがどこにもないので。やってみたいと思って」と。 うーむ、チャレンジャー! 和食でストップ制を謳うだけあって、お酒を飲みながらなるべく多くの品数が食べられるようにポーションは小さめに、など色々考えられているそうです。 ではその新たなスタイルで、 目の前にずらりと並んでる日本酒の瓶を見たら、これはとりあえずいつものビールをすっ飛ばして最初から日本酒いくしかないでしょう! って思ったけど……… 日本酒のリストありすぎ!!! A4サイズに4ページ分!!! 160種類ほどの日本酒リストが!!! とてもじゃないけど選ばれへん!泣 お値段もお手軽価格からやんごとないお値段まで様々。もうここは店主にアドバイスをいただくしか!と自分の好みと気分を伝えて店主おすすめのお酒を出してもらいました。 谷泉の「登雷(とらい)」 なんと度数21度! 超辛口、とありますが元々辛口好きな自分にはドンピシャ!めちゃくちゃ美味しい……これはお料理も期待できるわ〜と、お通しの金時草のおひたしとホタテの甘辛く煮たのと、銀杏をほっくり揚げたもの。ほら〜、やっぱり最初から日本酒で正解! そこからは怒涛の美味しいもの祭り! クエのお造り。寝かせて熟成させてるクエ。味が濃くて旨みがハンパないよ…このむっちりした歯応えもたまらない!そのあとは畳み掛けるように寒ブリのお刺身。この寒ブリ、14キロもあったそうです…脂が乗り切って、でも上品で、口の中でとろけていくよ…美味しすぎて泣きそう。 ここで日本酒は「田酒」へ。 ごめんなさい、わたくし日本酒デビューから日が浅いので存じ上げませんでした。これも美味しい。 田酒を飲んでるとカウンターの中では店主がモクモクと煙を出しながらワイルドに鰻を焼いております 笑。めっちゃいい匂い…どんな料理が出てくるのかと思ったら、 「はい!どうぞ!」と 鰻とキュウリの海苔巻きを手渡しで。 あー!美味しい! 甘いタレをまとったパリパリふわふわな鰻は熱々、瑞々しいキュウリは冷たーくて、熱いのと冷たいのが口の中で踊っております。そこに美味しい海苔がこの両者を取り持ってくれる。旨い… そして日本酒は「播州一献」の澱絡み生 うーん!シュワシュワの微発泡!これは女性が好きなやつだ!半合でお願いしたところ最初は透明の上澄みを、続けて同じグラスにボトルを上下させ澱で白濁したものを注いで飲み比べさせてもらえました。澱が絡んだクリーミーなのもいいねぇ、これにあん肝を合わせて……って、 え?あん肝ってこんな色だったっけ? すごいキレイな色。 聞くとかなり時間かけて丁寧に血抜きをしているようで。そして見た目だけじゃない、食べてびっくり。なんて繊細な舌触り!!!なめらかすぎて、生臭さゼロであん肝の概念変わります。概念変わるシリーズで言ったらそのあと出てきた半生のからすみもな!からすみって普通はもっと黄色くて固くなかった?それがしっっとりしてて、柔らかくて本当にフレッシュなんですよ…塩加減とかクドさ?も程よくてこれまた日本酒に合うーーー!!! 厚揚げも周りパリパリ、中はふわふわ! もう一品一品褒めるの疲れてきたわ 笑 最後は北海道のお酒、ニ世古を。 北海道の日本酒飲むの初めてかもしれない。 そうそう、伝助さんの日本酒ラインナップはほぼ、県外のお酒です。県内のお客さんに、まだ知らない県外の珍しくて美味しいお酒をいろいろ飲んでもらいたい、という思いからだそうです。ありがたい、その思いで私は北海道のお酒とも出逢えた。 さて、そろそろお腹もふくれてきたのでストップで、というと「今、イノシシのメンチコロッケを準備してるので、シメの前にそれお出ししていいですか?」と。はい!もちろんもちろん!お願いします!!!と食い気味にお願いしたメンチコロッケ。 え?これ本当にイノシシのお肉??? 臭みゼロだし、なんといってもめっちゃジューシー。もっと固くてパサッとしたの想像してたんだけど。また概念覆してくるやつやん…美味しすぎるやーーーん!!! メンチコロッケも完食し、日本酒もすべて飲み干し、あとはシメを待つのみ。 はい、シメは竈門で、土鍋で炊いた白米!!! 竈門で土鍋って、どんな最強のごはん!?そこは店主の自信の表れでしょうね、最初は一口分だけ飯碗によそってくれて、白米だけでいただきます。 炊きたてってだけでも間違いないところに、 なんなの、このお米の甘み…… 噛んでるとどんどん旨みが増していくよ… そんな、おかずいらずの美味しい白米に、 「良かったら、名物の海軍カレーどうですか」 なんという贅沢!!! そうやん!店主、元海上自衛隊の料理人やん! カレーも絶対美味しいに決まってるやん! と、いうわけでお願いしました。海軍カレー。 はい、美味しかったです。 なんならこれだけ大盛りで、週一のペースで食べに来たい 笑。入っているのは能登牛のスネ。スパイシーで奥深い味わいのルーに能登牛の旨みと甘い脂が溶け込んでもう何杯でも食べられる、いや、飲める… これだけの料理とけっこうな日本酒飲んで、 1人12,000円ぐらい。 その値はあると思う。お刺身もあん肝もメンチも、食べ慣れてるはずの料理すべてに新鮮な驚きがあって、まだまだ自分の知らない世界があるんだなぁと感心しきりでした。これからどんどん人気店になるであろう期待も込めて、★5つつけさせていただきました。季節が変わる毎に訪れたい、そう思わせてくれるお店です。次は春が来る頃に行きたい。ごちそうさまでした。
2024/02訪問
1回
大満足!桜のアフタヌーンティー
2025/04訪問
1回
ゴールデンウィークも終わった頃の平日、どこで夕飯食べようか〜と木倉町を彷徨っていたら…あら、吟さん、表にメニュー表が出してある。今夜は予約無しでも入れるのね!ということで突入。 実はこのお店は2回目。 前回は奥のテーブル席でしたが今回はかぶりつきのカウンター席!やったね。日本酒を頼むとお猪口も好きなものを選ばせてくれて、酒器も見たことないデザインの美しさで俄然、テンション上がります。 お料理は何を食べても美味しい。 一人前で注文した刺身の盛り合わせは見目麗しく、どれも新鮮でぷりっぷり。特に水蛸が美味しかった。ホタルイカの酢味噌和えでさらに日本酒飲むペースを加速させながらの焼き物、何の魚かは失念しましたが(コチだったかな〜、グジだったかな〜)焼き目の皮がパリッパリで身の部分はフワフワの絶妙な焼き加減。口に入れた瞬間、思わず「うまっ!」と声に出してしまった 笑。あと大蛤の酒蒸し!これはもう、ビジュアル見てもらえば多くを語る必要も無いと思うんだけど…もう、アートですよアート!まさに芸術品。弾力ある身を口いっぱい頬張って酒で流し込む至福。 とうもろこしの天ぷらも、シメに食べたジャコと大葉と白胡麻のおにぎりも美味しくて大満足。 そしてここ吟さんは料理は勿論のこと、 それに加えて接客が素晴らしいんですよ。 不躾ながら飛び込みでお店に入った時も「この後少し多い人数での予約が入っておりまして…19時以降はお料理の提供にお時間がかかりますがよろしいですか?」とひと言ことわりを入れてくれたり(そういう気遣いが嬉しい)その女将さんは日本酒に詳しくてどんなリクエストにも応えてくれる。それと隣にいたのが外国観光客のカップルだったんだけど、そのお客様に対して突然バイトの男の子が流暢な英語で喋りだした時はマジで度肝抜かれた笑。あとで聞くとそのバイト君は某大学の学生さん、とのことでしたがその子だけじゃなく女将さんも時々バイト君に訊きながら自ら英語で接客されてて、いや〜今どきの金沢は英語必須かぁ、いろいろ勉強されてるんだなぁと感心しきりでございました。 料理と接客に誠実さと丁寧さがにじみ出ていて、とても気持ちよい時が過ごせるお店です。また寄らせていただきます。ごちそうさまでした。
2024/05訪問
1回
女子3人の新年会で利用させていただきました。 金沢駅周辺は自分のテリトリー外なので、こんなにいいお店があるなんて知らなかった… 入口は町屋特有の奥に長いアプローチ、 中に入るとカウンターは広々として椅子もゆったりと座り心地良さそう(今回はテーブル席でしたが) まず一杯目は生ビールを注文。 この生ビールの泡がすごくクリーミーできめ細やかで美味しいのなんの!私の中で生ビールを美味しく入れるお店は総じて、間違いなく何食べても美味しい、というのがあるので否が応でも期待は高まります。 注文したのは前菜の盛り合わせに、 白子のフリットに、 インカのめざめのフライドポテト、 真鯛のカルパッチョ、 里芋と蕪のポタージュスープ、 ピザはマルゲリータに、 りんごとゴルゴンゾーラと蜂蜜のピザ。 いやー、やっぱり何食べても美味しかった! 特にピザは薄い生地なのにもっちもちで、焼き目が香ばしくて。マルゲリータってあんまりチーズが乗ってなくて下のトマトソースが見えてるイメージだけど、ここのはチーズたっぷり!うれしい。あとデザート系ピザのりんごとゴルゴンゾーラと蜂蜜のピザが!食べた瞬間、女3人の顔がトロンと溶けた…あまりに美味しすぎて。この組み合わせは天才としか。他にもピザ、パスタの種類がいろいろあって悩んじゃうのも楽しいよね。本気で全種類制覇したい。 酒飲みにとってはお酒の種類が多いのもポイント高いところ。グラスワインの赤(フルボディ)もしっかり美味しかったし。後半になって急に日本酒が飲みたくなって、「それなら日本酒に合うお料理もありますよ」とおススメされてバイ貝のポン酢和えなど注文したり。おい、イタリアどこ行った、もうなんでもアリやな 笑。でもイタリアンの枠に縛られず地元の食材をふんだんに使った料理は結構サッパリとしたものも多くて、これは年配の人も嬉しいだろうし何度通っても飽きないお店だな、と。 うん、リピ確定です。 唯一残念だったのは「本日のケーキ」が人気すぎて完売だったこと。次回はぜひ。美味しいスイーツもあってドリンクメニューにちゃんとコーヒーもあってシメも完璧。接客のお兄さんたちもシュッとしてて感じ良くて。そりゃあ予約だけで満席になるのも頷けますわ。次回も予約して来ます。ごちそうさまでした。
2024/02訪問
1回
ちょいと野暮用で、お正月は東京に行っておりました。 元旦は初詣巡りでゆっくりランチもできないだろうし、2日の日は落ち着いてお昼ごはん食べたいね! ということで選んだのがたまさかさん。 立地も東京駅近くでわかりやすいし、雰囲気も良さそうだし、ということでおじゃましました。 うん、年明け早々、大正解! 予約したのは1人5,500円のお昼の会席コース。 それに私は昼間から愛知のお酒、九平次をあわせました。いや、このお料理のラインナップ見たら完全に日本酒でしょ 笑 そして先付の鮟肝がこれまた日本酒にあう〜!!! 盛り付けもお正月らしくてうれしい。 蟹真丈もお椀のふたを開いた途端、 「わあっ♡」って声出しちゃう美しさ。 煮物は蕪の良いのが手に入らず、本日は急遽里いもの揚げたものにあられ餡をかけて、海老を添えてくださいました。これがまた外はカリカリで香ばしく、中のおいもはほっくり、ねっとり。それを辛口のお酒で流しこむ…嗚呼、なんという幸せ。 そしてシメに登場したのは土鍋ごはん! 土鍋で炊くごはん、ってだけでテンション上がるのに本日は浅利の大根飯。 炊き上がりました、と土鍋のふたを開けて見せてくれたのは…ごはんが見えないほどの浅利! きゃ〜!すごい♡ プリップリの浅利と、 浅利の旨みを吸いまくったごはんが美味しすぎて、もうどうしよう、って感じ。そして日本酒を呑んだあとの赤出し、もう言うことなしです。 え、これで5,500円でいいんですか。 一品一品しっかり美味しくて、丁寧なお仕事。 目の前の板前さんたちもにこやかで、カウンターのお客さんたちも優雅なマダムやダンディーなおじさまが昼間から好きなお酒を飲んで談笑している、でも緊張感はあり過ぎない居心地のいい空気が流れておりました。 おじゃました日は生憎の曇天でしたが初夏の頃には並木道の新緑がキレイだろうなぁ。うん、機会があればまたその頃に来たいです。ごちそうさまでした。
2024/01訪問
1回
せっかく遠征で神戸に来たし、ここは姫路まで足伸ばしちゃうか〜しかし、姫路の名物ってなんだ? ってことで調べに調べて辿り着いた、やま義さん。普段あなごってあんまり食べないよね、握りのお寿司ぐらいか。しかも小骨が多いイメージ。だからこそ私の偏見を覆してくれ!と開店して間もなくのタイミングで1人、お店に飛び込む。 一番奥のテーブルにつくとオープンしてすぐなのに隣のおじさんがビールをガンガン飲んでる 笑 いや、おじさん1人だけじゃない…少し離れたテーブルに座ってるおじさんも焼酎を煽って早々にほろ酔いの様子。これは私も後に続かねば、と女一人、まだ午前中にも関わらず生ビール、そしてあなごは蒸しも焼きも食べたいよね!ってことでやま義定食を注文。 あのね、結論から言うと めっっちゃくちゃ美味しかった!!!感動! ひょっとしたら私、鰻より好きかも!!! 蒸しは優しい甘さでふわっふわ、 焼きは少し濃いめの味付けで香ばしく美味! すみません、最初からハードル上げてなかったんで想像以上の美味しさに1人で驚いて1人で興奮して箸が止まらずビールも止まらず。 いや〜おみそれしました。 姫路に行くことがあったら絶対に再訪する! ごちそうさまでした。
2023/03訪問
1回
戸倉上山田温泉に行ってきました。 長野といったらお蕎麦だよね!ということで戸倉駅から歩いてすぐの萱へ。 戸倉駅…もう降りたった瞬間からザ!昭和!な雰囲気。この感じたまらん。そして見えてきた趣きある外観に否が応でもテンション上がります。この日はゴールデンウィークの後半。ん?お店の外には誰も並んでないなぁ、絶対に並んでると思ったんだけど、と暖簾をくぐって中に入ると……はい、待ちの方々がどっさりいました 笑。店内はおみやげやさんも併設していてかなり広い。待ちは10組近くいたかな?時間は12時40分。うーん、第一陣で入った人たちがそろそろ食べて出る頃やろ、と名前を書いてしばし待つ。 あ、でも思ったより待ち時間は苦になりませんでした。と、いうのもこのお蕎麦屋さん、酒蔵が経営されてるということで蔵の見学ができるんです。みやげもの売場では3種類の日本酒を試飲させてもらえてお酒のこともいろいろ聞けます。中でも自分は「白雄」というお酒にビビッ!ときちゃいました。うん、今日のお昼はこれでやろうと飲み物は早々に決定 笑。そしてようやく名前が呼ばれたのは待ち始めてから50分後。うーん、まぁゴールデンウィークだもん許容範囲か。酒蔵見学もめっちゃ楽しかったし! そんな訳で今回注文したのは ★白雄(日本酒) ★だし巻きたまご ★千曲そば ★海老と旬菜の天ぷら だし巻きたまごウマー! ほんのり甘くて、卵多めのしっかりめの感じが自分的には好み。蕎麦味噌もついててこれだけで日本酒が進んじゃう!天ぷらもサックサク、海老ぷりっぷり。蕎麦の海苔巻き天も良き! お蕎麦は細めでツルッとしてて喉越しがいい。これも私のタイプ。うーん、美味しい。そしてくるみダレがね〜これでお蕎麦を食べると長野に来たんだなぁと実感します。胡麻だれっぽい見た目に「えー、これでお蕎麦食べるの?」と思いがちですがとてもサラッとしてて、出汁がきいてるのでお蕎麦に合うんです。くるみの香りと蕎麦の香りの優しいハーモニー……うっとり。 古い建築物 × 日本酒 × 蕎麦、 自分の好きなものが全部そろってて最高。 帰りにはしっかり、白雄のお酒を買って帰りました 笑。とっても美味しかったです。ごちそうさまでした。
2024/05訪問
1回
初めての山形。 せっかくだから美味しいもの食べたいよね、ってことでやってきた庄司屋さん。ここって地元では相当有名みたいですね。開店が11時でお店に到着したのが11時半過ぎ。お店の前には10人ぐらいの列が。自分たちが並んだ後もどんどん列が伸びていって車も次々と駐車場に入っていきます。ただ回転が早いのか、食べ終えた人たちが続々とお店を出てきて結果、日曜の昼でしたが並び始めてから15分ほどでテーブルにつけました。 そして私たちは昼間から呑む気満々です 笑 そうなれば注文するのは定番の厚焼き玉子と、かも焼き、そこへ地酒の出羽桜を合わせます。 うーん、日本酒がおいしい!そして厚焼き玉子は甘さもちょうど良く、鴨は噛めば噛むほど甘い脂が口の中に広がって、それを日本酒で流しこんで。 至福。 幸い、座敷席の一番奥のテーブルに通されたこともあって完全に昼から宴会状態 笑 お酒を頼むと蕎麦味噌もついてきて、これがまた酒に合うんだ… そして酒とアテで一息ついたらメインのお蕎麦を注文。へー、板そば?ざるもせいろもあるけど、なんだろこの板、って。周りを見渡すとほとんどの人が板を頼んでいるような。それに倣って私は2種類のお蕎麦が楽しめる「相盛り板」、相方はそれに天ぷらがついた「相盛り板天」を。わくわく。 そしてやってきたお蕎麦を見てびっくり。 確かに板!!!その板に乗ってきたお蕎麦の量の多いこと 笑。後から知ったことですが板そばは通常の量の1.5倍から2倍の量があるそうです。えー、だって、蕎麦って関東で食べるような、あの上品な量のイメージしかないから…しまった、ちゃんと店員さんに話聞いとくんだった。日本酒と玉子焼きと、かも焼きでお腹もけっこういい感じなんだけど。 とか言いつつ、やっぱり美味しいお蕎麦は別腹なんですかね。香りも喉越しも良くて、素朴な田舎蕎麦と繊細なさらしなと、2種類飽きずにツルツルと完食しちゃいました。この量でこの美味しさならコスパもいいよなぁ、と感心しきり。初めて訪れた地でまた、良いお店と出会えました。ごちそうさまでした。
2024/04訪問
1回
銀座で歌舞伎を観る前に腹ごしらえしておきたいね、ってことで行ってまいりました。今年はやたらとお蕎麦食べてるなぁ。お蕎麦の当たり年だわ。 お店は落ち着いた雰囲気でシュッとしてます。高級感もあるので男性が彼女を連れてくると間違いなくポイントアップするやつ 笑。 そしてメニューが豊富! メニューだけ見てると純粋なお蕎麦屋さんというよりお蕎麦が美味しい和ダイニング、といった感じも。セットメニューもいろいろあって目移りしつつ楽しい。私は昼から飲む気満々だったので前菜の四種盛りとせいろのセット。それと天ぷらの盛り合わせを頼んでツレとシェア。 うん、お蕎麦おいしい。 粗挽きでしっかりめのコシと太さは好みが分かれそうだけど。銀座の真ん中で昼間からゆったり日本酒を飲みながら酒のアテをつまみ、蕎麦をすする。 日本人でよかったと実感する瞬間ですな。 ごちそうさまでした。
2024/06訪問
1回
前々から気になってたお店。 外観の、いかにもセンス良さげな雰囲気から「どうせ観光客向けの、映え重視のお店なんでしょ?」と斜に構えて見てましたがなんのなんの。器はすべて輪島塗、食材は地元のものを、と店主のこだわりと能登への愛情がつまってるお店でした。そういえば日本酒を輪島塗の器でいただくって初めてかもしれない。これはこれでいいね、とまずは一献。 食事のメニューもお酒にあう料理が多くてうれしい。お通しが輪島塗のお重で出されて否が応でもテンション上がる。この先制攻撃はズルいよー。金時草のポテトサラダは甘さ控えめで色味も可愛くて美味しいし、おでんの盛り合わせは大根が味しみしみで柔らかくてうんまー。 そしてお刺身の玉手箱! 開くと煙が出てきて、これマジの玉手箱やん 笑。 軽く炙られたマグロがほんのり、スモーキーなフレーバーをまとって口の中でとろける…粗塩でいただくと日本酒がさらに進んじゃう。 あれ、そういえばおでんの盛り合わせに玉子ついてなかったな。と、半熟たまごを単品で注文すると…なんか、目の前でヤバいもの注射されてるんですけど笑笑 そしてこのヤバいやつ、マジでヤバい旨さです。 玉子にトリュフオイル注入なんて絶対美味しいに決まってるでしょ。トリュフの香りが口いっぱいにひろがる〜!これは毎回注文したい。 あと、少し野菜も食べたいなぁ、ということで 春キャベツ×バターのおでんを注文。 スープを吸ってトロトロに煮込まれたキャベツを想像してたら生の春キャベツをオーブンに入れてる。なるほど、オーブンで熱したキャベツをバターのきいたスープに浮かべるスタイルね。 うん、シャキシャキの歯ごたえが残る春キャベツも美味しかったけど個人的にはやっぱりトロトロのキャベツが食べたかったな。あと、スープも全部飲み干したいのでレンゲかスプーンをつけてくれたらもっとうれしかった。 最後は能登牛のカレーライスでシメ。 真っ黒で硬めのルウはまさに金沢カレー。 でも見た目よりあっさり、そして能登牛がこれでもかとゴロゴロ入ってて肉のうまみとコクがすごい。うん!めちゃくちゃ美味しい。 カウンター席は一人でもふらりと入りやすいし、またぜひおじゃましたいと思います。 ごちそうさまでした。
2024/03訪問
1回
上田以外にも真田家ゆかりの場所っていろいろあるんだねー、とやってきた松代。松代城跡とか真田邸を見て回った後ふと気付くと、アレ?これって竹風堂?あの小布施に本店がある、あの有名な?あまりひとけの無い広い敷地にどーん!と現れたそのお店。ちょうど歩き疲れたところだし、これは入らないわけにはいかないでしょう! 注文したのはクリーム栗あんみつ。 思えば地元は菓子どころで和菓子のお店は多いのにあんみつが食べられるところってあまり無いんだよなぁ。なのであんみつと聞くとつい注文したくなっちゃう。 うん、おいし〜い! これは確かに栗!栗が濃い!栗が口に広がる! あっさりした寒天、そして栗の餡とアイスクリームを一緒に口に入れるとなーんか幸せな気持ち。竹風堂さんとの予期せぬ出会いに得した気分になりながら帰りはしっかりお土産も買い込みました。あー、美味しかった。ごちそうさまでした。
2024/05訪問
1回
高野山に来たからには精進料理を食べねば!ということで行ってきました、中央食堂さんぼう。平日の11時40分頃にお店到着。実はこちらへ伺う1週間ほど前、お昼の予約ができるか電話させていただいたのですが残念ながら予約不可ということで。あまり並んでたらやめておこうかなぁ、と思っていたのですがお天気がイマイチだったこともあってかすぐに座れてひと安心。 注文したのは一番人気の精進花篭弁当。それとご当地ビールの天空般若。連れは日本酒やりながら精進料理!を楽しみにしていたのですがあいにく日本酒はおいていないとのこと。連れ曰く、和食を扱うお店で日本酒をおいてない店は初めてだとかなり驚いていましたが無いものは仕方ない。仲良く瓶のクラフトビールをシェアして乾杯。 お料理は皆様の口コミ通り、精進料理といえどボリュームもあって味もしっかり美味しかったです。野菜の天ぷらの揚げ具合はサクサクだし揚げ麩の味噌田楽も美味しい。野菜と大豆だけでこれだけのバリエーションを持たせられるのはすごい。ただ、所詮自分は肉大好きな生臭野郎なのでね、途中から若干飽き気味に…まぁ、それなら最初から精進料理の店に来るな、って話ですが(笑) でも本格的な精進料理を食べる機会もそうそうないですし、高野山に来たらまずは「食」からこの場の雰囲気を味わうのはアリだと思います。お店も清潔感あってスタッフの方も感じよくて、いい和歌山旅行のスタートがきれました。ごちそうさまでした。
2023/08訪問
1回
自分の中で夏の京都、といえば瓢亭の朝がゆ。 初めて訪れたのがかれこれ22年前… それから10回近くはおじゃましているでしょうか。 まず、夏に京都へ行くと決まれば、 真っ先に予約の電話を入れます。 それはあの趣ある茶室で朝がゆをいただきたいから。混み具合によって別館のテーブル席や和室の大広間に通されることもありますが、やっぱり瓢亭といえばあの茶室。クーラーのきいたひんやりした茶室で、夏の眩しい太陽を浴びて輝くお庭を眺めながら朝一番のビールをいただく。少しの背徳感もありつつ最高に幸せな時間です。 もちろん、そのお料理はものすごく美味しい。一口食べるごとに感心して唸ってしまうほど。なんでこのシンプルなゆで卵がこんなに美味しいの?絶妙な半熟加減と塩加減。とは言いつつ、実は初めて瓢亭を訪れた20代の小娘の頃(笑)は雰囲気に圧倒されるばかりでお料理にはそこまでピンと来ていなかったんです。それが不思議なことに年々、こちらの八寸や煮物の味付け、その美味しさがどんどん増していってる感じ。え?こんなに美味しかった?って(笑)まぁ、自分もいい大人になりいろんなお店でいろんな料理をいただいてきた今、ようやく本物の味が分かってきた、ということでしょうか。最後に登場する主役のお粥、そのお米が、優しい味付けの餡が本当に美味しくて。 若かりし自分が背伸びして、生まれて初めて足を踏み入れた京懐石のお店、ということで星5つは自分の思い出補正も大きいです。でもやっぱり、あの時間と空間は他では味わえないものだから。給仕をしてくださる方との独特な緊張感も含めて。また夏が来たら行きたくなっちゃうな。ごちそうさまでした。