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前菜3種、左から鰹切身ラオジャンソース和え、よだれ鶏、紹興酒漬空豆
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紹興酒漬空豆に使用する薬膳
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水餃子
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薬膳スープ
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薬膳スープに使用する、左から名前失念、蓮の実、竜眼
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黒酢の酢豚
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麻婆豆腐
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白燕ワンタン麺
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杏仁豆腐
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ジャスミン茶ハイ
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紹興酒
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食べログを始めた頃から「白燕」さんをBMしており、その頃はお得なランチ営業もされており、来店タイミングをうかがっていました。
白岩シェフの体調不良、JR四季島でのお仕事、人手不足等が重なり、夜メインにシフトされてましたが、GW限定でランチを開催して下さるとの事。早い段階で予約を入れ、GW最終日の今日を楽しみに待ちました。
一回10名限定の12時一斉スタート
コース価格は現金のみの5800円
コンクリート剥き出し、白い壁に白いインテリア、大理石模様のテーブルと、シンプルな内装です。
トイレも広く、清潔感がありました。
厨房は全面ステンレス、此処から素晴らしいお料理が繰り広げられます。
食前酒に「ジャスミン茶ハイ700円」、食中に「紹興老酒 8年 900円」をお願いしました。
「紹興老酒」はワイングラスからフワ〜と香りが漂い、少し甘く、あっさり飲み易い。
提供時、主要メニューはシェフからの説明と原材料(乾物)を見せて下さいました。
・前菜3種盛合せ
空豆の紹興酒漬:シェフが研修の紹興市で取得された名物料理で、作家の魯迅の大好物だったそう。空豆独特の臭味が無くなり、見た目変哲無いが、美味しいエキスを携えていました。
鰹切身にラオジャン(海老から抽出したソース)・フェンネルのペーストを掛けた物
よだれ鶏:鶏肉だけかと思えば揚げ茄子も隠れてました。
豆鼓が入って舌がピリッ。角の取れた複雑な旨味の甘酢ダレがとても美味しい。
・点心
皮から手作りの水餃子
美味しいよだれ鶏のタレで頂きます。
よだれ鶏完食後、タレが下げられ、捨てられることが惜しくて飲んじゃおうか(笑)と企んでいました、良かった飲み干さなくて(笑)
肉餡がはち切れんばかりに詰まり、厚めの皮はほんのり甘いので、よだれ鶏のタレが表情を変える。
・薬膳スープ
筍、豚バラ軟骨、竜眼、蓮の実ともう一つ(失念)で作られてます。
医食同源の思想に基づき、これからの季節、身体の湿気を逃がす効果があるそうです、
強い味付けでも、ボヤケた味でもない。滋味深いスープ。豚バラ肉は箸でほどける。
スープポットの中身写真を撮り忘れてた、、う〜後悔
・黒酢の酢豚
シェフが厨房で炎を上げてる!
材料は豚肉、さつま芋、山芋。餡は黒酢のコクだけ残して、嫌味が全くない。
私が知る黒酢では無い
私が知る酢豚でも無い(笑)
・麻婆豆腐・シェフの実家のお米
麻婆自体に辛さは無く、香りの良い山椒で痺れが来る。給仕されるスタッフさんが隣席にはお代わりを確認(常連特権?)美味しいからもっと頂きたいわ!常連になりたい!
シェフのご実家は何処でしょう?お米の説明は無し。
・白燕ワンタン麺
福建省(台湾に近い海岸線に位置します)の岩海苔を使用。見た目、紫色。磯の香りが強い。
春キャベツ、海老ワンタン、スープ自体は白濁しており、ベースは胡麻の芝麻醤かな〜?焦がし葱や幾重もの素材の旨味スープで頂く。
・デザート
お客様の中に誕生日の方がいらして、花火の付いたデザートが提供されてました。羨ましい限り!
杏仁豆腐だが豆腐部分はゼラチンを使用せず、エスプーマ状で滑らか。
桂花陳酒ゼリー、苺が顔を覗かせる。
提供される器も上品な菊の絵付けがされていたり、青磁の物も有り、素敵でした。
最後の最後に気が付きましたが、器冷えてる。全ての器が準備を施されていたのかもしれないです。
あ〜美味しかった!タレの全てに至るまで、抜かり無く美味しい。
あまりに「美味しい」を連発すると安っぽくなるので、敢えて控え目にして来ました。
メニューはオーソドックスな酢豚や水餃子や麻婆豆腐であったにも拘らず、私の知る中国料理の数段上をいく、上質なお料理を頂けました。
大谷翔平さん、井上尚弥さん、羽生結弦さん、藤井聡太さん、、と、突出した能力を持つ方を”天才”とお呼びしますが、白岩シェフは間違いなく、「天才」だと思いました。
他の天才達がそうであるように、今までの努力の積み重ねと、現状に甘んじること無く、中国やフィリピン等に研修に行かれる熱意。天才が努力された結果に、心を揺さぶられるものが有ります。
遅い時間にInstagramを更新されていらっしゃるから、準備作業に手間を惜しまないのでしょう。
“俺がシェフだ!”と鼻にかける御様子もない。
どんな賛辞を述べて良いのか分からないけれど、この一言で、、、
「シェフの魂を込めたお料理、全て美味しかったです、また頂きたいと切に願います。ご馳走様でした」