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『レストランオオツ』@茨城県 茨城県グルメ旅の終着点。 フィナーレにふさわしい素晴らしいお店。 もともとは全国各地の食材を用いる県内の有名レストランだったが、茨城ガストロノミーの熱とともに、ローカルガストロノミーへと舵を切り、進化を遂げた。 厨房には、脱サラして独学で当店を名店に押し上げた大津高志シェフ、RED U-35で賞も受賞する抜群の感性を持つ息子の大津高彬シェフ、この父子のダブルシェフ体制。 まず、いきなり度肝を抜かれたのがメヒカリの皿。メヒカリは居酒屋で稚魚の揚げ物として出てくるイメージ。それが見たことがないサイズの焼き物として提供される。芳醇な脂と抜群の焼きの技術が衝撃的で、ローカルガストロノミーとしての実力を早々に見せつけられた。 抜群の素材と確かな技術が織りなす料理のなかで今回最も衝撃的だったのが、イシナギの一皿。いわゆるクエもどきと言われる魚で、肝臓に毒(食べるとビタミンの過剰摂取で食中毒になる)があるため流通されない希少な魚。この身質が驚異的だった。あえて神経締めせず、雑味が出るようにして、炭で焼く。クエモドキと言いながら素材としては対照的で、歯を返すような身の締まりと繊維質、ざらつきすら感じる。下手すれば淡白な白身魚の焼き魚になりかねないよう危うい性質を確かな技巧で骨太料理として顕現させていた。シェフのいずれクエをイシナギもどきと言わせるという野望?があるのも納得の魅力が確かにありました。 他の料理と文脈的に少し違う意味で印象的だったのが菊芋とトリフのラビオリ。フーディーの中にはローカルのお店でフォアグラやキャビア、トリフなどのいわゆる高級食材は不要と考える人がいる。食べ慣れているせいか、あえていわゆる高級食材より地場の美味しいものを食べたいからだ。それを分かっていながら、この料理を出すかっこよさ。トリフという食材を使うからこそ、食材だけではなく、自身の料理への矜持を見せつけていた。 各皿の提供の際には料理や食材へのピュアな探究心と試行錯誤の過程をお聞きすることができました。その積み重ねによって、滋味や地味を研ぎ澄ませた先がこの圧倒的な純たるオオツさんの示す茨城ガストロノミーの世界なのだろう。
2026/01訪問
1回
The Tabelog Award 2026 Silver 受賞店
食べログ イタリアン EAST 百名店 2025 選出店
中軽井沢、信濃追分/イタリアン
ご縁あってお誘いいただき、日帰り軽井沢旅行で訪問したが、過去トップクラスに理解が追いつかないお店でした まず、メニューがイタリア語で面食らいました。サーブ時に小林シェフに調理過程を非常に丁寧に説明いただくも私では全く理解が追いつかない。純文学で文豪が読者の没入感を高めるために、あえて冗長的に書いている著書を読んでいるときの感覚に似ている。 一皿目は山羊のチーズのババロア・ドライトマト・キャビア。赤いトマトのゼリーが抽象的な印象を受ける盛り付け。山羊のチーズのマイルドさと、トマトの甘み酸味で品の良い前菜。と思ってきや、そこからキャビアを食べると塩味が鮮明な輪郭を持って際立ち、何て明確の意思のある前菜なんだと驚く。ここで、小林シェフの美食の世界に取り込まれた。 二皿目は、ホワイトアスパラガスとパルミジャーノのスフレ、サマートリュフ。器の下に敷かれたスフレの熱によって、トリュフが香る構造。スフレに乗せられた子うさぎ、カリフラワーで食感も多彩。熱の話があったが、品全体が何とも言えない温い温度になっていて、この温度管理にも精密な設計が為されているんだと思う。 三皿目は、、と全部書きそうになるので、あと一品だけ。今回、最も美食の暴力的な品だったのがゴルゴンゾーラリゾット。野菜・フォアグラ・菊芋のフリットが精巧に盛り付けられ、ソースによって光沢を帯びたビジュアルはまさに美食の工藝品。その工藝品を切り崩すと、ローストした胡桃やニンニクと合わせることで、より芳醇となったゴルゴンゾーラの香りが解き放たれる。それを一口食べれば、脳ダイレクトで美食の暴力に圧殺された。これはアカンかった。。 デザートは、シンプルなババロアかと思いきや、ラム酒でバチっと決まったチョコレートソースが存在感抜群で最後まで感服極まれり。 全然書き足りないし、全然自分が分かってないんだろうとなと確信している。 このフォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナという深淵に少しでも近づける日はくるのだろうか。
2025/06訪問
1回
里山タイ料理なるものを食べに来店 シェフの故郷の信州の食材や発酵などを用いた伝統食とタイの家庭料理、食文化に共通店を見出した料理の数々。 アクセントではなく、料理の根幹を為す文化として根付く発酵の酸や、ハーブやスパイスの清涼感・辛味は胃にではなく、脳に走る刺激。その刺激の先に感じる滋味ならぬ地味深さ。 コース仕立てのタイ料理自体新鮮だったが、料理としてもタイ料理のエッセンスを、シェフの修行経験が活かされたフレンチやイタリアン的なを技巧も用いた優美なアプローチや見せ方がされていて素敵でした。
2025/08訪問
1回
エンタメ化が進むグルメ市場。調理時や提供時のパフォーマンス、シェフのキャラクターを押し出したトークなども楽しいが、やはり″料理自体″におもしろさを求めたい。そんなことを改めて感じさせてくれたのが、このお店。 すき焼きの再構築と言える、春菊のクレープに、干し椎茸、スクランブルエッグ、福島牛の炙りを包んで食べる一皿は、好奇心を煽られたが、気を衒っているわけではない。生卵ではなくスクランブルエッグにしていたりはするが、構成や味は完全にすき焼き。口内ですき焼きが誕生するおもしろさを提供してくれている。 その後続く各皿も説明を聞くと複雑な食材の掛け合わせをしているのだが、決してイノベーティブではなく、確かな技術と構成力で生み出された地に足がついた創作料理なのだ。ある意味、真っ向からの勝負をしている。 お店を象徴しているのが、〆のご飯。 白米と炊き込みご飯、8種類の気の利いたお供が出てきて、更に鶏白湯の出汁やチーズ、すき焼き肉などコース内で出てきたものまでトッピングできると大盤振る舞い。お代わりする度に新たにコレもアレも出来ると言われ、目移りしてしまい、最終5回もお代わりをしてしまっていた。完全に腹パン状態。ただ、このお代わり螺旋もそれぞれがちゃんと美味しいから抜けられないのであって、興味を唆られてても味がついてこなければ、満腹のなか食べる気にはなれない。真っ当に、美味しいものをお腹一杯に食べてもらうという原始的なスタイルの魔力に嵌ったのだ。 気を衒わず、ちゃんと美味しいので、次回行ったとき中山シェフはどんなメニューが食べられるのかと、安心して期待できます。 【印象的だったメニュー】 ●ジャージー牛のサーロイン、ハツ、レバー ニラソースとカンボジア胡椒のソースが抜群に美味しかった。ソース作りが好きと中山シェフはおっしゃっていたが、このクオリティのソースがコースで多彩に出てくるのが恐ろしかった。 ●金目鯛 金目鯛に、浅利ピューレ、東南アジアソース、パクチーを合わせる。この東南アジアソースが辛味含めてバチっと決まっており、香ばしい白身魚のソースとして素晴らしい相性。付け合わせのそら豆もにくかった。
2025/05訪問
1回
The Tabelog Award 2026 Bronze 受賞店
食べログ イタリアン EAST 百名店 2025 選出店
荒川沖、つくば/イタリアン、パスタ
1年で1番楽しみにしているランキングの1つ Destination Restaurantsが2025年も発表されました。 その中ですでに訪問していたのが当店(今年2月の訪問) イタリア風の一軒家レストラン。太い木梁、白い壁、アンティーク調の家具が備わった店内は、店名″ニェッタおばあちゃん″の通り、イタリアの田舎のおばあんちゃんちのよう。 チーズ、ハム、パスタなど手作りにこだわり、 名物の1つモッツァレラチーズはその場でちぎり提供され、まさに出来立て。 薪焼き蛸は素材感を押し出したシンプルだからこそ感じられるシェフの技巧。 この日は鴨推しのメニューだったが、真鴨のトルテッリーニ、真鴨のリゾットはフレンチのような優美なソースなどと合わせることなどなく、鴨の鉄分を活かした滋味深いお味。 鴨や鮟鱇のパスタには土地を、イカ・蕗のとうのオレッキエッテには季節を感じさせてくれて、 イタリアと日本のそれぞれの風土を料理に込める素敵なレストランでした
2025/02訪問
1回
天川村で100年続く旅館の大広間を改装。 平地の少ない土地で、谷を背に斜面に建てる吉野造。建築上、目の前が谷となり、谷間で雄々しく生きる木々や竹の生命力のダイナミズムが窓で縁取られる。更に雪化粧までしている。自然の美しさ。 コースの初めはその景色の前で吉野の桜入りの黒文字茶。粋を感じて、心をグッと掴まれる。 源流地であるこの場所で、水脈で繋がった海までを想い料理し、持続的な自然環境と食文化を守る地産地消の在り方を流域料理と名付けたそうです。 シンプルな構成、盛り付けの皿の上に山や川、森など生き生きとして自然の味が息づくコンセプト通りの料理の数々でした。特に銀杏のニョッキは川のモクズガニ、森の銀杏と自然の一体感を感じて、コンセプトを頭ではなく、味で理解させられました。 また、シェフはジェラートも営んでおり、これが大人気。雪の中でもわざわざ訪れる人も多数だとか。コースのデザートはそこの一番人気メニューの薪ミルクで燻製の味がなかなか強烈で美味しかった。 【印象的だったメニュー】 ●銀杏のニョッキ 銀杏は天河大辨財天社の大銀杏。ソースはモクズガニのビスク。スギやヒノキの香りを纏わせた山の蒸しパンが驚く美味しさ。森や川の一体感を感じる味、お店のコンセプトを体現。ちなみに天河大辨財天社は音楽や芸能の神様が祀られており、仕事柄参拝しておきました。 ●岩魚 キハダの実、黒大蒜で味付けした岩魚を黒文字の枝に再構築。見た目も生命の瑞々しさを感じ、味は野生味があり、お店のシグネチャーの1つ。 ●猪 猟師曰く、脂はソース。猪の脂は濃厚。付け合わせの刻まれた原木椎茸の香ばしさが脂の風味を引き立てていた。
2025/02訪問
1回
メキシコ料理でイノベーティブとは何ぞやということで訪問 まず、入口の店名が刻まれた黄金のプレートが男心をくすぐる。店内は照明が落とされ、テーブルがステージの如く浮かび上がるように照らされる演出。キッチン奥では薪の火が焚かれて、料理始まる前から高揚感が止められなかった。 正直、メキシコ料理=タコスくらいの認識しかなく、メキシコ料理偏差値が低すぎたのもあり、未知の料理、味付けに出会えて非常に刺激的でした。 スパイスの使い方は、インドカレーのようなじんわり口内に広がるのではなく、キリッと喉にくるシャープさが新鮮。見た目も美しく、鮮やかな青や黄色の花を盛り付け、料理を飾り立てる。美的センス、色彩感覚がメキシコのいわゆる陽気なイメージを体現するかのようでした。 また、ノンアルコールペアリングが秀逸。ここまでノンアルのマリアージュに驚いたのはnazさん以来かも。強い料理とバランスをとるように、甘みを活かしつつ、ただ甘くして料理の辛味を打ち消すのではなく酸味や苦味も入れて、締める役割を果たすようよく考えられていた。特に「有田みかん&昆布茶」、「ハイビスカス&きゅうり」が料理との相性が絶妙。 食べ慣れない味も多く、味の理解などはまだまだだが、メキシコ料理への探究心を駆り立てられてしまった。 大変満足な食体験だったが、強いて言いたいことがあるとすれは、料理の説明されても単語が分からな過ぎて一生懸命メモしていたところ、最後メニュー渡すので大丈夫ですよ!と言われて、安心していたのに、いただいたメニューには各皿に関する単語が1つずつ記載されているだけで、これでは分からん、、ってなったこと(笑) 〈印象的だったメニュー〉 ● レチェ・デ・ティグレ ペルー語で虎のミルク。イサキの出汁、ジンジャー、ライム、唐辛子を入れたスープに柑橘のグラニテが入っている。見た目はココナッツミルクのようで甘そうだが、キリッとした酸味と唐辛子のシビレがくる、かなり予想外の味でした。 ●モーレ・ベルデ 緑のソースの意味で、メキシコの伝統的なソースの一種。刺激的な皿が続いたなかで、穏やかなほうれん草や豆のソースに薪焼きのカリフラワー。 ●モーレ・ポブラーノ カカオ、ナッツ、スパイス、ドライフルーツのチョコレートのようなドロっとしたソースをとうもろこしのトルティーヤにかける。皮の中身として、バナナ・鴨のコンフィが入り、カカオの苦味とスパイスの辛味、鴨のジューシーさ、バナナの甘みが合わさり、重層的かつ重厚感のある仕上がり。まさに食べたことのない味でした。
2025/01訪問
1回
都市部を離れて全国各地にディスティネーションレストランを求める動きがあるなかで、東京ローカルを標榜するお店。 近代的な東京ではなく、文化的な東京をフォーカスする。 東京産の力のある食材を帝国ホテルのレセゾンのスーシェフ出身のシェフの正統派フレンチの技法で美しく美味しく仕立てる素晴らしいお店でした。 重要文化財と古民家を改装して、アットホーム間な雰囲気もあるカウンターも素敵でした。 ◯アミューズ ・コンソメジュレ ・唐墨大根 ・ノラボウ菜のタルトレット ◯アオリイカ/グンタレラ/ハツ/ブロッコリー 食感豊かな一皿、イカは藁焼きしており、香りの奥行きもプラス。 ◯ホタテ貝/トリュフリゾット/新ニンニクの泡ソース/ペアルネーズソース 強い組み合わせ ◯里芋団子/モルネソース/グランブールソース トリュフの皿かと思いきや、鹿肉の赤ワイン煮が仕込まれた作り込みがされた一品。 ⭐︎ウメイロ 淡白な白身ながら、力強く濃厚。魚の肉質で驚いたの久しぶり。合わせるソースは浅利、焼きネギ、鰹節オイル、ナージャ(香味野菜ブイヨン)を合わせた仏の精彩さと和の出汁感を併せ持っていて、材料の質の良さを活かす。 ⭐︎オマール海老/拝島ねぎ オマール海老とリブサルトと海老の殻のソースというtheフレンチの海老料理の強い皿にで素材の力で存在感を発揮する。その対比がお店のコンセプトを際立たせる。 ⭐︎東京和牛/牛蒡 しっかりサシの入った黒毛和牛。品良くコクのあるバンロジェ(赤ワイン)ソースが ◯お雑煮 ◯ゴルゴンゾーラ/青梅ファームの蜂蜜 ◯完熟いちご/五日一柚子 グラスに入った美しいデザート。ざくろのムースの酸味が苺の甘さを引き立てる。 ◯茶菓子 ・芋きんとん ・黒豆と狭山茶のフィナンシェ ・花柚子窯プリン
2025/01訪問
1回
昆布や鰹のいわゆる一般的な出汁ではなく、素材由来のものを使用する手間暇のかけ方。 その繊細な風味を逃すまいと味に集中。全体的に照明を落とし、明暗のメリハリをつけた緊張感のあるカウンターもそれを促す意図があるのだろうか。 集中して食べると、口から喉、胃へと流れていく過程を知覚し、まさに身体に染み渡っていく感覚を得る。 淡い皿が続くなかで、後半のメヒカリ、蟹饅頭や鴨肉という力のある皿は実に鮮烈で、濃淡の付け方が秀逸。 ◯しいたけの潮煮 ◯源平和え ボラの子と白子、梨と柿、柚子餡 意表をつかれる ◯鯛と蛸の刺身 鯛の塩水、鯛醤油、蛸の塩 ◯熊の沢煮、大根、京都の宮津湾 外洋を受けない、山の水が海底湧き水、 塩を作る前の海水 ◯鰤大根 脂の乗った鰤を炙れば、香ばしく濃厚。 大根おろしは通常のものと、荒めの鬼おろしを合わせることでシャキシャキとした食感が心地よい ◯東寺蒸し、大徳寺納豆、とおち、 今日芋、きょうかぐらのすりおろし ⭐︎メヒカリの絹まき鮨 ⭐︎三輪漬け 橙、こうしん大根、唐辛子のそれぞれの断面を合わせて3つの輪。橙は身が落ちないことから、お家存続で縁起物。 ⭐︎蟹饅頭 雌の外子と内子、雄の身と味噌を閉じ込めた蟹饅頭ならぬ蟹爆弾。淡く繊細が続いた中で鮮烈。 ◯白甘鯛 ⭐︎鴨の治部煮 焼いた鴨を甘めのタレで煮る ◯りんごのシャーベット ◯赤山椒、あんこ
2024/12訪問
1回
The Tabelog Award 2026 Silver 受賞店
食べログ フレンチ EAST 百名店 2025 選出店
東三条/フレンチ
ディスティネーションレストランなど地方の食が注目されるなかで、新潟ガストロノミーアワードの設立など積極的に取組む新潟県の中で、その象徴的なお店。 野生味溢れる素材の力を、華麗なまでに独創的な美食の皿へと昇華させていた。まさにディスティネーションレストランの醍醐味を体現。 ●鮎パテ、猪パテ ●枝豆、猪のコッパ ●ジビエドッグ ◯ルレクチェ、昆布茶、スパークリング 素材感を重視しつつ、一手間かけたアミューズ。お店のコンセプトをしっかり伝える素晴らしいスタート。 ⭐︎ボタン海老ブイヤベース仕立て ◯フェンデル、ハイビスカス 見た目にも麗しいシグネチャー料理。海老のコンソメのジュレを纏わせ、ボタンエビの生感を活かしながらブイヤベースを構築。ルイスソース(ニンニク風味マヨネーズ)が効いていた。 ●黒鮪と茄子、バンクリーム ◯昆布茶とトマト、出汁 ●上越岩牡蠣、発酵トマト ◯ お茶、レモンハーブ、グレープフルーツ ⭐︎いわな、ガレット、葉わさび、エゴマ、うど サバイヨンソース ◯蕎麦茶、ノンアルコールビール 私の感性にブッ刺さった一皿。イワナをガレットに包んでかぶりつく何て美味しいに決まってる。しかもサバイヨンソースがついてくるなんてニクい。 ⭐︎ニシバイガイ、アスパラ、クレソン ●りんご、カモミール、ホエイ(乳酸) 貝の苦味、旨みといった素材としての良さをクレソンやアスパラという苦味のある食材と合わせて、それをバターソースの酸味とコクで纏めあげた素晴らしい一皿。 ●のどぐろ、雪ざさ(伝説の山菜)、ジュダシット、パプリカのムース、丸茄子の石窯焼 ◯雪国和紅茶、ルイボスティー、梅のシロップ ●猪、猪出汁、こうたけ(たけのこ)、ニラのソース ◯ブルーベリー、ロースヒップ、神楽南蛮発酵エキス、 ●雪の妖精(とうもろこし) ●牛乳とイチゴ
2024/07訪問
1回
『季より』@茨城県 昼のコースのスタートは圧巻の前菜庭園 (普段は丸皿で、実際のメニュー名は前菜メリゴーランド) 頑張ったメモ(ふつうに間違っているかも)✏️ ・ミニトマト シロップ漬け ・小豆島オリーブ 塩水漬け ・菜の花・京にんじん・松前漬け ・紅天使 冷製 ・カリフラワー 甘酢 ・蕎麦豆腐 ・もずく ・ローブポーク ・サーモン 燻製液 ・鹿児島地鶏 松前風/炒った新そばの実 ・ジャンボなめこ おひたし ・甘い玉子焼き ・かぶ 辛子漬け ・牛久産 生らっきょう 醤油漬け ・水菜 ・長芋のオーブン焼き そば殻あん ・こうだけ漬け 店主は料理の試行錯誤が好きなのか、手間暇どんどんかけちゃうタイプで、そうじゃないとこの前菜盛りは作れないだろうなぁ。 蕎麦のコースということで、そばがき、蕎麦がゆ、天ぷらと続き、締めはもちろん蕎麦。蕎麦せいろ、田舎蕎麦、水腰蕎麦、にしん蕎麦の4種を食べ比べ。水腰そばは初めて食べたが、加水率が高く(60%程度)、さらさらと喉越しは良いのに、腰もある特徴的な食感。 今回お誘いしてくれた方が昼は蕎麦だからかあっさりだよ!とか言っていたけど、中々の腹パン案件でした(笑)
2026/01訪問
1回
たまり醤油を使用した″濃い″醤油ラーメン 塩分をしっかり感じられるいわゆるthe醤油ラーメンで、麺も素直なストレート麺。ざっくり切られたネギもトラッドな感じ。 地元の京都で新福菜館を食べてきた自分にとって、香ばしい強い醤油感のあるラーメンは大変刺さりました。
2025/11訪問
1回
恐るべし伊勢クオリティと感じた海鮮居酒屋。 「魚料理を御注文いただけない方はお断りさせていただきます」という自信も納得。 お造りは肉厚な魚の食感が堪らなかった。居酒屋のお造りで唸ったのは久しぶり。 そして、驚いたのがカツオのレアカツ。正直、この手のレアカツ史上No.1だったかもしれない。レアと誘っておいてぬるい魚の揚げ物なことが多いレアカツですが、当店のはレアな火入れの魚の良さと、サックリとした衣が一体となり相乗効果◎ 他にも食べたいメニューが沢山ありました。 焼きブリ大根が気になりましたが、お昼が攻撃的な肉のイベントだったため、次回の楽しみにしてチェック。
2025/11訪問
1回
シャルキュトリーが豊富な新店ということで、来店。折角なので、テリーヌ2種類食べてしまった。鶏肉と鹿肉ということでそもそも違うのだが、付け合わせも変えてくれるホスピタリティに好感を持ちました。 鰻の炭焼きは、鰻の脂と茄子のとろっとした食感が合わさり、フォアグラと錯覚するような満足感。メインは銀の鴨ロースト。クリスピーな表面としっとりとした肉質にする焼きの技術が素敵。 料理も良かったが、印象的だったものの1つがデザート。抑えられた料理の価格の割に、強気な値段だと思って逆に気になり注文したりんごのミルフィーユが非常に美味しかった。サクサクのパイ生地がキャラメリゼされていて、煮りんご、カスタードと合わさり、攻撃力抜群のデザートでした。 1人の場合ハーフにでき、量はしっかり、値段は半額というサービス精神が嬉しい。肩肘張らないフレンチアラカルトのお店として、再訪したい。
2025/10訪問
1回
開店前到着し、そこまで列はなくすんなり入店。 氷見煮干しラーメンを注文。 具材は別盛りで、まずスープを味わえ!と言わんばかりのストロングスタイル。 スープを一口啜るとその旨みのクリアさに驚く。そして、後から塩味がきてエッジもきいている。旨みがきいてて、品のある美味しいスープ、さらにその先の存在感がある。これは美味い。。輪郭があるので、麺との絡みも良い。 氷見といえば、プランクトンが豊かで魚がよく育つ富山湾の魚が揚がる。煮干しの原材料となるイワシ漁も盛ん。その良質なものを使用していることも関係しているとは思うが、煮干しの旨みというシンプルさでここまで存在感を出せるのだろうか。
2025/07訪問
1回
渡辺料理店の2号店ということで、すぐ予約がとれなくなると思い予約解禁日の側予約 薪焼きフレンチというトレンドど真ん中のジャンルでこれだけ注目されたお店がどんなアプローチをするのか楽しみにしていたが、結論クラシックフレンチの重厚感×今日的な感性を合わせもつ期待に違わぬ素敵なお店でした。 薪焼きというと、薪の薫香の存在感が求められる反面、そればかりだと単調。ゆえに、その加減と活かし方でお店のコンセプトが見えてくる。その意味で、コース通して、各皿に薪焼の存在を感じながらながらも、そこに終始せず、コースとして魅力的な料理の構成がなされていた ガスパチョや鱧の冷製には意外性を付ける役割に、フォアグラやラムの力のある皿には、強いソースや付け合わせのアクセントとして、魚料理にはガツンと香る主役級にインパクトのある薪焼きバターソースするなどその多彩さと、最後のデザート、茶菓子まで薪の魅力を詰めむ拘りに感嘆いたしました 【印象的だったメニュー】 ●薪焼きの鱧の冷製 鱧のサラダ仕立てというべきか、鱧の出し方として中々見ない形。淡白な鱧の香ばしく焼かれたアスパラソバージュは相性抜群。薪香は抑えめにしている分、セロリのアクセントが効果的。 ●フォアグラのポワレ フレンチの定番だが、定番過ぎてか逆に最近あまり見なかったメニュー。とうもろこし、ソースポルトの甘みは間違いない組み合わせ。そこに薪のクリームまで合わせた重厚感。最後までパンで拭いたくなる、これぞフレンチのソースの楽しみ方 ●蕪のアイス ここまで唸ったデザートは久しぶり。コースのなかで変わらず提供されるスペシャリテ的なメニュー。圧倒的な蕪の風味。その意外性とクオリティで、強い皿が続くコースのなかでも全く遜色ない存在感
2025/06訪問
1回
駅から伊万里川のほとりを歩いた先にお店があり、 朝散歩がてら向かっていて気持ちがよかった。 一番人気の松浦の鯵フライサンドを食べたが、サックりとした鯵フライとカリッと焼かれたトーストが合わさり、香ばしい食感が心地よく、朝からシャキッとする。脂がのり、風味豊かな鯖と相性を考えてかタルタルソースも酸味が効いている好きなタイプ。
2025/04訪問
1回
某グルメサイトやSNS、その他メディア媒体の情報は少ないものの、横田シェフの仏修行後、NYのブルーヒルで研鑽し帰国された経歴を見て、由布院のjimguで良い食体験をした記憶が私のアンテナを反応させました。 結果はなかなかのヒット 唐津の豊かな食材の素材感を大事にしつつ、 しっかりとシェフの発想が仕込まれたお料理でした。特に蕪の葉とサザエ、鰹とカカオの皿は、仕立てはシンプルなのだが、構成はなかなかトリッキー。少し背伸びして町のフレンチを食べにきたら、置いてけぼりされる人がいるのではないかと思うレベル。 お店到着したとき、横の店舗がチョコザップだったときは正直失敗したかなと思ったが、完全に裏切られました。こういう出会いがお店探しの醍醐味ですね。 当日はシェフの奥様の学校の恩師が来られており、 ちょびっと会話にも混ぜてもらいながら、アットホームな雰囲気のなか食事をさせていただきました。 【印象的だった皿】 ●蕪の葉/ネギオイル/サザエ/イクラ サザエやイクラに蕪の葉のペーストがかけられていて、一口目は青臭さと磯臭さが混ざり、キツイかもと思ったが、食べ進めると、冷たいペーストによって、青味や磯の風味の苦さが清涼感と相まって、大変爽やかな前菜として構成されていることに気づきました。 ●燻製鰹/カカオ まず、見た目から驚き。ただ、鰹とカカオの鉄分が共通項となり結びつく構成とのこと。鰹のネットリ感も相まって、チョコレートのニュアンスもありつつ、魚の前菜でもあり不思議な味わいでした。
2025/04訪問
1回
シェフ自ら育てた牛を用いた独自のコースを構築。そのコースの料理を食材のベストな瞬間を点で捉えて、提供するため″効率化時代″に事前の仕込みや作り置きをしない唯一無二なコンセプト。 「素材の良さをそのままに」何て言葉は、よく聞くが、当店はその追求途方もない。佐賀という食材の宝庫でそれをしないのは自分として納得できないとのこと。 この牛肉劇場は4時間近い長丁場だが、目の前で丁寧を調理過程を見ながら、シェフの思い・考えを聞いていれば没頭でき、あっという間に閉幕。シェフの独壇上でした。 【印象的だったメニュー】 ●スナップエンドウのリゾット 牛乳やチーズは使わず、ほんの少しの発酵バターとの塩味がスナップエンドウの風味とお米の甘みを際立たせる。スナップエンドウの風味や香りが損なわれないように、その場で皮から取り出し調理。 ●経産牛のサーロインのステーキ ここまで美しいステーキも稀有。今回は14歳の経産牛で、通常長くても8〜10歳が限度のなか、さらに手間暇かけて育てたもの。あえて熟成はかけない。火入れも時間をかけて、その仕上がりは工芸品の領域。ソースや付け合わせの装飾はなし。それでも皿の上に鎮座する圧倒的存在感。 ●ラグーパスタ スネ肉と新玉ねぎを、野菜の水分のみで煮込んだラグーが途轍もない甘さ。通常の挽肉では到底敵わないの存在感。〆のパスタになるのだか、あくまで肉が主役。 地理的問題で、オーベルジュ化や早めの食事の開始要望もあるらしいが、1日限られた時間で、牛という生き物を扱いながら、手間をかけた今のコンセプトでするのは不可能で、模索はしているものの自分の納得できるスタイルでやりたいとのことです。