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The Tabelog Award 2026 Bronze 受賞店
食べログ イタリアン EAST 百名店 2025 選出店
荒川沖、つくば/イタリアン、パスタ
1年で1番楽しみにしているランキングの1つ Destination Restaurantsが2025年も発表されました。 その中ですでに訪問していたのが当店(今年2月の訪問) イタリア風の一軒家レストラン。太い木梁、白い壁、アンティーク調の家具が備わった店内は、店名″ニェッタおばあちゃん″の通り、イタリアの田舎のおばあんちゃんちのよう。 チーズ、ハム、パスタなど手作りにこだわり、 名物の1つモッツァレラチーズはその場でちぎり提供され、まさに出来立て。 薪焼き蛸は素材感を押し出したシンプルだからこそ感じられるシェフの技巧。 この日は鴨推しのメニューだったが、真鴨のトルテッリーニ、真鴨のリゾットはフレンチのような優美なソースなどと合わせることなどなく、鴨の鉄分を活かした滋味深いお味。 鴨や鮟鱇のパスタには土地を、イカ・蕗のとうのオレッキエッテには季節を感じさせてくれて、 イタリアと日本のそれぞれの風土を料理に込める素敵なレストランでした
2025/02訪問
1回
『季より』@茨城県 昼のコースのスタートは圧巻の前菜庭園 (普段は丸皿で、実際のメニュー名は前菜メリゴーランド) 頑張ったメモ(ふつうに間違っているかも)✏️ ・ミニトマト シロップ漬け ・小豆島オリーブ 塩水漬け ・菜の花・京にんじん・松前漬け ・紅天使 冷製 ・カリフラワー 甘酢 ・蕎麦豆腐 ・もずく ・ローブポーク ・サーモン 燻製液 ・鹿児島地鶏 松前風/炒った新そばの実 ・ジャンボなめこ おひたし ・甘い玉子焼き ・かぶ 辛子漬け ・牛久産 生らっきょう 醤油漬け ・水菜 ・長芋のオーブン焼き そば殻あん ・こうだけ漬け 店主は料理の試行錯誤が好きなのか、手間暇どんどんかけちゃうタイプで、そうじゃないとこの前菜盛りは作れないだろうなぁ。 蕎麦のコースということで、そばがき、蕎麦がゆ、天ぷらと続き、締めはもちろん蕎麦。蕎麦せいろ、田舎蕎麦、水腰蕎麦、にしん蕎麦の4種を食べ比べ。水腰そばは初めて食べたが、加水率が高く(60%程度)、さらさらと喉越しは良いのに、腰もある特徴的な食感。 今回お誘いしてくれた方が昼は蕎麦だからかあっさりだよ!とか言っていたけど、中々の腹パン案件でした(笑)
2026/01訪問
1回
『柏ノ木』@茨城 茨城ガストロミーの新星✨ 野菜を主役とした中華料理。いわゆる遠征して行くようなディスティネーションレストランやイノベーティブ系のお店は西欧風な料理になることが多いので、中華料理としてのローカルガルトロミーへのアプローチに興味津々。 中華料理は圧倒的な油と温度、強い味が主張する大陸のエネルギーを求めてしまうところもあるが、柏ノ木さんは、野菜の個性を活かす軽やかな仕立てに、茨城ガストロノミーという地域の力が込められており、おもしろい。前菜の盛り合わせも、この仕立てだからこそ、オイスターソースや山椒オイル、四川風などの中華の味付けで、食感などを楽しみながらこ気味よく食べられる。 点心は、福王しいたけや常陸牛、えび芋と県内食材の焼売がそれぞれ存在感があって、ここまで素材感を意識しながら点心を食べることも中々なかったかもしれない。 メインはホロホロ鳥だったのだが、今後は内臓料理も考えたいということで是非食べてみたいし、お料理も更に練度は高くなっていくポテンシャルも感じたので、再訪したいお店!
2026/01訪問
1回
The Tabelog Award 2026 Bronze 受賞店
食べログ フレンチ EAST 百名店 2025 選出店
常陸大宮/イノベーティブ
『YOSHIKI FUJI』@茨城県 お店を一度閉め、スペインで修行され、そのとき眺めたバスクの風景を県内で見出し、新たな土地で店名も変え開店。 フレンチ出身の藤シェフがバスクで得た感性を用いて生み出すのは茨城県県北地方の料理。 美味美麗な料理の数々はまさにディスティネーションレストランの輝きを放つ。 YOSHIKI FUJIを語る上で欠かせない、数十種類の野菜を円盤状に並べた″風土″はシグニチャーにふさわしい彩りのある一皿だった。 ただ、個人的にはこの日、このお店を印象づけたのは常陸のかがやきと蓮根のつくねの串である。 フレンチでも、スペイン料理でもないある、ここまでの美麗な皿とは違う異質な料理なのだが、これが抜群に美味しかったし、ビジュアルとしても最も唆られた。荒目に刻まれた蓮根の食感が堪らなかったし、ピルピルソース、ロメスコソース、卵黄ソースが食欲をシンプルに殴りつけてきた。壮大なスケールなお店だからこそ、こんな地元の食材の良さを用いたシンプルに美味しいものが記憶に残る。その対比で美麗で洗練された料理が更に輝く。 発酵キャベツと柳カレイのパイ包み焼き、薪焼きの鮟鱇など、王道たる料理はシェフの地力の強さが見える料理も大変素敵でした。 引き出しを多く持っているからこそ、それぞれの幹を感じつつ、それを集約させ練られた先のオリジナリティを楽しめて、堪能させていただきました。
2026/01訪問
1回
『レストランオオツ』@茨城県 茨城県グルメ旅の終着点。 フィナーレにふさわしい素晴らしいお店。 もともとは全国各地の食材を用いる県内の有名レストランだったが、茨城ガストロノミーの熱とともに、ローカルガストロノミーへと舵を切り、進化を遂げた。 厨房には、脱サラして独学で当店を名店に押し上げた大津高志シェフ、RED U-35で賞も受賞する抜群の感性を持つ息子の大津高彬シェフ、この父子のダブルシェフ体制。 まず、いきなり度肝を抜かれたのがメヒカリの皿。メヒカリは居酒屋で稚魚の揚げ物として出てくるイメージ。それが見たことがないサイズの焼き物として提供される。芳醇な脂と抜群の焼きの技術が衝撃的で、ローカルガストロノミーとしての実力を早々に見せつけられた。 抜群の素材と確かな技術が織りなす料理のなかで今回最も衝撃的だったのが、イシナギの一皿。いわゆるクエもどきと言われる魚で、肝臓に毒(食べるとビタミンの過剰摂取で食中毒になる)があるため流通されない希少な魚。この身質が驚異的だった。あえて神経締めせず、雑味が出るようにして、炭で焼く。クエモドキと言いながら素材としては対照的で、歯を返すような身の締まりと繊維質、ざらつきすら感じる。下手すれば淡白な白身魚の焼き魚になりかねないよう危うい性質を確かな技巧で骨太料理として顕現させていた。シェフのいずれクエをイシナギもどきと言わせるという野望?があるのも納得の魅力が確かにありました。 他の料理と文脈的に少し違う意味で印象的だったのが菊芋とトリフのラビオリ。フーディーの中にはローカルのお店でフォアグラやキャビア、トリフなどのいわゆる高級食材は不要と考える人がいる。食べ慣れているせいか、あえていわゆる高級食材より地場の美味しいものを食べたいからだ。それを分かっていながら、この料理を出すかっこよさ。トリフという食材を使うからこそ、食材だけではなく、自身の料理への矜持を見せつけていた。 各皿の提供の際には料理や食材へのピュアな探究心と試行錯誤の過程をお聞きすることができました。その積み重ねによって、滋味や地味を研ぎ澄ませた先がこの圧倒的な純たるオオツさんの示す茨城ガストロノミーの世界なのだろう。