2回
2024/04 訪問
七色の架け橋での究極の食体験に打ち震え続ける…
『虹吉 漁師 藤本純一×蒼 峯村シェフin 伯方島 あか吉』
カリスマ漁師として名高い藤本漁師!その藤本純一さんが仕立てる極上の魚介類!その鮮度そのままが楽しめる伯方島の「あか吉」という理想の立地で世界のトップシェフが存分に腕を振る夢のポップアップレストラン「虹吉」\( ˆoˆ )/
その虹吉第一回は私が敬愛する美味しさの為にはどんな手間暇も惜しまない変態カリスマシェフ「蒼」の峯村シェフが登場♫「蒼」のスタートを飾るのは藤本さんの魚を使ったコンソメですから、お二人の交流の深さは知るところです。そんなお二人が伯方島に夢の架け橋を掛ける唯一無二のポップアップレストランにお伺いできるなら社畜であっても仕事を無理矢理休んでお伺いしたいと思ってしまいます ウンウン!
という事でダメ元で応募したところ…幸運にもこの日のスペシャルイベントにお伺いする事が叶いました♡神様!女神様!本当に有難うございますm(_ _)m
当日は意気揚々とイベントスタート時間に伯方島の「あか吉」さんに到着♫表札はちゃんと「虹吉」になっているのも流石ですね(^^)
それでは藤本漁師の究極仕立て&抜群鮮度の魚介類を繊細且つ大胆に操る峯村シェフの新たな世界を存分に満喫したいと思います♡
更に今回はまさにTeam蒼!それはお二人のシェフのサポートに月山義高刃物店の研師の月山さん、さらにはLeafwine代表の横田大助さんまでが伯方島に集ってこのスペシャルな会をより完璧に演出♫更には食事の間中、藤本さんがお料理に使われる沢山魚介類についてお魚博士レビュアー様の質問に丁寧に解説してくださるという信じられない程のプレシャス&プライスレスな極上の時間の始まり始まり♫メニューはそのお魚博士レビュアーさまより頂きました有難う御座いますm(_ _)m
⭐︎ドゥラモット・ブリュットNV
葡萄品種:シャルドネ55%ピノ・ノワール35%ピノ・ムニエ10%
→乾杯はやっぱり泡♫ドゥラモットは美味しいなぁ…この日はお酒はこれで打ち止め!それ程に横田さん渾身のLeaf wineが美味しかった♡
◉ 片口鰯(愛媛県燧灘産)を頭と腑を取ったものを丸ごとミキサーに掛けて炊いた鰯のコンソメスープ
→峯村シェフのスタートと言えば藤本さんの魚を使ったコンソメ!そのコンソメの素材は我々をカウンターで出迎えて下さった朝獲れピカピカの片口鰯!峯村シェフが眼前でスープを漉したその時の香りで既にやられていましたが…口にすると初っ端から一同驚愕!あまりの美味しさに涙腺崩壊(T . T)旨みの極致!そして美しき味わいの極致!今朝獲れだから血抜きレスで血の美味しさまで美しいこの鰯のコンソメの味わいは写真では絶対に伝わらないですし、西麻布の蒼さんでも虹吉でも片口鰯が獲れないと体験できないまさに奇跡のコンソメスープ♫悶絶&幸福でした!
◉ジャンボ赤貝(愛媛県四阪島産)の冷製フェデリーニ
→先日蒼さんで藤本さんの赤貝の冷製フェデリーニを頂いたのですが…生きている赤貝から滲み出る粘りのあるバブルが何とも言えないソースとなりフェデリーニに絡まって♡勿論赤貝自体の身のシャキッと感は更にキレを増し、旨みはよりクリア!本当堪りません♫さらによりクリアになった事でジャンボ赤貝特有の苦味がこのフェデリーニにはピッタリである事をより深く理解出来ました(^^)
◉ 炭火焼 縞鯵(愛媛県愛南産、藤本純一氏、放血神経〆、1.7kg)のレモングラスの藁燻し、山葵(島根県産)載せ、お米と中国甘酒のソースと共に
→縞鯵の血合の色が美しい♫っておかしいでしょ!そして身の張りもやはり一味も二味も違います!勿論峯村シェフの火入れも絶妙♫このお米と中国甘酒のソースを使ったお魚のお料理史上文句なしのNo. 1に美味しい一皿でしたm(_ _)m
⭐︎Leaf wine ジャスミン杉林渓(台湾・新竹産)
→横田さん自らサーブしてくださるLeafwineはやっぱり別格!ワインよりもこちらの方がこの日の美しさ溢れる味わいにはピッタリかと…
◉10時間蒸した黒鮑(愛媛県四阪島産)と煮筍(京都府塚原産)のバターソテー
→続いては素晴らしい香りを伴ってた黒鮑様!それがこのサイズで1人1つ\( ˆoˆ )/そして塚原の白子筍とのバターソテー♫この峯村シェフが"筍のシロップ"という言葉が印象的なバターソテースープからして悶絶!そして月山さんが研ぎに研いだナイフでスパッとカットする黒鮑はモチモチで滑らか!そして生命力を誇示するかのような10時間蒸したとは思えないしっかりとした食感も残して…勿論旨みが美しく、そして深く濃いんです♫この鮑も過去一ですね!
⭐︎Leafwine 微酸イラム白(ネパール・イラム産)
→この日のLeaf wineで1番好きなお茶はこちら!全てのバランスが極上でした♡
◉渡り蟹(愛媛県四阪島産、雌、750g)のリゾット、渡り蟹の蟹味噌&内子載せ
→続いてはこの時期貴重な渡り蟹のリゾット♫そのリゾットにはトッピングに蟹味噌と内子!こちらも鮮度が別格だから蟹味噌と内子の味わいがクリアながらも味わい深いんです正直私の食べていた渡り蟹では既にありませんね(・・;)怒涛の旨みの連続にKO状態!
◉海水茹で葦海老(愛媛県愛媛大島産)&葦海老(愛媛県愛媛大島産)のビスクスープ&炭火炙りバゲット
→続いては峯村シェフのスペシャリテであり「蒼」にて衝撃を受けたビスク♫いつもは赤座海老なのですが、今回は葦海老!どんな変化があるのか?と思っていると…
まずは海水茹は純粋極まりない葦海老の旨みと甘みを存分に!そしてビスク…あぁ〜美味しい♡赤座海老よりとはまた異なる深い旨みを満喫しつつも、後味がより軽やか♫これは産地での鮮度が成せる技かと。またまた悶絶…
⭐︎Leaf wine 東方美人(S)(台湾・新竹産)
→これまでの東方美人とは一線を画すキレを感じる…素晴らしい♪
◉紅プリンセス(紅まどんな×甘平、愛媛県伯方島産)のグラニテ
→グラニテは新種の柑橘である紅プリンセスオン爽やかですが、しっかりと甘みを楽しめる逸品でここからの怒涛の感動に備えます!
◉炭火焼き真鯛(愛媛県愛媛大島産、雌、3kg、藤本純一氏、放血神経〆)【炭火炙り→真鯛出汁で煮る】と木茸(神奈川県産、株式会社さかな人、長谷川大樹氏)の真鯛白湯スープアクアパッツァ
→お伺いした際にカウンターで出迎えてくださった雌の真鯛♫確かに優美な雰囲気を纏っている真鯛にうっとりでした。その鯛はアクアパッツァになって登場してくれたのですが…峯村シェフの敢えての鯛白湯スープ仕立てに感動♫白湯は濁りではなく美しい旨みのベールのよう…そして真鯛自体をこの白湯スープと共に食べると口の中で真鯛が優美に泳ぎます…そして抜群の食感の木耳が食感の素晴らしいアクセント!堪りません♡
◉真蛸(愛媛県四阪島産、雌)の海水で磨いだ米(新之助、新潟県産)を炊いたリゾット
→〆のリゾットは真蛸!海水磨きのお米とからは真蛸と海水の味わいがこれでもか!と押し寄せ、ぶりぶりの真蛸の身の旨みと吸盤の甘みと食感のコラボにまたまた悶絶…旨い…
◉牛乳(愛媛県産)のミルクアイス、苺(さちのか、愛媛県伯方島産、山本さん)の温製コンポート添え
→ミルクアイスもコクはしっかりありますが、やはり軽やかなんですよね…コンポート仕立ての苺も素晴らしい♫ミルクアイスはかくあるべきだと感じてしまいました(・・;)
◉出来立てバニラビーンズたっぷりのカスタード入りシュークリーム&苺(さちのか、愛媛県伯方島産、山本さん)
→いつもよりも大きめの峯村シェフのシュークリームと先程の山本さんのフレッシュ苺で終焉…幸せが止まりません。
⭐︎Leaf wine 八八金萱(台湾・南投産)
→最後の八八金萱はこれまでの水出しではなくHOTで♫Leaf wineをHOTで楽しめる貴重な機会でしたが、本当にペアリングに徹するような優しく寄り添うお茶でしたm(_ _)m
こうして何もかもがスペシャルな究極の食体験が終演…食体験を重ねるとなかなか感動する事が少なくなってくるのですが、この日は初めて「蒼」さんにお伺いしたような衝撃の連続に打ち震えました♡ ガクガクブルブル
正直写真でもレビューでもなかなか伝わらない事は百も承知なのですが、この「虹吉」がeternalな存在になる事をただただ願うだけ…勿論今回のようなオールスターキャストである事はあり得ないのですが、やはり"素材の産地で最高の仕立ての素材を最高のシェフが最高の料理を創る"という手法がベストオブベストである事を改めて認識出来ました。
藤本さん、峯村シェフ、横田さんや月山さんなどのTeam蒼の皆様、そして赤瀬大将、本当に本当に有難うございましたm(_ _)m
幸せの極みでした\( ˆoˆ )/叶うならば最後の晩餐はこちらで…と思ってしまってます。。。ご馳走さまでしたm(_ _)m
2024/04/06 更新
"チーム虹吉"編
OMAKASE DINING vol.005 inホテル川久
蒼 峯村シェフが考える「最高の鮮魚」
赤吉×すし良月 スペシャルコース(鮨)
スペシャルイベントのタイトルが上記でその説明が下記だったのですが…
神経締めでの「生きた味」を実現する漁師 藤本氏が黒潮の恩恵を最大限に受けた「本州最南端」和歌山県、串本漁港に参戦。 「刃物と食材の味」を科学的に証明した包丁研ぎ師 藤原氏がイベント期間中、自ら刃物を研ぐ。
第1回の虹吉での感動を忘れられない私にとって蒼の峯村シェフが考える藤本さんが仕立てた最高の鮮度、最高の状態の魚を藤原さんが研いだ包丁で仕事をすれば勿論細胞膜を不必要に壊す事がありませんから、まさに最高になる事間違いない!と容易に断言できます!
そしてその藤本さんの魚を知り尽くす"赤吉"の赤瀬大将と"すし 良月"の前岩大将の饗宴の予約がOMAKASEで押さえられるなら思わず予約をしてしまって…(・・;)と言いながらも一切の後悔はなく、ただただ期待感が膨らむのみでございます♫
本当に久しぶりの和歌山、そして更に久しぶりの白浜…この日はJRでのんびりと向かい、ホテル川久周辺を少し散策してからホテルに向かいましたが、メディア通りの豪華な佇まい(^^)ホテルに入るとホテルマンから声を掛けられ、奥のラウンジに通され、一休み♫時間となり、いざ!会場へ向かいます。
それでは藤本さんが仕立てる魚を前岩大将と赤瀬大将の共演で楽しむ魅惑の世界を堪能したいと思います。また赤瀬大将と前岩大将の担当が面白い(^^)白身中心の赤瀬大将と赤身中心の前岩大将という分担♫ドリンクはアルコールペアリングをお願いしましたが…これまた想像を遥かに超える斜め上のペアリングでした\( ˆoˆ )/
⭐︎和歌山 平和クラフト SANSHO Golden Ale
→まずは地ビールでこの会を祝います♫
◉串本 鮑 蒸し鮑
鮑の肝と和歌山 堀川屋木村さんの白味噌和えソース
→そのままでも素晴らしい弾力と旨みの鮑♫堀川屋木村さんの白味噌で円やかさを増す鮑肝が素晴らしきアクセントに(^^)
⭐︎和歌山 紀土 無量山 純米大吟醸 30%
→和歌山ですからまずは紀土のプレミアムな一本から♡最高でしょ!
◉串本 伊勢海老 炭火焼
和歌山 三ツ星醤 醤油吹きかけ炭火焼
→贅沢なお酒には贅沢なぶりぶりの伊勢海老の炭火焼♫三ツ星醤油も主張し過ぎないのがお洒落!
◉串本 九絵20㌔ 中華蒸し
→こちらは赤瀬大将のスペシャリテ♫ですが串本ですのでキジハタではなく贅沢にも九絵!しかもこのポーション!ピーナッツオイルとコラトゥーラに白髪葱で蒸し揚げる中華蒸しは本当最高なんですよね♡
まず向かって右側のカウンターでは赤瀬大将の白身系のターンからスタートしました♫やはり赤吉で沢山の魚種の白身を握る赤瀬大将ですから赤でも白ですね(^^)/
⭐︎福井 黒龍 220周年記念
・黒龍 純米大吟醸 六・義
・黒龍 純米大吟醸 七・正
・黒龍 純米大吟醸 八・直
→ここでとんでもない黒龍様が登場\( ˆoˆ )/しかも飲み比べ♡いずれも素晴らしいのは当然ですが、個人的には義が1番好みでした♡
◎串本 朝獲れ 障泥烏賊 2㌔アップ
→包丁を入れても更にイカるのは抜群の鮮度と仕立てが成せる技!甘みも食感も桁違い♡
◎串本 朝獲れ 鯛
→意味のわからないほど滑らかな食感で甘いんです♫すごい!
◎串本 朝獲れ 鮃 紅葉おろし 縁側乗せ
→鮃も抜群!
ここからは和歌山出身の前岩大将のターン♫赤瀬大将が愛媛とはやっぱりクオリティが違う!と驚嘆する赤身の魚を満喫したいと思います(^^)
◎串本 朝獲れ びんちょう鮪
→食べたことのない旨みと甘み!びんちょうと言われなければ何か?全くわからないです(・・;)旨い!
⭐︎山形 十四代 中取り無濾過
→この十四代がある意味繋ぎのお酒というのが信じられません(・・;)
◎串本 朝獲れ きはだ鮪
→きはだもこれまた朝獲れで別物!
◎串本 朝獲れ 本鮪 30㌔ 中トロ
→こういう食感の本鮪はお初!最高です(^^)
◎串本 朝獲れ 本鮪30㌔ 大トロ
→こんなに軽やかな大トロには巡り合った事が…感動♡
そしてまたまた赤瀬大将のターン♫こういう流れは本当に楽しいですね!
◎串本 朝獲れ やがら
→やがらってこんなに旨いんですか??
◎串本 朝獲れ 石鯛
→これまた凄いんです♫
⭐︎秋田 新政
・見えざるピンクのユニコーン2017
・異端教祖株式会社2018
・農民芸術概論2021
→来ました!新政至高の三銃士!一堂に介しての飲み比べはまさに感動もの!
◎愛媛 白甘鯛
→佳き魚が取れなかった時のための予備の白甘鯛ですが…勿論堪りませんね!
そして更に更にの前岩大将のターン♫まさに素晴らしき共演が繰り広げられます!
◎串本 朝獲れ 鰆 3㌔弱
→鰆だけど鰆じゃない!この滑らかさと軽やかさは別次元!
◎串本 朝〆 ぐれ(メジナ)
→ぐれも佳きです♫
◎串本 朝獲れ スマ鰹
→圧倒的な味わいにKO…
◎串本 朝獲れ 鰤
→鰤もこれまた凄いなぁ(^^)
⭐︎熊本 産土 Ubusuna 2024
・山田錦 二農醸 生酒
・穂増 四農醸 生酒
・香子五農醸×山田錦三農醸
→これまた産土のプレミアム三銃士の揃い踏み!個人的には穂増が好みです!
最後は赤瀬大将と前岩大将の共演です(^^)
◎串本 九絵 20㌔
→中華蒸しの九絵も再び登場♫透明感と軽やかさに美しい脂の乗りには感嘆…
◎串本 黒むつ 皮目炙り
→黒むつもいとうまし!
◎串本 九絵 蒸し鮨 自家製ポン酢
→蒸し鮨にも九絵は合いますね!
⭐︎宮城 伯楽星 残響 Super Seven 超特選 純米大吟醸 2024
→人生初の残響…流石の美しさ♡
◎串本 活〆 草履海老
→藤本さんまで駆り出して寄ってたかって茹でたての草履海老から身を取り出して…本当贅沢過ぎます!
◉串本 伊勢海老の殻の赤出汁
→本当にクリアな伊勢海老の味わいは別次元!
◎赤瀬大将オリジナル 玉
→〆は赤瀬大将の玉!
こうしてとんでもないイベントが興奮の中で終焉…この白浜の地でこれだけの面々の情熱と技術がなければ絶対に味わえない別世界!本当に素晴らしかったです。まさに感動でした。
また漁場のポテンシャルの高い場所でこのようなイベントを実施して頂きたいと強く思った次第!いやぁ〜最高でした\( ˆoˆ )/この会を開催してくださった皆様に深く御礼申し上げますm(_ _)m
ご馳走さまでした\( ˆoˆ )/幸せでした♡