「創作料理・イノベーティブ」で検索しました。
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朝のスープとパンが絶品です!飲み物が二つ選べる気遣いも助かる!席が少ないのだけが難点ですが、夏季限定の持ち帰り餃子もおいしいしリピート絶対したいです!
2022/07訪問
1回
たまたま通りかかった際、お店の門のオシャレさに心を惹かれてその場で予約。 予約後に調べると、加藤氏は、札幌「モリエール」、デンマークの「noma」、東京都内「INUA」といった世界のグルメが注目する店で経験を積んできた新進気鋭のシェフとのこと。 実際、お皿はどれも大変おいしかった。優しい味で素材の旨みを引き出しきっている印象。派手な高級食材を多用しないのも好みだった。お店の雰囲気も素敵で彼女などを連れて記念日デートしたい方とかにうってつけなのではないだろうか。 個人的には、伊勢海老ナメコのリゾットが衝撃的だった。ナメコはポルチーニのような旨みが濃いのは知っていたが、その旨みを存分に引き出して優しいのに強烈な旨みを伴うリゾットだった。正直もっとバクバク食べたいくらいである。 スペシャリテのカリフラワーのムニエルもさすがのおいしさだった。30分かけてアロゼするというのだから大変だ。大変だがやはりうまい。カリフラワーの旨みを引き出し切るためには最高峰の調理法ではないだろうか。 また、特に記憶に残ったのはメインの鹿だった。正直フレンチに限らずコースとなると、メインに限っては同じようなものを食べることが多い。豚か牛か鹿か鴨か、その店のログラインにあった「ソースを添えた肉を焼いたもの」だ。(もちろん、魚とか肉にしろパイ包みとか頰肉の煮込みとか多少の選択の余地はあるが) 要はメインに出される肉がどの店も似通っているので、少々食べ飽きていた部分もあったのだが、この鹿は火入れがあまりに完璧で久々に面食らった。「メイン」というだけあって、一口一口に満足感を得られる味だった。 スイーツも大変食べ応えがあり、全体的に大変満足した構成だった。 一点だけほんの少し心残りだったのは、〆の麺か。スープカレーまぜそばだったのだが、正直一万円出してジャンクっぽい印象のものがくるのは体験としてなんだかなぁ…となってしまった。どこが発端かは知らないが、新進気鋭系の創作フレンチ系は最近はみんなこぞってラーメンを出すようになっている。その取り組み自体は最初こそ面白いし美味しいと思えたが、なにしろ最近はカレーもラーメンも天才がひしめきあい、年々恐ろしいほどの進化を遂げてて1500円も出せばかなりすごい体験をできる時代になっている。つまり、下手に店に出しても専門店にはまず勝てない状況になっているのだ。(おいしくないわけでは勿論ない) もともとのスープカレー、あるいは前菜に出てきたようなリゾットやチーズ各種などをここに持ってきてもらった方が格式を落とさず、お店の雰囲気や味の平均値に合う体験ができそうだなぁと感じた。前半のリゾットがあまりにおいしかっただけにあのクラスのおいしさを楽しみたかった。 とはいえ、全体通しては非常においしくて満足だった。是非また予約が取れたら行きたいと感じている(本当に大人気で予約がなかなかとれないので仕事との予定が合えば…ではあるが)
2025/10訪問
1回
2024年にミシュランで若手シェフ賞を受賞されたシェフが辣腕を振るうお店。 伝統的な台湾料理が新しく調理されていてとても面白かったです。特に舌を巻いたお皿はワンタンのお布団がエビ等に重なってるように見えて、そのワンタンは実はホタテでできていたお料理(どうやってそんなことが…?!) どのお皿も大変おいしかったです。スタッフの方は英語が苦手な方も多かったですし、こちらも英語が苦手なので台湾語翻訳アプリで説明してもらいました。苦労をかけて申し訳なかったです。 鴨肉の処理完璧で大変おいしかったです。どのお皿も満足感がありました。量は自分にはちょうど良かったですが、一般男性だともう少しほしいかもしれません。コース料理は大抵お腹が苦しくなるのですが、ちょうど良い塩梅でした。 もし足りなかった方は、3階に同系列のケーキ屋が入ってるので、軽食兼お土産代わりはそこで買ってもいいのかも? 屋台料理もおいしかったですが、台湾へ行った際には一番行ってほしいお店でした。
2025/09訪問
1回
土日には予約が毎回埋まっている、今代々木上原で注目を集める人気店。創作タイ料理といった感じで、創意工夫を凝らした皿の数々にどれも舌鼓が止まらなかった。日本人に食べやすいようにアレンジされているし、店内は清潔感と今時感のある内装なので、エスニック料理に慣れてない人を連れてくる最初の店にとても良いと思う。 また、パクチー抜きや別添えをお願いすることも可能(心なしか店員さんがションボリするので、できればチャレンジするか希望を残せる別添えがよいのか?)。ちなみに、抜いてもソース等にほんのり気配を感じる時があった。とはいえ、ほんのり香りがする程度でとても上手に扱っていてパクチーが苦手でもおいしく食べることができた。 個人的に刺さったのはオップウンセン。パンチ力があって、家でご飯と一緒に食べたすぎたし、もう一皿食べたかった(笑) ゲーンソムというカレー?は結構辛いので注意。 ▶︎次回の自分への申し送り ゲーンソムがかなり辛いので、ドリンクは辛さを控えめにしてくれるミルクコーヒーにしておくとよさそう。
2025/05訪問
1回
昭和から続く和風パスタ屋さん。 壁にある手書きのメニューが良い雰囲気を醸し出している。なによりホッとするのが店主さんの人柄。列に並んでると「時間かかるけど大丈夫?」と聞いてくれる。令和ではあまり見かけない、かなり濃密なコミュニケーションを楽しめる。そのせいか、店内は若いお客さんが多く店主さんとの会話を楽しんでる様に見えた。 店主さんの人柄や、昭和の雰囲気を色濃く残す店内の雰囲気と去ることながら、和風パスタもあっさりしておいしい。味変用の調味料が揃っているのも肩肘張らずにすんで嬉しい。こういう和風パスタ屋で粉チーズをかけるのが好きなんだ……。(ただ、欲を言えば、個人的にはもう少しだけ熱々だと嬉しい…ボウルで混ぜる作り方だから仕方ないが) 今は都内のレストランは綺麗である程度おしゃれなお店は事欠かない。けど、こういう店も決してなくなることなく、町にあり続けて欲しいなと思った。
2024/11訪問
1回
味はおいしく、特にすき焼きのコロッケがしっかり味がついていて絶品でした。割烹で修行されたこともあり、お出汁を使った料理はどれも味がビシッと決まっていると思います。どの料理も選んでも失敗がなかったです。 ただ、自分は今後二度といきませんし、キッチン前のカウンターに座るのはおすすめしません。席を選べるなら絶対にテーブル席をおすすめします。『孤独のグルメ』の「それ以上いけない」回のアームロック前の酷い版という感じです。 客からしたらメニューの多様さは嬉しいですが、メニューが豊富だからこそ、店主さんがいっぱいいっぱいになりやすいのではないでしょうか。
2024/08訪問
1回
知り合いの伝手でついに行くことができた名店。最高最高言われていたが、本当に最高だった。 コスパという安っぽい言葉で表すのが失礼に感じるが、それでも言わざるをえない。とにかくコスパの良さがすごい。おそらくこれだけの質と量であれば三万くらい取っても誰も文句はないのだが、飲み放題の上で1.3万である。そのうえ、アルコールもノンアルコールも質が高い。儲けが出ているか心配になる。 一月は正月をテーマにしており、金で塗られた枝や稲穂やらは全てお店手作りとのことだった。めでたい感じもさることながら、運ばれてきた時のワクワク感は凄まじく、祀られる神様にでもなった気持ちだった。 スペシャリテは胡麻豆腐らしく、話だけだと少し質素な印象があったがそこまでたどり着くまでが豪華の一言。豪華と言ってもキャビアとかフォグラとか高級食材を使うのではなく、一つ一つ手間暇がかけられているというのが意味としては近い。たとえば焼き物の膳にあるサーモン小鉢の横の緑のソースは新鮮な春の七草をすり潰して作ったものらしい。刺身の付け合わせの野菜も手鞠のように切られていて可愛らしい。こうした手間が全ての食材に惜しみなくかけられている。 また、量もかなりあり、正直肉が出る頃にはかなりお腹いっぱいになっている。その後にココットで揚げ胡麻豆腐とハンバーグとビーフシチューとスープパスタとスイーツが出てきたので胃袋はギブアップ状態だった。しかし、ここは何と持ち帰りOK。ありがたく持ち帰って翌日のご飯にさせてもらった。このビーフシチューがまた和風出汁たっぷりの優しい味でたまらない。 酢味噌が優しい味でおいしかったなあ…。あと刺身横の卵黄醤油も好きだった。特別ではないものが全部丁寧に作られているのを感じた。店主さんは14歳から家の事業を手伝っているとのことで、全体的なバランス感覚がすごい。サラダと称してポテトサラダを包んだクレープが出てくるくらい。今回使われている器のいくつかもなんと学生の頃に修学旅行先で買ったものらしい。百人一首が器のセンスもよく面白いものが多いので目に優しかった。 本当に残念な点としては、新規予約を受け付けていないお店なので、行きたい時に行けないところ。ああ…また食べたいなあ…。