「日本料理」で検索しました。
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雰囲気が最高、この辺りでは一番好きなお店です。
2023/05訪問
1回
お店の雰囲気は大変素敵で、鯛も新鮮ですし、鯛茶漬けのタレも胡麻が濃厚で申し分ありませんでした。最後のぜんざいも上品な甘みで、全体通して銀座まで足を伸ばした甲斐がありました。 ただ、一点だけ…!未来の私に向けての忠告ですが、ご飯がだいぶ!多い!鯛茶漬けは家で食べない限りもともと少しご飯が過多になりやすい料理だと勝手に認識しているのですが、それにしても多い。漬物や小鉢はあるものの、どれも品の良い塩気なのでやっぱり少し米を食べ切るには物足りない。後ろでお客さんが待っていることもあり、仕方なく、祈るような気持ちで白米だけを運動部員のように掻っ込まざるをえない局面がありました。 次行く時は絶対にご飯少なめでお願いできないか聞きたいと思います。
2024/02訪問
1回
2024/09訪問
1回
・「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版」ビブグルマン受賞 ・THE TABELOG AWARD ブロンズ(2019年~4年連続) ・うなぎ百名店 選出(2018・2019・2022・2024年) …と錚々たる受賞歴のお店。 神楽坂で14:30くらいにお昼を食べる羽目になったのだが、意外と通し営業が少なく、月曜ということもあり、すっかり昼食難民になってしまった。結果、「それならばこちらにも考えがあるぞ」と鰻屋へ。 さて、このうな富士さん。蒸さずにそのまま焼く「地焼き」という名古屋独自の焼き方を採用しているとのこと。私が一番愛する鰻屋は諏訪の店で、これが同じく地焼きに近いカリカリ系なので期待をして上のうな重を注文。 結論から言うと、私の胃の小ささで考えるとうな丼の方でよかった。鰻をエイヤッと頼んだ時に一番腹が立つことが、うなぎの量が少ないことなのだがこのお店ではそんなケチ臭いことは起こらなそうだ。なにしろ、こちらでは貴重な青鰻(通常よりも三割大きい鰻)を使用しているらしい。自分みたいな狭量な人間にはありがたい話である。 かつ、好みにもよるだろうが、上記の通り地焼きを採用していることもあり、端の方の身の薄い部分はかなりカリカリと炭の香りも強く若干鰻自身の香りを凌駕している気がしたので、一本全体が乗っている鰻重よりも、ふっくらした真ん中の身がメインで乗っている鰻丼の方がこちらの焼き方とのシナジーが高そうな気がした。実際お店の前の看板も鰻丼である。 嬉しかったのは、お茶請けの胡瓜がおかわり自由だったこと、そしてなによりも「追加のタレを気軽にお願いしてもいいこと」!タレが多めで行儀悪く食べるのが好きなので助かった。 一点だけ、お茶がぬるいのが少し残念だった。最初は「いや、“三献の茶”精神かもしれない…きっと次は熱いはず!」と思っておかわりをお願いしたが、2杯目もすごくぬるかった(笑)
2025/11訪問
1回
味はおいしく、特にすき焼きのコロッケがしっかり味がついていて絶品でした。割烹で修行されたこともあり、お出汁を使った料理はどれも味がビシッと決まっていると思います。どの料理も選んでも失敗がなかったです。 ただ、自分は今後二度といきませんし、キッチン前のカウンターに座るのはおすすめしません。席を選べるなら絶対にテーブル席をおすすめします。『孤独のグルメ』の「それ以上いけない」回のアームロック前の酷い版という感じです。 客からしたらメニューの多様さは嬉しいですが、メニューが豊富だからこそ、店主さんがいっぱいいっぱいになりやすいのではないでしょうか。
2024/08訪問
1回
知り合いの伝手でついに行くことができた名店。最高最高言われていたが、本当に最高だった。 コスパという安っぽい言葉で表すのが失礼に感じるが、それでも言わざるをえない。とにかくコスパの良さがすごい。おそらくこれだけの質と量であれば三万くらい取っても誰も文句はないのだが、飲み放題の上で1.3万である。そのうえ、アルコールもノンアルコールも質が高い。儲けが出ているか心配になる。 一月は正月をテーマにしており、金で塗られた枝や稲穂やらは全てお店手作りとのことだった。めでたい感じもさることながら、運ばれてきた時のワクワク感は凄まじく、祀られる神様にでもなった気持ちだった。 スペシャリテは胡麻豆腐らしく、話だけだと少し質素な印象があったがそこまでたどり着くまでが豪華の一言。豪華と言ってもキャビアとかフォグラとか高級食材を使うのではなく、一つ一つ手間暇がかけられているというのが意味としては近い。たとえば焼き物の膳にあるサーモン小鉢の横の緑のソースは新鮮な春の七草をすり潰して作ったものらしい。刺身の付け合わせの野菜も手鞠のように切られていて可愛らしい。こうした手間が全ての食材に惜しみなくかけられている。 また、量もかなりあり、正直肉が出る頃にはかなりお腹いっぱいになっている。その後にココットで揚げ胡麻豆腐とハンバーグとビーフシチューとスープパスタとスイーツが出てきたので胃袋はギブアップ状態だった。しかし、ここは何と持ち帰りOK。ありがたく持ち帰って翌日のご飯にさせてもらった。このビーフシチューがまた和風出汁たっぷりの優しい味でたまらない。 酢味噌が優しい味でおいしかったなあ…。あと刺身横の卵黄醤油も好きだった。特別ではないものが全部丁寧に作られているのを感じた。店主さんは14歳から家の事業を手伝っているとのことで、全体的なバランス感覚がすごい。サラダと称してポテトサラダを包んだクレープが出てくるくらい。今回使われている器のいくつかもなんと学生の頃に修学旅行先で買ったものらしい。百人一首が器のセンスもよく面白いものが多いので目に優しかった。 本当に残念な点としては、新規予約を受け付けていないお店なので、行きたい時に行けないところ。ああ…また食べたいなあ…。