3回
2024/03 訪問
1月に伺った時「3月にはまた新メニューになりますよ。」とおっしゃっていたので、今日夕方に東京に帰る妹とランチに行きました。
平日にもかかわらず10日前には予約していましたが、昨日も12時には満席でした。
湊川公園駅から10分ほどのところにありますが着くまでの道のりには結構きつい坂もあるにも関わらず年配マダムが大半です。
私も含め、女性の美味しいものへの執念は歳をとっても変わらない、どころか歳をとるにつれてさらに増していくんでしょうね。
特にこちらはお食事もさることながらお店の内装やインテリア、家具も本当にオシャレでこの素敵空間でいただくのがワクワクします。
一の蔵ひめぜんの食前酒が運ばれてきました。
アミューズはホタルイカ、家で食べることも多いそれですがなんでこんなに美味しいのかな。
明太子のディップと酢味噌をつけていただくと別物ですね。
もう昼間っからお酒が飲みたくなりますよ。
私は新政3種飲み比べを注文。
こちらの日本酒、スッキリ、フルーティで夜ならグイグイ飲んでしまいそうですが、残念ながら昼なので自制します。
オードブルは発酵食品の4種盛りです。
見た目も素晴らしい。
もちろんお味も見た目以上の感動です。
どの前菜も美味しいですがひよこ豆のサラダが特によかったです。
ひよこ豆は大好物ですが豆の味が他の野菜と絶妙にマッチしてるのは初めて食べたかも。
妹は「駅からも離れていて、こんなわかりにくい場所でこんな綺麗で美味しい料理を出すってどういうことなんかなあ」と変な感心の仕方をしてました。
次の春キャベツのポタージュもいろんな野菜がたくさん入っていて食べ応えがあります。
メインの鰆と海老のポワレも香ばしくてお酒と共にいただくと幸せな気持ちになりました。
お酒も飲み干して残りは一緒に出て来たご飯といただきました。
ご飯のおかずとしても抜群ですね。
お漬物の白菜の塩麹漬けはあっさり、しゃくしゃく。
デザートはサンマルク、甘酒アイス、発酵あずきです。
甘酒アイスは砂糖を使ってないとのことでチーズのような味わい、どんぶりいっぱいでもいけそう〜
コーヒーと共に美味しくいただきました。
どのお料理も発酵食品をふんだんに使っているとのことでなんだか身体が喜んでる気がしました。
2024/08/17 更新
2024/01 訪問
5,6年ぶりに以前職場で一緒にお仕事していたメンバー4人で新年会です。
5年以上会ってなくても、昔と同じように遠慮なく色々話ができて、変わらないなあと嬉しくなりました。
こちらのお店は以前から来たかったので今日は楽しみでした。
湊川公園駅から徒歩10分くらいの高台の住宅地にあり、かなりの急な坂を登って行きますので、レストランの建物の前のお庭からの景色も遠くまでよく見えます。
古民家をリノベーションした素敵なレストランです。
昭和15年に建てられたという昭和モダンあふれる店内。
入り口を入ると玄関になっていて靴を脱いで上がります。
少し早くに到着したのでエントランスにある椅子で案内されるまで座って待ちます。
こちらのエントランスも2階までが吹き抜けになっていてとても居心地がいいです。
椅子やインテリア,床,天井、2階へ続く階段などほとんどが当時のまま使っているのだとか。
昭和初期にこんなかっこいい建物があったんですね。
時間になり、奥の客室に案内されました。
私たちの座ったテーブルのある場所は当時は茶室として使っていたところだそうです。
ランチコースは4400円の一つのみ。
最初に食前酒が来ました。
一の蔵ひめぜんという日本酒ですが、甘めのフルーティーなお酒です。
日本酒というより白ワインのような味と香り。
こちらのお店はフレンチですが酒屋さんがプロデュースしているのでたくさんの日本酒が置いてあります。
4人で新年の乾杯をして,もうおしゃべりが止まりません。
アミューズはアサリとあん肝とサーモンの入った一品。
これはお酒がないと寂しいとなり、新酒の飲み比べ3種をお願いしました。
色々ありましたが、知らないお酒ばかりなので辛口でスッキリしたものをとリクエストしてお店の方に3種を選んでいただきました。
千葉の甲子、長野の真澄,京都の玉川と3種が来ました。
どのお酒も飲みやすく、後味もスッキリ。
お酒の苦手な方でもいけそうなくらい軽やかな飲み心地です。
前菜は4種、今日のお料理は全て発酵食品が使われていると説明を受けました。
生春巻き,スパニッシュオムレツ,ローストビーフ,ホタテのカルパッチョ,とても繊細なビジュアルと日本料理のような味わいでお酒にめちゃくちゃ合います。
次に来たスープは器の下から蝋燭の火で温められて冷めないように工夫がされていました。
クラムチャウダーのような味でレンコンやジャガイモ,パプリカなどの野菜が入っていてとても凝った一品。
メイン料理は神戸ロースポークのロースト。
白味噌と生姜のソースが添えられていましたがこのソースがとっても美味しいです。
ご飯とお漬物(塩麹漬)もきて一緒にいただきました。
ポークがご飯に合う〜。
フレンチと日本料理の素敵なマリアージュですね。
デザートはガトーフランポアーズ,甘酒のアイスです。
発酵あずきが添えられていましたが、砂糖は使わず麹だけで甘味をつけているとのことですが、甘すぎず甘いのが苦手な私も美味しくいただきました。
コーヒーを飲みながらデザートをいただき、久しぶりの食事会はとても楽しい時間を過ごすことができました。
帰りには2階のお部屋も拝見させて頂きまして、写真を撮りまくりました。
また3月の新メニューの時にもぜひ伺いたいと思います♪
2024/01/08 更新
友人のお誕生日を祝うためこちらのお店に2人で伺いました。
彼女は去年私の誕生日祝いに素敵なフレンチ鉄板焼きのお店に連れて行ってくれたので1年越しのお返しです。
ランチでしかきたことがなかったのですが、今日はディナーなのでお店に到着すると少し薄暗くなり始めた時間帯。
建物の下の階段付近から所々に照明が付いていて、あたたかな光で建物がライトアップされています。
入り口に到着して中に通されると、先客の方が1組。
夜のメニューはコース一種類のため、席に着くとすぐお食事開始です。
最初の食前酒は私は一の蔵のひめぜん、友人は梅シロップ。
そしてハートランドビールでお誕生日おめでとうの乾杯をしました。
飲んでいるとアミューズが出てきました。
したにクスクスが敷き詰められて、淡路産の鶏と牛蒡の素揚げ、野菜が乗っているサラダです。
鶏が肉の味が濃く、下のクスクスは口の中でプチプチして「うわっ、この食感めっちゃ好き」と思わず呟いてしまいました。
お次は発酵料理の盛り合わせの前菜四種です。
ワイルドライス(黒米)の入ったサラダ、スパニッシュオムレツ、サーモンのマリネ、鴨のローストです。
鴨のローストはお皿に塗られた酢味噌でいただきます。
スパニッシュオムレツはブルーチーズのソースが美味しくて、お皿から残さずオムレツにつけていただきました。
どの前菜も一つ一つ、味が被っていないので色々なテイストが楽しめます。
友人は残念なことに日本酒が苦手とのことで今回は山形産のシャルドネの白をボトルを注文しました。
ワインをいただいているとさつまいものポタージュがきました。
さつまいもの甘みがたっぷりの具沢山スープです。
メインの一つの魚料理は太刀魚のフリット。
ふわふわで口の中で溶けてしまうくらい。
それなのに太刀魚の味がしっかり感じられました。
肉料理は牛バラ肉の煮込み。
上に乗っかってるレンコンチップスがパリッとしていて香ばしい。
ソースが濃厚で柔らかく煮込まれた牛肉に絡みついてきます。
もうめっちゃ満足。
ワインを飲みながら噛み締めながらいただきました。
最後の出汁茶漬けもサラッとお腹の中へ。
デザートも甘さ控えめで麹がたくさん使われていて美味しくいただきました。
2人で会話と食事をゆっくり楽しんでしまい、気づけば閉店の21時に。
18時からきていたので3時間が経っていました。
信じられない、もうそんな時間?
あっという間のハッピーで優雅なディナーでした♪