7回
2025/06 訪問
好きな日本酒をグラスで6杯。肉厚な蒸し鮑や2種の焼物も美味しく、旨旨な江戸前の甘海老等追加して3万円。裏浅草の良心。
学生時代の仲間に頼まれた仕事をこなして、その足で向かった38回目の鮨奥さん。18時半にカウンター全員が揃うという珍しい回(一声スタートではない)。
暑くて喉もカラカラで恵比寿の小瓶スタート。今日の刺身は、本あら・佐島の蛸・徳島の蒸し鮑。蒸し鮑が肉厚で旨柔らかくて、素晴らしい。「この子の肝はあるの?」と聞いたら、その流れから大将が隠してきた「2年味噌漬け鮑の肝」がつまみとして供されました。
この肝、日本酒に合いすぎる…今回は黒龍・田酒・而今・洗心・磯自慢・黒龍しずくをグラスで堪能。「クエ黄にら梅干の茶碗蒸し」も焼物2種も美味しく食べて、握りへ。
今日の握りたち、本当に全部美味しかったけど、スミイカ・イサキ・中トロ・最近見ない大きな型の車海老・穴子が印象的でした。
追加は縞鯵と珍しい江戸前の甘海老。この甘海老、しっとりと深い甘さで旨旨。今日のNo. 1。しめの干瓢巻きと玉子までしっかり楽しんで、他の常連さんと大将とばか話をして、カードでお会計。
[備忘メモ]
焼物: メヒカリ・マナガツオ
握り: 江戸前小肌・スミイカ・豊後水道のイサキ 塩釜の赤身・中トロ
鯵・車海老・平貝・青森の紫雲丹・穴子
追加: 縞鯵・江戸前の甘海老
2025/06/17 更新
2024/07 訪問
独立されてから通い続けて30回目の鮨奥さん。奥浅草らしい居心地最高の旨旨鮨屋。
平日の18時半に予約して訪問。花火大会の日だったので、途中から音で花火を楽しみました。知多ハイボールを一気飲みして、身が赤いのが特徴の高知の縞鯵・旨旨の佐島の蛸からお任せスタート。
イシガキカイの握りに田酒ぬる燗を合わせ、茶碗蒸し、勝浦の冷製蒸し稚鮑・マナカツオ漬け焼きを愉しみました。帆立燻焼きから黒牛のぬる燗へ。相変わらず帆立の逸品は旨旨。
今シーズン初の新子3枚付は、味も濃くて季節感だけでなくちゃんと美味しい握りでした。烏賊・アイナメの昆布締め・トロと、メリハリの良い握りたち。勝浦の鰹・島海老・鯵・平貝…一つ一つの仕上がりが素晴らしいです。
雲丹・穴子に黒龍クリスタルドラゴンを合わせ、今日の追加は春子鯛昆布締め+ありありトロ巻きを注文。穴子は身質もつめも旨旨。昆布でしめた春子も良い。
最後は私1人になり、干瓢巻き・玉子でしめて、ゆっくりお茶を頂いて、大将と鮨屋を選ぶ基準・観点の話などをして、お会計。30回目の鮨奥も最高でした。
2024/07/29 更新
2023/03 訪問
星がついても変わらず、淡々と高勢流・橋口流を進化させていく奥流の鮨と逸品の凄み
平日の18時過ぎに予約して16回目の鮨奥さん。開業されて丁度丸2年なので、四半期に2回ぐらいのペースでお邪魔しています。毎回、目と舌と鼻腔と心が満足。素敵なお客様方との出逢いもあって幸せになれます。星がついても何も変わらず、修行された名店の技を大事にしながら、常に進化されている印象です。
本日は、江戸前のヒラメ→九平次→佐島の蛸でスタート。小型というヒラメが旨旨で、この時点でエンガワの追加が決定。九平次は、東京で少し呑めるようになった頃の方が好き。蛸、間違いない。これも握りで追加決定。
常連様との有明の海苔の不作や仕入れ先探索の苦労話を聞きながら、作へ移行。作は旨味強く好き。今シーズン質量共に大豊漁の鰯、小柱と百合根の茶碗蒸し+生胡椒塩漬け(毎回カウンターの話題を集める生胡椒)、今シーズン食べた中でNo.1の子持ちヤリイカ、シラカワの握りと続きました。
お酒が進み過ぎる毛蟹で、福島の廣戸川が初登場。作以上に好きかもしれない。小肌は、あまり好きな感じではなかったけど、次のスミイカが旨旨。歯切れが素晴らしい…
田酒が出てきて、塩釜の赤身→トロと合わせます。赤身は普通でしたが、トロが甘味と香り共に絶品。ネギトロ追加が心の中で決定。琵琶マスの昆布締めは、品の良い脂で良い塩梅。
旨味が凝縮しまくった車海老、握りでいただくタイラガイ、鰆の藁焼きを陸奥八仙で堪能。溶けやすい雲丹は、手渡しではなく、わがまま言ってウニ軍艦へ。雲丹の甘さと上質の海苔の風味が合う。個人的にはこっちの方が好き(手渡しがあまり好きではない)。
どこよりも美味しい鮨奥の穴子に、追加の煮蛤・エンガワ・蛸に而今。ここのツメががとても好き。やはり追加してしまったネギトロと、食べないと帰れない干瓢巻きで幸せ時間は終了。少し大将とお話をして、皆さんに見送ってもらって、帰宅の途につきました。
2023/03/22 更新
2022/01 訪問
定期的に通わざるを得ない浅草観音裏のお鮨屋さん
名店橋口さんの最後のタイミングで偶然お邪魔して、恋に落ち、鮨奥の開業後頑張って予約を取り、今夜は5回目の奥の世界。
大将を中心としたお店の方々も、お客様も、お店の佇まいも素晴らしく、本当にほっこりできるお店。特に今夜は、10年以上メールでしかやり取りしていなかった旧友(奥さんの一番長い常連だった!)と偶然出会い、素敵な可愛いカップルがお隣で色々お話ができ、あっという間の3時間でした。
今日の衝撃は、サクサクした食感の大間の海鼠。最後に追加で軍艦でも賞味。貝も鮪も風味が素晴らしく、追加の昆布染め・熟成河豚、最後の名物干瓢巻きまで外れなし。干支田酒が甘くて苦手だったけど、隣のカップルが飲んでくれたし…
本当に良いお店です^_^
2022/01/19 更新
土曜日の18時半の予約。型の素晴らしいヒラメからコーススタート。知多ハイボールから森伊蔵ロックへ。これが旨旨。その後は日本酒へ。今日の日本酒ラインナップ、素晴らしかった…
カウンターの一体感も気持ちよく、気づくと22時過ぎ。あっという間の幸せ時間。いつも以上に、最近では断トツに全部美味しかった。
特に、ふわふわな帆立のスペシャリテ・色気のあるスミイカ・お代わりしたホッキ貝・トロ鉄火巻にもしてもらった大間の走りの鮪・ぶりぶりのヒラメのえんがわが印象に残りました。No. 1はえんがわ。
心も舌もお腹も満足して、カードでお会計。四年連続で星もつくようだけど、奥は奥のままでいて欲しい…
[備忘メモ]
ヒラメ 鮑 鰯 このわた茶碗蒸し
帆立のスペシャリテ 白子玉葱ソース 甘鯛焼物
握り: スミイカ・カマス昆布締め・大間の鮪・鯵
いくら・根室のホッキ貝・青森の雲丹・車海老
対馬の穴子・干瓢巻き・玉子
追加: トロ鉄火巻・えんがわ・ホッキ貝お代わり