YuYu.さんが投稿した代官山鉄板ゆうり(東京/代官山)の口コミ詳細

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美食美酒を奏でる吟遊詩人

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代官山鉄板ゆうり代官山、恵比寿、中目黒/鉄板焼き、ステーキ、フレンチ

1

  • 夜の点数:4.7

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.6
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.6
      • |酒・ドリンク 4.6
1回目

2025/07 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

和牛オリンピック二連覇と名門フレンチの底力

代官山の閑静な通りに佇む、温かみのある木目と鉄板の輝きが美しく調和する空間。
肩肘張らずに過ごせるカウンターの向こうには、オーナーシェフ・ゆうりさんの確かな技と、モーツァルトに育てられた黒牛への深い愛情。  
   
鹿児島黒牛 
和牛オリンピック二連覇という勲章を引っ提げた強者、その中でも更に希少な「蓮子牛」は、乳酸菌を与えられ、クラシックを聴きながら育つ。肉に宿るのは、緻密で繊細なサシだけでなく、育ての手が注いだ優しさだろう。

冒頭から心を射抜くのは、和牛のブレザオラととうもろこしムース。
極上の生ハムは軽やかな塩気を残し、濃密なムースがポタージュのように舌を泳ぐ。旨みの輪郭がくっきりと脳裏に刻まれ、一皿目にしてこの夜が特別なものだと知る。

続く牛肉しぐれ煮と茄子の揚げ浸しは、じんわりと沁みる味わい。プーリアの白ワインを口に含めば、甘やかな余韻がしぐれ煮のコクを優しく溶かす。

そして真打ちともいえる和牛のシャンパン煮込み。
シャンパンの酸が肉の旨みをさらりと引き立て、ハーブの香りがふわりと鼻を抜ける。濃厚でありながら、シチューのように重たくならず、夏の夕べにもするりと馴染む。

お遊び心を忍ばせた「大人のチーズバーガー」には、思わず笑みが零れる。
竹墨を練り込んだバンズに、黒毛和牛100%のパティ。
ゴルゴンゾーラの深いコクが芳醇に広がり、幸せという言葉が脳内をぐるぐると巡る。

そして圧巻はリブロースステーキ。
鉄板から立ち上る煙と香りに、脳が先に味を想像して震える。ソルトで噛み締めると、肉自体の甘さと旨みが全身を駆け巡る。
そこにソースの三重奏。
菜の花とカシューナッツのソースで苦みとコクを、茗荷と生姜で爽快さを、甘口醤油で和の深みを。
三つのソースを行き来するたびに、和牛が異なる貌を見せる。

締めくくりの鉄板どら焼きアイスは、白餡と赤ワインでコンポートしたチェリーが妖艶な余韻を残す。
どら焼きが甘味を超え、ひとつの芸術として舌の記憶に刻まれる瞬間だ。気がつけば皿の上から儚く姿を消していた。

和牛と鉄板、そしてシェフの人柄が織り成す物語に心を奪われた。
代官山の夜が、こんなにも鮮やかに心を焦がす場所になるとは思わなかった。

2026/02/05 更新

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