YuYu.さんが投稿した三宅輝(東京/六本木)の口コミ詳細

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美食美酒を奏でる吟遊詩人

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三宅輝六本木、六本木一丁目、麻布十番/日本料理、うなぎ、海鮮

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.6
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.6
1回目

2025/06 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

「鰻界の頂点」その言葉が、嘘じゃないとわかった夜

あの店の名を初めて聞いたのは、数々のミシュラン和食を渡り歩いてきた、和食の巨匠の口からだった。
「ここは、本当にヤバい。空を見上げたくなるほど美味い。」その言葉がずっと頭に残っていた。  
   
そして誕生日。彼が店を予約してくれて、ついにその夜が来た。

暖簾をくぐり、静かに照明が落ちるカウンター席。
目の前には、食材の“原型”がある。ただの調理ではない。
職人がひとつひとつの命と向き合い、火と水と刃で、料理という物語に昇華させていく、圧巻のライブ感。

その主役は、もちろん鰻。

10日以上熟成させた白焼き。
皮は香ばしく、身は驚くほどねっとりとした旨み。
美味しさに脳が追いつかない。

そしてもうひとつの頂点、
130年以上継ぎ足された秘伝のタレで焼き上げた蒲焼き。
香りでまずやられる。一口で、完全に陥落。
炭の香ばしさとタレの深みが、まるで幾重もの時間を抱きしめるように舌に絡んでくる。

けれど、ここは“鰻だけ”の店じゃない。

とろけるような尾花沢牛は、
グラスの中で揺れるピノ・ノワールと出会った瞬間、
まるで舞台照明が切り替わったように、空気が変わる。
香りと甘みの余韻に包まれ、天井が消えて、東京の夜空が見えた。

さらに、キャビア、蟹、お造りと続くコースは、
どれもが完璧に“唸らせて”くる。
ひと皿ごとに火入れ、温度、塩味、質感、
その全てが“わかってる人の手”で構成されている。

そんなこの店は、
農林水産省が任命する「日本食普及の親善大使」。
なるほど、納得するしかない。
料理という日本文化の深部を、全力で、
そして誠実に表現している。

この夜の記憶は、もう一年経っても、
まだ余韻が残っている。思い出すだけで喉が鳴る。
それほどの店に出会えたことが、
何よりの誕生日プレゼントだった。

そして今なら、胸を張って言える。

これは、鰻界の頂点。
人生の記憶に、完全に刻まれた夜。

2026/02/05 更新

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