3回
2025/03 訪問
『麻布室井』さん
これまでもシェフの料理の方向性を理解してきたつもりでしたが、今回はその想像を超える進化を感じました。
特に印象的だったのが、ホワイトアスパラとグリーンアスパラを素麺風に仕立てた一皿。アスパラの風味はしっかり感じるのに、まさに素麺のような食感と美しいビジュアル。春の食材が絶妙な出汁と組み合わされ、一皿ごとに季節の移ろいを感じさせてくれる構成でした。
大将の自信たっぷりのドヤ顔には思わず笑いましたが、冬の終わりから春へのグラデーションを堪能できる素晴らしい食事でした。
ご馳走様でした!次回の訪問も楽しみです。
#麻布室井 #銀座ディナー #春の味覚 #進化する料理
2025/03/20 更新
2025/01 訪問
【麻布室井】1月訪問|間人蟹の魅力を存分に味わう、室井大将のさらなる高みへの挑戦に期待
先月に続き、今回で23回目の訪問。もはや「お気に入りの店」という域を超え、室井大輔大将とは長い付き合いの中で、公私ともに信頼できる関係を築いてきました。彼は私にとって弟分のような存在。料理への真摯な姿勢、食材へのこだわり、そして探究心には敬意を抱いています。
今回のコースは 間人(たいざ)蟹 をメインに構成。丹後半島の限られた漁港でしか水揚げされない最高級のブランド蟹。その濃厚な甘みと旨味を、室井大将はまた新しいアプローチで引き出してくれました。先月も間人蟹をいただきましたが、今回はさらに研ぎ澄まされた仕上がり。素材を活かすシンプルな一皿、独創的な組み合わせで驚きを与えてくれる一皿、それぞれに工夫と想いが込められていました。
技術の高さ、味の完成度、すでにこの店の料理は十分に一流の域に達している。それだけに、これからはさらなる高みを目指すべき時ではないかと思います。
ミシュランを狙える実力は確か。今のままでも素晴らしいが、そこに甘んじるのではなく、さらに研ぎ澄まされた世界へ踏み出してほしい。料理の完成度だけでなく、店の空間づくり、サービスの洗練度、すべてを極めた先に、真の「名店」としての評価が待っているはず。
室井大将、次の目標は明確です。「銀座の名店」へ。その挑戦を、これからも応援しています。次回の訪問では、さらなる進化を期待しています!ご馳走様でした。
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2025/03/02 更新
麻布 室井さん
オープンから数えて25回目の訪問。
毎年恒例の筍シーズン、今年の京都の筍もやはり素晴らしく、室井さんの仕入れる京都の筍ならではのシャキッとした食感と濃い旨味にうっとり。
蒸しも焼きも、それぞれの調理で筍の魅力が際立っていました。
他の食材も一級品揃い。
鯛の白子はとろけるような口当たりで、お椀の中の半生ばちこは絶品の美味しさ。
今回は料理長の宮澤くんのお子様の生誕お祝いもかねて、ワインはブルゴーニュの白・赤を、そして最後はクリスタル05で贅沢に〆シャン。
気づけば他のお客様が帰られた後の延長戦へ。濃密で楽しすぎる3時間でした。
料理もますます進化し続ける麻布室井。
カウンターの席数が10席になって以前より予約は取りやすくなりましたが、変わらず一生通いたい大好きなお店です。
また次回も楽しみにしています。
ご馳走様でした!
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