イタリアの山羊さんの行った(口コミ)お店一覧

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黒山羊のレストランガイド

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行ったお店

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これらの口コミは、訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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14 件を表示 4

祇園 肉料理おか

祇園四条、京都河原町、三条京阪/牛料理、ステーキ

3.71

65

¥30,000~¥39,999

¥10,000~¥14,999

定休日
火曜日

昼の点数:4.9

「熟成肉の極みを体験。祇園で味わう至高のランチ」 京都・祇園に佇む名店 「祇園肉料理 おか」さんへ ■ 香りで始まる序章 最初の一皿は、「芋の皮を薪で香り付けし、グラスに閉じ込めた一品」。 蓋を開けた瞬間、スモーキーな香りが広がり、食への期待感が高まる。 続く**「雪の下で熟成されたメークインと近江牛のお粥」**は、甘みと旨味が溶け合う優しい味わい。 「醤油をつけて炙った近江牛」 は、香ばしさと脂の甘みが際立つ絶品。 ■ 近江牛の多彩な表現 「近江牛シャトーブリアンのビフカツ」 は、外はサクサク、中は驚くほどジューシー。 マスタードまたは塩でいただくことで、肉の旨味が際立つ完成度の高さに驚く。 そして、岡シェフのスペシャリテ 「タルタルステーキ」。 たくわんやくづき漬けを練り込み、コリコリした食感と酸味が絶妙にマッチ。 熟成肉の濃厚なコクと見事に調和し、忘れられない一皿に。 ■ クライマックスへ メインは、「30日熟成の近江牛ステーキ」。 異なる3部位を、それぞれ最適な火入れで仕上げ、塩、山わさび、カカオ豆などと合わせて味わう。 噛むほどに広がる凝縮された旨味に、思わず言葉を失う。 さらに、「粕汁をアレンジした一皿」 は、日本酒との相性が抜群。 発酵の奥深さが際立つこの料理は、まさに「飲む料理」と呼ぶにふさわしい完成度だった。 ■ 〆とデザート、余韻まで美しく コースの締めには、 「白ごはん × 近江牛の佃煮」 「近江牛のカレー」 「古代そば」 の3種が登場。 ラストは、「きな粉と焦がした大豆をまとったクリーム × いちご」。 香ばしさ、クリーミーなコク、甘酸っぱさが絶妙に絡み合い、余韻までも美しい。 ■ 祇園の昼、熟成肉の真髄を味わう 料理、空間、サービスすべてが洗練され、ただの食事ではなく、「熟成肉の真髄を体験する」 時間となった。

2025/02訪問

1回

NOMI RESTAURANT

綾部/肉料理、日本料理

4.22

101

¥30,000~¥39,999

¥30,000~¥39,999

定休日
-

夜の点数:4.5

京都・山奥の奇跡のレストラン「nomi」初訪問。 ここは、ただのレストランではありません。命と真剣に向き合う場所。猟から捌き、保存、調理に至るまで一切の妥協なく、自らの手でジビエを扱う三兄弟。その鮮度、技、思想は唯一無二です。 「KIREAJI(切れ味)」をテーマに、40本以上の包丁を使い分ける彼らは、三重の名研ぎ師・藤原将史氏に師事し、自ら研ぎ上げた包丁で食材に刃を入れます。その瞬間すら作品の一部のよう。米や卵も自家製で、徹底した地産地消を貫く姿勢に脱帽。 この日は、日本一の漁師・藤本純一氏の魚を用いた前半の海の料理、後半の命の重みを伝えるジビエという構成で、息を呑むような流れに。料理だけでなく、その背景にある哲学まで深く感じる時間でした。 そして何より、この空間を支えるご家族の存在が温かい。三兄弟、妹さん、お父様、お母様。それぞれの役割が見事に調和し、レストランというより一つの物語を体験しているよう。映画化してもおかしくない、そんな奇跡のような時間でした。 #nomi #ジビエ #KIREAJI #京都グルメ #地産地消の極み

2025/05訪問

1回

しろ

イタリアン WEST 百名店 2025 選出店

食べログ イタリアン WEST 百名店 2025 選出店

しろ

烏丸御池、丸太町(京都市営)、二条城前/イタリアン、イノベーティブ

4.16

98

¥20,000~¥29,999

¥20,000~¥29,999

定休日
月曜日、火曜日

昼の点数:4.5

京都・レストランしろさん 2024年8月、浜田から京都へ。 かつて島根県・浜田でレストランを営まれていたシェフが店をたたみ、御所南に新たに開かれた「レストランしろ」。 そのわずか半年後、2025年春にはミシュラン一つ星を獲得。 季節のめぐりとともに、確かな評価を掴み取った“京都の新しい名店”を、春のランチタイムに訪ねました。 店に足を踏み入れると、光が静かに差し込む落ち着いた空間。木の温もり、料理を待つ静けさ、そして背筋が自然と伸びるような空気。けれどどこか親しみやすく、心をほぐしてくれる余白もある。そんな空気感が心地よく広がっていました。 コースのはじまりは、新玉ねぎの冷製スープと猛者エビ。 鳥取から届いた新鮮な猛者エビが添えられ、エビの濃厚な旨みと玉ねぎのやさしい甘みが寄り添う一皿。 仕立てには店の敷地から汲み上げた井戸水が使われており、清らかさと輪郭のある味わいが印象に残ります。 続いては島根県大田の大穴子のフリットとプロシュート。サクッと軽やかに揚がった穴子に、プロシュートがふわりと寄り添い、香りと塩気のアクセントに。和でも洋でもない、“しろ”独自の世界観が静かに広がる一皿でした。 続いて運ばれたのは、浜田のふきのとうのアイス。 口に含むと、春の山の苦味と、微かな甘みが折り重なり、驚くほど奥行きのある味わいに。苦味が主役になるアイスは珍しく、強さの中に余韻が残る、まさに“春の風味”を閉じ込めた一品。 島根県出雲市のホワイトアスパラとポーチドエッグには、春菊やイタリアンパセリを使ったグリーンソース。シャキッとしたアスパラの食感に卵のまろやかさ、香草の香りが重なることで、味の層がゆるやかにほどけていきます。 カプレーゼは、トマト・金柑・バジルソース・コンソメジュレが層になった一皿。 バジルの香りがふわりと広がり、爽やかさとほんのり甘酸っぱい金柑がアクセントに。春の庭をイメージさせるような構成でした。 パスタは、浜田のまふぐと白子のタリオーニ。 菜の花とレモンのソースがふぐと白子の旨みに爽やかさを添え、濃厚でありながら重たくない、美しいバランス感。 魚料理のメインは、浜田の甘鯛の鱗焼きと亀岡のほうれん草。 パリッと香ばしい鱗としっとりとした身、やわらかな甘みを持つほうれん草の組み合わせが絶妙で、技術とセンスが光る構成でした。 肉料理には、サステナブル和牛のローストとグリーンアスパラ。 しっとりと火入れされた赤身の旨みに、アスパラの歯ざわりと香りが重なり、自然と体に馴染んでいくようなやさしい一皿。重たさはなく、ランチの流れの中でもすっと溶け込んでくれる存在感でした。 そして締めくくりには、蛸と芹のリゾット。 お米に蛸の旨みと芹の香りがじんわり染み込み、レモンを絞ると一気に清々しい後味に。春の風を感じさせるような締めの一皿で、コースが軽やかに、しかし印象深く幕を閉じました。 京都で新たなスタートを切った「しろ」。 浜田という土地に根差し、素材を見つめ続けてきたシェフの視線は、舞台が変わっても揺らぐことなく、そのまま皿の上に表現されていました。 ミシュラン一つ星獲得、おめでとうございます。 本当に美味しいものをまっすぐ届けたいという想いが、ひしひしと伝わってきました。 そう素直に思える、春の昼のすばらしいひとときでした。ご馳走様でした。 #ミシュラン一つ星 #京都グルメ #京都 #ミシュラン #レストランしろ #浜田 #島根県グルメ #イタリアンレストラン

2025/03訪問

1回

ぎおん徳屋

和菓子・甘味処 WEST 百名店 2023 選出店

食べログ 和菓子・甘味処 WEST 百名店 2023 選出店

ぎおん徳屋

祇園四条、京都河原町、三条京阪/甘味処、和菓子、かき氷

3.75

1917

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

定休日
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昼の点数:4.0

わらび餅の名店徳屋さん テナントはいろいろ増えているが祇園の本店でいただくのが風情があってよい。

2025/02訪問

1回

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