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全景
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垂直方向から
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チャーシュー、ヤサイ、卵
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スープ
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麺リフト！
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ヤサイリフト！
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メニュー
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小上がり席
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カウンター席
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横に長いお店
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目立つ看板…
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夕営業がないのに加え、定刻の午後3時よりもはるかに早い時間に、材料切れで店じまいしてしまうことも多いこちらのお店。仕事で近くに行くことも多かったのに、実に何年もの間、訪問が叶いませんでした。時間があることにふと気づいた休日の午前中、思い立ったが吉日、突撃です！
…ああ、暖簾が出ている。営業している！ 翩翻と風になびく数多くののぼり旗、某国からクレームが付きかねないデザインの看板(^^;) なかなかなクセの強さを想像させる店構えです。さあ入店。
入ってみて、中の広さに驚きました。入ってほぼ正面のカウンター席、左にはゆったりと4人掛けできる小上がり席、右の奥には昔の喫茶店風のボックス席がさらにいくつか、そしてやはり小上がり席も。収容人数の多さを考えると、もともとはドライブイン的なお店だったのを居抜きしたのではとも思いました。
カウンター席に座り、「辛痺地獄麺」￥850を注文。店内をキョロキョロ見回していると、後から入店したお客さんが、二郎的なメニュー「鬼山豚味噌麺」を頼んだら「ごめんなさい、もう終わってしまいました」と店員さん。おいおい、まだ11時だぞ？こんな時間に売り切れ？ このお店の人気の一端を見た気がしました。ワタシのオーダーは、円周の一部がまっすぐ切り取られた形のお盆に載せられて、あっという間に着丼。
おどろおどろしい「辛痺地獄麺」の名前の割には、赤くただれているわけでもなく、落ち着いた丼容です。まずはスープ…細かい背脂は浮かんでいますが、コッテリ感や濃厚さはありません。痺れも辛さも突出せず、さらっとした穏やかなみそスープの中でよく調和しています。
掘ってみると、結構下までクタ気味のモヤシの山。微ウエーブ細角麺はそんなに特別な個性はなく、健康な男子ならささっと平らげてしまいそうなボリューム。特筆すべきはチャーシュー、「大曲ラーメン」のをもう少し分厚くしたくらいのものが一枚。スープに浸していなくても、持ち上げるだけでホロホロと崩れそうです。ライスを頼んで、一緒に楽しむべきタイプ。
途中でニンニクと白胡椒、ラー油を加えて変化をつけます（入り口正面に、白胡椒、ラー油、ニンニクなどがまとめて置いてありました）。特にラー油は相性が良かった気が。後口には化調の甘みがやや残りましたが、決して嫌みなものではありませんでした。
味噌ラーメン専門店ということで、コッテリ濃厚なラーメンを勝手に想像していたのですが、辛さや痺れも含めて、とてもバランスがよくて本当に美味しいラーメンだったというのが感想です。
これは、ひとつひとつのメニューを順番に試していきたくなるタイプのお店…！！ 地理的時間的になかなか訪問が難しいのが残念です。ごちそうさまでした！
ちなみに、辛さも痺れも美味しさの範囲で収まるレベルですが、味覚とお腹の辛痺耐性は違うみたいで…夕方から夜にかけてけっこう大変でした(^^;)