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この日はたまたまご縁があり【yama】さんに伺う事が出来ました。 『お菓子なレストラン』をテーマに掲げ、日本各地の旬の食材を目の前で調理して下さる為、出来上がるまでの工程から、出来立てを口に運んだ時の味まで、五感で感動体験が味わえる予約困難店です。 シェフの勝俣さんは山梨県出身で、エコール辻東京を卒業後、国内のホテルやレストランで修行を積んだ後、渡仏。2015年にパリにオープンした吉武広樹シェフの【Sola】のシェフパティシエを務め、オーストラリアにて研鑽を積んだ後に、2019年7月恵比寿に【Yama】をオープンしました。昨年末には恵比寿から白金に移転され、スタッフはスーツを着こなし、内装は更にゴージャスな空間になっていました。 今回は初めての『宮崎県産マンゴーと季節のデザートコース』食事には一皿一皿にノンアルコールのペアリングドリンクがついてます。 この日のメニューは下記の通りです。 ️カプレーゼ ローズマリーとバジル ️マンゴーのテリーヌ ジャスミン茶と金木犀 ️メロンと山椒 ミントとレモングラス ️ピーチパインのブリュレ レモンマートルとレモンユーカリ ️黒糖と焼き加子 ウイスキー樽燻製の焙じ茶 ️喜界島の自胡麻アイス 玉露と抹茶 ️マンゴーの春巻き コブミカンと胡椒 ️さくらんぼとロゼワイン ️マンゴーのモンターニュ 薔薇亡紅茶 勝俣シェフが直接やりとりしているという宮崎県の鬼塚さんが作るこだわり抜かれたマンゴーの更に美味しい部位だけを使い、仕上げる贅沢な一皿はまさに絶品。 用途に合わせて使用する果物の品種と部位への拘りと、計算し尽くされた一皿の成り立ちの説明は分かりやすく、食材の魅力を更に知る事が出来ました。冷たい品から熱々の品、更には甘い品から塩味のある品まで、一連の抑揚や流れはコースを通して、デザートの域を超えて楽しめました。 また季節を変わる頃、違った果物の魅力を知る為、伺わせて下さい。
2023/06訪問
1回
今まで行った中で1番好きなお店どこ?と聞かれたら、都内では必ず『銀座 大石』と答えていました。今回は4度目であり、約2年ぶりの来店です。久々にも関わらず覚えていて下さり、親しく話しかけて下さったり、カメラを向けるとサービスショットを多く頂けたのも嬉しかったです。 銀座大石は銀座マロニエ通りのビルの2階に位置し、店内に入るとお寿司屋さんのような温かみのある木のカウンターと、シックなキッチンが視界に広がります。『明るい方へ 明るい方へ。』との書道が額縁に飾られており、その内容の通り挨拶から料理説明、ゲストとの会話まで全てが元気いっぱい、笑顔いっぱい。堅苦しいフレンチとは真逆のコンセプトです。更には目の前で一皿一皿が仕上がっていくライブ感も楽しめ、品数もポーションも多い為、界隈では通称『腹パンフレンチ』と言われ、全国や世界中の多くの食通を虜にしているフレンチレストランです。 そんな銀座大石のシェフ、大石義一さんの経歴はというと、1981年福岡県に生まれ、地元のホテルで3年間多岐に渡り料理の研鑽を積みます。その後上京し、東京のフランス料理店の名店『北島亭』に入店。サービスとしてワインの勉強をしたり、スーシェフとして北島シェフの右腕として活躍したりと計16年腕を奮った後に、銀座に2019年9月『銀座大石』をオープン。正統派のフランス料理の良さに加え、素材本来の良さを味わえる和食の要素も取り入れた多量多皿フレンチ。 料理はお任せコースのみで¥30,800です。 その時々の季節の食材により変動するようです。 以下が提供された料理です。 ️ バター茶 ️ グジェール (サワラ・キャビア) ️ 生雲丹のコンソメゼリー寄せ カリフラワーのクリーム ️ 鮎のフリット 胡瓜 海苔 ️ ガスパチョ イサキ 朴葉 ️ ブレッド ️ 八寸 パテ・ド・カンパーニュ 帆立と野菜のゼリー寄せ 岩中豚のローストポーク ️ 手打ちパスタ アスパラガス 自家製ベーコン ️ 太刀魚と胡瓜のパイ包み焼き ️ 西瓜のジュース ライム ️ 仔羊 岩塩包み焼き 香草パン粉焼き ️ 鮑のリゾット ️ カレーライス ハーブティー ️ マンゴーとパイナップルのグラタン ココナッツのスポンジとアイス パッションフルーツのソース ️ プロフィットロール 2色のショコラ 何回来ても、季節を変えてもいつ来ても裏切らない満足感に感動です。1番好きなフレンチは大石さんと言い続けてきて良かったと改めて思えた日でした。そして今後も自信をもって言えそうです。 クラシックな調理技術をベースに置き、季節を意識した見た目は非常に華やか且つ、ポーションも多い為どれもインパクトのある品々の味わいは、意外にも軽く繊細である為、お腹いっぱいながらも不思議と食べ進める事が出来ます。またコース中盤から終盤にかけては量の調節もゲスト一人一人に対応されている様子も印象的でした。 シェフとお客さんがいじり合ったり、お客さん一人一人に対して分け隔てなく楽しく会話をする事で、お客さんとスタッフの全員が一体となって食事を楽しむ空気感が流れており、今回も非常に楽しい3時間でした。 ふと美味しい物を食べたい衝動に駆られ、予約をしたのは僕の大好きな銀座大石さん。急にも関わらず日時の都合が良かったのと、カウンターで気兼ねなく1人でも行き易いという点で、この日は3回目の来店でした。 大石さんでの食事は、味やボリュームの満足感は勿論の事、シェフやスタッフ、ゲストが一体となって作り上げられる空気感が他では味わえない良さの1つだと思っていて、1人で行ったにも関わらず、気さくに周りの人等も交え話して頂き、楽しい時間を過ごせました。 料理はというと、この会でラストのポルチーニのフリットはとてもポーションが大きく、シンプルですが、部位ごとに食感や味わいの違いを感じられるのが面白く、大石さんお得意のクラシックなサクサクのパイもソースとの相性が抜群で、メインの仔羊はとても丁寧に調理をされていて、クセは少なく、肉の旨みを感じられるジビエが苦手な方でも食べれそうな一皿になっていました。デザートのモンブランも甘過ぎず、軽く食べれる仕上がりで大変美味しかったです。 全体的に見た目の豪快さとは裏腹に繊細な味わいで、良いギャップのあるお店だと思います。 楽しくて美味しいを突き詰めた、お腹も心も満たされる東京でトップクラスに好きなお店です。また必ず伺います! 前回大石シェフの人柄や料理、雰囲気に完全に心を持ってかれて2度目の来店です。都内のフランス料理店では1番好きと言っても過言では無い大石ファンですが、今回もとても満足のいく内容でした。 前回の来店は2月という事で内容はクラシック寄りの重ためなニュアンスに比べ、今回はコースを通してバターの量や塩味を控える等非常に軽やかな印象。素材がそれに向いているから、というのもありますが、暑くなってきたという事もあり、皆んなが食欲減退するから、というシェフの意向です。丁度この日から夏メニューに切り替えという事でさっぱりとした新メニューをサクサク頂く事が出来ました。 ですが、流石は大石さん、コース終盤では心地の良い満腹感と充実感がありました。特に印象に残ったのは鮑のパイ包みと、牛タンの一皿。 リールにも残しましたので、見て頂けるとお分かりの通り、キッチンと席の距離感が近いカウンターの席は活気や熱気がダイレクトに楽しめるので本当に退屈しないです。 シェアやスタッフとゲストが一体となって楽しめる多皿フレンチ、また9月に秋メニューになった頃伺います。 北島亭でスーシェフを長年勤め上げた大石さんが独立したお店、銀座大石さんにようやく伺う事が出来ました。 四ツ谷にある老舗のフランス料理屋、北島亭にて感動した自分にとって、様々な口コミや知り合いからの情報を聞く限り、良い部分や''らしさ''を引き継ぎながらも、モダンで和の要素を随所に含ませて華やかにブラッシュアップされてるこちらは''絶対に間違い無いだろう''という確信と共に高いハードルがありましたが、それすらも軽々と超えてしまう、今季1の満足度の食事でした。 ランチで伺った為、勿論朝ご飯は抜きましたが、それでもお腹いっぱいになりとても苦しかったです。しかし食後はそれを超える充実感と幸福感でした。 どの皿も外す事なく素晴らしく、見た目も非常に楽しい。ポーションがとても大きいのに、13皿〜14皿程が出てきました。途中に出てきたスイカのジュース等も、北島亭のエスプリが含まれていて、微笑ましくなりました。 初見の方も、常連の方も一緒になって楽しめるような大石さんのお心遣いや軽快なトークが食の場を盛り上げて下さり、一体となって賑やかで笑顔になれるような、活気と熱気の溢れるお店でした。
2025/06訪問
4回
今回はご縁があり、東京都神谷町にあるレストラン、SUGALABOさんに伺う事が出来ました。 こちらのお店は完全紹介制で、看板なども無く、外から入り口が分からない仕様となっています。スタッフに案内され中に入ると、コンパクトでありながらも、細部にまでこだわり抜かれた撮影スタジオのようなカッコいい空間が広がり、ピカピカに磨かれたキッチンでは調理スタッフがテキパキと働いており活気がありました。 カウンター8席と8名掛けのテーブル席、4名掛けのテーブル席がひとつずつあり、17:00〜と20:30〜の2回転制。ファンが非常に多いことに対し、こちらのお店は基本的には週4日営業であり、更にシェフの須賀さんは国外でのコラボイベントや、メディアの仕事もある為、もう今年の予約枠はキャンセル分以外は埋まっているんだとか。 そんな須賀洋介シェフの経歴は以下の通りです。 1976年名古屋に生まれ、実家は洋食屋とフレンチレストラン更にはパティスリーを営んでおり、幼少期から飲食業界が身近な環境で育ちます。21歳の時、世界でもっともミシュランの星をもつシェフ、ジョエル・ロブション氏と出会い、それ以降16年間ロブション氏の元で腕を磨き、東京を皮切りにラスベガス、ニューヨーク、台湾、パリなどの新店舗立上げに料理長として指揮を取りました。世界を渡り歩いてきた須賀洋介シェフは2014年に『SUGALABO Inc.』を設立し、2015年、ラボラトリーという形で東京・神谷町にお店を構え、【SUGALABO(スガラボ)】をオープン。過去にシェフ自身アイアンシェフなどのメディアでも活躍されたり、世界的なグルメガイド、LA LISTE 2020では世界最高位の99.50をマークした事もあり、紹介制でありながらその知名度は世界規模で非常に高く、日本食材や日本独自の食文化の素晴らしさを世界に向けて発信し続けています。 コースはおまかせのみで、価格は時価のようです。 以下が提供された料理と飲み物です。 ️ 根室 雲丹 末富最中 ️ 熊本 菊芋 黒トリュフ ️ 北海道 野付港 帆立 キャビア ️ 多田さんの24ヶ月ペルシュウ 奈良スガラボ新米 ️ 冬春菜十種 ソースタプナード ️ 福島 会津 馬肉 黒トリュフ ️ ブレッド ️ 根室 白子 黒トリュフ ハーブサラダ ️ 網走 釣りキンキ 三浦大根 徳島 黄ゆず ️ 新潟 真鴨 黒トリュフ 占冠村 伊達農園 百合根『月光』 ️ カレーライス ️ 高知 白木果樹園 水晶文旦 ローズマリー ️ 奈良 中井農園 いちご『古都華』 広島 フレッシュハーブティー ️ マドレーヌ ️ チョコレートプリン 全国から選び抜かれた旬の食材が、須賀シェフによる最高の腕と最高の調理環境で、見る見るうちにひと皿にまとまっていく様はまるで劇場のようで、その出来立てを味わえることに幸せを覚えました。 冬の季節であった為、クリームやバター、黒トリュフがコースを通して多用されている等、重心低めのクラシカルな印象でしたが、その濃厚な味わいや香りにも引けを取らないほど、食材の持つ個々の食感や香り、味わいも鮮烈で、それらが見事に調和していました。 特に印象に残ったのはスペシャリテのペルシュウとスガラボ米を用いたひと皿と、白子のひと皿。 コース自体のボリュームは多めですが、調整も可能でした。遅い時間で満腹にも関わらず、美味しいからもうひと口、もうひと口と不思議と食べる手が止まらないお店で、ファンが多いのも納得の満足感です。 本当に幸せな時間をありがとうございました。
2025/01訪問
1回
偶然予約が取れて、同世代の食通の友達と2人で念願のPRISMAさんへ伺う事が出来ました。 こちらのお店はイタリアンのジャンルにおいて日本で唯一ミシュラン二つ星を獲得維持し続けているお店です。 内装は革のインテリアや木目調の店内に、暖色系の抑えた照明が照らされており、暖かみのある大人な雰囲気が漂います。広い店内には2名掛けのテーブル席が僅か4つで、回転は無しという潔い営業スタイル。オープンキッチンのスタイルである為、どの席からもシェフがテキパキと料理をする所を見ながら、ゆっくり食事を楽しむ事が出来ます。席数や回転に制限を設けている為、現在予約は非常に困難でキャンセルが出ても秒で埋まってしまっています。 そんなPRISMAさんのシェフ、齋藤智史さんの経歴は以下の通りです。1974年2月に北海道に生まれ、20歳でイタリアに渡り、ロンバルディア州にある『ダ•ヴィットリオ』、更にはヴェネト州にあります『ティーボリ』にて2年間の修行を積みます。帰国後はフレンチの修行を積んだのちに、2軒のイタリア料理店のシェフを経て『イル リストランテ ネッラ ペルゴラ』を開店、南青山の地に移転し、『プリズマ』としてオープン。 コースはお任せのみで、税込約30.000/人で、頂いたのは以下の通りです。 スパークリングドリンク(レモン) ️ 白イカと白イカラグーのトルティーナ ️ 白イカとイタリアンパセリのポルペッティ パルミジャーノのエスプーマ ️ グリーントマトとバジリコのソルベ ブッラータのエスプーマ ️ 江戸前キスのフリット Kohl 山林檎とワイルドベリーのジュース ️ 石川産サゴチとサフランライスのインサラータ ️ 穴子のアグロドルチェ ️ イタリア産サマーポルチーニ茸と黒トリフのタリオリーニ ️ うずらのトルテッリーニ 松茸と九条ネギのブロード ️ ヴェルモットのグラニータ ️ 大雪山 夏シカのロースト・ヴェッキオサンペーリ風味 ️ シャインマスカット・なつめ茶と赤ワインソース ️ ホワイトチョコレートのムースとピスタチオ フレッシュハーブティー ️ お茶菓子 とにかくシェフの拘りを堪能出来るお店でした、仕込みから仕上げまで全てシェフ1人でやるのは勿論の事、ゲストから見える花を活けるのも、100年前のスピーカーから流れる音も、全てシェフが決めているそうで、料理と心地よい空間が見事に調和していました。 マダムによるサービスや、手書きのメニューも味があり、ヨーロッパの自宅に招かれて食事をするかのような温かみが大変心地良く、常連のお客様の心を掴んで離さない事に納得がいきました。 ワンオペにも関わらず皿出しのテンポが非常に良い事に驚きました。料理自体には、派手さや華美な演出は無いものの、無駄を極限まで省いた先にある、突き詰めたシンプルを感じ取る事が出来ます。素材本来の鮮烈な味わいや個性、余韻を楽しめる大人なお店でした。 次はキャビアと赤ワインのタリオリーニが食べたい。。
2024/08訪問
1回
神楽坂で頂く、隠れ家的雰囲気のイタリアンです。オープンキッチンカウンターで食事を頂く為、目の前で調理して頂いてるシェフや盛り付けをするサービススタッフの方を見ながら料理の待ち時間も楽しめました。 どの料理も、産直の食材を最大限に活かしクラシック寄りの、誰が食べても美味しいと感じるような、わかりやすい美味しさでした。 ローズマリーを練り込んだ暖かいパンのお供には燻製されたホイップバターとイタリア産のオリーブオイルの両方を。どちらも出して頂けるお店は滅多に出会えない上に、ゲストの為のひと手間が随所に光るお店だと伝わりました。 サービスの方も笑顔が素敵できめ細やか。ゲストに合わせて臨機応変に対応されてるのが印象的でした。 まだ、オープンして間もない為、より良くなるポイントはいくつかありましたが、コストパフォーマンスに優れ、他のお客様も非常に楽しんでいらした様子で、とても満足いく時間でした。 ありがとうございました。
2023/09訪問
1回
日本の飲食シーンにおいて第一線を走り続けるフランス料理の名店、カンテサンスさんに久しぶりに伺う事が出来ました。 シェフの岸田さんは三重県志摩観光ホテル「ラ・メール」、東京都渋谷区のレストラン「カーエム」を経て渡仏。パリ16区の「アストランス」をはじめ、フランス各地の一ツ星から三ツ星までの数々のレストランで修業された方です。帰国後白金台に「カンテサンス」をオープンさせ、のちに品川に移転以降、三ツ星を16年連続で獲得し続けています。 今回は個室という事で、写真撮影もOK. 料理はお任せのコース1種類のみ。その日仕入れた食材を、最適な調理で、その日のうちに使い切り、全てのゲストによりクオリティの高い物を提供出来るそのスタイルは寿司や和食では主流ですが、フレンチではそれまでゲストが食べたい物を一品ずつ選ぶアラカルト スタイルが主流でした。固定概念を覆し、『お任せのコースのみ』を掲げたのはカンテサンスが先駆けで、最近ではそのスタイルが浸透してきてるように感じます。 音楽や卓上の花等、無駄な装飾も極力省き、岸田シェフの料理の技術や味、こだわりと向き合う為のシンプルでシックな内装と白紙のメニューはこれからのコースを期待させます。 以下が提供された料理です。 ・バスク豚アーモンドパウダーのサブレ 胡瓜 カルダモン ・トマト パプリカ 梅のガスパチョ 帆立具 蛤の出汁 ・山羊のミルクのババロア 南仏オリーブオイル 百合根 粗塩 マカダミアナッツ ・ズッキーニ チーズ 車海老 ・穴子 獅子唐 ワイルドアスパラガス ほうれん草  ・蛍鳥賊のラビオリ 蛤とバターのエスプーマ ・クエ 白ワイントマト ポレンタ ・鴨牛蒡 モリーユ茸 ・コンテチーズ バゲット カラメリゼしたナッツ ・メロンのグラニテ 生クリームのアイス ・ガトーオペラのパフェ ・チーズケーキ ・メレンゲアイス 能登半島の海水スプレー ・ミニャルディーズ クエはオーブンで火入れし、皮はフライパンでバリッとした仕上がりに、鴨は3時間もの火入れ。厳選した食材を更に美味しくする為に、人の目と手で焼きにこだわる姿勢は職人そのものです。 どれも美味しいですが、特にズッキーニと車海老の一皿、クエと鴨、メレンゲのアイスが印象的でした。 定番のスペシャリテに、酸味を際立たせた初夏の季節感を感じられる品を交えた素敵なコースに満足です。 3時間という制約の中品数も多い為、大変だとは思うのですが、提供も非常にスムーズで、サービスの方も親しみ易い方ばかりでした。 また季節が変わり、予約が取れたら伺いたいお店です。 ミシュラン三つ星、ゴーミヨ5、食べログアワードゴールドと、ありとあらゆる食のガイドの最高評価を得ている世界的にも有名な予約困難店、カンテサンス。基本的に個室以外の撮影は禁止の為、メニューだけ記しておきます。 インスタで知り合った友人が予約を取って下さり、伺ってきました。店内は無駄な装飾などは無く、音楽も無ければテーブル上の華も無い、岸田シェフの料理とだけ向き合い、満たされる為の場所という味の自信に満ちた潔さが気持ち良いお店です。サービス陣も卒なくこなし、かといって主張してくる事はないあくまで味がメインのお店です。 これだけあらゆるレストランの武器となる要素を省いたのにも関わらず、だからこそなのかは分かりませんが、長い期間多くの人を虜にし続け、沢山のガイドで最高評価を受けれるその味は確かなもので、感動しました。一品一品の余韻が心地よかったです。あらかじめハードルが高いにも関わらず、これだけのレストランの要素を排除しても尚且つ、人を感動、満足させる事が出来るその裏の努力や勉強を考えただけでゾッとしました。一皿一皿に丁寧さと計算し尽くされてる感じが伝わってきます。 こういった事は実際には自分の腕に自信が無いと出来ないと思うし、高いお金を払って料理を食べるんだから、その位の自信を持つ料理人に好感を持ちます。 また伺いたいと思います。
2023/06訪問
2回
北島亭、ようやく伺う事が出来ました。最近のフレンチレストランはモダンやイノベーティブが多すぎて、ポーションが小さかったり、少量多皿で、見た目は華やかなものの、心に引っかかりが無く、印象薄い面がややあり、少し寂しく思っていました。 こちらのお店は老舗のフランス料理屋です。外観も内装もお洒落とは程遠く、レストランとしてはどうか分かりませんが、とにかく本当に味は美味しかったです!量も多く、更に熱い物はとても熱く、冷たい物は冷たく、当たり前の事のようにも見えますが、それが出来るお店ってなかなか少なく感じます。テンポも忠実に、きちんと提供されるのが印象深かったです。一品一品大満足。料理という要素だけでここまで満足度を上げるお店ってなかなか無いんじゃないか、と思いました。それこそ、カンテサンスとその点は似てるといえるでしょう。音楽や華などを取り払い料理と向き合うような場所なので。 また伺います。
2021/05訪問
1回
たまたま機会があり、約1年ぶりにYamaさんに伺う事が出来ました。昨年も桃のコースは食べましたが、品数も美味しさも進化していました。 フレッシュな桃の美味しさだけでなく、あらゆる食材の組み合わせと火入れのアプローチで、コースを通して様々な桃の甘さや香りを感じる事が出来ました。 特に印象に残ったのは、とうもろこしのアイスと桃の天ぷらです。 味の想像がつき易いとうもろこしはどうしても特別美味しい!って感じた事が無いのですが、こちらのとうもろこしアイスは祖母の家で夏休みに食べたとうもろこしを連想させる程、そのものを食べるよりとうもろこしの旨味が凝縮されていて、本当に感動しました。 桃の天ぷらに関しては、サクサクでジューシーな桃の天ぷらと、梅のジャムの相性が良く、本来梅が苦手な自分でも美味しく頂けました。桃も梅も元はプラムだから相性がいいんだとか。甘い物が続くコースだからこそ、アクセントに塩気のある一皿が際立ったように感じます。 合わせるお茶も、シェフのストーリー等も含めて余韻の残る食事でした。また伺わせて下さい。ありがとうございました。 前回のメロン尽くしコースも非常に楽しむ事が出来た為、予約が取れてからずっと楽しみにしていました。今回は2枠取れたので、食通の友達と。 今回はイチジクと季節の食材コース。家では食べないもののレストランではフォアグラに合わせたり、ソースにしたりジャムにしたりと、多様な使われ方をされ、口に入る機会も多いのですが、思えばイチジク単体をちゃんと味わった事は無かったかも知れません。 そんな食材をよく知るきっかけになるのも山の良さだと思います。様々な調理技法や、食材を合わせて、あらゆる角度から楽しみ方を知る事が出来ました。特に感動したのは、黒蜜ときなこを合わせたひと皿。見た目はイチジクそのものなのですが、味わいが奥深く、そこに合わせるコーヒーのペアリングドリンクまでも感動しました。 当日は台風の影響もあり、お店に辿り着くまで大変でしたが、それでも時間には他の皆様も席に着く辺り、流石だなぁと思いました。また予約が取れましたら、伺います。 前回のメロンと季節の果物のコースで、とても自分的に心打たれたので、仕事終わりに予約していたyamaへ。 このお店の何がそんなに凄いか、というと、素材の良さを視覚や食感、香り、温度など、様々な方向からアプローチの努力が食べて伝わるのと、それをちゃんと論理的に解説して貰えるのが、答え合わせのようで非常に心地良い。薔薇と桃の組み合わせが多かったですが、それぞれ楽しみ方も違く、新鮮で楽しかったです。 特に印象に残ったのは桃のフリット。本来梅干しが僕は苦手なのですが、シェフの手にかかれば、必要不可欠な存在へと昇華して、楽しめました。そういった覆す事だったり、料理の説得力があるのが、このお店の凄さであり、予約困難になる秘訣かと思います。その裏には幾度となく答えに辿り着くまでの計算し尽くされてる感が伺えます。 次は無花果のコースに伺います。 予約困難店であるYamaに伺って来ました。前々から知っていて甘い物好きではあるものの、華やかな女性達がキラキラワイワイしているお店とずっと思っていて、行き渋ってました。笑 今回はたまたま行く機会が巡って来て、1人で行ってきました。行く前に抱いていた印象と実際に行ってみての印象はだいぶ異なり、客層は女性がメインですが、キャッキャワイワイというよりかは、1人1人が出される品と向き合う印象。私語や大きいシャッター音もNG。それ故に男性1人でも行きやすいかと思われます。今回食べたのは、メロンと季節の果物のコース。交互交互にメロンとサクランボの品が出てきて、また、中には熱々のスイーツも出てきて非常に楽しめました。見た目も華やかで、スパイスやハーブを多用して香りから、温度、食感に至る全てを以てして本来の素材の良さをよりゲストに味わってもらう為、品ごとにあらゆる方向からアプローチをかけてるのが窺えます。一品一品にノンアルのペアリングが付くのでコスパも高いと思いました。ここ最近伺ったレストランの中では1番満足度が高い食事でした。
2022/08訪問
4回
The Tabelog Award 2026 Bronze 受賞店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2025 選出店
茅場町、日本橋、人形町/フレンチ
オープン当初から1年に1度は必ず伺わせて頂いてるこちらのお店に今年も来る事が出来、無事今年を締め括れる事に喜びを感じます。 4度目ともなるとスタッフさんも把握して下さっており、いつもの席にて、適度な緊張感と居心地の良さの中で食事を楽しむ事が出来ました。 料理の煌びやかさは勿論の事、この日のコースはノエルウィークという事もあり、品数がいつもより多く、贅沢な食材もふんだんに盛り込まれていました。 特に"セイコ蟹と帆立のテルミドール"は添えてある内子の食感や塩味と併せて頂くひと皿で、熱々のソースの中には黒トリュフも入っており幸せな余韻が長くずっと食べていたい程でした。魚料理の"鰻と鯉のバロティーヌ仕立てマトロートソース"に関してもマトロートソースについて最近他で知る機会があったのと、鯉もずっと食べたかった為、念願叶って嬉しかったです。 デザートもミニャルディーズも美味しいのは勿論の事、どれも繊細で綺麗な為、提供される度に『おぉ』とリアクションをとってしまう程目でも楽しめました。 楽しい時間をありがとうございました、また伺わせて下さい。 プレオープンの時から雰囲気、サービス、料理と都内でトップクラスに好きなこちらのお店は今回で3度目の来店でした。団体さんが入っていた為、ホール内に仕切りが設けられ、少しこじんまりとしていましたが、席の間隔は広くとられており、相変わらずパリッとした雰囲気の非日常と居心地の良さが併存していました。 サービスも素敵な人ばかりで、1年に1度のペースでしか行ってないのに、ちゃんと覚えて頂いていて嬉しく思います。 料理は結論から言うと、今回が1番好みでした。盛り付けは期待を裏切らない程、どれもとても繊細で、皿を待つ間も楽しみな時間を過ごせます。味に関しても、見た目はモダンでありながら、その中にはクラシックの軸が根底にきちんとあるのがとても好印象。 ミシュラン二つ星昇格おめでとうございます、また伺いたいと思います。 彼女とクリスマスをお祝いする為、どのお店がいいかなと迷っていた所、ピッタリのお店がこちら。以前プレオープンの時にランチで伺った時に価格のわりにやたらと手が込んでおり、サービスも内装も緊張する位非日常だな、と印象深く、またちゃんとした時に来ようと思っていたお店でした。 お店に入るとシックなクリスマスツリーが飾られており、なんだかこういう季節柄の飾りを見ると、特別な日に来れた事を再認識出来、嬉しく思います。 料理はもはや間違い無いといった印象で、どの皿の付け合わせも、とても繊細に作り込まれていて、見た目から楽しい。もちろんそれを食べても美味しいし、ソースも料理単体も、かなり計算された調味。それに加えてサービスも気持ちが良いです。沢山ある要素を長過ぎず、短過ぎず、掻い摘んで話してくれます。そして皿出しのテンポも、安心感があります。店内の少しパリッとした雰囲気は、背伸びをさせてくれて、たまに行くからこその良さ、と言った感じがします。 メッセージプレートのデザインも華やかで、いいですね、良い思い出になりました。 オープンしたてに伺いました。 サービスが素晴らしく、内装はパリッとした程よい緊張感を覚える設えで、料理も大変おいしかったです。
2022/12訪問
4回
(French) 【Florilège】2回目 ・Michelin star 2 ・Michelin green star ・Gault et Millau 3 ・The Tabelog Award Silver ・百名店 ・The Asia’s 50 Best Restaurants No.7 ・The World's 50 Best Restaurants No.27 [Review] 久しぶりの投稿です。今回は神宮前から麻布台ヒルズに移転し、プレオープニング中のFlorilègeさんに伺ってきました。 シェフの川手寛康さんは1978年生まれの東京都出身。高校卒業後は2000年「恵比寿QEDクラブ」「OHARA ET CIE 」を経て、02年より西麻布「LE BOURGUIGNON」にて菊地美升シェフに師事。04年よりスーシェフに就任。06年渡仏し、モンペリエ「Jardin des Sens Restaurant」にて働き、07年帰国後、白金台「Quintessence」にてスーシェフを務め、09年独立後、「ミシュランガイド東京2018」からは二つ星を獲得し続けると共に、ベストレストラン常連店の、日本が世界に誇る現代フレンチ最前線の予約困難店です。 以下が提供された料理と飲み物です。 東方美人(A) ️南瓜 さつまいも ️豆乳 ️根セロリ ️茄子 甘芳金心 ️舞茸 ️鰻 ️兼ね合い ️マスカット ️栗 煎茶 ️ミニャルディーズ 移転後も世界中から注目され続けているその人気は衰える事を知らず、ゲストの殆どが海外の方でした。 以前はキッチンを囲むようなカウンターテーブルでしたが、移転後はフルオープンキッチンの前に、1つの大きなテーブルがあり、それをゲスト全員で囲むように座るターブルドットスタイルになっていました。様々な言語が飛び交い、同じ美味しい物を頂く、BGMもアップテンポで楽しい雰囲気でした。 料理はサスティナビリティの観点からプラントベースを謳っているようで、肉や魚介、バター等は多用しておらず、野菜やお茶のエキスをソースやオイルにし、使用する事でヘルシー且つ、素材本来の香りや鮮やかな色も楽しめました。 プラントベースといっても物足りない事は無く、とてもお腹いっぱいになり驚きました。 見た目はシンプルな物が多いですが、説明を聞くと見えない部分に複雑な工夫がされており、それらを前面に押し出さない所に日本らしさを感じます。どれも美味しく、食材の合わせ方も斬新で面白かったです。 魅せ方や在り方、常に最先端でありながらも、探求し続け、人気を維持する熱量に感銘を受けました。 ありがとうございました。
2023/11訪問
1回
昨年ミシュラン二つ星に昇格し、更にグリーンスターも獲得されて今ノリに乗っているフレンチレストランCronyさんへ、僕の誕生日祝いという事で、友人と一緒に伺う事が出来ました。 一階がキッチンで二階がホールという変わった造りの建物です。入り口から入ると、真剣に調理しているシェフを始めとするキッチンスタッフを真っ先に見る事ができ、2階に上がると木の暖かみや北欧のニュアンスの感じられる、とても素敵な内装でした。 肝心のお料理はというと、どの皿も華やかで、且つ見ただけでは味の想像がつかない物ばかり。最近イノベーティブやモダンフレンチといったジャンルのお店が東京では増えてきてますが、その中でもトップクラスに細部まで凝っていると感じました。更に驚いたのが、見た目だけでなく、その食材の食感や香りをより引き立たせる皿の数々。 アミューズからも手間を感じ、とても美味しい為、序盤から友人と盛り上がり、その印象は終盤になっても薄れる事が無かったです。
2022/09訪問
1回
僕が東京に来て、初めて食べたフレンチのお店で、ジビエの苦手意識を克服する為に来店したのが3年前以上前。久しぶりの来店でした。 シェフ自身がハンターになり、増え過ぎた鹿や猪を仕留め、環境やフードロスにも取り組み、鮮度の良い食材を提供してくれるジビエの有名店で、スペシャリテのパテアンクルートは一度食べると病み付きになる方も周りに多数います。 恒例の鹿の血で固めたマカロンからコースが始まりまして、この日のパテアンクルートは穴熊、鹿、猪、熊とフォアグラを使った物でした。ジビエ特有の臭みやエグみは無く、香りや良さを残した、こんなにジビエって美味しいの?と気付かせてくれる上品な一品です。実際ここまでクセを無くすのは難しいんだろうな。。と苦労も想像してしまう程。クセが大好きな方からしたらもしかしたら物足りないと感じる場合もあるかも。 お肉だけで無く、ホタテのパイ包み焼きも焦がしバターのソースとの相性が良く、とても美味しかったです。 品数に対し、非常にリーズナブルですし、他のお店に比べると、どの料理も味わいがハッキリとしてて、濃厚な為、記憶に残る、また来たいお店です。
2022/10訪問
2回
ミシュランや、ゴーミヨは勿論、アジアベストレストランにもランクインする日本を代表するフレンチとなったお店、レフェルヴェソンスさんに伺ってきました。 店内は暖かみがありつつ、窓からは緑が見える、落ち着く空間でした。テーブルも広く、席間も十分に取られていました。 シェフの生江さんはミシェルブラストーヤジャポンや、ロンドンにあるザ•ファットダック等で修行を積まれた方で、豊かな自然と繋がる喜びをベースとした哲学を持たれSDG'Sにも取り組み様々な賞を獲得している事でも広く知られる方です。 コースを通しては勿論何を食べても美味しいのですが、印象に残ったのは、メッセージ性の強さと、サービススタッフによる和の演出でした。 また是非行きたいお店の1つです。
2020/03訪問
1回
日本のファインダイニングシーンを古くから銀座という地で世界に発信し続けてきた名店、ロオジエさんに伺って来ました。相変わらず予約が難しいお店ですが、誕生日付近に偶然空きがあるという事で即予約をさせて頂きました。 前回同様パリッとしたお店の雰囲気と、柔らかでユーモアのあるサービススタッフのギャップが居心地の良さを生んでいるのは勿論のことですが、今回は特に料理が前回よりも印象に残りました。 鳥取県産の夏鹿は他店でも似た組み合わせで見るものの、柔らかさや肉汁が群を抜いていて、ポーションも満足の一皿でした。毛蟹を使った料理もとても贅沢感を感じられ、ワゴンデセールやパンもしっかり抜かりなく美味しい上に、バターのお代わり等もどんどん追加される為、とても満たされるお店です。ソースやピューレ、付け合わせも繊細で美味しく、華やかなものばかりでした。 お祝いをして頂きありがとうございました。 都内の名店、ロオジエさんに伺って来ました。古くから多くの人に愛されて、多くのゲストをもてなしてきたレストランです。 門構えがとても立派で、キラキラしていて、ドアマンも立ってらっしゃるので少しだけ緊張しました。外からの雰囲気もなのですが、天井の高い中もパリッとした雰囲気で非日常という感じです。ですがあくまでそれは雰囲気だけで、スタッフは非常に親しみやすく、気が利く方ばかりでした。皿出しのテンポも非常に良く、食事をいい雰囲気で楽しめました。 料理も非常においしかったです。ロオジエで特に感動したのは主体となる素材は勿論のこと、付け合わせの手の込んだ作りと、ピューレやソース等です。舌触りや香りが、素晴らしかったです。 予約がなかなか取れないですが、また必ず伺います。
2022/08訪問
2回
フォーシーズンズ丸の内にあるフレンチレストラン、SEZANNEへ行ってきました。 2021年にオープンし、2年と経たないうちにミシュラン二つ星獲得、アジアベストレストラン2位にランクイン、その他様々な快挙を成し遂げ、日本のレストランシーンの最前線に仲間入りした事で話題のお店です。 イギリス人であるシェフのダニエル・カルバートさんはニューヨークやパリの名店を渡り歩き腕を磨いて、香港ではヘッドシェフを務めアジアベストレにランクインを果たして、日本に来た実力派。 内装は香港の建築家アンドレ・フーさんが手掛けており、過度な緊張感をゲストに与えずに、柔らかな雰囲気ながらも、細部まで拘りラグジュアリー感が感じられる空間で、どの席からもキッチンの様子が見えるような作りです。 SEZANNEの店名の由来はシェフが幼少の頃に過ごしたシャンパーニュ地方の地名からだそうです。 サービス陣の皆さんは親しみ易く付かず離れずの接客で、会話から皿の出し下げまであらゆるタイミングもとても心地良かったです。 料理はというと過去2回よりも今回は特に美味しく感じました。今までにシェフが腕を磨いた地であるニューヨーク、パリ、香港、そして日本の食文化がコースに垣間見えるのも相変わらず面白いですし、ラディブールに関しては以前と形が変わっていて、2種類の味わいを楽しめるように進化していました。小さな料理ひとつひとつに日々の試行錯誤が伝わります。 魚はキンキの松笠焼きでした。甘鯛以外の松笠焼きは初めてかも知れません。ソースは濃くなり過ぎる事もなく、キンキの軽い食感に合う程よいバランスで作られていました。次のホタテのガレットでは、白ビールソース、玉葱ピューレ共に、重たさはないですが、王道フレンチの濃さを感じた為、コースとしての繋がりも印象的でした。 48ヶ月熟成のコンテグジェールや、蛍鳥、マンゴーのデザート等もそうですが、セザンの料理は、どれも計り知れない程の手間暇や緻密さ、こだわりが詰まっているものの、見た目はあくまでシンプルに、それを表面で表現しない所に日本人特有の奥ゆかしさを感じました。 とても楽しい時間をありがとうございました。また伺わせて下さい。 2度目のセザンに伺ってきました。前回はオープンして2日目に行ったのですが、その時と同じ初夏だった為か、料理の雰囲気や内容が前回頂いた事のある品もいくつかあり、あまり目新しさを感じる事は出来ませんでした。だからこそオープンして2日目の完成度の高さも改めて感じる事が出来ました。 セザンはテーブル上でソースをかけて仕上げたりプレゼンテーションがあったりと演出が多めで目に嬉しいお店ですが、ソースやクリームをかけた後はテーブルに置いていく、という点はお客さんの好みによって追いソースをかけれるので、他のお店には無い斬新なポイントだと思います。 アミューズからとても手が凝っているのと、味わいや食感がハッキリしているので、今自分が何の素材を食べているのかしっかりと分かるという点がとても印象に残りました。 シェフ、そしてスタッフの皆さまありがとうございました。 僕自身の先輩が働いていたEpcureや、アジアべストレスラン4位にも輝いたBelon、その他にも名だたるお店で腕を磨き、評価を支え続けたダニエルカルバートシェフの次なる挑戦のお店。フォーシーズンズ丸の内のグランメゾンとして7月1日よりオープンしたこちらに伺ってきました。前泊して、友達とジムや周辺での皇居ラン、温泉やサウナ等して、お部屋ではワイワイ楽しんで、FS丸の内を満喫する事が出来ました。 こちらのレストラン、店内の作りやオブジェ、インテリアから醸し出される雰囲気がとても柔らかく、テーブルクロスが無いのが少し勿体無く感じましたが、細部までこだわっていて、席に着いただけで目が楽しかったです。ナフキンは黒と白が用意されており、服装により恐らくサービスされるナフの色が変わるのだろうと思います。 料理に関しては、ランチを頂いたのですが、12品で12,000円とコスパが非常に高く、アミューズですらこだわりが強く、期待もどんどん膨らんでいきました。どの品も分かりやすい美味しさが舌に広がり、その後に旨味や複雑さが口の中に残る印象です。どの品もインパクトが強く心に残ります。アルコールを飛ばさず作る香りが広がりやすいソースや、デザートの中に忍ばせたラム酒が、上手だなぁと感じました。また、ホワイトアスパラガスのスープは、最初口に入れた時はアスパラの優しい味わいなのですが、あと味に甘エビが残るようなグラデーションが楽しかったです。 どの料理も盛り付けや器が本当に綺麗で、味も文句無し。満足いく食事でした。いい経験をさせて頂き、ありがとうございました。席を用意してくれた友達にも感謝。
2023/05訪問
3回
seriesの姉妹店として今年の1月にオープンしたこちらのお店に伺ってきました。西麻布の地下にあるキッチンを四角に囲んだカウンターのみのこじんまりとしたお店です。 シェフの中川さんとは、Instagramを通じてやり取りをしていたり、活動や投稿を以前から拝見していましたが、seriesに伺った日には中川さんがお休みだったので、お会い出来たのはこの日が初めて。席に着くと挨拶に来て下さり、物腰が柔らかく笑顔の可愛らしい部分と、集中して中華鍋を振るうカッコいい部分とのギャップが感じられ、ファンが多いのも納得でした。 少量多皿でフレンチのエッセンスを加えた中華、という事で品数は26品にも及びますが、一品一品がひと口程の大きさなので、食べ易いという点でも女性に人気のある所以なのかも知れません。 品数に着目されがちですが、料理もどれも本当に素晴らしかったです。中華とフレンチのバランス感が絶妙でした。 サービスの方もキッチンの方も、説明を丁寧にして頂けて、とても勉強になりますし、皆さま気さくなので楽しい時間を過ごす事が出来ました。本当にありがとうございました。 また伺わせて下さい!
2022/11訪問
1回
2018/09訪問
1回
The Tabelog Award 2026 Bronze 受賞店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2025 選出店
六本木、六本木一丁目、乃木坂/フレンチ
ひとつひとつのポーションも大きく、分かりやすい間違いのない美味しさを楽しめるお店。 カウンターからは料理を作るスタッフの姿が見えるのも嬉しいポイント。
2020/03訪問
1回
マンダリンオリエンタル東京の37階にある、中華、広東料理屋であるセンスに行ってきました。最近は中華にハマっていて、マンダリン(元職場)で働いてる時から、"沢山あるアウトレットの中でも特にセンスは美味しい、良かった"って話を周りから耳にする事が多く、ずっと行きたかったのでようやく伺う事が出来ました。景色が綺麗で、皿出しのテンポが良くストレス無く食事を終える事が出来ました。料理も非常に美味しかったです。海老にマンゴーマヨネーズを合わせた一品が1番印象的でした。コンディメントで出されるセンス特製のXO醤がとても美味しく、蒸し物や空芯菜に合わせて食べると、また違った楽しみ方を味わえます。今度は夜にまた違った景色を楽しみたいと思いました。
2021/06訪問
1回
今回は運良くたまたま予約が取れて、蒼さんへ伺う事が出来ました。 こちらのお店は西麻布に位置する建物の2階にひっそりのお店を構えるカウンター8席限定のレストランです。内装は和食料理屋さんのような上品でありながら温かみの感じられる雰囲気。峯村康資シェフ自らが全国各地へ足を運び、直接仕入れた最上の食材に加え、それらの本来の味わいや魅力を損ねてしまう雑味を徹底的に排除し、素材本来の持つ旨みや香りをダイレクトに感じ取って貰う為のこだわりやアプローチが美食家を虜にする予約困難店です。包丁の切れ味にもこだわっており、1日に使う和包丁は10本、更にゲスト用のナイフもピカピカに磨がれており、食材を洗う水、皿やスプーンの材質等、ゲストの口に入るものと直接的にも間接的にでも関係している物には全てこだわりが見受けられ、僕自身とても勉強になりました。 そんな峯村康資シェフは、家族の影響もあり手に職を付けたいという思いがありバーテンダーを志し、お酒に合う食事なども作れるようになりたく18歳で料理の道に入り、フレンチや洋食を広く学び、24歳で独立、ビストロ業態にて10年間腕を振い続けました。その後2020年に西麻布にて『蒼』をオープン。シェフ独自の細部への徹底したこだわりが食通の間で話題になり、評価され翌年の食べログアワード2021.22ではシルバー、23からはゴールドを受賞し続けています。 コースはおまかせのみで、価格は時価のようです。 この日は¥55,000(税サ込み)でした。 以下が提供された料理と飲み物です。 ️ 愛媛 藤本さんより 神経〆 真鯛のコンソメ ️ 青森 塩谷魚店より 北紫雲丹の冷製フェデリーニ ️ 長井 さかな人 長谷川さんより 神経〆 間八の藁焼き お米と中国甘酒のヴィネグレットソース ️尾藤農産より 3年6ヶ月熟成 北あかりのグラタン トリュフ ️ 長井 さかな人 長谷川さんより 赤座海老とビスク 焼きたてのブリオッシュ ️ 金沢 石与より 毛蟹のリゾット ️ 泉州黄玉葱のムース フルーツトマトのジュレ ️ 長井 さかな人 長谷川さんより 神経〆 大逆 本日の仕立て コロポックル村のホワイトアスパラガス ️ ハールレモネのグラニテ ️ 上田畜産 43ヶ月雌牛 "特別な但馬玄" の炭火焼き ジェットファームの長谷川さんより グリーンアスパラガス ️ 浜松より 天使音マスクメロン ️ 宮崎より 国産カカオのガナッシュとジュレ ️ 比内地鶏卵と花の香酒造 赤酒のアイスクリーム フレッシュハーブティー ️ 小菓子(シュークリーム・カヌレ) キッチンがカウンター席よりも、一段低い事で作っている工程が見渡しやすく、全国から取り寄せた一流の食材達が、シェフと一流の道具によって、みるみるうちに料理へと変わる様子も楽しむ事が出来ました。 真鯛のコンソメや、スペシャリテの赤座海老のビスクは塩を一切足すことはせず、食材のもつ塩味や香りや味わいを極限まで濃縮する事によりクリアでありながら濃く、心地良い余韻が続く、特に印象に残った料理です。 切れ味や、包丁の素材により味が変わるというのは、食べ比べをしていない為、実際のところどこまで差が出るのかは分かりかねますが、どのお料理や食材をとっても、付け合わせの野菜だとしてもその全てに主役級の鮮烈な存在感があり、それを語るだけの説得力と、料理やお客様への深い愛を感じました。 料理人としてその時その時のベストを確かに提供してはいるけれど、昔の自分の料理を見ると腹が立つ程、昔に気付けなかった粗等が気になるそうで、料理人は皆そうだと思う、と笑って仰ってましたが、そんな日々自分を更新し続ける探究心や向上心も深く印象に残りました。 予約が難しいお店ではありますが、機会があればまた伺いたいです。