2回
2023/12 訪問
祇園、やまぐち ニンニクを使わないイタリアンとは?美味しいイタリアン♪
今日も京都♪
幹事様ありがとうございます
京都の河原町駅から徒歩で10分ほど
花見小路を抜けていく先にある
ニンニクを使わないイタリアン
やまぐち さん
ニンニクを使わないのは舞妓さんや祇園への気遣いとか
ダンディでもてなし上手なやまぐちシェフで
店舗前の写真を撮ろうと思った時に笑顔で応対してくださっての一枚♪
お話上手で料理も美味しくて
時間を忘れてしまいました♪
飲み物はペアリングコースです
ソムリエ氏の優雅で機敏な姿も素敵
祇園で12年も店が続いていて
京都の他のイタリアンのシェフの指導もした事があるとか
凄い重鎮さまだぁ(@_@)
メニューはご一緒様から頂きました
○先ずはシャンパン⭐︎Ca'del Bosco
爽やかな出だし
*百合根団子
花の姿を模したもの
フォアグラペーストと百合根ペーストと蒸した百合根を使い茶菓子の様な可愛い姿
箸で崩して頂くと
百合根の滑らかさに餡のフォアグラペーストが深味を加えて溶けていきます
○次は日本酒⭐︎群馬 水芭蕉 純米吟醸 直汲み 原酒
余韻が長くて良い感じ
*雲丹のカクテル風
干し貝柱のジュレ
北海道 馬糞雲丹
紅まどんな
大原人参のピューレ
層状にしてあるので掬って頂きます
混ぜないようにとの事で
口の中で、ひとつひとつを感じて果物の酸味が爽やかに纏まります
果物は単品だと甘味なのに料理だと味の引き締めてくれる調味料となり不思議な変化をしました♪
具材はそれぞれだけれども調和しています
○ドイツ ジェルバーン?白ワイン⭐︎STORRLEIN KRENIG 2020
*長崎 九絵 12キロ
蕪ソース キャビアを載せて
大きな九絵は旨味がたっぷりで、蕪ソースの柔らかい甘味と円やかな塩味のキャビア
ひと口ずつ口の中でキャビアが弾け九絵と蕪の重なり合い
美味しい♪
久しぶりに大きな魚は美味しいと実感しました
今年は気候がおかしくて蕪がなかなか甘くならないとか
ようやく甘い蕪が出来たという蕪は甘味と香りも良いです
二十四節気の大雪に気温が20度で異常気象
大原では菜の花が咲いているそうな
そして、これから大寒波
何が何やら
○次は⭐︎QUINTA DE COUSELO ROSAL 2015
2015熟成ステンレスワイン 樽無し
葡萄の旨味だけを感じる為のものらしく
樽の香りが苦手だという人の為のステンレスタンクで貯蔵するというもの(@_@)
ワインって奥が深いです
*蟹のカッペリーニ
松葉蟹 マイクロぺビーリーフ トマト出汁 アカモク?
雰囲気は蟹酢の様な…とはならぬ
冷製の蟹のトマトスープ
爽やかな旨味と酸味の透明なトマトスープ出汁
カッペリーニがとても美味しい♪
○赤 ニュージーランドピノノワール⭐︎MOUNT EDWARD PINOT NOIR 2019
*蝦夷鮑と林檎のリゾット
てんこ盛りのトリュフ(@_@)
なんと蝦夷鮑の柔らかいことか
そして、青森こみつという林檎が入ったリゾット
とても爽やかで仄かな甘いリゾット♪美味しい♪塩味はパルミジャーノで
張りのある林檎は口触りがとても良いです♪
とても蜜がのった可愛いい林檎は自慢の品のようです
ラウンドガールばりに「こみつ」を披露するやまぐちシェフ
蜜がたくさん入った林檎は実は小さくとも味は抜群
リゾット美味しい♪
更に、やまぐちシェフは「料理はクックパッドに載っていますよ」と笑いを誘います
○チリワイン⭐︎CERRO BASALTO 2014 CUARTEL G2
*銘柄不明のヒレ肉
藻塩 山葵
赤身を炭火焼きで
入店時からじっくり時間をかけて焼いていました
外側はカリッとして中はしっとりで美味しい♪
肉を味わう藻塩、山葵だけで良いのがわかります
歳を重ねると脂が苦手になってゆきます
これはそういった脂の感じがありません!
うわぁ♪
○ ⭐︎PICARDO Chardonad 2021
*河豚白子と鱶鰭の温かいパスタ
黄柚子
鱶鰭
河豚白子リングイネ
蛤出汁と牛テールの煮込み出汁
白子がクリーム状に美味しい出汁をひとまとめに
味わい深いソース
小麦粉やチーズの重いソースでなくて、趣違うクリームソースには驚く
美味しい♪
○一保堂の煎り番茶香ばしい♪⭐︎一保堂 京煎番茶
*デザート キャラメルのパンナコッタ
あまおう
黒豆のソース
豆を感じない風味がパンナコッタに寄り添って苺の酸味もあって軽やかな口あたり
パンナコッタってもう少し生クリームが強い味付けだと思っていましたが違う(@_@)
パティシエさん凄い
夏はかき氷の下にパンナコッタを忍ばせるデザートだとか
聞いただけでも美味しそうです♪
*ハーブティー、ミントとレモグラス
茶菓
あーお腹いっぱい
幸せいっぱい♪
今年のお食事会はこれが最後
豪華な忘年会です
幹事様、沢山の機会をありがとうございました
お出かけする日の数日前から浮かれてしまいます♪
ご一緒様もありがとうございました
やまぐちシェフとソムリエさんとパティシエールさんありがとうございました
とっても心地良く、とても美味しかったです♪
御馳走様でした
シェフのお出迎え
たーっぷりトリュフです
こみつは素晴らしいと披露されました
この蜜の入り方は凄い‼︎
ステーキ
河豚白子がソースとなり出汁は蛤とテールで深味を感じます
黒豆ソースのキャラメルパンナコッタ
ハーブティー
シェフ達とこみつの記念写真を1枚
2023/12/25 更新
幹事様ありがとうございます
天の声が無ければ訪れる事は出来ない店
格式があります
京都祇園、紹介制度、一見さんお断りの伝統は信頼関係に重きを置いたもの
作法は意味があってと、理解しています
大蒜を使わないのは祇園への配慮
暑くなり始めた時期
京都は更に暑い
盆地は辛い時期にさしかかった感じです
さて
天の声を頼りに久しぶりにお伺いできました
お話上手で料理も素敵、気遣いも細やかで
おまけに体重も落としてシュッとした非の打ち所がないという
無敵状態の山口シェフです
ではでは
アロマチックでロマンチックでダイナミックでドラマチックなやまぐちさんのコースのスタートです♪
⭐︎ドメーヌ・アルベール・マン ゲヴュルツトラミネール2018
◉宮崎 完熟ミニマンゴー フォワグラとマンゴー果肉仕込み ブリュレ仕立て
キャラメリゼした表面を軽く叩いて割りながら頂きます
キャラメリゼの焦げた苦味が甘さを引き締めて
フォアグラの重さを上げて
マンゴーの甘味の後味がワインとよく合います
食前と食後のワイン感が変わるのは驚きました
食前に呑んだワインは甘い感じがあり食後に飲むとマンゴーと重なって広がりながらも締める様な違う感じがして雰囲気が変わります
マンゴーの甘さを残した後のワイン感がとても良い感じでした
⭐︎カ・デル・ボスコ フランチャコルタ キュヴェ・プレステージ エディツィオーネ46 やまぐちボトル
泡の粒々感と蓴菜の粒々感と合わさりが楽しい♪
◉京都 伊根町 赤雲丹 と広島 蓴菜 帆立干貝柱ジュレ乗せ ゴールドラッシュ玉蜀黍のブランマンジェ
露付きの蓮の葉を上げるとグラスの色々な黄色の色彩
ひと匙づつ掬って頂いていく品
それぞれの素材を感じながら頂くのですが雲丹の滑らかさと蓴菜の粒感と出汁の深みと玉蜀黍の甘味と順番にも混じり合うのも美味しい逸品
⭐︎GINTEN blanc 2021 八戸 純米吟醸
ワインの様なラベルでスッキリした飲み口
白麹はクエン酸を生成するのだそうで汗ばむ夏場にはぴったり
◉間人 毛蟹と山梨 日川白鵬 桃のサラダ仕立て オシェトラキャビア乗せ クリームチーズとヨーグルトのソース
これは桃が美味しい♡
桃の隠れた酸味や瑞々しい果物の甘さをを合わせるのが良い感じ
オシェトラキャビアの円やかな塩味と粒感は柔らかく惜しげもなくのせてしまう豪快さで最後のひと口までキャビアがあります
粒が大きくて弾ける感覚があります
普通は蟹の独り勝ちな皿がどれもが重なり合うのが凄い
チーズとヨーグルトのソースも軽くて酸味の使い方が良いです
どれもが凄い素材です
⭐︎ドメーヌ デ コニェット ミュスカデ セーヴル エ メーヌ クロ デ ショファルディエール 2014
◉京都 久美浜 丹後とり貝乗せ グリーントマトの冷製カッペリーニ 大葉のベビーリーフ 酢橘掛け 唐墨好きなだけ掛け
大好きなカッペリーニ♡
ベビーリーフの大葉葉肉が柔らかくて良い清涼香がします
鳥貝が大きいので2つに割ってあるのですが、それでも大きい
鳥貝は肉厚で筋肉のひだの間から貝出汁が溢れ出す程の味の強さ
グリーントマトの旨味が強く飲めるソースです♡
酢橘をたっぷり搾りキリッとした美味しさを感じて♪
唐墨はお好きなだけかけて味の変化を楽しんで
と幾重にも味が変化する素晴らしい一皿
⭐︎ピエーレ ソーヴィニヨン・ブラン 2022
◉蝦夷鮑 ステーキ 北海道 ホワイトアスパラガスの蛤出汁リゾット サマートリュフ削り掛け
トリュフが惜しげもなくかけられて具が見えない(@_@)
ホワイトアスパラガスを小口切りにして出汁よりは蛤の深い味わいで
鮑も貝なので沿うような出汁で
鮑の出汁汁をホワイトアスパラガスのリゾット上に強調する様に少し垂らして横に丸ごとの鮑、肝付き
鮑が大きい(@_@)しかも丸ごと
蒸しても縮むことがない鮑とか
大ぶりに切って頂く贅沢な鮑
そして、この肝が甘くて昆布の味わい、苦味が無いです
サマートリュフと鮑を合わせて
サマートリュフとホワイトアスパラガスのリゾットを合わせてと
サマートリュフの香りとサクッとした食感とが楽しいです
⭐︎デシエルト・デ・アスル・イ・ガランサ2020
◉七谷鴨 ロースト アピシウスソース
カモ〜ン七谷鴨、カモ〜ン♪
と登場したメインディッシュ
飴色で艶々な鴨を捌く所から
丁寧にナイフで胸肉を切り出します
張りのある皮目はパリッと
胸肉は血が滴る寸前の水分量に焼き上がっています
ひと口頂き鴨は血が美味しいと実感する
肉はあっさり目で血が濃い旨味です
そしてこの アピシウスソース(@_@)
引き締めの香辛料が利いていてキリッとした美味しさを感じます♡
これは凄い美味しい♪
抜群に鴨に合う♡
赤ワイン酢や蜂蜜の甘酸っぱいものとキリッと引き締める辛味
流石です♪これは素晴らしいです
旬の時期でなくてもシェフの腕があれば出来るという鴨です
脂の浅い時期なりの基本というか基礎の美味しさを感じます
自然のつくる美味しさです
ジビエの凄さは身体への影響力です
七谷鴨の滋味が沁みていきます
これを潤うと云うのだろうか
⭐︎シモン・ビーズ・エ・フィス サヴィニー・レ・ボーヌ・ブラン2020
◉葦切鮫 鱶鰭のリングイネ レモンを搾って
シェフが「マロニーです」とボケる←鱶鰭です(笑)
ワインを吹きそうになりました
鱶鰭がどっさりと器に入っています
見た事ない量で呆然(・Д・)
温かいクリームソースにどっさりのる鱶鰭
檸檬をたくさん搾った方がおいしいといわれ半信半疑で搾ったけれども大正解
こちらの方が美味しい♡
檸檬が痛くない(@_@)
檸檬の爽やかさが際立つ♡
このマロニーもめちゃくちゃ美味しい!←洗脳された
マロニーは中華専門ではない事にも驚きました
それはやはり
シェフの腕が違うからですね♪
⭐︎京都 2番煎じ番茶
強めの香りが良いです
スモーキーって云うそう
お茶とは言えない苦味走った憎い奴って感じがします
良い感じです
◉苺のかき氷 キャラメルパンナコッタ仕込み
(((o(*゚▽゚*)o)))噂には聞いていました♡
夏限定盤!嬉しいぃ♡
流石
苺と練乳のソースは滑らかで甘さ強めのラムネの様な清涼感
瀞みというか粘度があって
氷を纏っています
氷はキーンとしない良い氷
下のキャラメルパンナコッタの微かにほろ苦い感じが味を締めます♪
かき氷というよりかは冷たいデザート
シロップではなくてソースですからかき氷分類から違う様な気がする上品さ♪
これは料理ですよ(@_@)
⭐︎〆のドリンク
ハーブティにしました
たっぷりハーブがポットに入っていてお茶が出る前に強い香りがします
爽やかに流す口あたりです
イタリアンならばエスプレッソが流儀だったかもと後悔が少しある
好みと流儀は難しい
◉茶菓子
抹茶サブレの可愛い葉の形
最後の味わいの締めに良い感じ
こうしてコースが終わり
笑いの絶えない楽しい会話と美味しい料理をたくさん頂き、ペアリングのアロマチックでロマンチックな口あたりと貴重な席に酔いました
訪れる度に美味しくなるお店は素敵です♡
さぁ御唱和下さい♪
「御馳走様でした♡」
とっても美味しかったです♡
お見送りまでして頂き祇園を後にするという
とても贅沢な時間をありがとうございました
これにてドロンと退出致します(笑)
幹事様、ご一緒様ありがとうございました
山口シェフ他皆様もありがとうございました