「寿司」で検索しました。
1~2 件を表示 / 全 2 件
夫婦でランチに伺いました。表参道と外苑前のちょうど間に位置していますが、大通り沿いにあるので見つけやすい立地です。落ち着いた雰囲気の中、外国人のお客様も多く、大将が流暢な英語で会話されている姿が印象的でした。 予約時間から少し遅れて到着した方がいたにもかかわらず、予定通り12時ぴったりにスタートした姿勢も潔く、かっこよさを感じました。最初に供された椎茸は見た目は素朴ですが、口にすると驚くほど滋味深い味わい。今日の魚は長崎からのものが中心で、五島列島のヒラマサやのどぐろは上品な旨味が広がり、9月上旬のサンマも季節を感じさせる美味しさでした。 車海老は気遣いが感じられる配慮に感謝。トマトとクリームチーズを使った茶碗蒸しはほんのり洋風のアレンジで面白く、隣の方がオリーブオイルを加えてさらに楽しんでいたのを見て、次回はぜひ試してみたいと思いました。 最後は甘く熟したメロンで締めくくられ、完璧なハッピーエンディング。そして、食後に箸拭きを添えて自分が使った箸をお土産としていただけたのも嬉しいサプライズでした。味、雰囲気、そして大将の人柄まで含めて、特別なランチにふさわしい時間でした。
2025/09訪問
1回
夫婦の記念日に訪れました。静かな住宅街のマンションの一角にあり、最初は少し迷いましたが、扉を開けた瞬間から笑い声の絶えない明るい空気に包まれ、一気に気分が高揚しました。 今回はおまかせコースをいただきましたが、最初のキャビアのそうめんから最後の晴王まで、どれも印象深く心に残る一皿ばかり。あまりに美味しくて夢中でいただいてしまい、写真を撮る暇もなく失礼いたしました。特に大将が事前に細やかに包丁を入れた魚は甘みが引き立ち、手のひらより大きな鮑や惜しみなく使われる高級食材に驚かされました。自家製カラスミといくらは塩味が強すぎず、やさしい甘みが心地よく広がります。 そして何より感動したのは、コース後に勧めていただいた「赤ウニ」。これまでに数回口にしたことはありますが、今回の赤ウニはまさに人生最高。南国フルーツを思わせる芳醇で純粋な味わいに圧倒されました。同日に仕入れられた別のウニもとても美味しかったのですが、赤ウニは格別で忘れられません。 お酒も充実しており、日本酒は料理に寄り添うセレクション。おちょこも上品なものを選ばせていただける心遣いが嬉しく、特別感をさらに高めてくれました。大将もスタッフの方々も皆さんとても明るく、料理の説明も丁寧。落ち着いた正統派寿司店も魅力的ですが、こちらは楽しく温かい雰囲気の中で極上の鮨を楽しめる稀有なお店です。 鮨の美味しさはもちろん、大将とスタッフの人柄、明るく心弾む空気感が何よりの魅力。特別な日に、またぜひ再訪したいと思います。