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小松で味わう極上の夜。福井の海の恵みが輝く至福のディナー 美松でいただくディナーは、まさに格別。 福井の海で獲れた新鮮な魚介はどれも絶品だが、特に鯛とイカは秀逸。口に入れた瞬間、溶けるような食感と上品な甘みが広がり、思わず言葉を失うほどの美味しさだ。 中でも圧巻だったのが鯛しゃぶ。 そのままでも十分に美味しい鯛を、丁寧に仕立てられた出汁にくぐらせると、脂の旨みがふわりと花開き、口の中でほろりとほどける。この幸福感は、まさに唯一無二。 さらに驚かされたのが副菜のわかめ。 鯛に引けを取らない旨みを持ち、出汁に潜らせるとまるで肉を食べているかのような弾力に変化する。出汁に深みを与え、鯛の味をさらに引き立てる名脇役ぶりに感動した。 そして何より感心したのは、素材の良さに甘んじることなく、料理人の技術が光ること。 温泉旅館の枠を超えた繊細な仕事ぶりはまるで本格フレンチのようで、敦賀鯛の新たな魅力を引き出していた。 美松の朝食は“衝撃”そのもの。敦賀の海の幸に心を奪われる 2日目の朝に供されたのは、まさかの海鮮丼。市場に匹敵するほど豪華で、敦賀ならではの新鮮な海の幸が贅沢に盛り込まれている。 敦賀鯛の上品な甘み、脂がのったブリの旨さ、そして貝柱のとろけるような甘さ…。一口ごとに「これが本物の海鮮丼か」と言葉を失うほど。福井の海鮮のポテンシャルを存分に味わえる、見事な一杯でした。 しかし、美松のすごさは素材だけにとどまらない。料理人の技術があるからこそ、その良さが際立つ。 3日目は一転して王道の和定食。焼き加減が絶妙な照り焼き、新鮮な出汁が香る優しい味噌汁、手間を惜しまない副菜の数々…。 決して派手ではないが、一つ一つが心に沁みるような美味しさで、海鮮丼に勝るとも劣らない満足感を与えてくれました。 「ただの朝食」とは呼べない、心から“美味しい”と思える時間。
2025/05訪問
2回
冬の味覚を先取り。至福のカニ懐石で味わう福井の贅沢。 福井のとある旅館でいただいたカニ会席が忘れられない。 目の前に次々と並ぶ蟹料理の数々。 ただ豪華なだけでなく、職人の技が光る“一流の和食”として完成されていた。 まずは茹で蟹を丸ごと一匹、豪快にかじりつく。 身の甘みと海の香りが一瞬で広がり、王道の味わい! 続く蟹しゃぶは至福そのもの。 濃厚な蟹と魚介の出汁にくぐらせた身は、 とろけるような舌触りと上品な甘みで、何も言えなくなるほどの旨さ。 そして極めつけは蟹の茶碗蒸し。 一口含めば蟹の出汁がふんわりと広がり、 優しく、心が温まる味わい。 思わず「もう一杯…!」と願ってしまうほどだった。 また食べたい
2025/10訪問
1回
福井で出会った極上の十割蕎麦。 お土産に昆布を買ったお店の方から「敦賀で一番うまい」と太鼓判を押された蕎麦屋へ足を運んでみると、まさにその言葉通り。 まず一口すすった瞬間に広がるのは、蕎麦本来の香ばしい香りと濃厚な風味。十割ならではの力強さがありながら、口当たりは驚くほど優しい。 福井名物のおろしつゆは、かつおといりこの旨みがしっかり効いた深みのある味わいで、蕎麦の風味を一層引き立てる。 そして添えられた天ぷらは、衣がサクッと軽く、素材の甘みを引き出す塩加減が絶妙。 地元の人がすすめる理由がはっきりわかる、心まで満たされる一杯だった。