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今年の口コミで赤福を超えた、二見の至宝「塩羊羹」 伊勢・二見に、羊羹一筋で勝負する名店がある。 観光地の華やかさとは無縁、ただ“本物の味”だけで勝負する老舗。 ここの看板商品は、伊勢神宮にも奉納される岩戸の塩を使った塩羊羹。 岩戸の塩が生み出すまろやかな塩味が、 小豆の上品な甘さと見事に調和し、 羊羹特有の甘ったるさが一切ない。 むしろ、噛むほどに旨みと余韻が広がる。 あんこの質、甘み、塩の調和—— どれをとっても、あの赤福を超えていると感じた。 実際、今年のGoogle口コミでも赤福を抜いたというのも納得の結果。 試しに裏千家の先生に贈ったところ、 一口食べて“言葉を失った”ほどの逸品。 伊勢を訪れるなら、赤福より先にこの塩羊羹を。
2025/10訪問
1回
伊勢の二見にひっそりと佇む一軒の和菓子屋。 ここでしか味わえない幻の生菓子くうや餅。 せいろで丁寧に炊き上げたもち米で、 なめらかなこし餡を包み込む。 見た目はまるで「おはぎを裏返したような」姿だが、口にすればその印象は一変する。 ひと粒ひと粒のもち米がふっくらと立ち上がり、 噛むたびに優しい甘みと食感が舌に広がる。 中のこし餡は、大きく主張せず、 もち米本来の甘みを引き立て、相乗効果を生んでいる。 その絶妙な調和が、心に残る余韻を生む。 さらに驚くのが、三色に分かれたもち米。 白、桜、よもぎ——それぞれに異なる香りと味があり、 自然の恵みが見事に調和している。 秋限定の栗味は、まさに極み。 栗きんとんのように上品な甘さの餡が、 もち米のしっとりとした食感に溶け合い、 季節の移ろいを舌で感じさせてくれる。 保存料を一切使わないため、消費期限はわずか数日。 だからこそ——伊勢でしか味わえない“儚い美味しさ”。 伊勢を訪れたなら、このくうや餅を一度は口にしてほしい。
2025/10訪問
1回
食べログ ハンバーガー 百名店 2024 選出店
五十鈴ケ丘、伊勢市、宇治山田/ハンバーガー、アメリカ料理、パンケーキ
伊勢で愛され続ける 「エースバーガー」 は、実はスイーツも超実力派。 今回いただいたのは、アメリカンホットケーキ と贅沢な スイーツプレート。 薄焼きのホットケーキは、ふんわりと軽やかな食感がたまらない。 そこにメープルシロップをとろりとかけ、優しい甘さのホイップクリームを添えると、まさに至福の味わい。 添えられたイチゴをはじめとする季節のフルーツが、爽やかな酸味で全体を引き締めてくれる。 スイーツプレートは、チーズケーキ・栗ペーストのシフォンケーキ・ソフトクリームがのった豪華な一皿。 チーズケーキはほどよい酸味と濃厚なコクのバランスが絶妙で、まるでパティスリーのような完成度。 ふわっと軽いシフォンケーキには、栗の芳醇な甘みが優しく広がり、幸せな余韻を残す。 カフェタイムにぴったりの、伊勢屈指のスイーツスポット。 この店のパフェとスイーツは、有名フルーツパーラーをも凌ぐ豪華さと美味しさを誇る。 季節ごとのパフェはどれも圧巻だが、 とりわけ桃パフェのスケールには驚かされる。 他店がみかんサイズの桃を使うのに対し、ここではグレープフルーツよりも大きな桃を丸ごと一つ使用。 甘酸っぱく瑞々しい桃をこれでもかと楽しめる贅沢さだ。しかも、アイスやクリーム、パンナコッタなどのトッピングは 「桃を美味しく味わうため」 に計算し尽くされ、 全体のバランスが完璧。巨大な桃を堪能できるのに、価格は1000円前半という驚きのコスパも魅力だ。 さらに外せないのがアップルパイ。日本によくある甘ったるいタイプではなく、リンゴの酸味とスパイスの芳醇な香りが引き立つ爽やかな味わい。そこに生クリームを合わせると、酸味と甘みが絶妙に溶け合い、病みつきになる旨さだ。 ここは果実の魅力を最大限に生かした「本物」を楽しめる名店だ。 バーガーだけではない。 ここにはバーガーを凌ぐほどの存在感を放つサンドイッチがある バーガーよりも大ぶりで、手に持った瞬間からその重量感にワクワクが止まらない。 中でもおすすめはテリヤキチキンサンド! 甘辛い照り焼きソースがジューシーなチキンに絡み、口いっぱいに広がる旨みは日本人の心を直撃する味わいだ。 さらにアボカドのまろやかなクリーミーさが加わることで、こってり感を程よく中和し、食べやすさと贅沢感を同時に楽しめる。 バーガーのアメリカンな豪快さとはまた違う方向性で、「ここでしか食べられない」唯一無二の一品といえるだろう。 味の変化を楽しめる極上スマッシュバーガー! やはりこの店のハンバーガーは格別だ。最初の一口では玉ねぎの優しい甘みが際立ち、 噛み進めるごとにハラペーニョの刺激的な辛さやマスタードの奥深い旨みが、ジューシーな肉の旨みと混ざり合って押し寄せてくる。 単調にならず、食べるたびに表情を変えるから最後まで全く飽きがこない。 しかもパティは肉厚でボリューミー、ガツンとした食べ応えに心もお腹も大満足。これぞ理想のスマッシュバーガーだ!
2025/11訪問
4回
伊勢市駅前で出会った“異色の組み合わせ”が生む絶品体験! 伊勢市駅からすぐ。ここに焼き鳥と鰻という、 普通なら同じテーブルに並ぶことのない二大スターを一緒に楽しめる、ちょっと変わった居酒屋がある。 最初は「えっ、この組み合わせってアリ?」と半信半疑。 でも、一口食べた瞬間、その疑念は見事に吹き飛んだ。むしろ「なんで今までなかったの?」と膝を打ちたくなる美味しさに包まれる。 焼き鳥はタレと塩から選べるスタイル。定番のももやねぎまは安定の旨さだが、心を揺さぶられたのは “せせり・肝・心臓”の3つ。 せせり:コリッとした歯ごたえと鶏の脂の甘みがクセになり、気づけば串を次々と手に取ってしまう。 肝:驚くほど臭みがなく、舌の上で広がるクリーミーさとタレの上品な甘みが絶妙。肝好きにはたまらない一串。美味しすぎて写真撮るの忘れた 心臓:今回のMVP。あっさりしていながらも鶏の旨みがぎゅっと詰まっていて、一噛みごとに心臓の鼓動のように旨みが伝わってくる。思わず無心で食べ尽くしてしまった。 〆は“うな丼”で完結 最後に注文した鰻丼は、これまた圧巻。香ばしく焼かれた鰻は老舗専門店に引けを取らない完成度で、甘みの強いタレが鰻のジューシーさをさらに際立たせる。口に運ぶたびに、至福の余韻が続く。 「伊勢を代表する店」と断言しても差し支えない名店だ。
2025/08訪問
1回
やっぱり、ここのスリランカカレーは別格。 あの香り、あの旨みが忘れられず、また訪れてしまった。 今回いただいたのは鯖のカレーと、 パナータというスリランカでも食べられるパン。 まず鯖カレー。 一口目から、スパイスの刺激とともに鯖の旨みが弾ける。 ライムの酸味が魚の臭みをきれいに消し去り、 後から押し寄せるスパイスの香りが脳を直撃する。 かなりの辛さだが、その奥には深い旨みと爽やかさがあり、 さらにココナッツカレーと豆のカレーを混ぜると、 辛さの中にまろやかさとコクが生まれ、味の深みが一気に広がる。 そして、初めてのパナータ。 これがまた最高。 サクッとしたパイ生地とナンのもっちり感の中間のような食感で、 そのままでも香ばしいが、ココナッツカレーにつけると一変—— バターの風味とスパイスの優しさが口いっぱいに広がり、思わず顔が綻ぶ。 豆のカレーと合わせれば、より大人の味わいに! 地元に帰省したとき、ふと立ち寄った新店に衝撃を受けた。そこは、まさかの本格スリランカカレー専門店。 ひと口食べた瞬間、口の中に広がったのはスパイスの鮮烈な香りと、魚介出汁の深い旨み。その絶妙な調和がご飯と絡み合い、思わずスプーンが止まらなくなる。 普段食べ慣れたカレーの重さはまるでなく、油分ゼロなのにしっかりとコクがあるのが驚きだ。 さらに不思議なのは、食べ終わった後。 スパイスの余韻は心地よく残るのに、口の中にしつこさはなく、喉が渇かない。まるで体にすっと馴染むようなカレーで、後味が軽やか。 「カレーは重たい」というイメージを覆す、まさに罪悪感ゼロの一皿。女子にも胸を張っておすすめ
2025/10訪問
2回
吸い寄せられるように、またしても「まるや食堂」の暖簾をくぐってしまった。 今回、私の心を動かしたのは「コロッケ定食」。ふと気になり衝動的に注文したが、その判断は間違っていなかった。いや、正解以上のものだった。 その味わいは、美味しいことこの上ない。 ここのコロッケは「料理屋の技術」と「家庭的な温かみ」を絶妙なバランスで融合させた、見事な一品なのだ。 あまりの完成度に、私は思わず黙り込み、ただひたすらにその味を噛み締めるしかなかった。 脇を固める小鉢たちも見逃せない。 ほうれん草の胡麻和え、白菜の和え物、そして八宝菜。どれもが慈味深く、優しい。 この繊細な味付けこそが、店主の確かな料理の腕を雄弁に物語っていた。 伊勢の地で、地元の常連客に愛され続けるひなびた食堂。 一見すると昔ながらの気取らない定食屋だが、供される料理はどれも驚くほどレベルが高い。 今回選んだのは「味噌チキンカツ定食」。 まず秀逸なのが、たっぷりとかかった赤味噌のソースだ。優しさの中に、赤味噌特有の奥深い甘みを湛えた実に質の高い味わい。これが、サクサクとした軽やかな衣を纏ったチキンカツと抜群に合う。 肉質はプリプリと弾力があり、噛み締めるたびに鶏肉の脂がじゅわりと溢れ出し、ソースと絡み合って至福の旨さを生んでいる。 脇役たちも良い仕事をしている。 胡麻和えはさっぱりとしつつも、刻み揚げの滋味が滲み出ており、実に良い味を出している。 味噌汁も、合わせ味噌ベースで身体に染み渡るような優しい味わいだった。
2025/12訪問
2回
伊賀の山奥に佇む秘境の宿でいただいた「伊賀牛のすき焼き」は、まさに感動の味わいだった。 まず驚いたのは、伊賀牛というブランドの存在。飛騨牛や松阪牛に勝るとも劣らないその実力は、ひと口で納得できる。 脂は上品でくどさがなく、口の中でふわっと溶けるような柔らかさ。肉本来の旨みがぎゅっと凝縮されていて、思わず唸るほど美味しい。 関西風の割り下を使わずに焼きながら味わうスタイルは、肉の甘みと香ばしさを存分に引き立ててくれる。 その後に染み出た肉汁で煮込む野菜は、旨みの宝石箱のよう。卵にくぐらせて食べると、まろやかなコクが全体を包み込み、至福の一口となる。 静かな山里で、湯気の向こうに広がるごちそうの時間。 伊賀牛の美味しさに出会えた夜は、忘れられない思い出になった。
2025/04訪問
1回
伊勢で魚介を語るなら、間違いなく虎丸一択。 古い蔵を改装した趣ある空間に、板前さんたちの凛とした仕事ぶり。 その光景だけで、心が躍った! 一番驚いたのは穴子寿司。 ひと口頬張った瞬間、ふっくら炊き上げられた穴子が舌の上でとろけ、 上品な脂の甘みがじんわりと広がる。 これほど繊細で完成された穴子寿司は高級寿司でも滅多に出会えない。 さらに感動したのが海鮮メンチカツ。 鶏肉のように軽やかで、魚介の旨みがふわっと広がる。 サクサクの衣の中から現れるふんわりとした身の食感が、 あまりに癖になって、思わずおかわり。 そして極めつけは鰹のレアカツ。 一切の臭みがなく、香ばしい衣の奥から溢れる鰹本来の旨み。 あの高知で食べた名店の味を思い出すほどの完成度に、夢中で噛み締めていた。 刺身はどれも新鮮で他のお店では中々食べられないアカヤガラの刺身など希少な海の幸をいただけて、文句のつけようがない。 煮付けも貝類も含めて全てが美味い!
2025/10訪問
1回
伊勢の新道通りにひっそりと佇むこのお店。見た目こそ控えめだが、ここで味わえる鉄板料理の数々が驚くほど美味しい。 鉄板の上で繰り広げられるのは、洋食・中華・韓国料理・和食というジャンルの垣根を超えたラインナップ。そのどれもが丁寧に仕上げられ、店主の技術と遊び心を感じる。 まず外せないのがベーコンエッグ。シンプルながら、厚切りベーコンのスモーキーな香りと肉汁の旨みが際立ち、鉄板で焼かれることで香ばしさが倍増する。これだけでご飯が止まらない美味しさ! 次におすすめなのがオムライス。とろとろ半熟の卵がライスを優しく包み込み、口に入れた瞬間に濃厚なコクとバターの香りがふわっと広がる。洋食専門店も顔負けの完成度 そして意外すぎる名品が鉄板ピザ。カリッと焼かれた生地に、質の良いチーズとケチャップソースのジャンキーな香りがマッチし、居酒屋らしい気取らない旨さに仕上がっている。 こんな店がまだ知られていないなんて、正直伊勢の人は見落としすぎ。 一度足を運べば、きっとその美味しさに驚くはず
2025/04訪問
1回
伊勢神宮の厳かな空気の中に、ひっそりと佇む松阪牛専門店。 観光地の喧騒を離れた静けさの中で味わう松阪牛は、特別感をさらに高めてくれる。 正直に言えば、私は松阪牛の脂の強さが少し苦手だ。 だが、この店の料理は違った。脂の旨みを大切にしながらも、上品に仕上げており、最後まで飽きることなく食べ進められる。 今回いただいたのは和牛とろろ丼。 程よいレアで揚げられた牛カツは、松阪牛の芳醇な旨みを衣の中にぎゅっと閉じ込め、サクッとした食感と共に口いっぱいに広がる。 その濃厚さに、出汁の効いたとろろが寄り添う瞬間がまさに圧巻。重厚な肉の世界が、一気に軽やかで品のある和食へと昇華する。 「松阪牛は脂っこい」と敬遠していた自分が、初めて心から美味しいと感じた一品。 唯一無二の体験であり、松阪牛の真価を再発見させてくれた。これはまさに“すごい”の一言に尽きる。
2025/01訪問
1回
伊勢でご贔屓にしている和菓子屋。 ここは伝統を守りながらも、新しい和菓子の世界を切り拓く創作和菓子の名店だ。 今回いただいたのは、あんぱん饅頭と姫無花果(ひめいちじく)。 まず驚かされたのが、あんぱん饅頭の完成度。 トースターで少し温めると、生地の卵の甘みがふわりと広がり、 中のこし餡の上品な甘さと見事に調和する。 この生地の香ばしさと旨みは、京都の三木鶏卵にも勝るほど。 粒あんや伊勢抹茶、チョコなどの新展開も期待できる、大きな可能性を秘めた逸品だ。 一方の姫無花果は、まさに驚愕の創作菓子。 しっとりとした芋餡に、無花果の独特の甘酸っぱさが重なり、 今までにない味覚の調和を生み出している。 この組み合わせを成立させるまで、どれだけ試行錯誤を重ねたのだろう。 一口でその努力と情熱が伝わってくる。 無花果を半分サイズにすれば、 お茶席にもぴったりの上品な茶菓子として映えるだろう。 味・発想・完成度のすべてが高次元で融合した、まさに新時代の和菓子。 この店が伊勢にあることが誇らしい。
2025/10訪問
1回
伊勢の新鮮な海の幸や野菜、そして肉類をふんだんに使った料理が楽しめるイタリアン専門店。 ここでイタリアンを食べるなら、やはり外せないのはピザだ。 この店の魅力は、何よりも素材の良さを最大限に生かしている点。 特に私が惚れ込んでいるのはトマトソース。果実のような甘みと程よい酸味が絶妙に調和し、口いっぱいに広がる。 そこに合わせるのは、水牛モッツァレラの爽やかであっさりとした旨み。シンプルながらも食べ飽きない完成度の高さに、毎回感動させられる。 さらに、その美味しさを下支えしているのが生地。軽やかな食感とほのかな苦味があり、ソースやチーズの旨みをより引き立てる。 生地そのものが一つの料理のようで、ピザ全体の完成度を押し上げているのだ。 そして、忘れてはならないのがピザの前に提供される前菜。中でもアカモクを使ったメンチカツと、ふんわり焼き上げたフリッタータは格別。
2025/08訪問
1回
久方ぶりの「スマロ」。 正直に言えば、かつて著しく味が落ちたと感じて以来、足が遠のいていた店だ。 だが、「最近美味しくなった」という噂を耳にし、恐る恐る暖簾をくぐってみることにした。 結果から言えば、その予想外のレベルアップに驚きを隠せなかった。 まず、基本となるご飯が以前よりも格段に美味しくなっていることに目が覚める思いがした。 名物の「鉄鍋餃子」もそうだ。昔はどこか化学調味料の味が鼻につく印象だったが、今は違う。 肉本来の旨味と、パンチの効いたニンニクがガツンと押し寄せ、病みつきになる旨さへと変貌を遂げている。 さらに「鶏の丸焼き」にも唸らされた。 しっとりとした肉質の中で、北京ダックを思わせる甘辛さと、香辛料の複雑な風味が効いている。正直、ここまで美味いとは想像していなかった。 「海老卵」も、プリプリの海老と、中華ならではの鶏ガラスープが効いた卵炒めが見事なハーモニーを奏でており、とにかく最高だ。
2025/11訪問
1回
秋と夏を象徴する赤福の二つの逸品。 10月の朔日餅「栗餅」と、7月の「笹わらび餅」。どちらも“赤福が本気で作る季節限定”だからこそ味わえる至福でした。 まずは栗餅。 これはもう、栗好きには抗えない魔力。 くうや餅のように外側はふっくら粒だった餅米が覆い、ひと口かじると中から溢れるのは上質な栗餡。 栗きんとんをさらに丁寧に仕立て直したような舌触りで、自然な甘みが舌の上でスッとほどけていく。 極めつけは上にドンと乗った大粒の栗の甘露煮。 優しい甘さとほろっとした食感が、餡と米の旨さを美しくまとめ上げてくれる。 これは秋だけのご褒美。 そして笹わらび餅。 笹を開いた瞬間に広がる爽やかな香りと、ぷるんと揺れる透明感。 つるん、と喉ごしが良く、みずみずしさの中に上品な甘さのこし餡がふわりと広がる。 暑い夏の疲れを一瞬で癒す、まさに“涼”そのものの味わい。 赤福本体はあまり好みではなくても、この朔日餅だけは別格。
2025/10訪問
1回
伊勢の中でもひときわおしゃれで、地元民にも観光客にも愛される人気ベーカリー。 この店の真骨頂はなんといってもデニッシュとパイ生地。 繊細な層が幾重にも重なり、口に入れた瞬間に“サクッ、ふわっ”と音がするほどの軽やかさ。 今回はトマトパイ、クロワッサンピザ、デニッシュソーセージパン、そして伊勢茶クロワッサンを購入。 トマトパイは、バターの香るパイ生地とトマトの酸味が絶妙に調和し、 軽やかなのに満足感のある味わい。 クロワッサンピザは、デニッシュとパイの中間のような食感で、 まるで“キッシュ×ピザ”を融合させたような贅沢な一品。 サラミの胡椒がピリッと効いて、クセになる美味しさだ。 そして感動したのが伊勢茶クロワッサン。 生地のバターの香りと伊勢茶の香ばしい苦みが見事に共存し、 中に忍ばせたカスタードのまろやかさが全体を優しく包み込む。 和と洋が見事に溶け合った、まさに“伊勢の新名物”と呼ぶにふさわしい逸品。 伊勢でデニッシュを買うなら、ここ一択。
2025/10訪問
1回
母の付き添いでどうしてもスフレパンケーキ食べたいという目的を達成するために訪れた。 パンケーキが見た目に反して味が伴ってない。 食感はフワフワではなくネチャネチャ 生クリームは脂肪分強めで旨みが少なかった。 ベリーソースは後味が砂糖でフルーツ感があまりなく、最後は結構大変だった。 さつまいものペーストが凍っており、モンブランペーストが芋を絞ってない既製品で落ち込んだ 見た目だけは最高 映えだけを狙うならおすすめ
2025/10訪問
1回
伊勢で一番美味い居酒屋はどこか、と問われれば、やはり「串一」の名を挙げるだろう。 ここの真骨頂は、何と言っても創作的な串カツにある。 椎茸の肉詰めや芋餅、ささみチーズ、豚肉のエリンギ巻きなど、個性豊かな串が並ぶが、その一つ一つが驚くほど美味い。 それはもはや大衆的な串カツの域を超え、まるで高級天ぷら店のようなクオリティの高さを誇っている。 揚げ物でありながら後味は驚くほどあっさりとしており、軽やかな衣が素材の旨みを殺さず、野菜の滋味や肉汁を余すことなく閉じ込めているのだ。とにかく、理屈抜きに美味い。 そして、驚くべき伏兵が「鳥の照り焼き」だ。 これが、正直なところ鳥料理専門店を凌駕するほどのレベルにある。 プリプリとした弾力のある食感、噛めば溢れ出すジューシーな甘み、そして鼻孔をくすぐる香ばしさ。 串だけでなく、一品料理においてすら隙がない名店である。