「日本料理」で検索しました。
1~9 件を表示 / 全 9 件
とある教授から「ここは間違いない」とお墨付きをいただいた実力派の一軒。 寿司といえば誰もが思い浮かべるマグロ。 しかし今回はあえてマグロ抜きのコースを注文。なぜなら、マグロを外してなお真価を発揮できる店こそが、本物の名店だからだ。 実際に口に運んだ瞬間から、京都や大阪でも味わえない繊細さと手間の込んだ一貫に圧倒された。 中でも心を打ったのが牡蠣、鰯、ニシン。 牡蠣の寿司はぷりっとした弾力を残しつつ、口に含むといくらのように弾け、クリーミーな旨みが広がる。今まで経験したことのない新感覚で、思わず言葉を失った。 鰯とニシンは鮮度が命ゆえ、なかなか寿司で出会えないネタ。薬味を使わず、素材そのものの“すっぴん”の美味しさで勝負していて、その衝撃は目を見開いたまま閉じるのを忘れるほどだった。 鮑の寿司は和と洋が融合したような味わい。まるでフレンチの逸品を思わせる繊細な香りと食感で、感嘆のため息が漏れた。 大将との会話の中で明かされたのは、シャリへのこだわり。薄い赤酢と濃い赤酢で炊いたシャリを絶妙にブレンドしているそうで、一粒一粒が奥行きのある旨みをまとい、ネタとの相性をさらに引き上げていた。言葉では表現しきれない、計算し尽くされた美味しさがそこにあった。 マグロに頼らずとも、ここまで感動を積み重ねられる寿司屋は稀有。
2025/09訪問
1回
伊勢市駅前で出会った“異色の組み合わせ”が生む絶品体験! 伊勢市駅からすぐ。ここに焼き鳥と鰻という、 普通なら同じテーブルに並ぶことのない二大スターを一緒に楽しめる、ちょっと変わった居酒屋がある。 最初は「えっ、この組み合わせってアリ?」と半信半疑。 でも、一口食べた瞬間、その疑念は見事に吹き飛んだ。むしろ「なんで今までなかったの?」と膝を打ちたくなる美味しさに包まれる。 焼き鳥はタレと塩から選べるスタイル。定番のももやねぎまは安定の旨さだが、心を揺さぶられたのは “せせり・肝・心臓”の3つ。 せせり:コリッとした歯ごたえと鶏の脂の甘みがクセになり、気づけば串を次々と手に取ってしまう。 肝:驚くほど臭みがなく、舌の上で広がるクリーミーさとタレの上品な甘みが絶妙。肝好きにはたまらない一串。美味しすぎて写真撮るの忘れた 心臓:今回のMVP。あっさりしていながらも鶏の旨みがぎゅっと詰まっていて、一噛みごとに心臓の鼓動のように旨みが伝わってくる。思わず無心で食べ尽くしてしまった。 〆は“うな丼”で完結 最後に注文した鰻丼は、これまた圧巻。香ばしく焼かれた鰻は老舗専門店に引けを取らない完成度で、甘みの強いタレが鰻のジューシーさをさらに際立たせる。口に運ぶたびに、至福の余韻が続く。 「伊勢を代表する店」と断言しても差し支えない名店だ。
2025/08訪問
1回
京都のおでん屋といえば、あっさりした薄味をイメージする人も多いはず。ところがこの店は違う──。 珍しく濃いめの出汁を使い、ひと口ごとにガツンと旨みが広がるタイプ。 舞妓さんが立ち寄るからか、店内は居酒屋の賑やかさの中にもしっとりした落ち着きが漂っている。 そんな空間で味わうおでんは、まさに京都の夜にふさわしいご馳走だ。 今回頼んだのは、大根・手羽先・タコ・ちくわ・卵の盛り合わせ。 最初に箸を伸ばした大根は、言葉を失う。噛んだ瞬間にじゅわっと濃厚な出汁があふれ出し、舌の上で広がる旨みの洪水に思わず目を閉じてしまう。具材の中で一番出汁を吸うからこそ、ここのおでんのレベルの高さを思い知らされる。 続いて手羽先。ふっくらとした鶏肉からじんわり染み出す脂と出汁が絡み合い、口の中で小さな花火のように弾ける。鶏料理専門店にも引けを取らない、いやむしろ“おでん”という舞台があるからこそ輝く逸品だ。 卵はどうだろう。黄身にまでしっかりと出汁が行き渡り、ひと口で濃厚な旨みが口中に充満する。他店のおでん卵が一気に色あせてしまうほど、完成度が高い。 タコはぷりっとした歯ごたえを残しながらも柔らかく煮え、噛むほどに旨みがあふれ出す。ちくわも出汁をまとっていて、箸休めどころか立派な主役級。 ひとつひとつの具材が、それぞれに「ここでしか味わえない」と言わんばかりに個性を発揮する。にもかかわらず、全体をまとめ上げているのはやはり濃厚な出汁。強さがありながらも後味は澄んでいて、飲み干したくなるほどだ。 正直、なぜここが低評価なのか理解不能。京都のおでんの新しい扉を開ける一軒だと胸を張って言える。
2025/02訪問
1回
伊賀の山奥に佇む秘境の宿でいただいた「伊賀牛のすき焼き」は、まさに感動の味わいだった。 まず驚いたのは、伊賀牛というブランドの存在。飛騨牛や松阪牛に勝るとも劣らないその実力は、ひと口で納得できる。 脂は上品でくどさがなく、口の中でふわっと溶けるような柔らかさ。肉本来の旨みがぎゅっと凝縮されていて、思わず唸るほど美味しい。 関西風の割り下を使わずに焼きながら味わうスタイルは、肉の甘みと香ばしさを存分に引き立ててくれる。 その後に染み出た肉汁で煮込む野菜は、旨みの宝石箱のよう。卵にくぐらせて食べると、まろやかなコクが全体を包み込み、至福の一口となる。 静かな山里で、湯気の向こうに広がるごちそうの時間。 伊賀牛の美味しさに出会えた夜は、忘れられない思い出になった。
2025/04訪問
1回
北野天満宮そばの古民家カフェで味わう“夏だけのご褒美” 北野天満宮の参道を歩くと現れる、趣ある古民家カフェ。 ここで夏にだけ提供されるのが、心まで涼しくしてくれるフルーツかき氷だ。 氷の上にたっぷりとのせられるのは、しっかりと使われた生のフルーツ❤️ その贅沢さはシロップだけでは決して出せない存在感で、果肉をかじるたびにジューシーな甘みとみずみずしさが弾ける! 中でも感動したのがキウイ 爽やかな甘酸っぱさが口いっぱいに広がり、真夏の熱気を一瞬で吹き飛ばしてくれる。氷のひんやり感と相まって、まさに夏のご褒美と呼ぶにふさわしい味わい
2025/09訪問
1回
紗々羅の朝食は、まさに“岐阜の恵み”を丁寧に表現した至高の一膳。 特に感動したのは、岐阜県産の高級米「竜の瞳」を土鍋で炊き上げたご飯。 一粒一粒がふっくらと輝き、噛むたびにお米の自然な甘みと香ばしさが口いっぱいに広がる。 そのご飯に寄り添うのは、香の物や前菜、滋味深いお味噌汁、そして出汁と素材の旨みを極限まで引き出した茶碗蒸し。 どれも控えめながらも完成度が高く、まるで京都の料亭のような上品さを感じさせる。 中でも印象的だったのは、朴葉味噌と漬物ステーキ。 朴葉味噌の甘辛い香ばしさと、漬物ステーキの絶妙な塩味がご飯を無限に進ませる。 「米が美味いと全てが美味い」——まさにそれを体現した朝食だった。 一日の始まりを、こんな丁寧な食事で迎えられる贅沢。 岐阜の名宿「紗々羅」さんでいただく懐石は、まさに岐阜の恵みの集大成。 茶碗蒸しや前菜ひとつひとつに至るまで、出汁の深みと素材の個性がしっかりと生きており、 その完成度はまるで京都の老舗料亭を思わせるほど。 中でも心を奪われたのが、松茸の土瓶蒸し。 蓋を開けた瞬間に立ち上る芳醇な香り。 一口含めば、松茸の上品な香りと根菜の優しい旨味、そこに魚介出汁の旨みが絶妙に絡み合い、 とても美味しかった。 難しい椀物でここまでの旨味を抽出できるところは珍しい! ただ一方で、洋食のパートには少々疑問が残る。 せっかくの流れを断ち切るように、味に芯がなく、 全体の統一感を崩してしまっていたのが惜しい。 これだけ和の完成度が高いのだから、 すべて和食で完結させるべきだったと感じる。 例えば、あの土瓶蒸しの出汁でしゃぶしゃぶを仕立てたら—— それこそ紗々羅が誇る逸品になっていたはず。 とはいえ、和の領域においては間違いなく一流。
2025/10訪問
2回
小松で味わう極上の夜。福井の海の恵みが輝く至福のディナー 美松でいただくディナーは、まさに格別。 福井の海で獲れた新鮮な魚介はどれも絶品だが、特に鯛とイカは秀逸。口に入れた瞬間、溶けるような食感と上品な甘みが広がり、思わず言葉を失うほどの美味しさだ。 中でも圧巻だったのが鯛しゃぶ。 そのままでも十分に美味しい鯛を、丁寧に仕立てられた出汁にくぐらせると、脂の旨みがふわりと花開き、口の中でほろりとほどける。この幸福感は、まさに唯一無二。 さらに驚かされたのが副菜のわかめ。 鯛に引けを取らない旨みを持ち、出汁に潜らせるとまるで肉を食べているかのような弾力に変化する。出汁に深みを与え、鯛の味をさらに引き立てる名脇役ぶりに感動した。 そして何より感心したのは、素材の良さに甘んじることなく、料理人の技術が光ること。 温泉旅館の枠を超えた繊細な仕事ぶりはまるで本格フレンチのようで、敦賀鯛の新たな魅力を引き出していた。 美松の朝食は“衝撃”そのもの。敦賀の海の幸に心を奪われる 2日目の朝に供されたのは、まさかの海鮮丼。市場に匹敵するほど豪華で、敦賀ならではの新鮮な海の幸が贅沢に盛り込まれている。 敦賀鯛の上品な甘み、脂がのったブリの旨さ、そして貝柱のとろけるような甘さ…。一口ごとに「これが本物の海鮮丼か」と言葉を失うほど。福井の海鮮のポテンシャルを存分に味わえる、見事な一杯でした。 しかし、美松のすごさは素材だけにとどまらない。料理人の技術があるからこそ、その良さが際立つ。 3日目は一転して王道の和定食。焼き加減が絶妙な照り焼き、新鮮な出汁が香る優しい味噌汁、手間を惜しまない副菜の数々…。 決して派手ではないが、一つ一つが心に沁みるような美味しさで、海鮮丼に勝るとも劣らない満足感を与えてくれました。 「ただの朝食」とは呼べない、心から“美味しい”と思える時間。