「海鮮」で検索しました。
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2025/12訪問
1回
とある教授から「ここは間違いない」とお墨付きをいただいた実力派の一軒。 寿司といえば誰もが思い浮かべるマグロ。 しかし今回はあえてマグロ抜きのコースを注文。なぜなら、マグロを外してなお真価を発揮できる店こそが、本物の名店だからだ。 実際に口に運んだ瞬間から、京都や大阪でも味わえない繊細さと手間の込んだ一貫に圧倒された。 中でも心を打ったのが牡蠣、鰯、ニシン。 牡蠣の寿司はぷりっとした弾力を残しつつ、口に含むといくらのように弾け、クリーミーな旨みが広がる。今まで経験したことのない新感覚で、思わず言葉を失った。 鰯とニシンは鮮度が命ゆえ、なかなか寿司で出会えないネタ。薬味を使わず、素材そのものの“すっぴん”の美味しさで勝負していて、その衝撃は目を見開いたまま閉じるのを忘れるほどだった。 鮑の寿司は和と洋が融合したような味わい。まるでフレンチの逸品を思わせる繊細な香りと食感で、感嘆のため息が漏れた。 大将との会話の中で明かされたのは、シャリへのこだわり。薄い赤酢と濃い赤酢で炊いたシャリを絶妙にブレンドしているそうで、一粒一粒が奥行きのある旨みをまとい、ネタとの相性をさらに引き上げていた。言葉では表現しきれない、計算し尽くされた美味しさがそこにあった。 マグロに頼らずとも、ここまで感動を積み重ねられる寿司屋は稀有。
2025/09訪問
1回
昼時は、鯛めし食べ放題という贅沢なランチが楽しめるレストランへ。 まず驚くべきは、この鯛めしが追加料金なしで好きなだけ堪能できるという点だ。 その鯛めしは、鯛特有の淡く上品な旨みと風味を纏っており、実にあっさりとした味わい。 どれだけ食べ重ねても飽きが来ない、洗練された美味しさがそこにある。 だが、楽しみはそれだけではない。追加料金で鯛の刺身を乗せ、わさびを添えて「鯛茶漬け」にするという選択肢も用意されているのだ。 そのまま味わい、さらに茶漬けで締める。この二段構えの構成には、一分の隙もない。 主菜として供された「鱈の揚げ出し」も素晴らしい。 出汁の優しい味わいと、衣のサクッとした食感のコントラストがたまらない一品だった。
2025/11訪問
1回
伊勢で魚介を語るなら、間違いなく虎丸一択。 古い蔵を改装した趣ある空間に、板前さんたちの凛とした仕事ぶり。 その光景だけで、心が躍った! 一番驚いたのは穴子寿司。 ひと口頬張った瞬間、ふっくら炊き上げられた穴子が舌の上でとろけ、 上品な脂の甘みがじんわりと広がる。 これほど繊細で完成された穴子寿司は高級寿司でも滅多に出会えない。 さらに感動したのが海鮮メンチカツ。 鶏肉のように軽やかで、魚介の旨みがふわっと広がる。 サクサクの衣の中から現れるふんわりとした身の食感が、 あまりに癖になって、思わずおかわり。 そして極めつけは鰹のレアカツ。 一切の臭みがなく、香ばしい衣の奥から溢れる鰹本来の旨み。 あの高知で食べた名店の味を思い出すほどの完成度に、夢中で噛み締めていた。 刺身はどれも新鮮で他のお店では中々食べられないアカヤガラの刺身など希少な海の幸をいただけて、文句のつけようがない。 煮付けも貝類も含めて全てが美味い!
2025/10訪問
1回
静岡で本格的な寿司をお手頃価格で食べたいなら、迷わずこの店。 職人が毎朝、焼津港から仕入れる新鮮な魚介を使った寿司チェーンで、そのクオリティは回転寿司の枠を完全に超えている。 ネタの鮮度は抜群。 市場で食べるようなプリプリの身の弾力と、 魚本来の甘みがしっかりと舌に残る。 しかも、ここでは普通の寿司屋ではお目にかかれない深海魚まで味わえるのが魅力。 中でも衝撃だったのがアブラボウズ。 その名の通り脂がのっているのに、まったくしつこくない。 マグロのような濃厚な旨みと、鯛のような上品な歯応えを併せ持つ、 唯一無二のネタ。気づけば何貫もおかわりしていた。 どの魚も新鮮で、口に運ぶたびに魚の旨みを鮮烈に感じる。 深海魚の未知の美味しさを知ってしまった今、 「もう一度食べたい」と素直に思える庶民価格で本格寿司。
2024/10訪問
1回
久しぶりに暖簾をくぐった小松。 京都で本当に美味しいマグロを出す店は限られているが、ここは間違いなくその一角を担う存在だ。 2年ぶりに注文した鉄火丼は、変わらぬ美味しさで迎えてくれた。丼に盛られたマグロは新鮮そのもので、臭みなど一切ない しっとりとした身は舌の上でなめらかにとろけ、濃厚な旨みが静かに広がっていく。そのクセになる食感と味わいに、気づけば夢中で箸を進めていた さすが寿司屋が手がけるだけあって、マグロの扱い方や旨みの引き出し方は抜群。丼というシンプルな形でありながら、ひとつ上の次元の完成度を感じさせてくれる。 ただ、心の奥で思い出してしまうのは炙り鉄火。 かつて提供されていたその一杯は、レアステーキのようにジューシーで、香ばしさとマグロの旨みが一体となる忘れられない味だった。もう一度あの炙り鉄火に出会えるなら…と、つい願ってしまう。
2025/09訪問
1回
近江町市場で味わう、極上の新鮮刺身! 金沢・近江町市場といえば、新鮮な魚介の宝庫。 その中でも、手ごろな価格で本物の鮮度を味わえる店を探してたどり着いたのが、今回のこのお店。 まず運ばれてきた刺身の艶に息をのむ。 サーモン、マグロ、ハマチ、イカ、どれも冷凍特有の“しゃりしゃり感”が一切なく、 舌の上でとろけるように広がる旨み。 特にマグロとハマチの脂の乗りは絶妙で、口に含んだ瞬間に思わず笑みがこぼれる。 驚いたのは、どの刺身にもまったく臭みがないこと。 鮮度が命のネギトロですら雑味がなく、 滑らかな舌触りと上品な甘みだけが残る。 本当に美味しい海鮮丼でした。 流石金沢
2025/04訪問
1回
酢飯でいただく極上海鮮丼。 その美味しさは他の海鮮丼とは一線を画す。 ランチの海鮮丼は圧巻のビジュアル。 丼いっぱいに盛られたマグロ、サーモン、ブリ、鯛、タコ、そして、イカと大きな有頭エビ 特に印象的なのは鰤(ブリ)。 脂のノリが見事で、口に入れた瞬間ふわりととろける。 マグロの旨み、サーモンのまろやかさ、鯛の締まり、 それぞれの魚の持ち味が見事に共演しており、 一口ごとに魚の旨みを感じる。 驚くのは丼の米が酢飯であり、シャリの旨みも楽しめる。シャリの旨みが魚をより引き立てる。 添えられた赤出汁も侮れない。 海老出汁の濃厚な香りと深い旨みが、海鮮丼の余韻をさらに引き立てる。 京都で新鮮な魚を探すなら、間違いなくここ。
2025/06訪問
1回
京都で唯一、本格的な浜焼きバーベキューを楽しめる店。 ここの真骨頂は、何と言っても「生きている貝」をそのまま網に乗せ、その新鮮な旨みを思う存分に堪能できる点にある。味わいは、まさに美味の一言。 特に「牡蠣」は素晴らしい。長崎、鳥羽、広島など、その週で最も状態の良いものを厳選しており、焼く寸前まで生きているため、口に含んだ時の旨みの爆発力が半端ではない。 だが、今回最も感動したのは「ホッキ貝」だ。 一般的には刺身で供されることが多いが、これは刺身よりも浜焼きの方が遥かに美味いと知った。 熱を通すことで際立つ甘みのある塩気、そしてプリプリとした食感がたまらなく美味しい。 正直なところ、高級食材である鮑なんかよりもずっと美味い。そう断言できるほどの逸品だった。