「長崎県」で検索しました。
1~6 件を表示 / 全 6 件
世代を超えて愛される長崎の名品 まだ幼稚園生の頃、長崎に住んでいた時のおやつは桃太呂豚まんでした。懐かし巡りの旅行だったので、桃太呂豚まんは外せないと旅程に組み込み、初日さっそく本店へ。到着すると、家族3人お店の前でハフハフ言いながら食べてた記憶が一気に蘇ってきました。昔は1個で十分だったのに、今は2個食べないと満足しない、、悲しい。豚まんのサイズが小さくなったわけではなく、自分が大きくなっただけですが(汗) 昔から変わらない蒸籠で蒸してある豚まんを購入し、その場で湯気が出ている状態のを満喫しました。一口食べて穴を開けてから付属の酢醤油を垂らすと、これが私にとっての桃太呂豚まんの味。家族3人同じ食べ方で、蟹を食べているかの様に黙々と食べてました。食べ終わった時に幸せのため息と共に「ごちそうさまぁ、、」が自然と出てきちゃう。 変わらぬ場所で変わらぬ味を。 ごちそうさまぁ
2025/10訪問
1回
心も身体も潤うジェラート 商店街をお散歩している途中で見つけたお店です。以前EXILEのTakahiroさんがTV取材で食べており、リアタイで見ていて気になっていたので、夕飯の〆ジェラートとして寄ってきました。なんでも元お医者さんの店主さんが体に優しいジェラートをコンセプトに開いたお店だそうです。食券制でメニューは3種盛り820円〜のみ(プレミアムは+50円の食券を追加購入)、分かりやすい。 家族3人で一つずつ選び、ピスタチオ・マスカルポーネと無花果・五島灘の塩をいただきました。どれを食べても甲乙つけ難い、、 ピスタチオは濃厚で少しねっとりしたテクスチャーだけど(自分好み)、ナッツ特有の重たさがありません。アイスは「満足感罪悪感」くらいの勢いだったのに、目から鱗。 マスカルポーネと無花果は、最初マスカルポーネと無花果がMIXされた状態かと思いきや、土台のマスカルポーネ・アイスに乾燥いちじくの果肉が刻まれて入っているものでした。他店に比べてもマスカルポーネの味を感じやすく、無花果のぷちぷち食感がアクセントになっています。 そして最後は私が選んだ五島灘の塩。ここまでドンピシャの塩アイスに長崎で会えるなんて、、なぜ東京に来ないんだーーと食べながら同時に悲しくなっちゃいました。甘さを引きたたせる塩ではなく、ミルクを引き立たせるための塩。そして空気を含んでクリームの様なふわっと軽い口当たりに魅了されました、! ちなみにワッフルコーンもお店で手焼きなのか、もはや単品で売り出せるレベル。ほんのり卵の香りがして、アイスによく合います。普段ワッフルコーンは食べ辛いから選ばないのですが、カップに二重で入れてくれてるから、安心していただけます。スプーンで割りながらアイスと混ぜ食べても違った良さがありました。 800円超えだけど、実際に食べるとお安く感じると思います。どのお味もnot feel guilty(←ルー大柴風)だから昼でも夜でも気軽に立ち寄れるかと。もっと気軽に楽しむためにも、シングル・サイズがあったら便利なのに、とは思いました。 とはいえ、季節限定に加え、長崎の食材を使ったフレーバーはプレミア感があります。 店主さん?店員のお兄さんも優しい雰囲気をお持ちの方だったので、リピーターも多そう。旅行の時にぜひ立ち寄ってみてほしいです。 ご馳走さまでした
2025/10訪問
1回
街中華のしぶーい空間が楽しいミシュラン 観光客はもちろん、長崎の会社帰りのサラリーマンがよく行くお店だそうです。女将さんが自分のリズムで回してるので、その時の流れに身を任せて待つ感じ。開店と同時に行きましたが、のれんを出す暇もないほどに大人気なので、並ぶ覚悟を決めてから行きましょう。 確かにビールと大蒜の効いたひとくち餃子は間違いない!!冗談抜きに一粒でグラス1/3は消えちゃいます。さらに餃子のタレに大蒜ラー油を入れて幸せすぎるWパンチ。お好みで真っ赤な柚子胡椒も加えればフル装備で無敵の美味しさです。博多のより小さめサイズだから一人前(10個)も秒で消えちゃいました。 また、隅に置けないのが"ニラとじ"です。こちらのは薄焼きの卵焼きで、しっかり火が通ってるからニラが甘く感じました。そこに長崎でお馴染み金蝶ソースをひと回しすると、単なる卵焼きも一瞬にしてご馳走に様変わり。また、秀逸だったのは卵の火入れ加減です。端は堅焼き、中心にいくほどプルプル。ご飯の上に乗せて、卵の半熟部分をご飯に馴染ませてから餃子と一緒にかき込むと「くーーっ」と声にならない声が出てしまう。 一つ要注意なのは店員さんの接客が横柄なこと。両親曰く昔は愛想があった様ですが、人気になりすぎて心が疲れてしまったのでしょうか。サクッと食べて2軒目移動くらいが丁度いいと思います。それでも味わうべき料理がここにはあるので、まずは食べてから判断してほしい、、! ご馳走さまでした。
2025/10訪問
1回
おハイソすぎるじげもん料理 旅の最終日は父のお気に入り"のさ庵"で締めてきました。 お通しの南瓜豆腐と南蛮漬けが、お通しのレベルを超していて、思わず家族の会話も弾みます。前者は南瓜の甘さが消されているのに、香りはしっかり残っていて不思議と感動が詰まってます。南蛮漬けもお魚自体の質がいいから、よくよく味わいながらいただきました。 お魚を中心に季節もののメニューが揃ってますが、揚げ物多め。揚げ物の中ではキスの天ぷらをおすすめします。 揚げ油とは明確に異なる、キスの脂が下の上でとろけるんです。最近レアカツとかが巷で流行ってるそうですが、こちらは完全に火が通ってるのにレア?!と錯覚してしまうほど。2枚を3枚に調整してくださったのも、感謝感謝。 ちなみに、海老の天ぷらも身が引き締まっていて質の良さを感じました。ただ衣が重たかったのは残念でした、。 一方で印象深かったのは刺身盛り合わせと豚の角煮でした。お刺身は長崎ならではのバリエーションで、普段は生魚が苦手な私自身も味わっていただけました。写真で見ると豚の脂身が多く見えますが、もうこれは脂じゃないです。ゼラチンです。最近お肉お魚の脂に弱くなった父さえも、これを肴に日本酒をちびちび嗜んでたいと呟いてました。また、角煮というと甘く煮付けてあるイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、のさ庵さんのは砂糖が抑えめで繊細なタレ。ご飯片手に一人一個食べたい逸品でした。 サービスに関しては普通かな、。なにせ混んでなくても料理提供が遅めなので。一番最初に頼んだイカダの一夜干しがなかなか来ず確認を頼んだところ、まるで何事もなかった様に数分後に届きました。おそらく指摘されて慌てて焼いたのでしょうが、せめて謝罪の一言は欲しかったです。 ただ忙しない居酒屋が多い地帯の中で、ゆったりと過ごせる貴重なお店ではあります。長崎のじげもんを楽しむなら外せません。会食でもよく使われるそうですが、季節もののメニューが豊富なので大人数で行っていろいろ楽しんでは如何でしょうか。 有難うございました
2025/10訪問
1回
ちゃんぽんの聖地巡礼 両親の中で「ちゃんぽん=四海樓」という懐かしの地へ。まさかの開店15分前に並んでも一巡目では入れず、結局45分待ってから着席できました。中には一人でいらしてるご高齢者も多く、地元の皆さんに愛されてるのが分かります。 ちゃんぽんと、皿うどん(太麺)を注文し、家族でシェアしました。見た目はボリューミーだけど、野菜も多いので一人一皿+αで食べれちゃいます。参考までに、他の地元の方のテーブルでは、一人一つちゃんぽん+皿うどん太麺・細麺+焼きめしを4人で分けてました。 定番ちゃんぽんのスープをまずは一口。クリーミーだけどあっさりして、臭みのないお上品な口当たりでした。ついつい飲みすぎてしまって、麺に到達するより先に飲み干してしまいそうです。むかーし食べたちゃんぽんの癖の強いイメージが一気に払拭されました。太麺はしっかりスープが染み込んで柔く、まるで飲むかの様にするするっと食べ切れてしまいました。 皿うどんもまた違った良さがあり、むしろ海鮮の味をダイレクトに感じるかも。具と麺が一対一の割合で、ケチケチしないで海老とイカをたんまり使ってくれてます。母に勧められるがままお酢をかけて食べてみたら、倍々で美味しくなるのでおすすめです。基本的に塩分が控えめなのと、噛み締めるほどに魚介の甘みを感じるから、そこにお酢の酸っぱさが調和して病みつきになります!ぜひお試しください 皆さん食べたら即退店の流れで、長居することはないので、待てば想像よりは早く入れると思います。味だけでなく雰囲気をも楽しめるお店なので、旅行の時には外せない名店です。 ご馳走さまでした。
2025/10訪問
1回
無限おじや 長崎在住時に父が呑みの〆に行っていた大衆割烹のお店にお邪魔しました。思案橋横丁の〆"おじや"をお昼にもいただけるのは嬉しいです。 店構えは風格があって一瞬気が引けますが、一歩中に入ると時代を感じる昭和の台所にホッとします。 入店してすぐ、おばあちゃんが急須にお湯を注ぐところから始まり、お茶を淹れてくれる後ろ姿さえ、味があって素敵でした。もう1人の女将さんも「お母さん」と呼びたくなる雰囲気で、優しく迎え入れてくれます 早速おじや定食を注文し、5分10分待ちましたが、その間も楽しかった!小口葱を刻む音、卵を溶く音、塩を加えるサラサラとした音、これらが店内のシックな音楽の間から聞こえてきます。ほどなくして定食が完成し、運ばれてきた瞬間に思わず家族3人で歓声を上げてしまいました。 おじやが見えないほどの擦り白胡麻と丁寧に細かく刻まれた小口ネギ。丼にたっぷり入ってるので、一瞬たじろぐのですが、その優しくも飽きのこないお味で流れる様に胃袋へと収まってしまいました。 セットの唐揚げもカラッと揚がっていて、熱々ジューシーです。油をおじやが吸収してくれるから0kcalかな。気分は井之頭五郎、ただただ食べること以外なにも考えられない、。 また、好きなものは最後に残すタイプですが、今回置いておいたのは糠漬け。もはや箸休めではない、立派なおかずです。買って帰りたいくらいでした。 今はもう包丁も握れなくなってしまった祖母のご飯を思い出す、懐かしい味に心が温まりました。素朴な見た目で、それ以上の深みがある。ぜひ長崎に行った時には昼でも夜でも寄ってみてください 大変ご馳走さまでした!