numenfinderさんの行った（口コミ）お店一覧

夏の訪れを感じさせる一皿一皿。賀茂茄子はとろける食感に香ばしい衣が絶妙で、鱧はふんわりと優しく出汁と調和。炙りカマスは脂の乗りが程よく、軽やかな余韻を残す。涼やかな夏の恵みを丁寧に味わえる時間でした。

貴重なお席にお招きいただき、心より感謝申し上げます✨ 大切な友人とともに、初夏ならではの爽やかで美しいお料理の数々を堪能できたひとときは、忘れられない思い出となりました 季節の移ろいを五感で楽しめる、まさに味の饗宴でした

冬の贅沢・白子尽くしの至福の時間 冬といえば白子の旬。今回いただいた料理は、白子の魅力を余すことなく引き出した品々ばかりで、一つひとつがまさに芸術のようでした。 焼き白子とお粥 は、この夜のハイライトとも言える逸品。表面は香ばしく焼かれ、ほんのりとした焦げ目が白子の甘みを一層引き立てます。一口噛めば、中からとろりと濃厚な旨味が広がり、まるでミルクのように滑らか。そのままいただいても絶品ですが、優しい味わいのお粥と一緒に食べると、白子の旨味がより際立ち、余韻がじんわりと口の中に広がります。寒い冬の夜に、心まで温まるような一皿でした。 白子の椀物と柚子皮 もまた、繊細な一品。澄んだお出汁の中で白子がふわりと浮かび、口に入れた瞬間にとろけるような食感を楽しめます。柚子皮のほのかな香りがアクセントになり、濃厚な白子の味わいを爽やかに引き締める絶妙なバランス。まるで冬の静かな夜にそっと舞い落ちる雪のような、儚くも美しい味わいでした。 そのほかにも、ふわふわの雪のように盛られた氷の上に添えられた白子や、繊細な焼き魚、卵料理など、一皿ごとに職人の技と季節の恵みを感じさせる逸品ばかり。料理だけでなく、美しい器や盛り付けも見事で、一品一品に物語が込められているようでした。 冬の味覚を存分に堪能できる、まさに至福の時間。白子の奥深い魅力を再認識する、贅沢なひとときでした。

野口太郎——料理の余韻とともに届く、シェフの温かさ 料理が素晴らしかったのはもちろんだが、最後の瞬間まで心に残るのが、この店のシェフの温かさだった。 食事を終え、店を出ようとすると、そっと手渡されたのは暖かいカイロ。冬の冷え込みの中、その小さな気遣いが心まで温めてくれるようだった。店を出た後も、料理の余韻だけでなく、シェフのもてなしの心がじんわりと残る。 この気遣いが、この店の料理と同じく繊細で、優しく、そして忘れがたいものにしてくれる。味だけでなく、心まで満たされる時間だった。

NK | 独創的なアプローチで魅せる一皿 NKの料理は、クラシックな技法をベースにしながらも、独自のエッセンスが加わった一皿一皿が魅力的✨ 素材の組み合わせがユニークで、見た目の美しさと味の奥深さが共存している✨ どの料理も、ひと口食べるごとに新たな発見があり、シンプルな皿の中に計算されたバランスが感じられる 温かみのある空間と、料理に合わせたワインのセレクションも素晴らしく、トータルで完成された食体験✨ ひとつひとつの料理に個性があり、最後まで飽きることなく楽しめる一軒✨

友栄 | 予約必須、待ってでも食べたい極上の青鰻 友栄の鰻は、まさに待つ価値のある一皿✨ 予約をしていても1時間以上の待ち時間は当たり前、それでも食べた瞬間にその価値を実感できる この日の鰻は青鰻✨ ふっくらと肉厚で、脂のノリが素晴らしく、口に入れた瞬間にとろけるような柔らかさ✨ それでいて身の繊維がしっかりと感じられ、噛むごとに旨味が広がる タレは控えめで、鰻そのものの味を引き立てる仕上がり✨ 炭火の香ばしさが絶妙なアクセントになり、最後の一口まで飽きることなく楽しめる 長時間待ってでも食べる価値のある、まさに極上の青鰻✨ 鰻好きなら一度は訪れるべき名店✨

日本料理 紀茂登 | 滋味深い出汁、鮑の食感、締めの牛肉しゃぶしゃぶ 紀茂登の料理は、素材の良さを最大限に引き出し、余計なものをそぎ落とした洗練された味わい✨ その中でも、出汁の美味しさ、鮑の食感、そして締めの牛肉しゃぶしゃぶが特に印象的 出汁は、一口飲むだけでその丁寧な仕事ぶりが伝わる✨ 澄んだ見た目とは裏腹に、口に含むとしっかりとした旨味が広がり、滋味深くも優しい余韻が残る✨ 控えめながらも存在感のある味わいで、料理のすべてを支えている 鮑は絶妙な火入れで、柔らかさと弾力のバランスが素晴らしい✨ 噛むたびに磯の香りと濃厚な旨味が溢れ、素材本来の力強さを感じる一皿 締めの牛肉しゃぶしゃぶは、極薄にスライスされた肉をさっと湯にくぐらせると、一瞬で旨味が引き立つ✨ 口に入れた瞬間にとろける食感と甘みが広がり、出汁との相性も抜群✨ 全体を通して、余計な装飾を排し、素材と技で勝負する紀茂登らしい料理構成✨ 最初の一口から最後の締めまで、心に残る和食体験ができる名店✨

日本料理 晴山 | 野生ふぐと京鴨の饗宴 晴山での懐石料理は、繊細な味わいと季節の移ろいを感じられる素晴らしい体験でした✨ この日は特に野生ふぐと京鴨が印象的 ふぐは上品で澄んだ旨味が際立ち、しっとりとした食感がたまりません✨ 出汁との調和が素晴らしく、噛むほどに奥深い味わいが広がる贅沢な一品 京鴨は絶妙な火入れで、しっとりとした肉質と豊かな風味が際立ちました✨ しっかりとしたコクがありながらも、後味は驚くほど軽やかで、繊細な味付けとのバランスが秀逸 器や盛り付けも美しく、料理ごとに視覚的な楽しさがありました✨ 丁寧な仕事と心のこもったおもてなしが感じられ、特別なひとときを過ごせました 素材の良さを最大限に引き出す技と、心温まる空間✨ 日本料理の真髄を堪能できる、まさに極上の一軒でした✨

一品一品に細やかな技が光る素晴らしい体験✨ その中でも特に印象的だったのが、焼き河豚白子 表面は香ばしく焼き上げられ、箸を入れると中からとろりと濃厚な白子があふれ出す✨ クリーミーで繊細な旨味が口いっぱいに広がり、炭火のほのかな香りが余韻を引き立てる✨ 外側の香ばしさと、中のとろけるような食感のコントラストが絶妙で、まさに冬の贅沢✨ ほんのり効かせた塩味が白子の甘みを引き出し、日本酒との相性も抜群 他の料理も美しく洗練されており、店の雰囲気も落ち着いていて心地よい✨ 特別な時間を過ごしたい方におすすめの一軒✨

井水が引き出す複雑で滋味豊かな出汁の奥行きに深く感銘。季節の木の子の香り、澄んだ味わいのイノシシが調和し、自然の恵みを余すことなく体感。締めくくりは葡萄と紅茶アイスが爽やかな余韻を残し、心に残る滋味深い一献となりました。 同じ鰹節でも、包丁の刃の入り方によって切断面の粗さが変わり、味わいが複雑になったり、反対に澄んだ印象になったりする。肉もまた、鈍い刃で切ると断面が粗く酸化が早く進み、熟成後には臭みが出やすい。しかし鋭い刃で切れば断面は滑らかに保たれ、長期間の熟成でも清らかで美味しさが持続する。 鹿のようなジビエは独特の臭みが微生物発酵に由来するとされるが、三兄弟は最速で8分で解体を終えるという。そのため提供された鹿肉は驚くほど清らかで一切の臭みがなく、赤ワインソースを必要とせず、むしろ出汁の餡かけで美味しさが引き立っていた。さらにパン粉も、敢えて包丁でなく手で裂くことで「切れ味」を捨てる選択をし、味に寄与させていたのが印象的だった。 まさにここでは「切れ味」が料理哲学にまで昇華されており、磨刀そのものが調味行為になっていると感じた。

冬のすべての幸福が、一夜にして満ちた。

「徳八本也」での食事はどれも素晴らしかったですが、特に白子と焼き猪肉が印象的でした。白子は外は香ばしく、中はとろけるような濃厚な味わい。一方、焼き猪肉は適度な歯ごたえとジューシーな脂の旨味が絶妙で、噛むほどに肉の風味が広がりました。シンプルな味付けながら、素材の良さを最大限に活かした仕上がりで、日本酒とも相性抜群。どの料理も丁寧に作られており、また訪れたくなる名店でした。

日本料理 佐々 | 伝統の技と希少な鳩料理 佐々での食事は、日本料理の繊細な技術と、素材の魅力を存分に活かした構成が印象的✨ どの一皿も丁寧に作られ、焼き物、揚げ物、締めのご飯まで、緻密に計算された流れが心地よい 特に驚いたのは鳩の料理✨ 日本料理で鳩を味わう機会は珍しく、しっとりとした肉質と濃厚な旨味が印象的✨ 火入れが絶妙で、ジューシーさを保ちつつ、噛むほどに力強い味わいが広がる 焼鳥や串焼きの仕事も素晴らしく、素材ごとの焼き加減やタレの使い分けが見事✨ どの串も一本一本丁寧に仕上げられ、シンプルながらも奥深い味わい 店の雰囲気は温かく、職人との距離も近く、会話を楽しみながら食事ができるのも魅力✨ 希少な鳩料理と、日本料理の奥深さを堪能できる一軒✨

伯雲 | ふぐの美味しさと器の美しさ 今回の食体験は特別でした✨ ふぐの繊細な味わいがさまざまな調理法で引き出されており、滑らかな食感からサクサクの揚げ物まで、ふぐの多彩な魅力を堪能できました 器もまた素晴らしく、料理を引き立てる美しい和の器が並び、まるで一つの芸術作品のよう✨ 視覚と味覚の両方で楽しめる贅沢なひとときでした お酒も抜群で、爽やかで滑らかな口当たりがふぐ料理と絶妙にマッチし、食事全体のバランスをより一層引き立ててくれました 美味しい日本料理とお酒が好きな方には、ぜひおすすめしたい一軒です✨

しの田 | 剥皮魚と今治の酒、そして人生の栗子モンブラン しの田での食事は、まさに一期一会✨ 英語が堪能な黄毛の方と共に、食材と酒を真剣に向き合う時間が特別なものに 今治の酒と剥皮魚のペアリングが驚くほどのマッチ✨ 魚の繊細な旨味と、酒の持つニュアンスが絡み合い、一口ごとに新たな発見があるペアリングだった そして、人生で最も印象的だった栗子モンブラン✨ 白味噌、リコッタチーズ、白餡、栗という異色の組み合わせが、まさかの調和を生み出し、想像を超えた美味しさ✨ しっかりとした和の要素を持ちつつも、リコッタチーズのコクが全体をまとめ、まさに唯一無二のモンブラン 食材と酒に対する真剣な姿勢、美しい料理、そして想像を超えたデザート✨ しの田は、ただの食事ではなく、食の楽しさを再認識させてくれる場所✨

往復8時間の道のり。長い旅の果てに出会ったのは、想像を超える松茸の世界だった。 驚いたのは、松茸にまったく土っぽさがなかったこと。 当日の朝に採れたものだからこそ、澄み切った芳香と濃厚な旨味だけが際立っていた。 その一瞬で、松茸は単なる高級食材ではなく、自然と人の手間が紡ぐ“秋の贈り物”だと実感した。 特に、信州おやき風に仕立てた一品には心を奪われた。素朴でありながら松茸の香りを包み込み、噛むほどに旨味が広がっていく。 復路はただ静かに余韻を味わいながら、「またこの8時間を往復したい」と思わせるほどの幸福に満たされた。

一品一品に丁寧な仕事が感じられ、素材本来の味わいが静かに引き立てられていました。中でも香ばしく焼き上げた蓮根は、外の香りと中の瑞々しさの対比が印象的です。 季節感ある構成で終始心地よく、お土産の最中チョコも最高で、最後まで美しい余韻を楽しめました！ 焼き物の種類が多く、どれも丁寧な火入れで旨味が引き出され、器の趣向もまた美しく心を和ませてくれました。料理全体の調和が素晴らしく、一皿一皿に心意気が感じられます。特にすっぽん出汁と木の子を合わせた月見仕立ては滋味深く余韻も長く、印象に強く残りました。

高津川の清流で育つ鮎は苔を食み、苦味がほとんどなく澄んだ味わい。塩焼きや揚げ物に加え、刺身、漬け、春巻き、うるかと多彩な趣向で供され、鮎の奥行きを存分に楽しめました。澄み切った川の恵みを五感で味わう、忘れがたいひと時でした。

季節感あふれる本湖月の懐石は、巧みな趣向と伝統が融合。白干瓢を戻して仕立てた一品は滋味深く、松茸を包んだ揚げ物は香り高く印象的。繊細な工夫に心躍るひと時で、余韻も長く続き、季節の移ろいを五感で味わえる贅沢な時間でした。

全国各地から選りすぐった昆布を用い、収穫地や熟成年ごとの個性を巧みに活かした出汁は、滋味深くも澄んだ旨味を放ち、ひと口ごとに余韻が広がります。料理全体を優しく包み込み、四季の食材の味わいを一層際立たせる見事な調和に感動しました。