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新八茶屋嵐山(京福)、嵐電嵯峨、嵐山(阪急)/ジェラート・アイスクリーム、カフェ
京都大阪の甘味①
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プレミオピスタチオ×レモンのワルツ ¥850
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コーンについていたスリーブ
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店舗前外観
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2025/11/26 更新
嵐山に名物は数あれど、こういった軽い甘味で「ここにしかない」と思えるものは、意外と多くないのではないかと思います。特に京都人であれば、抹茶や豆腐を使った甘味は似たようなものなら市内中心部に行けば大抵ある、というのはある程度コンセンサスが得られているのではないでしょうか。
そんな中で、ジェラートの質という意味においては京都では無類なのではないかと疑っているのがこのお店、新八茶屋さん。
看板商品のピスタチオジェラートの濃厚さはちょっと他で食べたことがないレベルです。
渡月橋北詰ほぼ角という嵐山でも随一の徒歩交通量を誇るここは、信号待ちも相まってかなりの人が溜まる、用がなければ逆に避けたいような超好立地です。にもかかわらず、あまり知られていないのか他の口コミを見る限りお店に入りさえすれば然程の混雑ではないようです。
訪問は11月下旬の紅葉シーズン15時半で、渡月橋は例年通りの大混雑を見せ、交通整理もされていましたが、ちょっとお店を覗くと待ちは数人でした。
その時は空腹感もなかったため先に用事を済ませて17時半頃に再来店、閉店間際のこの時間には待ちなしでした。
せっかくなので本命のプレミオ×プレミオ¥850を注文。ものの1分で到着しました。抹茶浮島や嵯峨豆腐なども気にはなりますがどうやらこの時間には売り切れのよう。プレミオが両方まだあって助かりましたが、ショーケースを見る限りこの日は閉店まで残ってそうですね。他のメニューもバラエティ豊かでリピしたくなります。
席は店内にも数席ありますがせっかくなので店前に1つある椅子でいただきます。
盛り付けはさておき笑、まずピスタチオから一口。あまり濃い色はしていませんでしたが、まるでピスタチオの塊を食べたような、あるいはそれ以上に濃厚な風味が一瞬で広がります。一時のブームが落ち着いてだいぶ経つピスタチオですが、未だこれほどの鮮烈な印象を与えてくれる商品があるとは驚きです。舌触りも滑らかで、冷たすぎないところもGood。
少し食べ進めて口の中がまったりとしてきた頃を見計らいレモンに行きます。まず舌先に柑橘系の甘酸っぱさを感じ、次に柚子のさわやかな香りがガツンときます。一口目に果肉?果皮?が入っていたのもあって歯触りでも楽しませてきます。これがレモンチェロ(レモンの皮を漬け込んだリキュール)でしょうか。アルコールの風味は正直わかりませんでしたが、代わりにミントの後味でさらに爽やかです。
濃厚さと爽やかさで相性は良いと思います。ただ2味が接しているところを一緒に食べるのはあんまり合わないかも?
コーンで注文した人は途中からパリパリのコーンの方に押し込みながら食べるのも良いかもです。私は失念していたので最後の後味がだいぶコーンになりました。残ったスリーブは店内のゴミ箱で回収してくれます。
結構な勢いで食べ切ってしまいましたが、アイスクリーム頭痛が到来することもなく、適度な温度感の食べやすさでした。
今度は定番の豆腐や、あまり見かけない桜もちなどにも挑戦してみたいですね……!