2回
2024/07 訪問
当初夜の予約を試みるも一杯。しかし翌日の昼なら大丈夫とのことで初訪問。
L字型のカウンターのみで6-7席ぐらいのお店。
後で大将に伺ったところ、金土日は2週前ぐらいに予約した方が良いとのこと。伺ったランチタイムも他に2組いて満席だった。
上ネタ握りは前日迄に予約が必要とのことだったのでお任せ13貫を注文。お酒は多種多様あり日本酒は県内産のものが多かった。
まずは四季桜をオーダー日本酒感が強いがすっきりしていてクイクイといけるお酒だった。
最初に出てきたのは、ルッコラ、パプリカ、県内産の筍、カリフラワーをメインにごま油で味付けしたサラダ。意外と日本酒に合う。
今日のおまかせは、
すずき(まるでヒラメのよう)
赤いか(40kgもあったそうだ)
すみ(以前は黒カンパチと呼ばれていた)
たかのはだい
本鮪赤身
たいらがい
つばめうお
本鮪中トロ
いとよりだい(昆布締め)
いさき
真鯵
赤だし(わかめたっぷり)
玉子(二層のプリンのよう)
さわらの幼魚
穴子(焼)
カッパ巻
シャリには赤酢を使用。
ガリは生姜をその場で切って提供。
ネタに醤油をつけてから提供。
山葵は始めピリっとしてスッと消える。
ネタ、シャリ、山葵、赤酢、醤油が口の中で混じり合う感じは、この店独特の個性を持っていて、私は一ネタ食べる毎に癖になっていった。
途中、秘蔵酒なるメニューを発見し注文。
長野の渓流という日本酒を常温でいただいた。
まるでマディラワインのような複雑な味わい。
そちらも素晴らしかった。
どのネタも素晴らしいのだが、大将が丁寧に包丁を入れていて、それを見て食べるのは眼福・口福だった。
「コスパがいい」レベルのものではない。正に激安。
必ず再訪したいお店。またよろしくお願いします。
ご馳走さまでした。
2024/07/06 更新
前回はお昼に伺って、とても素敵な時間を過ごせたので、大体2週間前に予約をしてから訪問。
現在は予約のお客様のみをお迎えしているようだ。平日の夜18:30からのスタート。頂いたのは、以下の通り。すんごいボリューム(笑) 店主は沢山の白身を握ってくれるが、どれがどの魚なのかよく覚えていられると感心する。
前菜6種
大豆系(豆腐、湯葉、豆乳)が多かったので、意外とボリューミー
平政(山口)
赤いか(失念)
いしなぎ(山形)
さんだい(大分)
本マグロ赤身(三重)
箸休め
柳だこ(桜煮)
カツオ(なまり節醤油漬、低温調理、マスタードで)
ヒラメ(函館)
クロソイ(青森)
おじさん(熊本)
帆立(根室)
中トロ(三重)
フエダイ(三重)塩かぼす
黒ムツ(高知)
おおもんはた(鹿児島)
スマガツオ(愛媛) 鮪のようなお味
かいわり(愛知)
いくら(釧路)塩漬け
穴子
鱧と愛媛の天然モノワカメ吸い物
たまご
最初にラベルに惹かれてNY(エヌワイ)を注文するも、NY(ニューヨーク)です、小ボケかます店主。なんだか可愛い。珍しい白身の説明をする時、ネタに包丁を入れる時やシャリと山葵を合わてネタを握る所作からは想像できないお茶目さ。
本当はN.Y.(Natural Yeast: 天然酵母)とのこと。
日本酒の品揃えが何気に素敵で店主の感性を感じる。県内産にも拘っているよう。職人性を感じる。
きっとお酒も好きなのだろうな、違うかな?
私はお寿司が大好きで旅先ではいつもお寿司を食していてお寿司屋さんへの拘りがある方だ。けれども味の表現は苦手なので、是非予約を取って頂き実際に食して頂きたい。握る所作が美しい店主の小ボケやぶっ込みを楽しみながら美味しいお寿司を頂くのは至福の時間であった。
あー今度はウニも食べてみたい。
ご馳走さまでした。またよろしくお願いします。