10回
2025/10 訪問
寒くなってきたのでシチューが嬉しい
前回訪問時のおまかせ料理は、現在のレギュラーメニューからのセレクションでしたが、自分とは異なるメニュー構成でシェフからお手本を提供して頂いたようでとても価値ある一食でした。
ということで、前回頂いたメニュー以外からの注文です。
•白ワイン ボトル
(銘柄忘れ、以前グラスで頂いたものと同じ)
・マスのスモーク
・焼いた山羊のチーズと自家製ブリオッシュ、
胡桃、葉物野菜
・栗豚、蕪、じゃがいも、にんじん、いんげん、
キノコ、ホワイトクリーム煮
印象に残ったのは2皿。
サラダはシンプルながらも味わい深く、ブリオッシュをクルトンのようにしてチーズと野菜に絡めて頂くのが自分には斬新に感じられ食が進みました。
焼いたチーズは香ばしくコクも濃厚さも増していて
白ワインともよく合いました。
クリーム煮は具材が大きく、肉や野菜がゴロゴロと入っています。隠し味にスパイスを感じられますが、濃厚なとろみがスパイスをまろやかにしているようで優しい味でした。ご飯も一緒に提供され、ホワイトカレーのようにして頂き大変美味でした。
美味しかったです。ご馳走さまでした。
2025/10/24 更新
2025/10 訪問
おまかせっていいな
いつもは当日空いているか確認してお店を訪問し、
その時の気分で食べたいお料理を注文させて頂く感じでしたが、今回はあるイベントへの壮行会として事前にお店の方にお願いし、おまかせでお料理をご用意して頂くことにしました。
始めに本日のコースはサラダ、前菜、お魚メイン、お肉のメインとご説明下さいました。
いつも前菜でお腹いっぱいになってしまい、メインを食べず仕舞いで帰ることが多いので、お魚、お肉両方を頂けるコースに興奮。サラダはフルーツを使ったカプレーゼとのことで、最近色んなカプレーゼを経験したので、こちらのカプレーゼはどんな感じか楽しみ。前菜もテリーヌよりリエットに行きがちなので初めて頂きます。いや〜おまかせっていいな。楽しみ!
まずは白ワインをボトルで。
クローズ・エルミタージュ産の白 2022 ボトル
コース説明にはありませんでしたがシュー生地で作ったおつまみをいただきました。
少しカリッとする程度になったシュー生地に中には小さく刻んだチーズなのかドライフルーツなのか、ポーションによって違うのか、不思議な感じのおつまみでした。
柿と梨と無花果を使ったカプレーゼ
秋の味覚満載でチーズというより香草をたっぷり使用したタルタルに近いチーズソースがフルーツの上にかけられています。今までにもフルーツとモッツァレラにバルサミコという組み合わせのカプレーゼを頂いたことがありましたが、香草を使ったチーズソース(タルタル?)なのでよりサラダに近い感覚でした。果物単体でも充分に美味しいけれどもこのソースでフルーツが立派なサラダになっていました。
カプレーゼが美味しすぎてボトルをほぼ空にしてしまいボルドー・シュペリュール産の赤 2017 ボトルを注文。こちらは以前にもこちらでグラスとして頂いたことがありますが、安定の美味しさです。
お肉のテリーヌはとてもしっとりとした舌触りで、お肉の美味しさが凝縮されていました。すっきり目の赤ワインにちょうどよかったです。
お魚となんだっけ?をムースにして美味しいソースをかけたもの。この頃はだいぶ酔いも回ってしまい、説明下さったことも記憶の奥に追いやられてしまったのですが、いわゆる練り物なのですがはんぺんのように淡白ではなく、つみれのような拗さもなく、素材をよく裏漉ししてとても心地の良い舌触りかつ旨みが凝縮されてしっかりとした味わいを感じます。ソースが絶品でオーブンで焼いたのか若干香ばしくなりソースの味もその分凝縮されていてムースもソースもかなり味の強いお料理に仕上がっていました。お魚のお料理でしたが赤ワインにも合うお料理でした。
ジビエ 鹿肉のロースト。ジビエは以前、鹿児島で猪害と鹿害対策としてジビエとして提供しているお店で食し野生味半端ないなぁと思っていましたが、今回は鹿ってこんなに臭みのないお肉でしたっけ?というお料理でした。赤ワインを煮詰めたソースがメインの味付けですが、ローストされた鹿の旨味を閉じ込め、しっとりとした食感を保ちながら、コクと旨みがしっかりと引き出されていました。今回の鹿がとても美味しかったので、札幌のジビエで有名な某店でも蝦夷鹿を食べてみたくなりました。
プロのシェフが考えてくれたメニューは勿論予算の制約はあるものの、これが今はおすすめだよっていうお料理やバランスの取れた食事を提供くださるのでいつも楽しみです。今回も色々な食材、調理法で目にも、舌にも、心にも良いディナーを頂くことが出来ました。わがままを聞いてくださったお店の方には本当に感謝です。またよろしくお願いします。
ご馳走さまでした。
2025/10/11 更新
2025/09 訪問
ポワレの新しい解釈
行こうと思っていたお店がこの日は定休日。
行ったばかりでしたがコムダビチュードを再訪。
頂いたのは、ムール貝の白ワインクリームソースとも迷って、おすすめして頂いたスープ2品を含む以下で。
赤ボトル フランス カオール産 マルベック 2021
茄子とチタケのスープ
とうもろこしのスープ
フォアグラのコンフィ
真鯛のポアレ
デザート パリブレスト
ワインは、飲み始めは若干酸味が強く感じられましたが、飲み進めるごとに味わいを増していき、最後は美味しく飲み切ってしまいました。でも個人的には前回頂いたワインの方が好みのワインでした。
チタケとは聞き馴染みのないキノコでしたが、旨味と香りの強いキノコでした。スープ全体の味を担っていて、茄子は余り感じられませんでしたが美味しかったです。
とうもろこしのスープはコーンの甘味をとても優しく表現されたスープです。老若男女が楽しめるスープでした。
フォアグラのコンフィはもう言うことなし。必須。
面白かったのは真鯛のポワレ。
ポワレとは皮目をカリカリに焼いたお料理かと思っていましたが、今回のお料理は香草をたっぷり使ったタルタルに近いソースで真鯛を覆った感じでした。皮の部分がそもそもあったのか?という感じでカリカリ感は皆無。1人前を2つに分けて提供いただいたからかもしれません。ソースは絶品でした。
デザートはパリブレスト。
初めて頂くデザートです。シュークリームの生地のようなドーナツ型の部分の間にプラリネクリームがぎっしり詰まったいます。生地は硬めかと思っていましたが、ナイフでサクッと切ることが出来、食べやすくて、美味しいおしゃれなデザートでした。
いつ伺っても美味しいお料理を絶妙なタイミングで提供して下さいます。接客を担当されている奥様?とお料理担当のご主人?の息がぴったりあったお店ですね。いつもありがとうございます。
またよろしくお願いします。ご馳走さまでした。
2025/09/27 更新
2025/09 訪問
祝・フォアグラのコンフィ復活
自分的には少し日を空けてしまった感覚なので、
久しぶりの訪問ということで、よく吟味したつもりでしたが、結局手当たり次第、頼んだ感あり。
頂いたもの
グラス ブルガリア トラキア・バレー産の白 2019
- はちみつ、桃、柑橘系の香り
グリーンサラダ
- リオン風は満腹になるので、私の我儘。
ボトル フランス プロヴァンス産の赤 2021
- ブラックベリーやカシス、重厚感あり
フォアグラのコンフィ
- メニューに復活してました。嬉しい
コンテ 24ヶ月
- 最近のお決まり、撮り忘れ
アンガスビーフのサーロイン
- お肉料理は煮込み系が多かったので
勝手にフォアグラのコンフィが復活していると思っていた私は、お店までの道すがら、白に合う軽めの魚介系のおつまみと軽めのサラダをいただいて〜
フォアグラに赤ワイン。最後に塊のお肉…なんてことを思い描いていました。
プラン通りにいけば、ムール貝のホワイトソースに
リヨン風サラダ…だったのですが、それだと私には少し重たく感じてしまいそうで、少し我儘を言ってしまいグリーンサラダをご用意下さいました。
オイルとビネガーの配分が素晴らしく数種の葉物野菜は爽やかな苦味で美味しく、合わせた白ワインも素敵でした。柑橘系の香りながらはちみつのような甘みを感じ、すっきりし過ぎず好きな感じでした。
フォアグラのコンフィの準備が整ったとのことで、赤ワインのボトルを開けて下さいました。
ベリー系カシス系の味と香り、適度な重厚感渋みを持っているワインです。お手頃価格ながら、非常に美味しく飲みやすいワインでした。
待ちに待ったフォアグラのコンフィは、小さめに切ってプルーンやジャム、時に美味しいお塩と一緒にブリオッシュに乗せて頂くと正に至福です。更に赤ワインを口に運べば、もう心まで満足です。
ちなみにこのお皿は2人でシェアした一人分です。
もうこの時点で私は十分満足でしたが、
フォアグラを食べ終えて、コンテでお口直しを。
何故なら、この後メインもあるからです。
シェフは我々に気を遣って下さり、こちらも2名用に取り分けて提供してくださいました。写真のお皿は取り分けて頂いた1人分です。常々、このお店はメインのボリュームが凄いと思っていたので、2人でシェアは正解でした。
アンガスビーフは和牛ではないですが、やわらかくジューシーで、肉本来の旨味をしっかりと感じられあっさりしているのでソースと合わせてもくどくならずとてもおいしかったです。
ボトルを開けてもらい、しっかりメインまで頂いたにもかかわらず、お会計もリーズナブルでした。
なかなかお邪魔する機会を取れませんが、また伺わせて頂きたいと思います。ご馳走さまでした。
2025/09/21 更新
2025/09 訪問
少しずつメニュー変わってる
ふと思いついて訪問。メニューは少しずつ変わっている様子。
今日は新しくメニューに加わったオリーブとドライトマトを使ったおつまみと、リオン風サラダ、
コンテ、これまた新メニューのハチノスと野菜をりんご種で煮込んだものを頂きました。
ワインは白とオレンジワインでスタート。
オレンジワインが飲みやすかったので、おかわり。
ハチノスは塩味系のお味とのことだったので、このままオレンジワインでいいやと思っていましたが、
やはり24ヶ月熟成したコンテをいただくと赤ワインが欲しくなり注文。
どの料理も美味しかったです。
そういえばボトルワインのメニューが整っていました。なかなかこなれたお値段なので今度はボトルにしようと思います。
ご馳走さまでした。
2025/09/05 更新
2025/08 訪問
どれを食べても安定した美味しさ
今回は飲兵衛さんと久しぶりの会食で訪問。
ドリンク注文の度にワインの説明をして下さいましたが、最近の激務で疲労困憊だったようですっかり忘れてしまいました。
頂いたのは、白、オレンジ、トスカーナの赤、フランスの赤をそれぞれ1杯ずつ。特に赤の2種はどちらも使用しているブドウの特徴がよく現れていて、上品な味で良かったです。
楽しみにしていたサラダとフォアグラのコンフィは品切れということで、脳内コースメニュー崩壊。
けれども以前に食したメニューや食べてみたかったメニューで再構築。結果大満足でした。
豚肉のリエット
トマトとスイカのガスパチョ
イワシのコンフィ
コンテ24ヶ月(撮り忘れ)
羊肉のソーセージや煮込みをスパイス系スープにしてクスクスと合わせて食べる料理
デザート
特にずっと食べたいと思っていたイワシのコンフィが良かったです。
塩漬けイワシとオリーブオイルがメインですが、どうしたらこんなに複雑に味を絡ませ合い美味しくさせられるのか?不思議でした。
以前このお店で食べた、鴨のコンフィ、フォアグラのコンフィも同じコンフィながら全く色の異なるお料理で、シェフの才能を垣間見た気がします。
メインのお料理もスープがとても独特で、スパイシーといえども辛くはなく、沢山の食材から出たエキスによりより複雑な味わいを醸し出していました。
一緒にお出しいただいたチューブも辛味は、胡椒、マスタードや唐辛子などと全く種類の違う辛さで初めていただきました。羊肉系と相性がよく、味変にもなり良かったです。食べ終わりには身体がポカポカしてきました。
どれも美味しかったです。メニューに品切れがちょいちょい出てきたのでそろそろメニュー変更の時期なのでしょうか?
新たなメニューも食してみたいです。またよろしくお願いします。ご馳走さまでした。
2025/08/23 更新
2025/08 訪問
いつもメインに辿り着けない
何故だろう?仕事が終わり帰路につく頃、決まってこのお店を思い浮かべるようになってしまいました。結局、週3回も訪問、メニューは変わらないのに。
食べてみたい前菜がまだ残っているので、メインに辿り着く自信がなく、前菜をちょろちょろいただきました。
豚肉のリエット
ラタトゥーユ
カマンベール ド ノルマンディー
グラスワインは銘柄が変わりイタリアトスカーナ産の赤とボルドー産の赤になっていました。
まずリエット到着。こちらのリエットはお肉のパサつきがなく、バターナイフでしっかりバケットに適量をおくことが出来、味もお肉の自然な塩味で食べやすかったです。
合わせたワインはホールを担当されている奥様が華やかなワインと評されたトスカーナの赤はカシスのような爽やかさを感じさせ口当たりは柔らかで確かに華やかさも感じます。後味に若干重厚感を感じさせるので高級感も味わえました。なかなか好みのワインでした。
せっかくなのでラタトゥーユとも合わせてみたいと思っていたのですが、リエットが完食されるのを待つかのようになかなかお皿が到着しないので、リエットを僅かに残してお皿を奥へ追いやったところ、ラタトゥーユが来ました。ついでトーストされたバケットも。
このお店で初めての残念だったのが、ラタトゥーユが塩っぽかったこと。(あくまで私の主観)トマトジュースは食塩抜きで飲む派なので、ラタトゥーユの塩味が、私には若干キツく感じましたが、暑い日には塩分不足も気になるのでこの様な味付けになっているのかもしれません。具材はパプリカ、玉ねぎ、茄子、ピーマン、ハーブ、トマトは潰してありほとんど形は残っていませんが、しっかりと感じることが出来ました。
気配り上手な奥様は私のグラスが空くと、すぐに次を聞きに来てくれます。今度はボルドーにしました。ヴィンテージは2018年。本当は1杯目からこちらにしようと思ったのですが、軽めのものからいただこうと思ったからです。実際に凝縮された果実の旨味が詰まった力強い味わいと適度なタンニンが印象的でした。先程のワインも良かったのですが、フルボディのこちらの方が好みだったようです。
カマンベール ド ノルマンディーは少し苦手な味でした(あくまで私の主観)。そもそもカマンベールはあまり得意でなかったので、こちらの高級感や熟成感が有れば食べられるかなと思ったのですが…。
慌ててコンテ24ヶ月を追加注文しました。こちらは安定の美味しさです。
グラスが空くと今度はデザートをオススメ下さいました。隣の席の方が召し上がっていたヌガーグラッセが気になっていたので、そちらを注文。言ってしまえばラムレーズン+ナッツというだけのジェラートなのに1+1が2以上になる不思議なアイスでした。美味しいです。
結局チーズ2種を含むとはいえ計4種の前菜とデザート、ワイン2杯を頂いてしまいました。お会計は5445円でした。
カマンベールは撮り忘れ、コンテには薄切りの2切れのトーストしていないバケットが本来付いていますが、お腹一杯だったので、抜いてもらいました。
グラスワインの質と量、お料理のクオリティを考えるとやはり非常にコスパの良いお店と感じます。
来週は仙台なのでしばらくお邪魔出来ませんが、今週の食べ納めと思うと良いディナーだったと思います。美味しかったです。ご馳走さまでした。
2025/08/08 更新
2025/08 訪問
前菜のみでも立派なコースに。デザートも食べたけど…。
前回はお腹一杯になってしまったので、今回はメイン抜きで前菜をしっかり味わうと思っていたが、またお腹いっぱいになってしましました。
メニューは前回と変わらず。今回は全て前菜から
自家製ベーコンとポーチドエッグのリオン風サラダ
フランス産チーズから コンテ24ヶ月
自家製ソーセージ
スパークリングからスタートしたのですが
注文の品をを決めた頃には飲み干していました。
メインを無くしたので、肉肉しいものをセレクト。
前回はハーフサイズにしてもらったことを忘れて、全てフルサイズでの注文だったので、今回もお腹一杯になってしまいました。
今回はサクッと食べて帰ろうと思い、前回と同じ赤ワインをグラスで。
食の都リヨンの代表的なサラダ、サラダリヨネーズ(リヨン風サラダ)。こちらのお店では自家製ベーコンをメインに緑の葉物野菜を食べさせるコンセプトのようです。メインの自家製ベーコンはカリカリの一歩手前でジュシーさがあってとても良かったです。ワインビネガー強めの酸味のあるドレッシングとジューシーなベーコンで飽きずに食べ進められます。ポーチドエッグは半熟ではなくしっかり目。それでも味はとても美味しく満足です。私にとって良かったのがバケットを薄くスライスして揚げたものをクルトンとしているところです。ブロック状クルトンより繊細で葉物野菜との絡みも良かったです。
コンテ24ヶ月
コンテは、口に含むとほろっとして若干パサつく感じで口内を落ち着かせて程よく溶けていく感じが好きだったのですが、今回のコンテは全然違います。
口に含むとまずミルキーな香りと味で唾液が分泌されます。噛むと若干シャリ感があり、更にミルキー感を増大させて消えていきます。今までにない感じで、チーズ自体を味わう行為がこれ程までに尊いものと感じたのは初めてです。しっかり目の赤ワインと合わせると至福です。
自家製ソーセージ
私は仕事で10回以上ドイツを訪問した経験があるのですが、こちらのソーセージはまさにドイツのものでした。粗挽きで肉の味付けや弾力。皮の硬さ。とても懐かしい気持ちになりました。付け合わせのザワークラウトが若干切り干し大根寄りの味付けだったのだけが残念でしたが、自家製でここまで本格的なソーセージを作るシェフの腕は間違いないと確信しました。
確かこの辺りで赤ワインをお代わりしたような…。
なんかこのまま食事を終わらせてしまうのが惜しい気がしてきたもので、調子に乗ってデザートとコーヒーをオーダーしました。今回はガトーショコラにしてみました。しっとり感のあるショコラで甘味も程々で食後に丁度良かったです。
前菜だけの組み立てで、追加でデザートを頂きましたがとても満足です。フルサイズの分量を考えると一皿のお値段は非常にコスパが高いと思います。
私個人的にはフォアグラのコンフィとコンテで赤ワインボトル1本は軽くいけそうです。
ひとりで伺うにはそれなりのコストになりますが2名以上のシェアで頂くならばだいぶコスパは改善すると思います。
次回もリピ確定です。本当に美味しかったです。
ご馳走さまでした。またよろしくお願いします。
2025/08/05 更新
2025/08 訪問
美味しそうなお店を見つけたので、当日オープン直後にお電話しこれから伺いたい旨お伝えすると快諾下さいました。
久しぶりに「本気の自腹喰い」となりましたが、
コスト以上の満足感を得ることができました。
入店時には、2組のお客様がいらっしゃいました。
どちらも常連さんのようです。
グラスワインは赤、白共に750円〜。
まずは白から、3種お持ち頂き、1つはスクリューキャップで残り2つはコルクで栓がされているもの
はちみつのような香りのしっかり目のワインをセレクト。コートデュローヌ産白ワインです。
この後、注文したヴィシソワーズと夏野菜とフェタチーズのサラダとの相性バッチリでした。
ジャガイモと玉ねぎの冷製スープ
冷製スープの口当たりのイメージはさっぱりでしたが、こちらは裏漉しされたじゃがいもとクリーム?からか少しねっとりした口当たり、塩味が若干強く、香草がいいアクセントになっています。
一緒のバケット(110円)はカリッふわっで美味。
スープの塩味をまろやかにしてくれます。
夏野菜とフェタチーズのサラダ
(お店のご厚意でハーフサイズにして頂きました)
フェタチーズ、トマト2種、ビーツ、紫玉ねぎ、オリーブ、ブルーベリー、きのこ。
名前のとおり、夏野菜の素材の味をしっかり活かしつつ、フェタチーズのまろやかさ、ドレッシングの酸味が合わさって真夏のサラダとして最高でした。
フォアグラのコンフィと優劣つけがたいのですが、この日、私にとっての最高のお皿になりました。
グラスが空くと、ワインのサジェッションして下さいました。フォアグラ、鴨と続くので赤ワインを頂きます。ご紹介の2種からボルトーシュぺリュール産2017をセレクト。厚みがありオーク、ブラックベリーを感じるワインです。美味しかったので、デザートのババ注文時にお代わりしました。ちなみにグラスは木村硝子でした。
フォアグラのコンフィ
(お店のご厚意でハーフサイズにして頂きました)
前菜なのか?デザートなのか?初めて頂きました。
フォアグラのなめらかでリッチな味わいに煮詰めた?プルーンを合わせてバケットに乗せて頂くと、フォアグラの濃厚な味わいが更に広がります。
まさに口福。
通常サイズでは今回と同じくらいのポーションがもう一個つくです。このお値段(1870円)は必食でないかと!?
鴨のコンフィ。
ナイフがスッととおり皮パリパリ、中はほろほろ。付け合わせは椎茸、ジャガイモ、香草。先程のフォアグラでかなりお腹一杯になってしまい、とても美味しかったのですが、食べきれずデザートへ。
デザートは確か4種か5種から選べましたが。
アリババという名でパリのビストロの定番デザート
ババがありました。洋酒(ラム)後がけとのことで、ブリオッシュに染み込ませて頂きます。こちらのお店ではクリームだけでなくレーズンクリームを使用されていて、お皿の底にはシロップが浸されていて最高でした。
ここまで食べて飲んで1万円を超えるかと予想していましたが、お会計は8910円でした。
大、大満足です。日を空けずにまた伺わせて頂きます。美味しかったです。ご馳走さまでした。
2025/08/04 更新
色々あって1ヶ月ぶりの訪問。今後も「1ヶ月に一度は行けたらいいなぁ。」そんな状態なので食べたいものを食べたいだけ頼んでみました。
頂いたもの
乾杯 スパークリング
前菜 豚肉のリエット
赤ワイン コトー・ブルギニヨン ルージュ2022
サラダ フルムダンベール、リンゴ、トレビス、胡桃、はちみつ
魚のメイン 白身魚と帆立のクネル 海老のビスク
肉のメイン 牛肉、フォアグラ、栗、キノコ
デザート オペラ、
キャラメルアイスクリーム カルヴァドスがけ
既に頂いたことのあるしっとりした豚肉のリエットや濃厚な旨みを閉じ込めたクネルに抜群にあう海老のビスクは勿論ですが、今回初めて頂くお料理も、さすがコムダビチュードといったお料理でした。
まずはサラダ。
お皿の多くを占める赤い葉物野菜はトレビスというようで、心地よい苦味を持つ野菜です。薄くスライスされたリンゴの酸味と、胡桃のコクや旨みが中に隠れています。またフルムダンベールは牛乳を原料としたブルーチーズだそうで、今回頂いたものは表面も中も柔らかくしっとり感があり味の強いブルーチーズ独特の特徴を持っていました。ですのでドレッシングとして使用されている蜂蜜の甘みが双方を引き立てます。全体としては苦味、酸味、コク、旨みのバランスがよくチーズが良いアクセントになっていました。是非ともまた食したい一皿です。
続いてお肉のメイン。
牛肉の赤ワイン煮のパイ皮包みです。フォアグラとキノコが牛肉の赤ワイン煮をより濃厚で芳醇な味わいに、そしてホクホクの栗がなんとも言えない良い仕事をしてくれています。他の投稿者さんもこちらのお料理を紹介してくださっていますが、ようやく私も頂くことが出来ました。とても美味しいです。
最後にデザート。
他の常連さん方はオペラを注文されているようでしたので私も倣って注文。チョコレートに洋酒を練り込んであり甘さもそこそこでカカオを楽しめる大人の味でした。
そしてキャラメルアイスクリームはカルヴァドスがかけられているとのこと。コニャック、アルマニャックは好きで飲んでいましたがカルヴァドスは未経験。どんな味なのか気になってしまい一緒に注文。キャラメルアイスは苦味と甘みのバランスがよくとても滑らか、溶け始めたころカルヴァドスと絡めるとリンゴ由来の甘く芳醇な香りと熟成されたアルコールのまろやかも重なりさらに美味に。
小山まで来た甲斐がありました。大変美味しかったです。またよろしくお願いします。