とおるさんの旅ごはんさんが投稿したまるさん松本(兵庫/宝塚南口)の口コミ詳細

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まるさん松本宝塚南口、宝塚、逆瀬川/居酒屋、天ぷら、海鮮

1

  • テイクアウトの点数:4.8

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人

『和食74店舗の激戦区             宝塚で行列のできる海鮮割烹』

雨なので、もしかして空いているかもと来店
しかし、すでに大行列の傘の花が咲いていました。
お目当ての20種類の魚貝類が豪華な
海鮮特盛定食(2100円)
すでに完売でした。
時間も押していたので、店頭のテイクアウトを利用
本日のおすすめお寿司(1000円)
分厚い鯛、ブリ、太刀魚、ホウボウ、モンゴウイカ
地魚が小ぶりなフワリとした手握りのシャリの上に
タレント彦摩呂さんの言う「宝石箱」の様に、
ぎっしりと美しく盛り付けられている。
名残惜しく店内のメニューを見ていると、
「モウカの星*」(1000円)と珍しいものが‼
モウカの星とは、モウカ鮫の心臓のこと。
モウカは地方の方言で、ネズミザメが正式名です。
真っ赤な、まるでレバーのような見た目で
気仙沼では、塩とごま油で食べているそうです。
サメはフカヒレ、肉はかまぼこの高級原材料、
最近はシャークナゲットとして給食にも地域で提供
鮫皮はベルトやバッグ、お財布の皮革に利用。
鮫の肝臓はレモン味の肝油として幼稚園や保育園で
3時のオヤツにおなじみです。
鮫軟骨は栄養補助食品で薬局で身近に見かけます。
こう考えてみると、私達にとって鮫は意外と身近な
お魚なんですね。
そして、モウカ鮫の旬は2月〜3月ということで、
今がまさに旬の味。
気仙沼で人気の鮫のレバ刺し風心臓は、高価で
100gあたり550円〜販売されているようです。
これは、牛生レバーと同じぐらいのお値段ですね。
塩とごま油で食べようと、阪急でフランスの天日塩
お気に入りのゲランドの塩を買って帰宅。
ワクワクしながらモウカの星を開けてみると
目に鮮やかな真っ赤な刺し身はまるでレバー
こんな珍しい肴には、やっぱり地元灘の酒。
2/3に大澤本家酒造の蔵開きで購入した
とっておきの「寳娘」をキュッと一口
緑の風のようなスッキリとした喉越しと旨み
さぁ、いよいよモウカの星をいただいてみます。
ゲランドの塩とごま油でいただこうと思いましたが、
分葱と紅葉おろしの薬味に酢醤油が添えられていて
そちらでいただいてみることにしましょう。
一口食べてみると、心臓というよりはまさに生レバー
柔らかくて、鮫特有のアンモニアの臭みも全くない。
東北の海洋研究所勤務時代に聞いていたものの
食わず嫌いだったことが悔やまれる。
こんなに美味しいものがあったのか‼
美酒と海の珍味に感動と感謝。


2024/08/03 更新

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