この口コミは、とおるさんの旅ごはんさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。
問題のある口コミを報告する
『和食74店舗の激戦区 宝塚で行列のできる海鮮割烹』
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-235668343 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-235668343","content_type":"ReviewImage","content_id":235668343,"voted_flag":false,"count":2,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-235668349 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-235668349","content_type":"ReviewImage","content_id":235668349,"voted_flag":false,"count":2,"user_status":"","blocked":false}
2024/08/03 更新
雨なので、もしかして空いているかもと来店
しかし、すでに大行列の傘の花が咲いていました。
お目当ての20種類の魚貝類が豪華な
海鮮特盛定食(2100円)
すでに完売でした。
時間も押していたので、店頭のテイクアウトを利用
本日のおすすめお寿司(1000円)
分厚い鯛、ブリ、太刀魚、ホウボウ、モンゴウイカ
地魚が小ぶりなフワリとした手握りのシャリの上に
タレント彦摩呂さんの言う「宝石箱」の様に、
ぎっしりと美しく盛り付けられている。
名残惜しく店内のメニューを見ていると、
「モウカの星*」(1000円)と珍しいものが‼
モウカの星とは、モウカ鮫の心臓のこと。
モウカは地方の方言で、ネズミザメが正式名です。
真っ赤な、まるでレバーのような見た目で
気仙沼では、塩とごま油で食べているそうです。
サメはフカヒレ、肉はかまぼこの高級原材料、
最近はシャークナゲットとして給食にも地域で提供
鮫皮はベルトやバッグ、お財布の皮革に利用。
鮫の肝臓はレモン味の肝油として幼稚園や保育園で
3時のオヤツにおなじみです。
鮫軟骨は栄養補助食品で薬局で身近に見かけます。
こう考えてみると、私達にとって鮫は意外と身近な
お魚なんですね。
そして、モウカ鮫の旬は2月〜3月ということで、
今がまさに旬の味。
気仙沼で人気の鮫のレバ刺し風心臓は、高価で
100gあたり550円〜販売されているようです。
これは、牛生レバーと同じぐらいのお値段ですね。
塩とごま油で食べようと、阪急でフランスの天日塩
お気に入りのゲランドの塩を買って帰宅。
ワクワクしながらモウカの星を開けてみると
目に鮮やかな真っ赤な刺し身はまるでレバー
こんな珍しい肴には、やっぱり地元灘の酒。
2/3に大澤本家酒造の蔵開きで購入した
とっておきの「寳娘」をキュッと一口
緑の風のようなスッキリとした喉越しと旨み
さぁ、いよいよモウカの星をいただいてみます。
ゲランドの塩とごま油でいただこうと思いましたが、
分葱と紅葉おろしの薬味に酢醤油が添えられていて
そちらでいただいてみることにしましょう。
一口食べてみると、心臓というよりはまさに生レバー
柔らかくて、鮫特有のアンモニアの臭みも全くない。
東北の海洋研究所勤務時代に聞いていたものの
食わず嫌いだったことが悔やまれる。
こんなに美味しいものがあったのか‼
美酒と海の珍味に感動と感謝。