食べﾛｶﾞｰ(半人前)さんの行った（口コミ）お店一覧

とてもステキなお店ですが口コミが多くないので 普段はメニュー毎に感想を書くのは面倒なのでやらないですが、この口コミを見て行く方が増えたら良いなと思いしっかり書こうと思います 三島駅からタクシーで向かい、一通なので少し歩くと着きますと言われ40秒ほど歩きお店に着きました インターホンを押すと、女性のソムリエの方が笑顔でお出迎えして下さいました 1名での予約で、他にお客様は居なかったので私の為に営業してくれていると思うととても贅沢でした 席はテーブルをお願いしていました テーブルでもどの席にたるだろうと考えていたら、キッチンの見える方でした 中までは見えませんが料理している所や動いているところを見られるのはライブ感があり面白いなと思います メニューはティーペアリングの￥12100のコースをお願いしました 〇1杯目 ほうじ茶のティーペアリング 紫蘇のアイス(?) 炭酸出し 静岡齋藤茶園 無農薬 お茶に手を加えるティーペアリングは多く存在すると思いますが、アイスからこだわるお店はどのくらいあるのでしょうか 1杯目からこだわりを感じました そのままでも美味しくグビグビ飲めます 紫蘇とほうじ茶が合うことに驚きました 〇前菜 ・モヒートをイメージした1口ジュレ ・カワハギのマリネ 駿河湾で取れた ・ヤングコーンに天使の海老を詰めたもの とうもろこしの髭を回りにつけた エビのソース ・スパイスのサブレ、自家製生ハムにキノコペーストを挟んだもの 上からマッシュルームのパウダー ・タルト ブラックベリーのソースを使ってローストしたビーツをあえた レモンのクリームソースを上に乗せる 中に牛のリエット ボルシチイメージ ・契約農家からのトマトとスイカのガスパチョ 前菜一つ一つから手間を感じました 変に創作感を出すお店もありますが、間違いない組み合わせで美味しく作られていて前菜から安心感がありました 〇2杯目 和紅茶とスパイスとトロピカル 〇恋するマロン マロンスープ 静岡のオリーブオイル エシャロットとオニオンを焼いて砕いたやつをふりかける ブラックペッパー 〇ペアリングの感想 単体だとパンチの弱いドリンクも マロンのスープが甘いから、和紅茶を飲んだ後にすっきりとする味わいに マロンとトロピカルな香りとスパイスで後味にまとまりが出来きた 〇3杯目 抹茶と玄米茶ベース ケアニンという成分が魚と相性がいい 玄米茶の香りが強く、飲むと抹茶の苦味を感じる 〇金目鯛の鱗焼き スープドポアソン ハーブオイル ソースからトマトの旨味と甘味を感じる ハーブオイルがとても良い役割をしている 皮目がパリッと焼けていて美味しい 〇ペアリングの感想 金目鯛の後に飲むと、スープドポアソンのソースの甘みで抹茶の苦味が少し軽減される 口がとても爽やかになり、茶畑が口の中に広がるようでした 〇肉メイン あしたか牛のロースト(ヒレ) 赤ワインソースに山椒 ソースヴァンルージュ あしたか牛のパルマンティエ(じゃがいものグラタン) 契約農家からのトマトをロースト お肉が驚く程柔らかい ナイフがめちゃくちゃ良いナイフなのか、お肉が良いのか一旦考えた。お肉がとても柔らかかった この前硬すぎるお肉を食べたので、そこと比較し一人で感動しながらいただく あしたか牛を初めて聞いたが静岡のブランド牛らしい 〇4杯目ほうじ茶ベース 庭で採れたローズとスパイスを加えて作っている 〇ペアリング ドリンクだけで飲むと酸味を感じあまり美味しいと思えなかったが、肉料理と合わせるの肉の脂の重たさが酸味によって抜け、和紅茶の香りが鼻を抜けて口の中が軽やかになった 最後に和紅茶のまろみがくる 〇〆のあしたか牛のハヤシライス シェフのスペシャリテのデミグラスソースを使っている 1週間かけて煮込むデミグラスソース 味に深みがあり病みつきになるような大人な味 買っていけば良かったかな……と少し後悔 日本人なのでやはり〆は米ですよね〜と お米も何か工夫がされてそうな感じでした パンは自家製 黄身が多いから黄色いパン 甘くて美味しかった お客様のタイミングに合わせて焼くらしい パンの販売もしたらいいのにと思う程です 〇デザート ピオーネとブルーベリー、シャインマスカットのテリーヌ ヨーグルトアイス 最後は軽めにフルーツ系のデザート 分かりやすく書くとぶどうのゼリーテリーヌ、ヨーグルトアイス添えです 王道に美味しい組み合わせ ヨーグルトで口の中がさっぱりとして夏らしい1品でした 創作感無く王道な美味しいフレンチに、レベルの高いティーペアリングで何段階も美味しくなっていました お茶をやっているだけでは作り出せないペアリングだと思います ソムリエさんだからこそだなと思いました 食べた後の味わいを大切にペアリングされているのかな？と勝手に思っています 飲んだ後の味のまとまりと、新しい味が食べて飲んでいてとても楽しかったです ご馳走様でした

ノンアルのメニューが豊富でしたので、それぞれお料理に合うように2皿毎くらいでペアリングにしてもらいました 色々な飲み物があり、とても美味しかったです とくに梅ジンが好みでした ネマというノンアルのジンを使っています ノンアルのペアリング界隈ではよく使われます サングリアもとても美味しかったし、何種類ものフルーツがこれでもかとふんだんに使われていてとても贅沢です フルーツも食べられるようにフォークを渡して下さいます 滞在時間としては3時間半程度でした 品数が多い為、料理毎に時間が空くという事はあまりなくて良かったです 3時間半何かを食べ続けるのはすごい事だと思います 封筒に入ったメニューには食材名しか書かれていない為、次は何が出てくるのか考えるとワクワクします 4品出た後に前菜の盛り合わせが出てきました 今までが前菜じゃないならアミューズだったのか、なんだったのか 4品もボリューミーなアミューズでした 盛り合わせでも8個乗っています 小さなものを沢山食べられて飽きずに色々食べられ、この時点で元をとっていると思います 今回初めてミチスガラさんに伺った訳ですが、あえて口コミで料理の味やメニューなども見ずフラットな状態で行きました (知らない方が驚きがあるので) 勝手にフレンチだと思っていましたが、和の要素がとても多くパスタも出てきた為、フレンチでは無かったようです 聞くと創作イタリアンらしい 上手く日本の要素が取り入れられていて、初めて食べるものでも馴染める味になっていました 帰り側にはオーナーシェフが見おくってくださり心地いい帰宅となりました ご馳走様でした

〇前菜 スープドポワソン 焼いたエビ 魚のムース、キャビアのせ 鹿肉のコンフィ、シュー包み 酒粕ペーストと鴨肉 スープどポワソン……魚のスープ 海老が使われている??香りが良い 塩味が少ない コーストータルで考えるとちょうどいい塩分量かな タイムとかそっち系(?)のスパイスの香りが後から追いかけてくる エビ……とても良いエビ、小さいけど香りと旨みが強い エビ味噌が美味しい 白身のムース……白身がまろやかで、塩気はそんなに無いがキャビアで塩気が足されてちょうどよくなる ふわふわで口当たりがいい 鹿肉のコンフィのシュー……臭みが無い、シューの香ばしさ 酒粕ペーストと鴨肉……鴨肉の旨みと味が酒粕で消えてしまう 酒粕とお肉は初めての組み合わせ 酒粕の量を4分の1くらいにすると鴨肉の味も引き立ちそう 〇カボチャのピューレとコショウダイの燻製 ハーブ バターナッツカボチャ、沼津産コショウダイ ず バターナッツカボチャのピューレ コショウダイ スズキの仲間 燻製 自家製カラスミをふりかける ソース ズッキーニだけで作ったソースを濃縮 コショウダイ……燻製で塩味ついてる ズッキーニのソースとカボチャのピューレの後に燻製の香りと、カラスミがくる ハーブのシャキシャキした食感が変化をもたらせてくれて、爽やかさが足されて良い 〇爽やか富士の鶏のテリーヌ 増島農園の白アワビ茸(エリンギ) ヒモ唐辛子のピクルス 沼津の柑橘 レンズ豆のじゃがいも(?)の付け合せ 付け合せのエリンギには柚か何かの柑橘の香りがした 真ん中の層にはフォアグラ 黒っぽい層はエリンギの小さい所(?) テリーヌの皮の所に柑橘が入っている フォアグラが濃厚で美味しい 以前伺った時には付け合せで柑橘の甘いジャムのようなものが付いていたので、それがあったらより柑橘を味わえるかも 〇オマール海老と松茸の黒米リゾット‍ 黒米リゾット おがわさんが作ってる黒米 オマール海老、松茸 クリームリゾット オマール海老がぷりぷりで海からの旨みを感じる クリームに松茸とオマール海老の香りが移っていて美味しい 山と海のコラボレーション 黒米よりも松茸が多いのは贅沢だが、オマール海老の強い香りと松茸の強い香りと味が喧嘩しているように感じた 松茸はもっと少量で小さめだと激しい主張をしないと思う 〇沼津さん甘鯛の鱗焼き、青のりソース 浜名湖の青のりソース 青ウリ キュウリ ピーマン 青のりをソースに使うものは食べた事があるけれど、酸味のあるソースは始めて 魚料理はホワイト系のイメージがある そちらの方が馴染みやすい味だけれど、前のリゾットのクリームと味が被らないようにしているのかな 後ろには肉料理があるし、ソース選びは大変そう…… 〇鮑のボローヴァン あわび、つるむらさき、 魚からとったソースとモロヘイヤ バターの芳醇な香りが口いっぱいに広がるパイ生地 魚を使った重厚感のあるソース ソースに魚が使われているから、海産物同士で鮑と相性が良い 〇三ヶ日牛のロッシーニ、サマートリュフかけ 伊豆の石を切って作ったお皿 三ヶ日牛のフィレ肉にフォアグラ ペリグーというソース 付け合せ 増島農園のエリンギ……まろやかで柔らかい味 噛めば噛むほど味が出てくる ダビデの星 極太オクラ マゼラン じゃがいも クラシカルなフレンチ食べてるな〜!!と思わせてくれる逸品 これでこそフレンチですよねと とにかくソースが濃厚で美味しく、サマートリュフがトリュフ、トリュフと主張し過ぎる事なくハマっている お肉もフォアグラも良い素材が使われてるんだろうなという味 三ヶ日牛という牛は初めて聞き食べたが柔らかくとても美味しい 〇焼きナスのアイス 焼きナスの香りが強い スイーツに茄子を使う事にビックリする人は最初抵抗感があるかもしれないが慣れると美味しい ナスは苦味、えぐみ、酸味が無いのでスイーツに使いやすいのかな？と思う 〇小菓子 ブルーベリと白ワインゼリー クリームブリュレ みかんゼリー 伊豆玉ねぎ マシュマロ しょうがクッキー さつまいもくっきー 味噌とチョコレート クリームブリュレ……クリームが重過ぎず、お砂糖がパリッとしていて最後のティータイムに丁度いいサイズ感と重さ みかんゼリー……オレンジじゃない所が良い 馴染みのある味 オニオンマシュマロ……焦がした(?)玉ねぎがマショマロに上手くハマっていて驚いた 甘さを控えめにすればアミューズにもなれるんじゃないかと思った ジンジャークッキー……生姜とバターの香りが良い さつまいも……さつまいもの味と香りがしっかりとしていて、小さくて軽いクッキーのはずなのに量を食べているような気になる