朝倉みくるさんの行った(口コミ)お店一覧

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これらの口コミは、訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。詳しくはこちら

19 件を表示 9

ペレグリーノ

2025年Gold受賞店

The Tabelog Award 2025 Gold 受賞店

イタリアン TOKYO 百名店 2025 選出店

食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2025 選出店

ペレグリーノ

広尾、恵比寿/イタリアン

4.53

326

¥100,000~

¥100,000~

定休日
-

夜の点数:5.0

ペレグリーノ(PELLEGRINO)|東京・恵比寿 ― 料理を超えた、五感の芸術体験 ― 恵比寿の閑静な住宅街に佇む、わずか6席の完全予約制イタリアン「ペレグリーノ」。オーナーシェフ高橋隼人氏が一人で切り盛りするこの店は、料理、サービス、空間すべてが一体となった芸術作品のようです。  ⸻ ◆ 生ハムの極致:クラテッロ・ディ・ジベッロ コースのハイライトの一つは、「生ハムの王様」と称されるクラテッロ・ディ・ジベッロ。特製の手動スライサーで一枚一枚丁寧にスライスされるその生ハムは、口に入れた瞬間にとろけ、芳醇な香りが広がります。まさに、「これまで食べていた生ハムは何だったのか」と思わせる逸品です。    ⸻ ◆ 手打ちパスタ:フレッシュトマトのタリオリーニ 手打ちパスタの「フレッシュトマトのタリオリーニ」は、シンプルながらも素材の旨味が凝縮された一皿。トマトの酸味と甘味が絶妙に調和し、パスタのもちもちとした食感と相まって、記憶に残る味わいです。  ⸻ ◆ メインディッシュ:バザス牛の炭火焼き フランス産の希少なバザス牛を使用した炭火焼きは、低温でじっくりと火入れされた後、炭火で香ばしく仕上げられます。外はカリッと、中はジューシーな肉質で、噛むほどに旨味が溢れ出します。  ⸻ ◆ デザート:自家製ジェラート コースの締めくくりには、自家製のジェラートが登場。濃厚で滑らかな口当たりのジェラートは、素材の風味を最大限に引き出しており、まさに「これでジェラート専門店ができる」と思わせるほどの完成度です。  ⸻ ◆ 総評:五感を研ぎ澄ます、唯一無二の体験 ペレグリーノでの食事は、単なる食事を超えた、五感を研ぎ澄ます体験です。シェフ高橋氏の情熱とこだわりが詰まった料理の数々は、訪れる者の心に深く刻まれます。まさに、料理を超えた芸術作品と言えるでしょう

1回

カンテサンス

2025年Silver受賞店

The Tabelog Award 2025 Silver 受賞店

フレンチ TOKYO 百名店 2025 選出店

食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2025 選出店

カンテサンス

北品川、大崎、品川/フレンチ

4.52

1839

¥30,000~¥39,999

-

定休日
月曜日、日曜日

夜の点数:5.0

Quintessence|カンテサンス(東京・白金) ― 完成された時間に、少しだけ追いつけなかった夜 ― 東京・白金。 その夜、私は「静寂が音を持つなら、こういう店なのかもしれない」と思った。 カンテサンスの個室。 研ぎ澄まされた空間、 ほとんど無音のやりとり、 そして運ばれてくる料理たちは、すべてが 「一切の無駄を持たない芸術」だった。 ⸻ ◆ 写真は撮れた。でも、心には残っているのに、カメラロールには見つからない。 奇跡的に、個室で写真を撮ることが許された。 ちゃんと撮った。たしかに、あの白い皿も、灯りも、空気感も。 …けれど、いま、どこにあるかわからない。 カメラロールのどこかにはあるはずなのに、 “記録されたはずの記憶”に手が届かない感覚が、妙に寂しかった。 でも—— だからこそ思った。 この体験は“記録”ではなく、“体内に沈むもの”だったんだと。 後ほど携帯をしっかり見て貼りなおします。 ⸻ ◆ そして何より後悔しているのが、ババロア あのババロアを、グラン・メゾンを見る前に食べてしまった。 これは本当にショックだった。 先に食べてしまったのがいけないのか、 グラン・メゾン東京を先に見るべきだったのか。 たぶんどちらでもいい。けれど—— 「見た後だったら、もっと震えながら味わえた気がする」 そう思った自分がいた。 ⸻ ◆ ワインペアリングで、優雅に酔うはずが、ひとりベロベロに 本来なら、料理に寄り添うためのワイン。 なのに私は、全く寄り添えなかった。 寄り添うどころか、完全に追い越してしまった。 気づけばグラスが5つ並び、 テーブルの片側だけが、“何かの儀式の後”のようだった。 ワインの繊細な香りや構成を感じるべきはずの空間で、 私はただ、酔いという曖昧なベールに包まれてしまった。 とほほ、と笑って言えるけれど、 少しだけ、もったいなかった。 ⸻ ◆ それでも、“失敗すらも記憶に残す場所”だった この夜は、完璧ではなかった。 むしろ、後悔の多い夜だった。 けれど、 後悔が残るほど美しい体験だったという事実が、逆に愛しい。 カンテサンスという店は、 「全部うまくいったね」という記念写真のような場所ではない。 「もっと大切にすればよかった」 「あの一口を、もう少しゆっくり味わえばよかった」 そういう、取り戻せない感覚が積もっていく店。 だからこそ、また行きたくなる。 もっと静かに、もっと素直に、 “自分自身とぴったり合う呼吸”で、あの皿に向き合いたい。

1回

鮨 なんば 日比谷

2025年Silver受賞店

The Tabelog Award 2025 Silver 受賞店

寿司 TOKYO 百名店 2025 選出店

食べログ 寿司 TOKYO 百名店 2025 選出店

鮨 なんば 日比谷

日比谷、有楽町、銀座/寿司

4.54

943

¥40,000~¥49,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:5.0

鮨 なんば|Sushi Namba(東京・日比谷) ― あまりに無で、何も残らなかった。だから、完璧だった。 ― “記憶に残る”という言葉が、 ときに品のない表現に思えてしまうほど—— 鮨なんばは、静かで、透明で、儚かった。 ⸻ ◆ 食べたのに、食べていない。感動がないのに、何も失っていない。 気づけば、すべてが終わっていた。 ネタの名前も、シャリの温度も、香りも、 何ひとつとして“記憶”に引っかからない。 でも、それが怖くなるほど、心地よかった。 「ああ、これは“無”を目指しているんだ」と、途中で気づいた。 盛り上げない。 演出しない。 語らせない。 ただ、“そこにあるべき鮨”だけを、置いていく。 ⸻ ◆ “味を削ぎ落とす”という美学の、極致 ネタに個性はある。 だが、主張はない。 すべてが、“輪郭”だけを残してすっと消えていく。 シャリは、湿度だけでつなぎ止められているような柔らかさ。 わずかな酸、体温に近い温度、無言の所作。 「味」とは、“余白をどう使うか”であると教えてくれる握りだった。 ⸻ ◆ 何も起こらないことで、満たされた時間 一切の高揚がない。 驚きも、演出も、ストーリーすらも、ない。 でもそこには、完璧な静けさがあった。 「これは、“五感の記憶”ではなく、“気配の記憶”だ。」 感動を求める者には、たぶん届かない。 けれど、沈黙を愛する者には、これ以上ない場所だと断言できる。 ⸻ ◆ 総評:「何も残らない」という最高の贈り物 私はあの日、 “何も食べなかった”ように感じた。 だがそれは、あまりにも自然に受け入れられた証拠だった。 咀嚼も記憶も超えて、ただ空気のように通り抜けた、 それが“鮨なんば”という場所の芸術性。 ⸻ これは、「無」であることを、 “美しさの極致”として成立させてしまった店への、最大級の讃辞です。

2025/01訪問

1回

唐閣

尖沙咀 チムサーチョイ/中華料理、飲茶・点心

3.14

18

¥20,000~¥29,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:5.0

T’ang Court|The Langham, Hong Kong|レビュー これまで数えきれないほど中華を食べてきましたが、T’ang Court(唐閣)はそのすべてを静かに、そして完璧に超えてきました。 ここは「中華料理の真髄を、あまりに美しく具現化している」場所です。 ミシュラン三ツ星の冠をかぶっているからではありません。 むしろ、「ああ、この店のために三ツ星という概念が存在したんだ」と納得させられる場所です。 まず前提として—— お茶なしで食べきれると思うなよ?というレベル。 それほどまでに味の層が複雑で深く、強い。 水だけじゃ、全然太刀打ちできない。 きちんと淹れられた中国茶とセットでなければ、この料理たちとは“対話”すらできない。 さすが本場。さすが香港。火の技術と油の設計が桁違い。 そして、どうしても語らずにいられないのが—— カキフライ。 このカキフライは、もはや「料理名」として受け入れてはいけない。 “カキフライ”という言葉で説明してしまうことが申し訳なくなるほど、まったく別の食べ物。 想像をはるかに超える巨大さ。そして、外は信じられないほどサクッと軽く、中はとろっとろのミルクのような海。 一口で、テーブルの空気が変わります。 「世界一」としか表現できない。むしろ、それ以上が存在するなら、そう呼びたい。 料理一品一品が、完璧な温度、完璧な構成、完璧なタイミングで出てきて、 こちらの食べるスピードと呼吸までもが計算されているかのようでした。 料理人の背後に、まるで時間の調律師がいるような感覚です。 ⸻ 【まとめ】 • 味の強度:水では太刀打ちできない“本場の洗礼” • カキフライ:言葉にできない。想像を超えた存在 • サービス:呼吸に合わせて展開される劇場のよう • 空間:静かで品格に満ちた“皇朝”のような空気 • 総評:ミシュラン三ツ星の“意味”を身体で理解できる場所 ⸻ T’ang Court は、“一流中華”ではなく、“中華という文明そのもの”。 香港に行くなら絶対に外せない。 そして、人生で一度は味わっておかないと損をする味が、ここにあります。

1回

OZONE The Ritz Carlton Hotel

佐敦 ジョーダン/バー

3.11

20

¥3,000~¥3,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.5

OZONE at The Ritz-Carlton Hong Kong|レビュー 世界で最も高い場所にあるバーのひとつ、OZONE。 地上108階、信じられないほどの高さにありながら、 そこには“重力を超えた”おもてなしが存在していました。 まず初めに言いたいのは、ここまでの心遣いを体験したのは人生で初めてだということ。 正直に言えば、初日の訪問時には小さな不備がありました。 しかし驚いたのは——翌日、リッツカールトン香港のスタッフの方から「ぜひ改めて招待させていただけませんか。おもてなしを一からやり直させてください」との申し出があったこと。 この瞬間、言葉を失いました。 “気づいたからこそ動く”その姿勢に、ホテルとしての真価を見ました。 これこそ、ラグジュアリーの本質です。 当日は、日本からインターンで来られているというトリリンガルの女性スタッフが、 一から十まで本当に丁寧にエスコートしてくださり、 どんな要望も察知して動いてくださるその所作、距離感、知性のすべてに心を奪われました。 名刺の写真を添えたかったのですが、残念ながら見つからず……。それでも、あの瞬間の感動は今でも鮮明です。 料理も、圧巻でした。 特に、カツサンド。 この言葉で片付けたくないほど、美しく、香ばしく、そして柔らかく、 まさに「人生で一番美味しいカツサンド」でした。 分厚いのにくどくなく、食感も絶妙で、口に入れた瞬間、静かに目を閉じてしまったほどです。 空間としてのOZONEも、やはり特別でした。 香港の夜景を108階から一望する非現実感。 まるで空の上に浮かぶ秘密のラウンジ。 気圧の変化以上に、心の高度が上がる場所です。 ⸻ 【まとめ】 •サービス:想像を超える“気づき”の文化 •スタッフ:トリリンガルの女性スタッフの感動的な対応 •料理:人生最高のカツサンド •空間:空に浮かぶ、五感のアトリエ •印象:期待を超え、記憶に刻まれる体験 ⸻ リッツカールトン香港 OZONEは、単なる“高級バー”ではありません。 それは、“人間の温度”を最上階にまで持ってきた奇跡の場所です。 香港を訪れる際には、ぜひ一度——いいえ、必ず一度は訪れてほしい。 高さに不安を感じる方もいるかもしれませんが、 心の深さがそれを上回る体験が、必ず待っています。

1回

バー ノーブル

バー 百名店 2022 選出店

食べログ バー 百名店 2022 選出店

バー ノーブル

関内、伊勢佐木長者町、日ノ出町/バー

4.06

464

¥4,000~¥4,999

-

定休日
日曜日

夜の点数:4.5

【Bar Noble|関内】 ― “一杯”が、“人生の格”を決める夜がある ― 吉田町の路地裏。 その静けさの奥に、物語のような扉がある。 「Bar Noble」——名前の通り、気品(Noble)そのものを液体にしたようなバーだ。 ⸻ ◆ 古城のような外観、映画のような内装 横浜の喧騒から、たった4分。 でもその扉の先は、まるで20世紀初頭のヨーロッパ。 艶のある木のカウンター、磨かれたグラス、沈んだ灯り。 すべてが「今、あなたは“場にふさわしい存在”です」と語りかけてくる。 ⸻ ◆ 世界一のバーテンダーが作る、静かな奇跡 カクテルを飲むとは、“香り・温度・余韻”を味わうことだと、 この店で初めて知った。 オーナー・山田氏は、世界大会でチャンピオンに輝いた日本屈指のバーテンダー。 彼の一杯は、もはや「飲む」ではなく「纏う」行為に近い。 例えばグレートサンライズ—— 南国フルーツの香りがふわりと立ち上がり、 その後にすっと残る清涼感が、まるで“心の汗”を拭ってくれるような後味。 ⸻ ◆ “何も語らないのに、伝わってくる接客” ノーブルのすごさは、酒だけじゃない。 スタッフは“押し付けない紳士さ”を持っていて、 こちらが言葉にせずとも、その日の気分を汲み取ってくれる。 決してフレンドリーではない。 でも、“あなたの静けさを尊重する”という気高さがある。 ⸻ ◆ 一度でも訪れたら、“安っぽい夜”に戻れなくなる ここで飲むとわかる。 ただ酔うことと、美しく酔うことは、まったく別物だと。 ノーブルは、「バーとは空間芸術である」と、 静かに、でも確実に証明してくれる場所。 ⸻ 【こんな夜に、Bar Nobleは行くべき】 • 誰にも邪魔されず、自分の美学とだけ向き合いたい夜 • 大切な人に、“ただの恋じゃない”ことを伝えたい夜 • 人生にひとつ、“本物”を刻んでおきたい夜

2025/04訪問

1回

ザ・バー・カサブランカ

バー 百名店 2022 選出店

食べログ バー 百名店 2022 選出店

ザ・バー・カサブランカ

馬車道、関内、桜木町/バー

3.89

330

¥2,000~¥2,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.5

横浜・関内の一角、無機質なビルの扉を開けた瞬間、 ふっと空気の密度が変わる。そこはもう、「時間の止まった異国」。 照明はあくまで控えめ、音楽は語りかけずに寄り添い、 グラスの氷が静かに鳴る音だけが、心を撫でていく。 ⸻ ◆ マスターの技術が、“会話を超えた共鳴”になる カサブランカが特別なのは、カクテルの技術やラインナップだけじゃない。 客の空気、声の温度、目線の強さ、**あらゆる情報を“感じ取って調律してくる”**マスターの存在。 こちらが一言も言わずとも、 「今は甘くないウイスキーで、ゆっくり冷えていきたい気分ですね?」 とでも言いたげに、完璧な一杯を差し出してくる。 それがまた、香り、グラスの温度、アルコールの立ち上がり、全てが完成してる。 ◆ 一度座れば、二度と“安酒”に戻れなくなる どんなにハイボールが好きでも、ここで飲む静かに仕立てられた一杯を知ってしまえば、 コンビニで缶を開ける手が、ほんの少しだけ躊躇するようになる。 「酒とは、語りかけるものではなく、溶け合うものだ」 そんな美学がグラスの奥にある。 ⸻ ◆ 横浜で、“夜と対話する”ならここしかない もしあなたが今日、 少しだけ頑張りすぎて、でも誰にもそれを話せないまま歩いているなら—— その背中をふっと受け止めてくれるのが、カサブランカ。

2024/04訪問

1回

鮨 くりや川

恵比寿、広尾/寿司、日本料理、海鮮

3.71

395

¥15,000~¥19,999

¥8,000~¥9,999

定休日
月曜日、日曜日

夜の点数:4.0

予約も比較的取りやすく、味・サービス・雰囲気のすべてが非常に素晴らしいお寿司屋さんです。 高橋真麻さんのご家族が長年通われていることでも知られていますが、 そうした話題性以上に、実力で評価されるべき名店だと感じます。 落ち着いた空間で、丁寧なおもてなしと確かな技を堪能できる、間違いのない一軒です。

1回

クオーレアズーロ

イタリアン TOKYO 百名店 2025 選出店

食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2025 選出店

クオーレアズーロ

中目黒、祐天寺/イタリアン、ワインバー、バル

3.69

276

¥8,000~¥9,999

-

定休日
火曜日

夜の点数:1.0

素晴らしいイカ墨のパエリアでした。

1回

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