2回
2025/04 訪問
現時点で、今年No.1のお店
この日の晩ごはんは、大好きな街、北新地。
ずっと行きたかったお店を、友人が貸し切ると言うので、その会に呼んで頂きました。
グルメなメシ友達が、頻繁に食べに行ってるのを横目に、羨ましいなぁと指を咥えてただけのノラネコ、遂にこちらのお店、デビューです。
では早速、頂いたお料理を、簡単にご紹介…
◇冷製コーンポタージュ
下にはフランス産フォアグラプリン
沖縄産のトウモロコシの水分だけで、塩も加えず
神戸の“あの”超予約困難店で頂いたのとどちらが美味いやろか…
◇長崎五島つぶ貝
紹興酒とヴァン・ジョーヌに漬け込んだつぶ貝に、柚子オイルを
◇海鰻のベニエ
15年熟成のバルサミコ、赤ワイン、みりん、醤油でマトロートに煮込む
その煮鰻を天ぷら状に
上から煮詰めたソースと、ピマンデスプレッドを
◇焼き立てブリオッシュ
卵黄たっぷり使い、香り、食感、温度全て最高
煮詰めた海藻と合わせたバターとともに
お代わりもたくさん♪
◇フランスのオマール海老のポシェ
人参のムース
ソースはクレムドオマール(オマール海老の出汁を煮詰めてクリームで乳化させたもの)
鴨のコンソメのジュレ
シェフオリジナルの、塩分濃度を抑えたキャビアを乗せて
◇蛍烏賊の冷製パスタ
じっくり焼き上げた蛍烏賊を
エチュベで仕上げたソース
たっぷり和歌山の花山椒と
シチリア島のオリーブオイルを和えて
※カラスミかけ放題!
◇鮑のパイ包み 肝のソース
海藻ばかり食べる鮑
ホタテのムースにたっぷりの海藻を練り込んで
鮑の肝にバター
火入れした時に出てくる水分
そのお出汁だけを合わせたシンプルなソース
◇京都舞鶴のトロサワラ
ソースはバターたっぷり
鰆の中骨でしっかりとパイタンスープを取って
ソースヴァンブラン、シブレット、鱒子、ヤマメの卵と合わせて
◇鴨のロースト キャビアオーベルジーヌ
カシスやブルーベリーを主に食べる鴨の胸肉を使用
鴨の血やスパイス、蜂蜜などを加えたソースを刷毛で塗りながら
炭火でじっくり時間を掛けてロースト
福岡産の茄子でキャビアオーベルジーヌ
(貧乏人の茄子の意味、茄子で作るキャビア)
真田氏作成のシシカバブのミックススパイスと共に
◇オマール海老のスープカレー
オマール海老のコライユを使った、贅沢な〆料理
敢えて固めに炊いたご飯との相性は最高
辣韮などを用いて、動物顔に見立てる悪戯心が微笑ましい
お代わりも出来るのが有難いですね
◇焼き立てフィナンシェ
こういう場所でなければまず食べられない、焼き立て熱々の出来たて
カリフワサクモチ、と言う表現全てが当て嵌まる
これを頂きながら、最後のかき氷を待ちます
余ったら持ち帰りもOK!
◇特製かき氷
メシ友N女史が常に絶賛するかき氷
身体中に電流が走る程の、初めて頂いた時の衝撃は忘れられません
自家製ミルクアイスに苺(古都華やったかな?)、そして氷の下には…
ご自身でご確認下さい、
以前の業態『Feu』さんの時から気になって居ながら、一緒に行ってくれる人を見つけられず。漸く夢が叶った今回。
『タケウチ』さんで研鑽に励み、【SUGALABOV】さんで名を轟かせた料理界の異端児…令和の革命児は、齢30にして一国の王。
クールで気障。寡黙で朴訥。シュールなのにギラついた瞳。
その全てが当て嵌まる男の中身は
実は豪快で繊細で、天才。
完成された料理をゴールとするならば、そのゴールへ向かって突き進んでで行くのではなく、ゴールから、現時点までの道程を逆算し、辿り着く為の必要最低限の作業を、淡々と行うだけ。そう、寸分の狂いも無く。
店主はサラッと言ってのけます。
「予約困難店にしたくない」
「お一人様でもお気軽に来て欲しい」
ドリンクは別ですが、1人前、税サ込、25,000円は破格やと思います。
明朗会計なのも有難いです!
予約は2ヶ月先まで。OMAKASEから簡単に予約出来ます。
私ノラネコ、休みが日木のみなので、伺えるのは木曜日だけしかありませんが、予約が取れるのなら毎月でも通いたいと思います。
大変口福で御座いました。
本当に美味しかった…!
シェフ、ご馳走さまでした!
2025/05/03 更新
今日でまだ3回目の訪店。
常連の方々からすれば、ただのペーペー。
そんな野良猫風情が、生意気にも感想を書く…。
と言っても、初めての訪店で満点評価ゆえに、取り立てて何か書くことも無いんですが、取り敢えず今回は、初めて女性と2人でお伺いしました。
その方は、『SANADA』さんを知らないとの事やったんで、それなら尚更是非!とお誘い。結果、ものすごく喜んでくれて、次回も一緒に食べに行ってくれる事になりました(◕ᴗ◕✿)
昨日の中で特に印象深いのは、金目鯛のベニエと、鮑の冷製パスタ。鹿肉のローストや、オマール海老のカレーも最高やったんで、何が1番とかは選べませんが(;^ω^)
SANADAキャビアに焼きたてブリオッシュ、かけ放題のカラスミも勿論ご顕在。
かき氷と草汁でしっかり〆て、焼きたてフィナンシェはお持ち帰り。
毎月通いたいのに、夜勤のノラネコは晩ごはんに行ける日が月に9日しか無くて、数カ月に1回しか通えないのが本当に辛い…。
次回は9月下旬の新福島のイベント…さなやん、それまでノラネコを忘れないでね(´;ω;`)