1回
2025/11 訪問
鮨四 -華-
2025/11/19
この度は「鮨 四 -華-」へご来店いただき、また大変丁寧で温かみのあるご投稿をお寄せいただき誠にありがとうございます。
店前の佇まいから店内の雰囲気、そしてコースの一品一品に至るまで、ここまで細かく表現していただいたこと、スタッフ一同心から感激しております。
柔らかな照明と木の温もりがあるカウンター、席のゆとり、そして職人の所作が見える距離感など、
空間づくりに込めた想いを受け取っていただけたことは私たちにとって何よりの喜びでございます。
また、コースの始まりとなる「一口出汁」から、
名物の創作鮨〈鮪 × 雲丹 × 金箔〉、季節感を大切にした前菜三種、
中トロ・ひらめのお造り、フグの磯辺焼き、
いか、あじ、昆布締めの真鯛、赤貝、中トロ、
そして温物のあんこうの茶碗蒸し、ぶり大根、
続くそい、金目鯛の炙り、漬けマグロ、雲丹、穴子、
締めのまぐたく×キャビア×金粉まで──
それぞれの味わいや余韻、食感、香りに至るまで丁寧に汲み取ってくださり、
職人冥利に尽きるお言葉の連続で胸が熱くなる思いで拝読いたしました。
日本酒のペアリング(「日高見」「乾坤一」)についても触れていただき、
料理との相性まで楽しんでいただけたことを大変嬉しく感じております。
「絶対うまいやつだと確信した空間」
「最初から最後まで丁寧に旨いが続く」
「安心して人にすすめられる」
というお言葉は、当店が目指している“心地よく華やかで、そして誠実な鮨”そのものを言い表してくださったようで、
スタッフ全員の大きな励みとなりました。
これからも季節の移ろいを鮨にのせ、
より良い空間とおもてなしをご提供できるよう一層努めてまいります。
また特別なひとときをお過ごしいただける日を、心よりお待ち申し上げております。
2025/11/18 更新
どうも!本日は六本木「鮨四-華-」へ!
店の前に立つだけで、静かに“いい店”って分かる外観。落ち着いた雰囲気でスッと入りやすい。
中に入ると、木のカウンターが気持ちよくて、照明も優しくて居心地がいい。席の間隔も狭すぎず、ちゃんと料理に向き合える感じ。職人さんの手元がよく見えて、「あ、これ絶対うまいやつだ」って早めに確信できる空間でした。
〜コース内容〜
・出汁
最初にふっと出てくるこの一口の出汁、完全に“場を整える一杯”優しい旨みで胃がゆるんで、ここから始まる寿司コースにスイッチが入る感じ。重くないのにしっかり味があって、「はい、準備OKです」って身体が勝手に言ってくる感じでスタート!
・創作鮨
鮪 × 雲丹 × 金箔
見た瞬間から「はい、主役です」って名乗り出てくるやつ。
赤身のしっとりした旨みの上に、雲丹のねっとり濃厚な甘さが重なって、さらに金箔で“魅せる”仕上げ。
口に入れたら赤身の鉄分のコク → 雲丹のまろやかさ → 海苔の香りって三段階で波がくるタイプでした!
派手なのに味はまとまってて、コースの序盤からしっかりギアを上げてくる一貫です!
・前菜
最初の三品は、コースの空気を一気に整えてくれるラインナップでした!わかさぎ、あん肝の濃厚さ、そこから水菜の白和えでふっと力を抜かれるような優しい味でした。
秋を感じされる盛り付けで美しさも感じれました!
・お造り 中トロ/ひらめ
中トロは脂の甘さと赤身の旨みがちょうどいいバランスで、ひと口で「うわ、美味い」って素直に思える王道の味。
ひらめは逆にすごく清らかで、上品な弾力とすーっと抜ける旨みが気持ち良かったです!
濃い中トロと、透明感のあるひらめ。
この二つを並べるだけで、もう料理人のセンスが分かるお造りでした!
・フグの磯辺焼き
香ばしく焼いたフグを、パリッとした海苔で包んで一口でいくやつ。
ふわっとした身の甘さと、炙りの香り、海苔の旨みが一気にまとまってめちゃくちゃ相性がいい。
気取らず食べられるのに、ちゃんと上品で、思わずもう一個ほしくなる味です!!
・いか
細かく入れた包丁目でふわっとほどける食感に仕上がってて、噛むたびにねっとりした甘さがスッと立ってくるいか。上にひと振りしてある塩気と香りがいい仕事してて、シャリの酸味と一体で“上品なのにしっかり旨い”一貫。
・あじ
脂がきれいに乗った“いいあじ”で、噛んだ瞬間にじゅわっと広がる旨みがまっすぐ。
上にのる薬味の香りがスッと通って、重たさを感じさせずにキレよくまとめてくれる。
シャリとの一体感もよくて、雑味なしの爽やかな余韻が残る一貫。
・真鯛の昆布締め
しっとりと水分がほどよく抜けて、旨みがギュッと凝縮。
昆布の香りが芯にスッと入り、鯛の甘さをしっかり押し上げてくれる。
噛むほどに旨みが重なっていく、きれいな仕事の一貫。
・赤貝
噛んだ瞬間、ザクッとした歯切れの良さがまず一発。
そこから一気に広がる磯の香りと、ほんのり甘い旨み。
鮮度の良さがそのまま味に出ていて、迷いのないまっすぐな一貫。
・中トロ
噛んだ瞬間から脂がスッと溶けて、赤身の力強さと甘みが一緒に押し寄せるタイプ。重たすぎず、でもしっかり存在感のある一貫。
・あんこうの茶碗蒸し
ふたを開けた瞬間に、あんこうの旨みを閉じ込めた湯気がふわっと立ち上がる。口当たりはとろけるほどなめらかで、出汁のコクにあんこうの深みが静かに重なるタイプ。派手じゃないのに、じわっと“上手い”が滲み出るやつ。
・ぶり大根
火入れが絶妙で、ぶりの脂がしっとり残ったままほぐれる。大根は出汁を芯まで吸っていながら形は崩れず、噛むほどに旨みが広がる。すごく美味しかったです!
・そい
そいの握り、めちゃ良かったです!
見た目はほんのり桜色で上品なのに、噛んだ瞬間じわっと旨みが広がる。脂は控えめだけど、水っぽさゼロでほどよい弾力があって、シャリとの相性が抜群。静かに“仕事の丁寧さ”が伝わってきました!
・金目の炙り
金目の炙り、これは反則級の一貫でした。
炙った瞬間に脂がふわっと立ち上がって、香りだけで旨いのが確定。表面は香ばしく、中はレア気味でしっとり甘い。金目特有の“ねっとりした旨み”が炙りで一段階ブーストされて、シャリの酸と合った瞬間に一気にとけた感じがしました!
・漬けマグロ
醤油の角が立ってなくて、むしろ旨みだけ染みてるタイプでした。身の締まり具合も絶妙で、噛んだ瞬間にねっとりほどけていく。酸が効いたシャリと重なった瞬間に“キレ”が出て、後味がすっと消える一貫でした!
・雲丹
甘いけどベタつかず、ミョウバンのイヤなクセもゼロ。口に入れたら一瞬で溶けて、磯の香りがふわっとだけ残る。シャリの温度に乗った瞬間、甘みが一段階上がる感じ。うますぎました。
・穴子
箸いらないレベルでほどける柔らかさに、ツメの甘みがすっと乗ってくる。重くないし、香ばしさもうるさくない。
鮨コースの締めでこれ出されたら、もう黙って「ありがとうございます」って感じですよ。笑
・まぐたく〜キャビア+金粉〜
締めくくりに完璧な背徳感。
海苔がパリッと立ってるから、絶対うまい状態で出してくれてる。こういう一口で完結する贅沢大好きです!
〜日本酒〜
・日高見(ひたかみ) 超辛口 純米
キレが鋭いのに、旨みがちゃんと残るタイプでした!
・乾坤一(けんこんいち)」辛口純米
雑味ゼロで、旨みはあるのにスッと消えるキレ系です!