「そば」で検索しました。
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ご存知神田淡路町の老舗、かんだやぶそば。注文の際に店員さんが発する独特な通し声があたりに響き、江戸の雰囲気と情緒を実体験出来る稀有な店。 此方は、奇跡的に戦禍を免れた貴重な建築で生業を続けていたが、残念ながら数年前に火災で建物が焼失した。 しかし、再建された店の構えもなかなか素敵なので、これから時を経て、また従前の風格をいつか纏う日を想像しつつ、蕎麦屋の肴をあてに日本酒を頂く。 香ばしく炭で炙られた海苔、定番の板わさなどを摘まんで、最後の締めに当然だが蕎を手繰る。ところで、ここの蕎麦の緑はクロレラなんですよね~美味しく完食しつつ、ご馳走さま。
2018/10訪問
1回
江戸出張中に予期せず時間が空いた際、何をしようかと思ったらば真っ先に頭に浮かぶのが浅草見物。 江戸情緒と賑わいを感じながらブラブラと浅草の街を歩き回り、暫し時が過ぎて小腹が空いたなら、知れた蕎麦の老舗、並木藪さんで蕎麦を手繰るなど如何か。 初夏とは言えど暑過ぎる東京の天気に疲弊した体には、冷し締められた蕎麦のツルリとした喉ごしが心地良く、その涼感が体中に沁みわたる。 情緒豊かな木造店舗でのんびりと頂く美味しいお蕎麦~本日はご馳走さま。
2016/06訪問
1回
ビルの谷間に江戸情緒、新橋出張ついでに虎ノ門 砂場さんにて砂遊び。。。ではなく晩酌、若干フライング気味ではあるが許してたい m(__)m 板わさツマミに酒をやりつつ、店内の様子をボーっと眺める。一見、開店以来ずっと続いてきた生業の日常がただ其処にある様に見えるが、しかし流石は老舗かな、よく見ると接客の間合いが実に素晴らしい。 蕎麦湯が欲しいなと思えばスッと卓に、食べ終えて満足と思えばお茶が、又そろそろ帰えろかなのタイミングで伝票が渡される。 客のペースがしっかりと見えているのだろう、あの方はきっと女将かな。 出来そうで出来ない、さりげないもてなしが心地よい、これぞ江戸の真髄と感心、勿論のこと蕎麦も旨かった~ご馳走さま。
2018/10訪問
1回
講習会参加の為に日本橋へ。会の始まりが午後からなので、先ずは戦の前の腹ごしらえに此方、室町砂場さんへ。界隈きっての老舗の筈だが運良く待たずに入店。 明治から続くこちらの店では、天もりと天ざるがとても有名、というか此処が発祥の地なのだとか~と言うわけで、素直に天もりを注文して雛壇様の不思議な席から客席をぼんやり眺めていると、ふと卓に届けられた天もりの姿に少し驚かされる。 見るに天の衣がつけ汁に既に浸かって汁を吸った状態なのだ。ところで蕎麦は安定的な旨さ、流石は150年続く老舗~ご馳走さま。
2023/11訪問
2回
秋田駅から僅か15分ほど車を走らせた添川エリアにある蕎麦屋、自然食 そえ川さん。 客席の窓から何気なく見える田園風景が圧倒的にのどかで素晴らしく、この田舎感を満喫しつつ食事をして頂きたいとの思いから、都会からの客人をお連れする機会が多い。 いつも注文するのは 「田舎蕎麦の天ざる」 、蕎麦の実を皮ごと挽いた風味が強くて腰も強い素朴だが美味しい田舎蕎麦。この素朴さが里山で食事を頂いている雰囲気をいっそう盛り上げる。 また此方は夜営業も良い感じ、酒に良く合う肴が数々揃っているので、呑兵衛の皆さま方はそちらも是非~ご馳走さま。
2024/07訪問
1回
曹洞宗のわたし、一度はいかねばと言うわけで朝イチで永平寺参りを終了。帰りしな門前で数々の誘惑を振り切り、車をとばして評判が良さい此処、けんぞう蕎麦さんへ。 開店時間の15分前だったが、店は既にオープン、幸い並ばずに入れて頂いた。蕎麦はツルッとした食感、断面の角か少し立つ、腰はソコソコだが蕎麦の味と風味は良い。付けだれは、大根おろしに出汁醤油を注ぐ形。 早速、蕎麦を手繰り口へと運ぶとやはり辛い。ノースパイシー宣言中の私にはタレの味は少し合わないが、辛いもの好きの方々には寧ろ好かれるであろう、風味を有する辛さだと思う。 尚、本日は御口直しに 「けないるプリン」 を注文、蕎麦茶風味のプリンにソフトクリームが載った一品、コレは間違いないやつ~と美味しく頂き、ご馳走さま。
2024/10訪問
1回
山形市への道すがらに立ち寄った大石田の蕎麦屋さん。どうやら人気店の様で、昼前にも関わらず暫しの列待ちからようやく入店。 店内は、民家が気付けは店舗になったかの様でアットホーム。聞くに此方は肉蕎麦がとても有名との事にて素直にそれを注文。 暫しして、先ずは自家製の漬物が卓に届いたが此がまた乙な味、蕎麦への期待が高まる。そして届いた肝心要の蕎麦を早速啜る。肉入りの甘くない冷たい蕎麦、いわゆる肉蕎麦は山形発祥なのだから当たり前だが実に旨い。 流石は蕎麦県の山形、美味しく頂きました~ご馳走さま。
2023/10訪問
2回
出張で松江市を訪ねた際、お勧めされた蕎麦屋さん。出先の昼はいつも蕎麦と決めている私、地域毎に異なる蕎麦の有り様を確かめる事がルーティーン。 ところで、山陰に来て何店かで蕎麦を頂きましたが、此処ふなつさんのお蕎麦が一番のお気に入り。重なる割子椀の其々に、色彩豊かに美しく盛られた具材と蕎麦が目も舌も楽しませてくれる。 割子という独特な食べ方を華やかに表現するこの蕎麦を、気さくな古民家風の店内で手繰る昼の一時~ご馳走さま。
2023/10訪問
1回
にぎわい交流館AUに程近い中央通り沿いにある、手打蕎麦かとうさん。以前は手形陸橋の北側にあった店。 メニューには二八も十割も楽しめる 「二色セット」 があり、また併せて天婦羅が頂けるので客人を連れての昼食にもってこい。又、蕎麦に添えられた木の葉が写し鏡となり季節を現している風情が素敵。 こちらは蕎麦の風味が高くて腰もあり、また付け汁の味も良いのでかなりオススメ。専用の駐車場が無いのでお邪魔はしづらいが、なかなか美味しいので皆さまも是非~ご馳走さま。
2024/04訪問
1回
堀井のよしみ
2025/11訪問
1回
ちょいと用あって朝イチから有楽町に来たらば腹からグ~つまりは空腹、よって手っ取り早く小腹を満たそうと、通りに目立った黄色い暖簾に釣られ、慶屋さんにて 「カレーうどん」 を頂く。 昭和風情をそのまま残すガード下2坪有るか無いかの空間で、オヤジさんが一人で切り盛りする蕎麦と饂飩の店。カウンター4席にテーブルが2つ、良く言えばオープンカフェ、端的に言ってしまえばモロ外な店(笑 しかし、肝心要のうどんの味は頗る旨い。注文時に威勢よろしく大きな声で対応してくれたオヤッさんがなかなかの腕前~そして、ふと気付けばカウンター脇に食べログ百名店の証。。。どうやら此処は有楽町が誇る名店の模様。 ところで、うどんはガッツリ腰があるタイプでは無く、少し細めの柔らか目で程よい噛みごたえを残す絶妙な感じ。併せてカレー風味のトロリとした出汁の旨味も相まって、優しい感じの美味しい饂飩だなと満足しつつ、ご馳走さま。
2024/12訪問
1回
福井駅前の商業施設ハピリン内にある蕎麦屋さん。駅からアクセスし易く、他店より少し早い朝10時半に開店するので遅めの朝ご飯に利用した。 今日は 「おろしそば三味」 を注文、十割そばに三種のつけ汁、おろし、わさび、 とろろが付いてくる。一度にひと通りの味が楽しめて観光客向けメニューと言った感じ。 まず一口、定番のおろしタレで蕎麦を啜ってみたが、何とも、かっ。。。辛い。大根おろしが思った以上の辛さ。地元の方はこの辛さが堪らなく好きなのだろう。続いてわさびを試すが、こちらも更に加えて山葵のツンとした風味が加る。福井の方々は誠に辛さ耐性が高めだなと実感、私がギリ美味しくに頂けたのは最後に食したとろろのみ。トロロのお陰で少しタレが円やかになって蕎麦の風味が何とか味わえる。 麺は平らで少しよれ有る感じ、腰は程々といったところ。ご当地で蕎麦を手繰りその独自性に驚いた今日の一食~ご馳走さま。
2024/10訪問
1回
言わずと知れた神田の老舗、まつやさん。江戸出張に際してこの界隈を根城とする、私のいつもの昼飯処。 猪目窓と装飾格子が設えられた風情に満ちた店構えをじっくり眺めて、暖簾を潜って客席へと歩を進める。ふと振り返れば、先に眺めた格子の隙間から光が漏れ注ぎ、仄暗さに未だ慣れない目に眩しさを感じさせる。南面した店で日々繰り広げられる光の変遷に老舗の風格が宿る。 席に腰掛けていつもの如く蕎麦を注文し、暫しして眼がなれた頃、卓に蕎麦が運ばれる。つべこべ言わず、颯と蕎麦を手繰って腹を満たして足早に店を後にする。古より其処にあり続ける仕事合間の日常に思いを馳せつつ頂く美味しい蕎麦に、ご馳走さま。