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食べログ 中国料理 EAST 百名店 2024 選出店
食べログ ホットレストラン 2025 受賞店
伏見、栄(名古屋)、栄町/中華料理、アジア・エスニック、カフェ
2025/02訪問
1回
オリジナルメニューの真骨頂 ー 愛知・地下鉄名城線 矢場町駅から徒歩5分の所にある甘味処・軽食処。安政3年(1856)の創業以来7代170年近く続いている。すぐ近くに「矢場とん」が店を構える。 赤味噌ところてん ¥750- 「食べた人しかわからない美味しさ。」の小見出しに刺激されて注文。見た目は酢醤油のそれと変わらないけれど、一口食べれば赤味噌のコクと酢の爽やかさ、味醂らしき甘さが見事に調和してえも言われぬ 味。酢醤油よりもまろやか。ワサビ、刻み海苔、白ゴマがトッピングされ、それぞれが いい仕事をしている。 ところてんの衝撃は、日光金谷ホテル「笙」の豆寒天に勝るとも劣らない。まず素材となる天草と、その処理がいいのだと思う。 ごちそうさま
2025/02訪問
1回
和菓子を堪能する静かな世界 ー 愛知・地下鉄東山線 伏見駅から徒歩2分程の所にある、昭和3年(1928)創業の店。名古屋市内で、中でも茶の世界で一目置かれる名店の呼び声高く、羊羹、水羊羹が特に人気という。オフィス街に位置するためか、日中は静かなお茶の時間を独り占めすることができる。 店頭は石と木がメインのシンプルな設えで、贈答用の見本箱がずらりと並ぶ。一番奥のケースに生菓子4、5種と半生菓子3、4種がおいてあり、季節によって内容が入れ替わる。店員さんは頗る丁寧な接客で、こちらが尋ねれば材料や製法について全て答えてくださる。それぞれ餡子に特徴があって目移りする。 生菓子 椿 ¥400-未満 ※喫茶は自動的に(お薄)抹茶セット 計¥880- この中で気になったのが、大島あん。黒糖を合わせた こし餡のことで、豊かな香りとコクが特徴。いわゆる道明寺餅の一種で椿を模しているが、大島と椿の名前を掛けたのだろうか。下に敷かれた椿の葉の色や艶、形も素敵。道明寺粉の風味豊かな生地はもっちりとして、氷餅をまとって歯切れ良く、大島あんのふくよかな甘さが引き立つ。 ごちそうさま
2025/02訪問
1回
焼きムラが絶妙なみたらし ー 愛知・大須観音近くの団子屋さん。1966(昭和41)年創業で、大須商店街の中でも長蛇の列ができるほど人気が高い。地下鉄東山線 名古屋駅から伏見駅で鶴舞線に乗り換え、大須観音駅下車。 みたらし団子 ¥100- ※きなこ団子も同料金 店先で注文・支払を済ませると、店主から「持っていってね」と言われる。店主は団子を焼くのに忙しいため、客自ら出来上がった串の束から注文したぶんだけ分けて持っていくスタイル。 細長い串に丸い団子が5つ刺さっており、焼き立て特有のふわっと香ばしい香りが鼻先を掠める。冬場は冷めるのが早いので、すぐに食べるのがオススメ。甘さをおさえた醤油とお焦げの風味がたまらない。食べ終えたら、串を店頭備付の回収ボックスへ入れる。 料金は10円ずつ値上がりしているらしく、最近100円になったらしい。それでも十分感動する出来立ての味わい。最寄りの大須観音や七寺を巡る時にぜひどうぞ。 ごちそうさま
2025/02訪問
1回
自家製ヨーグルトと季節のフルーツ! ー 愛知・名古屋、東山線「伏見駅」徒歩圏内のカフェ。2024年に岐阜店と名古屋店の2店舗がオープン。東海エリア初のグリークヨーグルト専門店という。 昨年に引き続き、この7/4から桃を丸ごと一玉使った「ももぐると」の提供がスタート。もも好きの方はぜひどうぞ。 ももぐると ¥1,500- ※7/4スタートのメニュー こちら、グリークヨーグルトは産地限定の牛乳を使っている。砂糖は不使用。それでも、そこはかとなく甘い。しっかりカタメの質感で、もったりしている。 桃はほどよく常温で食べやすく、みずみずしさと甘さを十分感じられる。御世辞でなく、これでもかというくらい桃が盛り付けてあって、軽く一食分の代わりになりそう。 お店の説明 昨年大人気だった桃を丸ごと一つ使用した【ももぐると 】 桃xグリークヨーグルトの新感覚!! 当店にしかない絶品のももぐるとをぜひご賞味ください。 ごちそうさま
2025/07訪問
1回
稲妻が走る、木の芽餅 ー 愛知・名古屋から車で約20分の所にある和菓子屋さん。茶人から絶大な信頼を得ているという。 創業は昭和40年(1965)。初代、故 島岡孝光氏が昭和29年、京都「塩芳軒」にて約10年間 京菓子を学んだのち名古屋「川口屋」に入られ、同市中区新栄にて「芳光」を開いた。銘菓「わらび餅」が形になったのはそれから約10年経ってからだそう。平成15年(2003)東区徳川園付近へ移転し、現在に至る。二代目が織りなす上生菓子の数々、ぜひどうぞ。 以前は喫茶もやっていたが、現在は販売のみ。支払いは現金のみなのでご注意を。上生菓子のほかに有平糖のような干菓子も多数あり。 ▫️銘菓(こしあん)わらび餅 ¥340- ▫️羽二重餅製(粒あん)木の芽餅(卵白入り) ¥350- ▫️練切り製(黒糖こしあん)花菖蒲 ¥350- ※日持ちは翌日迄 わらび餅は、こしあんを包んでおり、黒文字がスッと入って身離れがいい。口に入れれば餅と餡が溶けていく。涼菓のイメージが強い菓子だけれど、実は暑さで品質が落ちるため、こちらでは夏場を除いた10月〜6月期間限定で販売されている。 木の芽餅は、白い薄皮を寒天状の層で包んであり、プルっとした見た目。食感はモチっとしており、あんこと山椒の実が口の中で出会う。小粒でもピリリと辛く、まるで春雷のような衝撃を受ける。初めての食味。またいただきたい。 花菖蒲は、見た目も華やかな練切り。木の芽餅同様のツヤ出しがしてあって、みずみずしい印象。黒糖あんのコクと滑らかな舌触りが素晴らしい。 ごちそうさま
2025/04訪問
1回
あんみつ時々あーちゃん ー 愛知・地下鉄東山線 名古屋駅から栄駅で名城線に乗り換え、東別院駅から徒歩5、6分の所にある甘味処で、特に かき氷と きな粉が話題の店。 看板犬の柴犬あーちゃん(あずき)が熱烈に歓迎してくれる。人も犬も好きで、すぐに背を預けてくる。巷の柴犬カフェよりも非常に距離が近いやもしれない。ふれあいを求めて、あーちゃん目当ての客も多いという。 あんみつ ¥750- かき氷以外も評判で、今回はあんみつを注文。小倉餡、えんどう豆、寒天、紅白の求肥に黒蜜をタラリ。固さを感じさせない寒天と、さっぱりした小倉餡の組み合わせは まろやかで、すっきりとした喉越し。 ごちそうさま
2025/02訪問
1回
「おいしく売る」ことを大切に。砂糖控えめ、消費期限はお求めの翌日まで…… さて今回は、いただきもの。愛知の知立(ちりゅう・旧名 池鯉鮒)は江戸時代、東海道の宿場町として栄えた。この地が発祥の あんまき は、道行く旅人により広く知られるようになったという。 また当地は、在原業平とゆかりの深いカキツバタの名所(参考「伊勢物語」東下り)。今やカキツバタといえば、愛知そして知立を代表する花にもなっている。 それとほぼ同じように、藤田屋といえば あんまき、あんまき といえば藤田屋という。それくらい名の通った和菓子を、幸運にもいただいた。 天ぷら ¥280- チーズ ¥250- カスタード ¥250- ※日持ちは製造日含めて2日間。 こちらの菓子には 塩餡 が採用されている。そのためか、いずれも 甘ったるさと縁遠い。これは砂糖を増量して長期保存を優先することよりも大切な、「おいしさ」を選んだ結果。そして出来立てに近い、当日製造・当日出荷のなせるワザだろう。 特にチーズは、その塩気も相まって、甘さとのバランスが絶妙。一瞬で完食するくらいには、スルスル平らげた(個人差あり)。図らずも自分にとっては相性のいい和菓子の一つといえそう。 愛知・岐阜県下に支店もあるので、どこかに寄った際は 栗や抹茶餡、ゆず も試してみたい。 ごちそうさま
2024/05訪問
1回
貝問屋の蛤料理 ー 愛知・伏見にある貝新。総本家貝新の系列とは別会社で、明治45年(1912)創業の貝新商店に端を発し、食事処が名古屋に展開している。 コース暁 蛤(はまぐり)づくし ¥1,1000- ・先付 ・しじみプレッソ ・はまぐりのお造り ・天然焼きはまぐり ・天然はまぐりしゃぶしゃぶ ・煮はまぐりのにぎり ・揚げ物 ・雑炊 ・しぐれ煮 ・水物 メインの天然蛤を「焼きはまぐり」「しゃぶしゃぶ」で堪能する。桑名産蛤を使っただし、ほかにしじみのプレッソも深みがある。品により作り置き感は否めないけれど、蛤の造り、握り、真丈、時雨煮など種類は豊富。 ごちそうさま
2025/07訪問
1回
創業300余年、享保元年(1716)の美濃屋吉兵衛 ー 愛知・名古屋駅に併設する高島屋の惣菜コーナー。八代将軍吉宗の時代に、秋田佐竹の流れをくむ佐竹十郎兵衛が、美濃の国(現在の岐阜県)大垣から京へ移り、三条大橋のたもと(現在の縄手通り)の一角に軽食や酒を提供する腰掛茶屋を開いたのが「美濃吉」の始まりという。 花の宴 ¥1,296- 京都産 筍ご飯 ¥648- 車中で気軽に食べられるご飯を探して。花の宴も筍ご飯も、この季節ならではの惣菜。 竹籠に入る惣菜は次の通りずらり。1だし巻き玉子、2道明寺蒸し、3二色団子、4がんも煮、5高野豆腐煮、6南瓜煮、7酢蓮根、8合鴨入りつくね煮、9海老煮、10たけのこ煮、11こんにゃく煮、12椎茸煮、13菜の花わさび和え、14長芋煮、15人参煮、16生麩煮。 まるで京懐石をギュッと一つにまとめた夢のような一品。 筍はご飯の中にも潜り込んでいて、いい歯触り。大きいサイズもある。温めなおしていただいた方が一層味わい深いはずなので、ぜひお試しを。薄味が好きな方向けかも。 ほかにも彩り豊かな南禅寺服部豆腐の三色田楽、京都産筍の磯辺揚げ、駿河湾産桜海老のかき揚げ、京都産筍 春の若竹茶わん蒸し、天然鯛の桜蒸し等も販売中。三越、高島屋をはじめとする全国19店舗にて、春の季節の惣菜をどうぞ。 ごちそうさま
2025/04訪問
1回
食べログ 和菓子・甘味処 EAST 百名店 2023 選出店
名鉄名古屋、名古屋、近鉄名古屋/和菓子、どら焼き
素材を大切に、世代を超えて愛されるお菓子 ー 愛知・JR名古屋駅から徒歩5分程、大名古屋ビルヂングB1Fに2016年オープンした菓子屋さん。東京・日本橋にも支店を構える。 毎朝、岐阜・柳ヶ瀬本店で作った菓子を名古屋まで運んでおり、できたての味わいがたのしめるという。こだわり抜いた わらび餅が特に人気で、ほかにサブレや あられ、羊羹や どらやき を展開する。 大地のどらやき 1個 ¥291- ※5個入り(箱)の場合 ¥1,655- ※常温保管、当日中にいただくのがオススメ しっとり甘い生地に、粒だった餡子がぎゅっと詰まった一品。生地も餡子もしつこい甘さは無く、とても食べやすい。 お店の説明 石臼挽き小麦全粒粉100%の生地をふんわり香ばしく焼き上げ、特別栽培小豆と粗糖で炊いたみずみずしくコクのある粒あんを挟みました。 ごちそうさま
2025/02訪問
1回
お金は度外視、全身全霊をかけた趣味の和菓子 ー 愛知・地下鉄東山線 栄駅から徒歩5分程の所にある和菓子屋さん。創業330年。戦前は街道沿いの清水町で伊勢神宮や熱田神宮の土産用の飴を販売していたという。当時の本業は地主で、副業として飴屋を営んでいたらしい。 初音 (こし餡) 下萌 (柚子餡) うぐいす餅(つぶ餡) ※いずれも¥300-台 一見すると、とてもオーソドックスな生菓子だけれど、それぞれ生地や餡等にこだわりがある。特に下萌は、鮮やかな緑色した柚子餡が雪土に見立てた生地の合間からチラッとのぞいている。黄身しぐれのようだが、香りも味も爽やかで、まさに春の訪れ。ありそうでない、独創的な一品と思う。 ごちそうさま
2025/02訪問
1回
名古屋でしかほとんど見られなくなった和菓子 ー 愛知・地下鉄鶴舞線 丸の内駅から徒歩4分程の所にある和菓子屋さん。安政元年(1854)創業。 尾張藩初代藩主 徳川義直公(1601-1650)について同道した藩御用達の菓子屋「桔梗屋」の流れをくみ、ここで奉公してきた伊藤忠兵衛が暖簾分けを許されて城下和泉町(現 丸の内)に店を構えた。今では昭和区、千草区に支店を持つほか市内百貨店にも取扱がある。 初代藩主といえば、大坂冬の陣で天王寺付近に布陣している。また創業に関連して、安政といえば地震が頻発した時期であり、さらに前年の嘉永6年(1853)にはペリー率いる軍艦が浦賀沖に来航した 幕末期にあたる。 初かつを ¥357- 初桜 ¥378- 初かつをは毎年2月中頃から5月にかけての期間限定商品。旬を迎える鰹に先駆けて、上質の葛を使用し、伝統の製法で作られる蒸し羊羹。鰹は勝魚とも書き縁起物とされる。創業時から続くこの菓子は、淡い桃色と魚の切り身に似た縞模様が目を引く。 常温では、もっちり粘り気があり、冷やせば葛の弾力が感じられる。両口屋是清には同名のういろう(3〜5月販売)があり、やはり薄桃色した棹物。京都・かぎ甚の初鰹は若干白っぽい。いずれも包丁ではなく、糸で切ると鰹の切り身のような模様があらわれる。鰹にあやかり縁起物として重宝されたものの、今では名古屋でしかほとんど見かけなくなった和菓子らしい。 初桜は道明寺製の桜餅。程よい甘さの餡と桜葉の塩気のコントラストが、桜餅らしさを引き立てる。もち米の粒加減も絶妙で、半殺し(捏ちり〔でっちり〕とも)の状態。色味も大きさも かたちも三拍子揃っている。 ごちそうさま
2025/02訪問
1回
モーニング文化圏で甘いひととき ー 愛知・JR名古屋駅から地下鉄東山線に乗り換え栄駅にて下車。東海テレビ系列のテレピアビル1階に入居する喫茶店。同ビル14,15階にはホテルオークラレストラン名古屋もある。 8時過ぎの入店。ちょうど朝日が店内にキラキラと舞い込む。禁煙と喫煙の席は離れているが、壁がないため、においが気になる方がいるかも。 10分程度の滞在のため、いまだ名古屋ならではのモーニング文化に触れず。本来であれば、①トーストかローブパンの2択、②ゆでたまご、たまごペースト、おぐらあんの3択、③バター、ジャムの2択が可能。勿論、ドリンクの料金でいただくことができる。 蜂蜜オーレウィンナー ¥640- たった一杯、されど一杯。濃厚なホイップに蜂蜜がとろり。カップを傾けて飲むのが難しいくらいには、溶け出したホイップがどんどん溢れ出していく。テーブルに運ばれてきたら、早めにどうぞ。朝の甘いひととき。 ごちそうさま
2025/02訪問
1回
食べログ 和菓子・甘味処 EAST 百名店 2023 選出店
名古屋、名鉄名古屋、近鉄名古屋/和菓子
栗きんとん以外の栗菓子も◎ ー 愛知・JR名古屋駅に併設する高島屋B1Fにある栗菓子屋さん。饅頭や甘納豆、果物ベースの羊羹(くだものまんだら)等が販売される。 ▫️詰合せ ¥1,458- (栗饅頭1、栗こごり1、ふるさと1、木曽路2 ) ▫️栗納豆 1袋6粒入 ¥1,134- ほか 栗饅頭は、ほっくりした生地と刻み栗の粒々感とが好対照。ミルクと交互に浴びるように食べたい。【11月下旬〜8月限定】 栗こごりは、うすら氷のようなサリサリ感に、しっとりした栗の食感が相まっていいバランス。砂糖の甘さだけではない、栗の味わいが広がる。【通年】 ふるさとは、五平餅をかたどったそうで、ぺたっと平たい。歯に吸い付くような小麦粉の皮に、香ばしい胡麻味のこし餡がクセになる。【11月下旬〜8月限定】 木曽路は、小麦粉の皮に肉桂(シナモン)がアクセントになっている。ねっとりしたこし餡は、みりんや蜂蜜由来の独特の甘さ。木曽路を行く旅人の檜笠(ひがさ)のかたち。【11月下旬〜8月】 栗納豆は、存在感のある栗の一粒一粒を丁寧に精製した甘納豆。たった一粒されど一粒。実りの秋のパワーをお裾分けしてもらう。【通年】 お店の説明 栗饅頭 栗の舌ざわりとその香気。栗一筋 の“すや” 特製の栗饅頭です。 栗こごり 栗干せば林の露をなほとごむ秋桜子 玲瓏たる秋の日のひかりを、そのまま琉珀色の栗菓子に結晶いたしました。栗きんとんのですや”が、四季を通じ、木曽路の秋をおたのしみいただけますよう、とくに調製したお菓子でございます。うすら水にも似た歯ざわりに、木立ちの奥の栗の香が、そっとよみがえってまいります。 ふるさと 中津川の名物に五平餅があります。奥三河のものは、細い杉の板にうるちを小判形につける御幣餅ですが、中津川あたりでは串ざしの団子に胡麻だれをかけて焼く五平餅。「ふるさと」はこの五平餅をかたどったものでございます。麻の風味をふんだんにとり入れた漉し餡を、小麦粉の皮につつみ、これを香ばしく焼きあげました。 木曽路 心細いぞ木曽路の旅は笠に木の葉が舞いかかる その昔、木曽街道を下る旅人たちは、ここ中津川の宿で、真新しい笠をあがなって、以後の山路にそなえたと申します。笠形の衣に肉柱を仕込み、これで餡をつつんだ「木曽路」は、そうした檜笠の平情と旅愁に思いを寄せてつくったものです。 栗納豆 爪はめば こども思ほゆ 栗はめばまして偲ばゆ 万葉のむかしから、わたくしたち日本人の間で、脈々と愛しつがれてきました栗。その栗の一粒々々を吟味して、それこそ掌中の珠とあたためて精製した納豆でございます。まろやかな栗の風味を、砂糖でやさしくくるみました。 ごちそうさま
2025/04訪問
1回
フィギュアスケートと純喫茶の空間 ー 愛知・地下鉄東山線 栄駅から徒歩4、5分の所にある愛知芸術文化センターに入居する喫茶店。場所的に愛知県美術館やNHKが集まるエリア。建物内にあるためか穴場という印象を受ける。 る・るぽの中でも、地下鉄 久屋大通駅近くの老舗が特に人気らしく、あんかけスパゲッティが看板メニューという。なんでも名古屋出身の有名フィギュアスケーターのご親族が経営されていて、店内の一角に選手の写真が飾られている。県美店も然り。 県美店のメニューはサンドウィッチとケーキがメイン。美術館や劇場が隣接するため、こちらは火気厳禁かつニオイの気になるものは提供しないのかもしれない。 小倉トースト ¥600- カフェオレ ¥500- トーストは、両面をこんがりと狐色に焼き上げて、小倉餡を優しくサンドする。コメダ珈琲テレピア店でいただいたドリンク同様、ここにもホイップクリームがたっぷりと掛かる。甘いけれど、小豆の舌触りとクリームの滑らかさがマッチしている。まったりした味わいのカフェオレで、甘さ倍増。 とてもおおらかなオペレーションで、手作り小倉トーストにキャベツの千切りが混じる。一人で切り盛りされているためか、ランチタイム時は大変そう。とはいえ、どちからというと常連客中心なので、ピリピリした感じは無く、和気あいあいとした雰囲気。地元に愛される純喫茶体験をしたい時にどうぞ。 ごちそうさま
2025/02訪問
1回
【2024/5/21】お土産として拝受。こちらは愛知・半田市で昭和5(1930)年に創業した総本家田中屋。味と食感について、好き嫌いがハッキリ分かれると思う。この9月17日付でホームページをリニューアルされており、ネットでも更に購入しやすくなったらしい。 生せんべい 黒糖・白 ※ゆず、抹茶も展開している。 お店の説明 知多半島の特産銘菓「生せんべい」は、お餅のようにもちもちとした歯ざわりで、黒砂糖と蜂蜜のほのかな甘みが口に広がる風味豊かな半生菓子で、どこか懐かしい味が楽しめます。「焼いて食べるのですか」とよく聞かれますが、焼かずにそのままお召し上がりください。 原材料は、吟味された純内地米、黒糖、上白糖、蜂蜜を原料としております。 自社で洗米、製粉したものを水で練り、蒸してダンゴ状にし、砂糖と蜂蜜を加えて混ぜ合わせてさらに練る。それを薄くのばし、切って乾燥させたものでございます。 出来あがった生せんべいは、三枚重ねで一枚の形になっておりますが、これは三枚に重ねることで間に空気が入り、うまみが増すからです。 この餅菓子の仲間には名古屋のういろう、京都の生八つ橋などがあります。これらのルーツはこの生せんべいらしいとのことです。 【賞味期限】7日間 ごちそうさま
2024/05訪問
1回
おいしい黒酢豚あります。ー 愛知・地下鉄東山線 伏見駅から徒歩5分程の所にあるレストラン。2024百名店。竣工して100年近い旧名古屋銀行本店跡地の歴史的建造物をリノベーションして、2018年オープン。予約を済ませての来店で、かつては金庫室だったというバーで時間になるまで少々待機。 対応してくださった店員さんは、どなたも気さくで朗らか。たまに大きな掛け声を発して状況を確認し合うという接客ルールがあるようで、独特の世界。 客層はまちまちで、会社の仲間らしき方々から男女二人連れ、女性グループ等。この中でも、推しのキャラクターを被写体にして、たびたびのフラッシュ撮影、撮影のための頻繁な離席をする方々がいらした。周りの客人が何事かと振り向く程。 シーズナルコース ・前菜4種盛り合わせ (渥美豚の叉焼、柚子くらげ と いくら、 牛肉の紹興酒漬け、青ザーサイと紅しぐれ 大根の和え物) まんべんなく酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味(かんみ)を味わえる。青ザーサイのよさに気付かせてもらう。メインへの期待が高まるスタート。 ・河豚の春巻き 河豚の旨みがギュッと濃縮された揚げもの。皮はサクリと、具はフワリとしてみずみずしい。河豚好きな方にオススメ。 ・甘鯛の鱗焼き XO醤とアメリケーヌ カラリと揚げた甘鯛で外はカリカリ身はしっとり。海老の旨みたっぷりのソースがとろり。 ・山﨑さんの特製黒酢豚 2度揚げした豚肉にどろりと濃厚な黒酢がかかる。甘味と酸味、どことなくスモーキーなテイストも相まって、奥行きの深い味。山﨑シェフの特製酢豚。胃袋を掴まれる。味噌も入っているのだろうか? ・紅ずわい蟹とレタスの黄金炒飯 パラパラの黄金炒飯は、ずわい蟹のコクとレタスの食感がいい。塩気がよく感じられたのは、お酒のお供として考えられているからか。 ・愛玉子 ソルベ、愛玉子、イチゴ、マンゴーの入った冷菓。全体的にレモンシロップ風味で、ほの甘く さっぱりとした味付け。要おかわり。 ・オリジナルコンダーティー(コーヒーも可) 店舗でも販売している人気のノンカフェインティー。ルイボスティーをベースに、ペパーミントやローズの香りが まとまっている。甘すぎず尖りすぎず、飲みやすい。 ごちそうさま