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2024/12訪問
1回
中庸な中深煎りに魅了される ー 京都・三条近辺のカフェ。食べロガーさんの口コミに誘われて、食後のコーヒーをいただきに赴く。 障子に見立てたインテリアやぬくもりを感じる設えに、シルバーや黒を基調としたスタイリッシュなコーヒーメーカーが置かれて、和モダンの言葉がよく似合う店内。BGMはクラシック。 カフェインレス珈琲 一杯用ドリップ珈琲 三条ブレンド 3個 ¥1,200- カウンター席で中深煎りのカフェインレスを頼む。砂糖とミルクの有無を尋ねられて、念のためミルクを付けてもらう。 カフェインレスといっても、コーヒーの甘みと苦み、そして酸味のバランスがよく、オリジナルブレンドに匹敵する味わい。結果的にミルクがなくても、この三拍子揃った味に魅了された。経営理念でいう「中庸」を体現した一杯。 雰囲気も店員さんの応対も心地いい。 お店の説明 私たちの珈琲 苦味がお好きな方、酸味を好まれる方、甘味をお求めの方、どっしりとしたストロングを普段から愛飲されている方、などなど、お客様の多様な好みに応えられるように、常にバランスよく商品を取り揃えております。 厳選して生豆を仕入れ、直火式焙煎機にて少量ずつ丁寧に焙煎した当店ならではの香味をお楽しみいただけましたら幸いです。 ごちそうさま
2024/12訪問
1回
縁起のいい亀と扇に招かれて ー 京都・地下鉄 烏丸御池駅から徒歩2分程の所にある和菓子屋さん。創業は江戸時代、文化元年(1804)になる。趣深い外観で、室内も長い歳月を感じさせる重厚感がありつつ、あたたかみのある雰囲気。 店先に季節の上生菓子が3種でていて、このうち一つは売り切れ。残りの2種を尋ねると、店員さんが材料を説明してくださる。菓子の名前は出ていないので、気になる方は要確認。 上生菓子 2種 各¥440- 一つは「椿」の花を模した 黒こなし製の和菓子。鮮やかな色合いが目を引き、冬空に凛として咲く椿の姿を彷彿とさせる。口触りなめらかで、スッととろけていく。何個でもいける甘さで、コーヒーにも合う。 もう一つは道明寺に寒梅粉をまぶした和菓子。見た目から「柴の雪」と思われる。(昔話でおじいさんが刈りに行く)雑木に、雪の降り積もる姿をあらわしたらしい。すっきりとした甘さの白あんと、つぶつぶ感とみずみずしさが残る道明寺粉の調和が絶妙。オススメ。 こちらは客人があとを絶たない店で、まるで見えない扇(末廣)で招き入れているかのよう。予約の受取客や注文客で、店内の待合席が埋まっていく。店名も包装デザインもとても縁起がいいもので、さらにお腹も満たされる。 ごちそうさま
2024/12訪問
1回
京都・木屋町通 松原に位置し、高瀬川沿いにある「海の家酒場」。夜が深まるにつれ店内の照明も暗く落とされる趣向らしい。金額はお酒やソフトドリンクを除いた、おおよその目安。 ▫️ゴマ豆腐、岩モズク こうじ味噌とワサビを添えて、異なる風味をたのしめるゴマ豆腐。岩モズクは 生姜を合わせてサッパリ、コリっとした食感。 ▫️とり貝、アジ、帆立のてっぱい 九条葱、新玉ねぎ、マイクロハーブ、シソの花、山椒の葉も加えて酢味噌で和えた一品。まったりとしつつ、シソの爽やかな香りが心地いい。 ▫️無花果と白桃の白和え よく熟れた無花果と白桃にムース状の和え衣をのせたもの。上品な甘さとみずみずしさが堪らない。 ▫️クラゲとパクチーのピリ辛 香り高いパクチーに、ピリピリッと刺激的な味付けのクラゲと豆の和え物。トロッコリッとした食感で、よく冷えた胡瓜に付けていただく。 ▫️アジフライ2024.summer カラッと揚がって黄金色したフライ。ライム、塩、こうじ味噌、ワサビの4種類の味変をたのしめる。 ▫️鴨ロースと新ごぼう 歯応えの残る新ごぼうと しっとりやわらかい鴨肉が好対照の一品。甘辛く煮た実山椒がピリピリと舌を刺激してクセになる。美味。 ▫️桜海老と空豆の炊き込みご飯 よく肥えた桜海老の香ばしさと、空豆の青い香りが調和して白い湯気とともに鼻腔を満たす。海の物と山の物の組合せは、ほかに無いおいしさ。2杯目以降は ちりめん山椒、岩のり、おこげと出汁茶漬けの順にいただく。 飲み物 ▫️生ビール ▫️水出しほうじ茶(一保堂) ▫️コーヒー泡盛 ▫️ domaine tettaのぶどうジュース 一皿ずつ手が込んでいて、器の取合わせや盛付け方も含めて綺麗で丁寧という印象を受けた。百名店のすば やアジェに近接する店舗なので、巡るのに丁度いい。 店内1階にカウンター、小上がり、立ち飲みスペースがあり、2階に貸切専用のテーブル席(10名)がある。フラッと訪ねてもいいが予約した方が確実で、特に週末に訪れる場合はお忘れ無くどうぞ。 ごちそうさま
2024/06訪問
1回
京都・阪急河原町駅から徒歩3,4分の所にある河原町店。たか松は大つけ麺博2023に出場しており、やはり つけ麺に定評があるのだが、今回は【河原町店限定】というラーメンを注文。 塩らぁ麺 極み(並盛) ¥880- デフォルトのトッピングは、チャーシュー、味付玉子(半分)、かいわれ大根、メンマ、白髪ネギ、柚子。国産丸鶏とハマグリの出汁を使用した、さっぱりとしてコクのあるスープが堪らない。細打ちストレート麺とスープのハーモニーも素晴らしい。つけ麺より好みかもしれない。 つけ麺の味変に不可欠なアイテムのうち、胡椒はもとより原了郭の黒七味、香り高いあおさ海苔も塩らぁ麺にあう。好みでどうぞ。 余談。本年の大つけ麺博「つけ麺日本一決定戦」は10月10日~11月6日 於新宿大久保公園とのこと。約10年ぶりの日本一決定戦とあって、熾烈な戦いが繰り広げられそう。 ごちそうさま
2024/09訪問
1回
京都駅から徒歩10分程の所にあるKaikado Café。明治8(1875)年創業、手作り茶筒の老舗 「開化堂の応接間」である。2016年のオープン後、登録有形文化財に登録された建造物は、もともと昭和2(1927)年に建ち、昭和50年代まで京都市電「内濱架線詰所」として使用されていた。テーブル席のあるエリアは、かつて保線車輌の車庫であったという。 あんがさねセット 甘味茶屋 梅園 あんバタセット HANAKAGO.中村製餡所 ※各¥1,700-、ブレンドコーヒーを選択 さて、鍵善良房製のカフェオリジナル商品「カラキ餅」は売切れであることが多い。なんでも沖縄・大宜味村 のカラキ(沖縄シナモン)を使った餅菓子という。そこで今回は上記2点を注文。 今週のブレンドコーヒーは、テーブル席の茶筒を開けて見本の豆を確かめることができる。2023年から自家焙煎していて、香り高いコーヒーを素敵な器にいれてもらえる。 あんがさねは、クッキーと餡を組合せた梅園のお菓子。しっとりとして、口溶けやわらか。 あんバタは、烏丸にあるパン屋さんハナカゴと北野天満宮に近い中村製餡所のもの。たっぷり濃厚な小豆の甘さと、パンのモチッと加減がいい。 1階はカウンターとテーブル席、奥にテラス席がひかえる。2階には物販があるそうだが、1階入口付近にも茶筒や焼き物、グラスやコーヒー等が販売されている。店舗内外にみる装飾も含めて、昭和モダンと工藝の組合せは居心地がいい。またちょくちょく通いたいカフェの一つ。 ごちそうさま
2024/07訪問
1回
京都・木屋町通、高瀬川に程近い百名店すば ー 2021年大晦日にオープンして以来、2階の製麺所でこしらえた自家製そばを、うどんだしと合わせて提供している。傾斜のある2台のカウンターは、陶芸家・橋本知成氏によるアート作品。ぜひお試しを。 ▫️酢橘無花果 ¥1,500- すだちいちじく(冷) だしの旨みと酢橘の酸味が溶け合い、無花果のやさしい甘さがジワリ。だしの冷たさが、からだの熱を取ってくれるような、夏にぴったりの一杯。 ▫️バラ海苔花巻 ¥700- ばらのりはなまき(温・冷のうち温かいそば選択) 以前よりパワーアップして、香り高い海苔に埋め尽くされた花巻。磯の風味に塩気とワサビのツンとした刺激が加わって、クセになる一杯。 ごちそうさま 京都・木屋町通、高瀬川に程近い百名店 すば ー 自家製麺の立食い蕎麦屋さん。the sunset beachやアジェに極めて近く、こちらも人気店の一つ。予約不可・年中無休で、自家製麺をいつでも味わえる。 ムール貝酒蒸しにしてクレソン ¥1,100- 加賀百万石マイクロなめこ辛味大根 ¥1,100- Mikkeller (ミッケラー)¥900- 店員さんから「ミッケラーのビールがオススメです」と注文口のそばに展示してある缶ビールを紹介してもらい、蕎麦とビールで一献。 出汁もムール貝の酒蒸しも味わえて満足の一杯。クレソンが好きな方も、ぜひどうぞ。 オススメ通りミッケラーとコラボしたビールがよく合う。あたたかい蕎麦と冷たいビールとの緩急を付けた組合せは、食欲がどんどん進む。 マイクロなめこと辛味大根も、彩り豊かで味も抜群に光る。こちらは冷たい蕎麦で、カツオベースの出汁がしっかり出ている。そこに なめこの旨みとコクが加わり、辛味大根がガツンとくる。キリッと身が引き締まる一杯。 店内のユニークな所は、例えばカウンターが中心に向かって窪んでいる点で、器を置けば漏れなく傾くことにある。慌てず、傾斜の緩やかなカウンターの端へ移動。内装は勿論のこと、建物の外壁はレトロさを感じさせるタイル貼りで興味深い。 ほかにも気になるメニューが色々あるので、また伺いたい。 ごちそうさま
2025/06訪問
2回
【催事限定1日30食】11種のデコレーションで織りなす夏の涼菓。本店2階のアトリエは一時休業中だが、京都伊勢丹フランス展で鮮やかなパフェをいただく。 催事用の小ぶりのパフェと思いきや、食べ応えじゅうぶん。ジェラートの爽やかな酸味や、マンゴーとワインジュレのみずみずしさがいい。夏に食べたいスイーツの盛り合わせ、といったところ。 一方、クランブルクッキーはアクセントというよりもゴロゴロと目立ち、サバランの存在は薄く感じられた。仮にイベント向けのパフェだったにせよ、まだまだパフェの繊細な味わいに魅せられている。 また本店で新たな傑作の数々をいただきたい。 ◾️プティ パフェ アナナスマンゴー ¥1,595- デコレーション(上から順に) ・パイナップルチップ ・レモンメレンゲ ・マンゴーマリネ ・エキゾチックジェラート ・クランブルクッキー ・クレームシャンティ ・パッションフルーツ ・パイナップルコンポート ・サバラン ・クレームマンゴー ・マンゴーマリネ ・スパークリングワインジュレ ごちそうさま 【2階アトリエ 6月以降一旦休業予定】ATELIER PAGES(アトリエパージュ)京都にて珠玉のパフェを再びいただく。 ▫️5月Parfait de saison 季節のパフェ¥3,700- ※カフェ/紅茶の1ドリンク付き。 グラスシャンパンコースは¥4,700-。 ※完全予約制・事前支払。 ※提供期間5/10〜5/30。31は臨時休業。 ・ボンボンショコラ「アロンディスマン」 パリ4区のノートルダム大聖堂を描いたショコラ。レモンバーベナの酸味とチョコの苦味を感じられる。 ・抹茶のマンディアン 初夏をイメージした抹茶のショコラで、ピーカンナッツ、ドライメロン、クランベリー入り。 ・野菜のチップス サツマイモ、カボチャ等の薄塩チップス(箸休め)。 ・熊本県産 肥後グリーン メロンソーダ 話題の肥後グリーンと水出し緑茶をベースに、レモンやライムを合わせた爽やかで、ふくよかな味。 ・マスクメロンパフェ フランスの伝統菓子カリソンをイメージしたパフェ。確かにレモンとライムを織り交ぜたシュガーチップは舟形(あるいは木の葉形)を模していて、仏菓子を彷彿とさせる視覚的なインパクトを放っている。連想ゲームのようで、開発者の考えを読み解くのがおもしろい。 主役のメロンは、静岡県 名倉メロン農場から取り寄せた完熟マスクメロンを使用。糖度は高いが、あとに残らずさっぱりとした甘さ。 ・パフェの設計図は、掲載画像の通り。 画面では見えずらいが、中に隠れたポルト酒のサバランが豊かな香りを運んでくる。よく冷えたメロンにポルト酒を注いで食べるのがフランス流で、その食べ方に倣ったものだという。 ほかにラベンダーとシャルトリューズのジュレもみずみずしい。ただ甘いだけではない、とても複雑な味わいでいて、しつこくないのが魅力と思う。4月の時よりも大人向けかもしれない。 今回お店の方からは、食用花ペンタスやメロンの仕入れ等、パフェの設計の裏側について興味深い話を聞くことができた。アトリエは6月から暫く休業予定だが、再開され次第再訪したい。 ごちそうさま ATELIER PAGES(アトリエパージュ)京都で珠玉のパフェをいただく。2016年にミシュラン1つ星を獲得した仏・パリ16区の「レストラン パージュ」。本店シェフの手島竜司氏が、京都に開いた日本初のパティスリーは、まさに唯一無二の存在。 ▫️4月Parfait de saison 季節のパフェ ¥3,700- ※カフェ/紅茶の1ドリンク付き。 グラスシャンパンコースは¥4,700-。 ※完全予約制・事前支払。80分制。 ※4月のパフェはGW期間5/7まで提供延長。 ※1階はジェラートやカヌレ等をイートインできる。 ボンボンショコラ「アロンディスマン」 ※フランス自社工房から直輸入したショコラ マンディアン ※ドライフルーツとナッツがのったショコラ さつまいものチップス ※軽い塩味の箸休め 自家製フレッシュハーブティー ※苺とミントのフレーバー 苺と薔薇のパフェ ※ナポレオンパイをイメージしている。 苺は関東で主流の茨城県産とちおとめを使用。 小粒ながら旨みが凝縮されており、酸味と甘味 のバランスが絶妙。 パフェの設計図(概要)は次の通り。 ピスタチオクリーム、ブリュレ、苺ムース、薔薇とフランボワーズのジュレ、サワークリーム等を層状に重ねて、その上にキャラメリゼしたパイクラム、薔薇の香りを纏わせた苺、そしてレモン・タイムとピスタチオの各ジェラートを添えてある。(詳細は掲載画像参照) (未完成の)パフェが運ばれて来てから、食用の薔薇の花びらをピンセットでセッティングする一連の工程も見もの。 赤色の花びらのような飾りは、薔薇に見立てたフランボワーズチュイル。パリパリした歯触りの薄造りの飴細工で、噛むほどに薔薇の香りがする。 濃いピンク色は、食用の香り高い薔薇でオーバーナイトセンセーション。香りははちみつに似て、味はやさしい甘さがある。 この日同席した客人の間からは「今まで食べて来たパフェの中でも圧倒的に美味しい」「これまでのパフェとは別格」との賛辞があがっていた。 ごちそうさま
2024/08訪問
3回
出会いを大切にしたい、大当たりの店 ー 京都・今出川の洋菓子屋さん「ラマルク」。晴明神社に近いエリアで、2019年5月オープン。マカロン、シュークリーム、オペラも人気で、常時10種類程度の生ケーキが並ぶほか焼菓子も豊富。フランス菓子に明るいご夫妻が経営する。 オーナーシェフの吉田達哉氏は、大学卒業後に専門学校へ入り直し、ホテルグランヴィア京都に勤務。渡仏後、パリのArnaud Larher(アルノー・ラエール)で研鑽を積む。現在の店名は、その際生活拠点になったラマルク通りというエリアにちなんだもの。帰国後、大阪の名店quai montebello(ケ・モンテベロ)のシェフを歴任。※アルノーは24年9月をもって銀座店を閉店し日本から完全撤退。モンテベロは吹田→北新地→岸辺と移転し19年末に閉店。 ポルボローネ フランボワピスターシュ 米粉を使った焼菓子は、予想を遥かに上回るおいしさ。サクサクホロホロ、壊れやすいくらいで、とても軽い食べ心地。ラズベリーの甘酸っぱい香りとピスタチオのコクが互いを引き立てている。砕いたピスタチオの歯触りも相まって、ある程度食べ応えもある。これは人にも是非オススメしたい。 ごちそうさま
2025/07訪問
1回
底の見えない牛鍋の奥深さ ー 京都駅から徒歩5分圏内、京都タワーすぐそばの居酒屋さん。昭和の頃から続く、牛鍋とおでんが評判。当日飛び込みで、そのままテーブル席に案内される。カウンター席は満席。もしも分煙であれば、⭐︎星一つ追加。 おでんの盛り合わせ、テール特大はかなりの量らしく、そこで、サルベージにおでんを数本つけていただく。赤ワインやトマトペーストを入れたら、デミグラスソースになりそうなくらい、濃厚な味わいの一皿。九条ネギのシャキシャキ感とは好対照に、具は形を残しつつもトロトロになるまで煮込まれている。底の見えない奥深さ。 嬉しいことに、底からすくい上げた中には、たけのこ、テール、筋肉などが豊富に含まれていて、身も心も満たされる。好みで一味を振りかけてどうぞ。 ▫️サルベージ(底) ¥750 豆腐、ごぼ天 ▫️サルベージ(底) こんにゃく ※1人一品、テール以下の肉料理注文のこと ※おでんは 一本¥110〜¥250 お飲み物(瓶) サッポロ生ビール黒ラベル 烏龍茶 ごちそうさま
2025/06訪問
1回
be nude…すべてありのままに ー 京都駅から徒歩約10分、築95年の京町家でクラフトビールとカフェを提供するレストラン。ローカルな自然の恵みを生かしたビールがオススメで、なんと12タップある。その時限り、12種の樽生ビールが飲める店でもあり、ピッツァやデリもハズレがなく、手が込んでいる。 ▫️クラフトビール Ushitora Yellow double of happiness (栃木) Nude Beer 蒼天、淡雲(ともに京都) ほか ※L:470ml ¥1,400- R:350ml ¥1,200- アルコールに強くない方向けの度数低めのビールもある。しっかりフルーティで華やか。もしよければどうぞ。 季節のサラダ 生ハム・苺・京湯葉 ¥1,500- 地場の野菜と生ハムの取り合わせは、爽やかさと塩気のバランスが絶妙。 おまかせデリの盛り合わせ ¥2,000- キャロットラペ、テリーヌ、サラミ等が満遍なくあって、このプレートだけでも満足度が高い。 鱧のフィッシュ&チップス ¥1,600- しば漬けのタルタルソース 揚げたての鱧に、酸味の効いたタルタルがとろり。ビールがすすむ。 ピッツァ ¥1,600- ブルーチーズ×りんご×蜂蜜×ナッツ 生地はクリスピーというよりも比較的ソフト。トッピングのバランスが素晴らしく、また頂きたい。 自家製カヌレ国産百花蜜はちみつかけ ¥400- 百花蜜の滋味深さを感じる、しっとりカヌレ。喉の調子がよくなりそう。 全館貸切最大で60名まで着席利用できるという店内。天井が2階まで吹き抜けになっており、通りに面した開放的な店内。ビールでほてった体に夜風が心地よい。 ごちそうさま
2025/05訪問
1回
QRコードの付いた間人(たいざ)蟹 ー 京都・丹後町にある創業100年を越える旅館。漁師町のとても趣深い宿。ここ地元では、ブランド蟹を比較的リーズナブルにいただくことができる。 話題の間人蟹にはこれまで通りの緑色タグに加えて、新たにQRコードのプレートが付けられ、どの船がいつ水揚げしたか?遡って識別可能になっているという。海が荒れているため11月の出漁は6、7回で、今年度は月を追う毎に回数が減っているらしい。 いただいた「かに」は、北洋産ズワイガニ(冷凍)と活き間人蟹の2種類。食味の違いがわかるか不安になりながら食べ進めた2時間(時間制)。北洋産の濃厚な甘さとはまた違う、間人蟹の上品な甘さの虜になった。それが嬉しくもあり、自身のカニの許容範囲を狭めてしまう気がして、今後が心配。手放しに喜べないため、⭐︎星3.7におさえる。 ・かにの贅沢蒸し 北洋産ズワイガニ(メス)の蒸し寿司。酢飯と甘い錦糸卵、ふかふかのカニの身が混ざり合い、上品な一品。冬の味覚を堪能。 ・かに刺しと地魚のお造り 身の引き締まった刺身とかに刺しは鮮度抜群。刺しはさっぱりと、ほのかな甘みを感じる。 ・間人かに炭火焼 活き蟹を使った炭火焼。目の前で仲居さんに焼いてもらう。ふっくらした焼き上がりで、いくら食べても飽きがこない。甲羅焼きした かに味噌をたっぷり付けていただく。味噌は自然の塩気と甘みが豊富。 ・丹後産牡蠣の炭火焼 近海で養殖した牡蠣で、ふっくら豊満な肉質。磯のクサミは全くなく、クリーミーな味わい。仲居さんの話によれば、昨夏の猛暑で成長が思わしくないというが、それでも十分美味。 ・ゆでがに 北洋産ズワイガニ(オス)を一人一杯いただく。このかに味噌も濃厚な甘みを蓄えた肉質もいいけれど、間人かにとの違いに気がついてしまう。 ・かに天ぷら おそらく抹茶塩を添えたフリット状のかに。外は香ばしく、中はふんわり。出来立ての味は格別。 ・かに味噌汁 (炭火焼で取り置きした)間人かにの味噌を入れた汁物。鍋のだしを入れると、綺麗に味噌の華が咲く。上品なすまし汁といった印象。 ・かに鍋(かにしゃぶ・かにすき) 北洋産ズワイガニ(冷凍)と間人かにの食べ比べ。仲居さんが炭火焼用の間人かにを2本取り置くので、それと交互に味わう。やはり活き蟹だけあって、きれいな華が咲く。 ・かに雑炊と香物 かにすき用のかにと溶き卵を鍋に投入して雑炊に。2時間が迫る中、仲居さんに協力してもらい、かにの身を綺麗にほぐしていただく。大根と菜の物の香物を箸休めに食べ進めれば、雑炊の甘さと岩海苔の香り高さがよりよく感じられる。 ・デザート 濃い緑茶とともにいただいた間人アイスキャンデー最中は、ご当地スイーツの一つ。アイスクリームではなくキャンデーなので、とてもさっぱり爽やか。ハマる。近くの道路沿いに実店舗(京都府京丹後市丹後町間人1856)があるので、ぜひどうぞ。 *** 間人(たいざ)のいわれ 聖徳太子の母、間人皇后(穴穂部間人皇女・あなほべのはしうどのひめみこ)は、6世紀末、大和政権の蘇我氏と物部氏との争いを避け、今の丹後町に身を寄せたと伝えられている。 当地を退く際、村人たちのもてなしへのお礼に、皇后は自らの名「間人」(はしうど)を贈った。しかし村人たちは、直接名前を呼ぶことは畏れ多いと考え、皇后が「退座」したことにちなみ「たいざ」と読んだという。 ごちそうさま
2025/02訪問
1回
元旦に 京ならではの ハレの寿司 ー 京都・嵐山にある京寿司屋さん。保存性にすぐれた京寿司といえば、鯖寿司がよく知られる。さて本店は渡月橋から若干離れた位置にあるが、大抵いつ行っても満席、お寿司はあっという間に売切れ。 実はHPで案内されている通り、本家八ツ橋さんの店舗奥で、評判のお寿司と名物のおいなりさんが手に入る。内容はシーズンによってまちまちだったり、蒸し寿司のように本店にしか出ていなかったりするものもあるが、それでもじっくり選んで好きな物を買うことができる。 しかもテーブル席とお茶の用意もあって、その場でいただくことも可能。昨今 大混雑する渡月橋界隈で、一息つけるありがたい場所。特に鯖寿司や穴子寿司が好きな方には宝の山。 ◽️焼穴子寿司 4切 肉厚で弾力のある穴子。香ばしいコゲ目が程よくついて、甘辛いタレがしみている。 ◽️鱒寿司 4切 爽やかな大葉が入ることにより、鱒の甘さが引き立つ。切り身は厚く、プリッとしていて食べ応えあり。オススメ。 ◽️名代 鯖寿司 3切 見た目以上に肉厚で、刺身に近い食感が若干あるほか、噛むほどに出てくるマサバの旨み。脂と甘味のバランスがいい。〆加減、塩と酢の塩梅、そして米や昆布も含めて、今、鯖寿司の中で一番好み。 名脇役である生姜甘酢漬けのシャキシャキした食感、コクのある(鱒と鯖寿司用)醤油の風味もクセになる。 ごちそうさま
2025/01訪問
1回
うまし、冬にいただく琥珀羹 ー 京都・烏丸御池から徒歩7、8分の所にある和菓子屋さん。昭和の初めに亀末廣から独立したのち、初代が考案した落雁「古都大内(ことおおうち)」はロングセラーに(季節限定)。夏の風物詩、琥珀羹「したたり」は通年販売されている。 したたり ¥1,300- 上生菓子 ¥300-前後 したたりは、沖縄産の黒砂糖と阿波産の和三盆等、国内の厳選素材を用いている。黒糖のコクと寒天のさっぱりした喉越しがたのしめる飽きのこない味。もともとは祇園祭の菊水鉾(きくすいぼこ)の茶会のために考案されたもの。好評を博したため通年作られるようになったという。 包装紙に箔押し風のキラキラした印刷がほどこしてあって、見た目にも特別感が漂う。和菓子が好きな方への夏の贈答品にオススメ。個人的には、賽の目状に切って、コーヒーゼリーのように何杯もいただきたい。(★星4.0) 季節の上生菓子は4種類あり、このうち栗を使ったものをお願いする。一つからでも個包装してくださるのがありがたい。見た目から、甘く煮た栗を餡につけた栗鹿子のよう。それとも餡子玉?割栗のうえから寒天でツヤツヤに仕上げた、宝石のような姿形をしている。 そして裏漉しなめらかな餡子はとても甘い。ブラックコーヒーで相殺できるかどうか…。何より、サイズはショーケースの見本より一回り大きい。好きな方にはたまらないサプライズと思う。(★星3.4) ごちそうさま
2024/12訪問
1回
今までの感謝を込めて ー 京都市役所近くのお蕎麦屋さん。デヴィッド・ボウイやスティーブ・ジョブズ、黒澤明らが本館に足繁く通ったという。江戸時代・享保年間(1716-36)から続く生そばと蕎麦ほうるの店で、晦庵は14代目当主が昭和7年に創業。来年は本館をたたみ、奥庭に続く母屋を中心としたリニューアル工事を経て暫くのち、再開予定。 鴨なんば ¥1,450- にしん(突き出し) ¥800- 順番待ちの末、庭の見える席に案内してもらう。鴨なんばと突き出しを注文。ここでしか味わえない にしんは、3日間かけて作られる。 ホロホロと やわらかくほぐれる にしん。追い足ししてきたタレは複雑な味で、よく炊いた にしん からは甘辛さと独特の苦味が感じられる。食欲をそそる香り。お酒のアテにいい。 鴨なんばは、山椒の香り高い一品。河道屋と書かれた染付碗に、白い蕎麦と緑鮮やかなネギ、そして脂ののった鴨肉が並々いっぱい入っている。少し小ぶりの碗で、軽くて手に取りやすい。鴨の脂が薄口醤油の出汁と混ざり合い、蕎麦にもよく絡んで旨みが増す。最後までノンストップで軽く一杯食べ進める。 こちらは著名人が何人も通う店のようで、「デビッド・ボウイさんは庭の見える座敷、黒澤明監督は2階の座敷がお気に入りでした」(参照 サライ.jp 2022/12/5デビッド・ボウイや黒澤明監督も愛した名店)とのこと。来店した週末は2階席が閉鎖されており、庭に面した本館の小上がりと中庭奥の新館に客人が通されていた。 入口の露路にはじまり、店内の舟底天井や網代編の戸、そして土壁等、至る所に日本らしい建築の風情が感じられる。ここにその足跡を残す。 なお30,31はお土産の販売のみ。販売前日は、お土産準備のため休み。 ごちそうさま
2024/12訪問
1回
今回は、いただきもの。季節限定・数量限定の和菓子「わたぼうし栗餡」。栗餡をやわらかな求肥で包んだ上品な和菓子で要冷蔵の商品だが、一日置いただけで求肥がかたくなるから、なるべくその日のうちにいただくのがベスト。 わたぼうし栗餡 2個入 お店の説明 旬の「栗」を丹念に裏ごし なめらかな栗の餡に仕立て、 花嫁のわたぼうしのような やわらかな求肥でふんわりと包みました。 消費期限 製造日より2日間 販売期間 9月1日(日)~11月30日(土) 数量限定 ごちそうさま
2024/09訪問
1回
京都・木屋町通 松原に位置し、高瀬川沿いにある焼肉・塩ホルモンのお店「アジェ」。看板メニューのホソをはじめとして、鮮度抜群のホルモンを味わう。上記の金額はおおよその目安。 ホソ(看板メニュー) 上タンスジ 上サガリ 上ハラミ 赤身肉 キムチ3種盛り(長芋、白菜、季節のキムチ) ※金額は生ビール、ソフトドリンク含まず 味付けは塩、タレ、そして店員さんイチオシの醤油タレ。そこでホソ専用のタレとは別に、醤油タレも注文する。特にホソ用は、ホルモンの脂を適度に落としてくれるので、ずっと食べていられる。どれも奥歯を押し返すようなモチモチとした弾力に富んでおり、これでもか!と言う程、食感と味を満喫できる。 箸休めの自家製キムチはピリ辛で旨みがあり、あとを引くおいしさ。辛いのが苦手な方は、おかわりキャベツがオススメ。 こちらはあまりの人気ぶりで、店舗脇に待合室が設けられるほど。待ち時間無しで、スッと入店できる狙い目は平日夜、特に週の前半がいいかもしれない。同じ木屋町の団栗店も賑わっている。 ごちそうさま
2024/06訪問
1回
トマト使いに感嘆 ー 京都・阪急京都線 烏丸駅最寄り、明治18年(1885)創業の和菓子屋さん。白を基調とした店内は開放的で、現代アートも飾ってあって六角店とは180度違う雰囲気。そういえば昨年に比べて、琥珀流しと生菓子セットを頼んで2千円オーバーになっている。 琥珀流し ¥980- 抹茶と生菓子 ¥1,150- 本店5月の琥珀流しは抹茶、トマトの2種類から選べる。抹茶の食べログは一年前を参照されたい。トマトは、タネの違和感と特有の酸味がすぐに立ち消えるほど、フルーツトマトのように濃厚な甘さが口中を支配する。 トマトはとてもみずみずしく、まるでグレナデンシロップに漬けたような印象を受ける。かすかにレモンの爽やかな余韻。隣から「なんだか健康になれそう」との感想が聞こえる。 寒天は、これまでいただいた中で2、3番目のやわらかさ。スプーンで切り分けようとすると、逃げるようにユルユルと動く。 菖蒲(あやめ) こし餡を入れた上生菓子。横から見ても上から見ても、菖蒲の花が咲いているような姿かたち。こし餡は口どけ滑らか。生菓子をいただいたあとの抹茶は、菓子の甘さと抹茶の清々しさ両方を味わえる。要は、幸せ ということ。 ごちそうさま 京都・阪急烏丸駅から徒歩数分、高倉通りを挟んで大丸のすぐ近くにある大極殿本舗本店。時に10月 日曜の午後、珍しく待ち時間なしで入店。 琥珀流し(10月) くりあん ¥850- 栗ぜんざい ¥1,500- 本店の琥珀流し(10月)は、こしあん、くりあんの2種類から選択できるが、くりあんを味わえるのは本店だけ。 栗の味と食感は、よくある甘露煮と違って甘すぎず自然。ふっくらツヤツヤの丹波大納言と栗を、フルフルと揺れる寒天とともにいただく。淡い黄色を帯びた くりあんが全てをやさしく包み込んで、口当たりはみずみずしくサッパリ。 栗ぜんざいは季節問わずあるようで、それでもこの季節にいただくと格別。粒だった大納言を贅沢に使い、丸餅のおこげや栗の黄色が食欲をそそる。絵に描いたような見栄えに劣らず、充実の中身でアツアツ、量も程よい。ぜんざいも汁粉も普段は滅多に選択しないが、これはまた食べたくなる。 ごちそうさま 京都・阪急四条烏丸駅から徒歩圏内にある高倉本店。長蛇の列ができる人気ぶりで、16時を過ぎても 40分程並ぶ。喫茶の最終入店は17時迄で、閉店は18時というから、遅く行く程 滞在時間は短くなる。同様に六角店も混雑しているという。 琥珀流し レモン ¥850- 店員さんから「今月はレモンと冷やし飴になります」との案内があり、レモンを注文。六角店と違って、本店で提供されている8月の琥珀流しは、冷やし飴とレモンの2種ということがわかる。 全体の色味は淡いイエロー。サイコロ状のジュレはレモン風味でサッパリと、透明の蜜はレモンの爽やかさと甘さを掛け合わせてトロリ。 寒天のカタさは、みつ豆に入っている寒天と思うくらい、過去1番主張している気がする。極限のやわらかさを期待する方には肩透かしかもしれない。 ぬるめの煎茶で喉を潤しつつ、ひんやりと冷たい琥珀流しで涼をとる。立秋を過ぎて、夕方の四条通にも涼しい風が吹くようになった。腹ごなしがてら、祇園や八坂神社界隈を巡るのにもちょうどいい。 ごちそうさま 大極殿六角店栖園とたべくらべ ー 阪急・烏丸駅に程近い本店にて、5月の琥珀流しをいただく。 本店は、京町家らしく奥に細長い建物。待合を抜けると、白を基調とした室内に坪庭の自然光が降りそそぐ。 琥珀流し ¥850- 5月の琥珀流しは、抹茶のみつと小豆のトッピング。ほかに本店オリジナルのトマトの琥珀流しがあり、こちらも評判。 寒天は、長方形状に規則正しくカットされていて、一つひとつが大きい。スプーンで切り崩しながら、抹茶と絡ませていただく。 抹茶のみつは、甘さのあとにお茶の苦味が感じられる。お茶特有の清涼感というべきか。ほろ苦いスイーツが好きな方にオススメ。 器の中央に盛り付けられた みつは、清流に浮かぶ青楓、モミジの一葉を想像させる。すがすがしさ満載。 小豆は大粒で、ふっくらと煮てある。喉越しの良い寒天と みつ のハーモニーに、豆のまったりとした食感が加わって、サッパリした味わいと上品な甘さとが共存する。 店内は六角店より席数が多く、テーブル席の脇にベビーカーを付けても 人の通れる広さがある。 六角店よりも駅近でアクセスしやすいためか、常に混雑している印象。この日は待合から食すまでに20分程要したが、店員さんの気遣いがあって、待ち時間もさほど気にならない。 ごちそうさま
2025/05訪問
4回
JR京都駅近くで名物の焼鳥を頬張る。もとは吉田神社前にあった伝説の焼鳥屋台といい、今では駅近くに店舗を構えている。二代目店主の柳氏は祖父君の味を受け継ぎ、今も多くの人を惹きつけてやまない。2度目の訪問。 予約した方が確実で、17時~、19時~、21時~の2時間入替制。8席のカウンターは常に賑わっている。入替わる迄に多少待つのだが、食べたい串があれば時間前の到着をオススメする。一番乗りは優先的に席を選べるほか、先に注文できる可能性も高い。 21時の回ともなると、売切れもチラホラ。やげん(なんこつ)はこの日最後の一つ。山椒を振りかけて味変をじっくりたのしむ。 せせりは店の顔とも言える一本で、これが塩とタレとで全く異なる表情をみせる。今回はタレの甘さで肉の旨みが増幅。 一転して、和牛すじは塩とワサビでサッパリと。近江牛の卸しから新鮮なすじを取り寄せていて、噛み応えじゅうぶん。 つくね、ねぎま、水なす等も変わらずおいしく、ホッとする。 焼鳥ほか ▫️やげん(なんこつ) ▫️万願寺とうがらし ▫️砂ずり ▫️ねぎま ▫️せせり タレ ▫️(近江牛)和牛すじ 塩 ▫️きも ▫️つくね ▫️泉州水なす刺身 飲み物 ▫️赤星 ▫️すだちチューハイ 前回訪問した際は、半世紀近く店先に立つお母さん、そして二代目店主と弟御さんの3名で切盛りされていた。今年5月、その弟御さんが店主となる「京都屋台せせり」が西院にオープンしたことで、せせりの焼鳥を味わう場が増えた。京都にお立ち寄りの際はぜひどうぞ。 ごちそうさま 初めての訪問。 せせり はつ つくね 他 味変でたのしむ 焼鳥屋の とりめし 花山椒(サービス) ごちそうさま
2024/09訪問
2回
祇園・花見小路からほど近い場所に位置する ひと口餃子専門店で、昭和の頃から続いている。メニュー表はいたってわかりやすい。 きゅうりの浅漬け ¥300- ご飯(小) ¥200- 餃子(10個) ¥550- しそ餃子(10個) ¥550- お店の方のオススメに従い、浅漬けには餃子専用の味噌ダレを付けて、餃子の味変には九州甘醤油を付けていただく。この浅漬けは外せないと確信。単なる箸休めのつもりが、どんどん引き込まれていく。甘醤油の存在も新鮮。 餃子は、京都特産の「京都ぽーく」を採用。生ニンニクは使用していないという。特製の薄皮に包まれた餃子はパリッと香ばしい。 しそ餃子は、薬味らしい爽やかさが引き立つ。 どの餃子もデフォルトは10個だが、口当たりが軽いので、締めて30個は注文してよさそう。 ほかに持ち帰りメニューもあるので、いつでも気軽に餃子をたのしめる。 ごちそうさま
2024/03訪問
1回
ほっぺたが落ちる ー 烏丸御池から徒歩4、5分の所にある苺専門の洋菓子屋さんで、一般に出回らない品種の苺も堪能できる。2003年オープン。 日々、日本全国の産地から異なる品種が届けられて、それぞれの味が最も引き立つケーキを提供する。これも、いちごいちえ。迷ったら、食べたいケーキをぜひどうぞ。 苺のチーズケーキ ¥880- ワイルドベリーティー hot ¥825- 苺のチーズケーキは、長野県産のサマーリリカルを使用。四季成り性の新しい苺で、2021年に品種登録されて以来、長野県内でのみ栽培可能。 ツヤがあって鮮やかな赤色をした果皮、淡い赤色をした果肉と芯。実は程よく引き締まる。細かくカットしているせいか香りがとてもいい。甘さと酸味のバランスがよく、クセを感じさせない。 ベース部分は、レアチーズ風のヨーグルトケーキに近い印象。いわゆるバスクチーズのような まったり濃厚な食味ではなく、苺の味も相まって爽やかでサッパリした喉越しが感じられる。胃に重たいケーキが苦手な人にもオススメしたい。 酸味の抑えられたワイルドベリーティーとの相性も抜群。コーヒーを飲むつもりだったが、苺尽くしの最適解を教えてもらった気がする。 こちらは店頭購入のほかに、テーブルが4卓ありイートインも可能。16時過ぎには喫茶の受付がクローズするらしく要確認。人気すぎて菓子の生産が追いつかないため、この点もご留意を。夕方には半数以上のケーキが売切れ。 なお、クリスマスケーキの予約は毎年11月上旬からで、今年も早々に完売したという。来秋、ぜひ試してみたい。 お店の説明 苺のチーズケーキ 粒々の残る果汁を使って作るチーズケーキは、母の味をアレンジしたロングセラーメニュー。力強い味わいがしっかりとした苺を使用。 ワイルドベリーティー ドイツでブレンドされたビタミンたっぷりのノンカフェインティー。口の中に野いちごなど様々なベリーの甘酸っぱさが広がる、見た目も綺麗な赤色のお茶です。 ごちそうさま