5395c6さんの行った(口コミ)お店一覧

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これらの口コミは、訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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117 件を表示 17

味処 千両

対馬市その他/海鮮

3.42

94

¥3,000~¥3,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:3.8

穴子の刺身がキラリ ー 長崎・対馬市 厳原町(いずはらまち)にある人気の食事処で、国境の島らしくメニューは和洋中いろいろ。店の向かいには系列の民宿もある。 地元の方も観光客も多く訪れるが、店内は広々として静かに過ごせる。事前予約を済ませ、1階のカウンター席に通してもらう。  刺身盛合せ 5種盛 ¥1,900-  地物穴子の刺身 ¥1,200-  対州そば ¥900  中国茶(1ポット) ¥250-  ※コップ3杯程の量 目当ては穴子をはじめとする地元の刺身。レビュアーさんのログによれば、盛合せの説明がないことはわかっていたので、こちらから尋ねてみる。 本日の5種盛はヒラス(ヒラマサ)、鯛、カツオ、ヒラスの腹、マグロ。旬云々以前に獲れたての活魚だから、すべて格別。 ヒラスは基本的に淡白だけれど、程よい脂がのり、コリコリした歯応え。腹の方は、より一層脂が感じられる。 マグロも新鮮で美味。同日、小茂田浜で行われたマグロ解体ショーのトロ・赤身が1番としたら、それと順位を争うおいしさ。 鯛は透明感のある白身に桜色の血合いがうっすらと映え、ギュッと引き締まった肉質と甘みが感じられる。 カツオのタタキは、秋ならではの濃厚な味わいで脂がのり、モッチリとした食感。いずれも一切れが厚いから、食べ応え十二分。 さて、穴子の刺身。江戸前の穴子に比べて小ぶりで、小骨が少ないのが特徴らしい。味は、ヒラメのエンガワを上品にしたような、フグに似たコリコリした食感に通じるような…唯一無二の食味。全くクサミがない。 対州そばは、淡い白色をした麺を甘めのつゆにつけていただく。軽く歯を押し返すが、噛めばプツリと切れて比較的コシが強い。原種に近いソバ特有の苦味があるが、つゆの味と相殺されて気づきにくいかもしれない。刻み海苔の風味もいい。 本当は穴子の握りも食べてみたかったが、刺身がボリューム満点で満腹。ふんだんに盛られたワサビの辛さと甘さもクセになった。今度は渡蟹ポン酢を食べに再訪したい。 ごちそうさま

2024/11訪問

1回

八丁

対馬市その他/海鮮

3.10

19

¥3,000~¥3,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.7

長崎・対馬市厳原町(いずはらまち)にある食事処。ちょうど昼下がりで、団体観光客がランチをたのしんでいた。 店内はカウンターと個室(座敷)、階上にも客室があり、広々として落ち着いた雰囲気。対馬は日本における真珠の三大産地の一つで、壁掛けの装飾も目をたのしませてくれる。 これまでの食べログによれば、こちらはお肉もおいしいとのこと。それはそれで気になるが、今回は地物のお寿司を注文する。  にぎり寿し(上)  ※豆腐入り味噌汁がセット 10分ばかりして、目にも鮮やかなお寿司8貫と味噌汁をいただく。穴子の握りをはじめとして、魚貝の鮮度はどれをとっても抜群にいい。 身が引き締まってコリコリした食感であるとか、脂がのってとろける舌触りであるとか、今まで よくいわれてきた表現がぴったり。 ほかにも気になるメニューが沢山あるので、また今度訪ねてみたいと思う。 ごちそうさま

2024/11訪問

1回

燦SUN

対馬市その他/カフェ

3.00

1

-

-

定休日
金曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:3.7

長崎県対馬市にて、海を眺めながら濃厚なカフェオレで ちょっと一息。天候は曇りで、散策するにはちょうどいい気温の昼下がり。厳原(いずはら)港へ向かう川沿いの街並みは、とても趣深い。その中で一際目をひく赤い看板。 つしま焙煎所(対馬市厳原町久和)の豆を使用したカフェオレと、その日焼き上げた「今日のおやつ」のうちマフィンを購入。  カフェオレ(アイス) ¥500-  朝焼きブルーベリーマフィン ¥250- 注文後、豆を挽いてコーヒーを淹れてもらう。一つひとつの工程が丁寧で、カフェオレの味わいはとても豊か。美味。話にも花が咲き、こちらの心まで潤うよう。近いうちに直接、つしま焙煎所にも足をのばしてみたい。 マフィンは持ち帰ったが、しっとりとして、大粒のブルーベリーがふんだんに入っている。口にするごとに、バニラのような華やかな香りが微かにふわっと漂う。上品で軽い食べ心地。 店先の小窓(カウンター)からドリンクを注文して持帰ることもできるが、店内には椅子がありイートインも可能。北欧のカフェのような雰囲気も味わえる。 なんと言ってもカフェオレは、市販のものだと口中がモッタリして胃が重たくなりやすいのが、こちらは風味豊かでありながらスッキリして飲みやすい。また いただきたい出来立ての味。 ごちそうさま

2024/05訪問

1回

伊原商店

対馬市その他/その他

-

1

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:3.6

元寇(蒙古襲来)から750年、今に息づく豆もち ー 長崎・対馬市 小茂田浜(こもだはま)近くにある商店さん。およそ50年前から営業している。 鎌倉時代・13世紀に元寇の舞台となった小茂田は、守護代 宗助国らが奮戦した故地。当時、助国公は68歳。 現在こちらには助国公らを祀る小茂田濱神社が建っており、毎年11月に大祭が開かれる。今年は50年に一度の節目で、2日間にわたり神事が執り行われた。 祭り会場では2日限定で名物「豆もち」が販売されたが、毎年売切御免の人気商品という。地元の方曰く「焼いたり、対馬特産のハチミツをかけて食べたりしてもおいしい」。  豆もち 6個入 ¥600- 井原商店さん手作りの豆もち。1個のサイズが市販のおむすび大で、歯切れのいい餅の表面にカタめに茹でた小豆がまぶしてある。 まるで塩豆大福の皮だけを食べているイメージに近いが、よりボリュームがあって餅の弾力が歯を押し返す感じ。全く甘くなく、程よい塩気でサッパリしているから、何個でも食べられる。赤飯にも若干近い感覚。大福やおはぎの甘さが苦手な人にこそオススメ。 蒙古襲来の折、あんこ餅を作る時間がなかったため、小豆に塩を振って餅にまぶしたものを兵士に持たせたのがはじまりという。 別名「だんつけもち」とか、佐須浦の名前にちなんで「佐須もち」とも呼ばれる豆もち。地元では、常日頃手にする かす巻とは異なり、祭りの改まった時にこの豆もちを食すという。小茂田発の伝統行事食。 11月23日 対馬市博のイベント(要申込)で小茂田浜の方と一緒に豆もちを作るワークショップがある。興味のある方はどうぞ。 ごちそうさま

2024/11訪問

1回

YELLOW BASE COFFEE

対馬市その他/カフェ

3.06

6

~¥999

~¥999

定休日
-

夜の点数:3.6

長崎・対馬市厳原町(いずはらまち)にあるコーヒー屋さん。九州出身で関西にもゆかりの深いオーナーがUターン後、2021年にオープンした。 コーヒーはオリジナルの対馬ブレンドや塩カフェオーレ、ほかにエスプレッソやフラッペ、紅茶等があり、ケーキは2種類提供されている。  対馬の塩カフェオーレ(hot) ¥560-  ピスタチオのミルクレープ ¥580- 対馬特産の浜御塩(はまみしお)を使った、やさしい甘さのカフェオレ。対馬の海岸は壱岐対馬国定公園の一部に認定されており、ここで汲み出された海水から塩を結晶化していく。出来上がった塩は独特の甘みがあるのが特徴で、これが ふわふわトロリとしたカフェオレによく合う。 ピスタチオのミルクレープは、ミルクとピスタチオのクリームを挟み込んだ濃厚な一品。クレープ生地とクリームがよく密着していて、フォークがスッと入るカタさ。口の中で、生地のモッチリ感とクリームのなめらかさをたのしめる。 こちらの建屋は奥行きが長く、テーブル席や数種類のベンチが壁沿いに並ぶ。地元の家族連れや観光客も頻繁に出入りしており、またオーナーが聞き上手 話し上手なこともあって、店内はとても和やかな雰囲気。 入口にはオリジナルグッズやコーヒー豆、ドリップバッグ、クッキー等の持帰り商品が売られている。オンラインショップで購入可能なものもある。 ごちそうさま

2024/11訪問

1回

江崎泰平堂

対馬市その他/和菓子

3.00

7

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:3.5

一口サイズの かすまきドラドラ ー 長崎・対馬市 厳原町(いずはらまち)にある、明治23(1890)年創業の菓子屋さん。対馬銘菓かすまきをはじめ、練り切り、かすまきドラドラ、カステラ、マドレーヌ、海苔せんべいを販売している。 店内の壁には、品評会や菓子博等の表彰状がずらり。4年に一度開かれる菓子の大会で、昭和32年 第14回全国菓子大博覧会金賞 受賞(会場:長崎市国際文化会館附近一帯)を果たした先代のあとを継いで、作り続けられる かすまき。 かすまき ¥100-前後 かすまきドラドラ(黒・白あん)各¥80- かすまきは、その時その時の天候で仕上がりに違いがあるという。定量定質的なモノづくりは長年の研究に裏打ちされており、甘さ控えめの自家製あんを、小麦粉、卵、はちみつ等をこねて作ったカステラ風味の生地で包む。 こちらのかすまきは全て漉しあんで、正円に近い断面と、少し厚みのある ふんわりとした生地が特徴的。両面焼成の点は百乃屋も同じ。 一口サイズのどら焼きに仕立てた かすまきドラドラは小腹が空いた時にオススメ。「ちょっとした時に食べられていいでしょ」という店の方の笑顔に釣られてニコリ。 いずれも甘さ控えめで(当社比)、あっという間に完食。 ごちそうさま

2024/11訪問

1回

山田松月堂

対馬市その他/和菓子

3.08

13

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:3.5

希少な 対馬はちみつ がキャラメルに ー 長崎・対馬市 美津島町鷄知(みつしままち けち)にある和洋菓子屋さんで、地産地消を心がけている。  対馬はちみつ生キャラメルサンド ¥140- 流通量の極めて少ない 対馬はちみつを濃厚なキャラメル状にして、アーモンドのメレンゲにサンドしたもの。いわゆるダックワーズで、外はほろほろっと、中はしっとり。 口に含めばモチッとあとを引く生地で、アーモンドとキャラメルの豊かな風味が広がる。一つが500円玉大の食べ切りサイズなので、ある程度まとまった量を買ってみてもいいと思う。 こちらでは、かすまき や 藻塩入りのしおチョコ、クッキーやパイ等の焼き菓子、ほかに精度の高い似顔絵入りオリジナルケーキも提供している。レモンケーキも好評。 ごちそうさま

2024/11訪問

1回

ルーブル あさづま

対馬市その他/ケーキ、和菓子

3.00

6

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:3.5

甘党のためのルーブル ー 長崎・対馬市 厳原町(いずはらまち)にある和洋菓子屋さんで、かす巻からショートケーキまで幅広いニーズに応えている。  レモンケーキ ¥160-  マドレーヌ ¥150-  対馬せんべい ¥80-  一口かす巻(各種粒あん) 各¥160- 対馬銘菓を狙いに来たものの、レモンケーキに不意をつかれた。封を開けた途端、レモンピール由来の柑橘系のいい香りが漂う。目の細かいスポンジは口どけがよく、チョココーティングも相まってしっとり。 一口、また一口と食が進むほどで、噛む力に抗うような ふわふわとした強い弾力やモッサリした食感はない。もう何個か買えばよかった。 こちらのマドレーヌは生地がふんわりしており、どちらかといえばシフォンの食味を想起させる。いわゆるバターがジュワッとしみわたるものとは異なり、さっぱりといただける。 対馬せんべいは、卵をふんだんに使った薄い焼き菓子。まるで、ふくらし粉を入れていない丸ぼうろのような感覚に近く、素朴でやさしい味わい。 平たく楕円形の断面をした かす巻は、一口のものと そうでないものが売られている。こちらの一口かす巻は白も黒も 粒あん で若干カタめ。食べていくうちに、あんこが生地から流れ落ちる心配はない。店々の個性があるので、お気に入りの かす巻を見つけるのもたのしい。 ごちそうさま

2024/11訪問

1回

海老名名月堂

対馬市その他/和菓子

3.00

2

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:3.5

日本の最北西端へ ー 長崎・対馬市の北西、佐護川沿いにある和菓子屋さん。 棹崎公園内の最奥、環境省 対馬野生生物保護センター(ツシマヤマネコ等の保護増殖や調査研究の拠点)へ向かう途中にある貴重な糖分補給地点。 インターホンを押すと「はーい」と店の方が出て来られる。店頭のショーケースには、地元の方が日常的に食す かすまき(濾しあん、白あん)、ほかに最中(粒あん、胡麻)や饅頭?が並んでいる。支払いは現金で。  かすまき(濾しあん)¥200-  つしまやまねこ最中 ¥100- ツシマヤマネコ保護区近辺をフラフラしていたところ、眺めのよい高台にベンチとテーブルがあった。海を眺めながら、かすまきをパクリ。 こちらの かすまきは、最近よく見かける一口サイズではなく、一般的な丈。あんこは基本的に黒と白で、濾してある。片面焼成のカステラ生地にツヤのあるやわらかい あんこがとろり。ふわふわで厚みのある どら焼きと違って、生地の主張は控えめ。厚すぎず薄すぎずの絶妙なライン。 ごちそうさま

2024/11訪問

1回

菓匠 百乃屋

対馬市その他/和菓子

3.00

6

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:3.5

かすまき に一途。対馬の中央・豊玉町に位置する、かすまき専門店の百乃屋(もものや)。1956年に先代の根津百人(ももと)氏が「根津菓子舗」を創業し、当代で今の屋号を掲げる。以前は色々なお菓子を作っていたそうだが、今では独自のかすまきに特化して、その魅力を発信している。  小まき 対馬かすまき(白餡・黒餡) 各¥120- 対馬の かすまき は概ね10センチの長さがある。小まきは、これを3分の1にカットして食べやすくしたもの。ふっくら厚みのある生地に、餡がたっぷり詰まった見た目に反して、あっさりとした甘さで食べやすい。これだけでは飽き足らず、通常の かすまき を選んだ方がよかったと思う。 この かすまき、もともと対馬では江戸時代に参勤交代を無事終えた藩主に献上するお祝いのお菓子として考案されたと伝わる。昔のレシピ通りか知らないが、当時はこの味があっさりどころか非常に濃密で甘く、かすまき自体が貴重品とみなされていたやもしれない。 お店の言うところによれば、カステラのような生地に餡を包んだ かすまき や、これとよく似たお菓子は、対馬をはじめとして隣の壱岐、長崎の島々、そして各地で作られているという。 それらの多くは片面焼成といい、一方こちらの かすまき は、鉄板に流した生地の両面を焼成する独特の製法を用いていて、ふっくらとした厚みの太巻きなのが特徴らしい。 ごちそうさま

2024/05訪問

1回

春田菓子店

対馬市その他/和菓子

3.00

3

-

-

定休日
土曜日、日曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:3.5

対馬と お茶と かすまきとー 長崎・対馬市 上県町(かみあがたまち)にある菓子屋さん。再び。 島のおよそ9割が峻険な山谷で覆われた対馬。この地で育ったお茶を、かすまきにとりいれたのがこちら。  対馬っちゃ かすまき ¥266-  対馬紅茶 かすまき ¥266-  対馬小麦 かすまき ¥233- 対馬産のミネラル豊富なシロガネ小麦から手作りした特製カステラ生地に、なめらかな抹茶餡や紅茶餡、そして白餡を包む。 1番さっぱりして甘さ控えめなのは紅茶、その次が抹茶。紅茶の仄かな甘さと風味が感じられる繊細な一品。 抹茶は苦味と甘味が入り混じり、茶葉の香ばしさや青々した感じがたのしめる。市販の抹茶チョコレートのような甘さを想像すると当てが外れるかも。開封した途端、それぞれお茶のいい香りが鼻腔をかすめる。 スタンダードなのは白餡や黒餡(掲載なし)で、小麦の芳しさをより感じることができる。いずれもサイズは5センチ角で、丸みを帯びているというよりはむしろカチッと面取りしたすがたに近い。 餡子は比較的カタめでしっとりして、生地から若干はみ出すくらいボリューム満点。生地は1センチ程度の厚みで、1個でもドシっと存在感を放つ。 餡子に使われているように、今 対馬産のお茶が注目されている。実は今年11月上旬に日本各地の紅茶農家が集結する「全国地紅茶サミットin対馬」が開催されるハズだったが台風で延期(25年度中開催予定)となっている。 対馬にはほかに、急峻な斜面に生えた茶葉を手摘みした、非常に希少な在来の山茶もある。ぜひ対馬のお茶と一緒に、かすまきをどうぞ。 ごちそうさま 対馬市 上県町 鹿見(ししみ)にある菓子屋さんで、一般にはあまり流通していない「対馬産の無農薬シロガネ小麦」を育てる所から手掛けている。 こちらの紫花豆の濡れ甘納豆は6日間かけて仕上げている、こだわりの一品。 空港でも入手可能なのだが、包装のデザインが半年前に見たものから変わっていた。  山猫のにくきう 1個 ¥350-    ※3個入(紙箱) ¥1,100- ごちそうさま シンプルで嘘のない味 — 対馬の北、同市上県町(かみあがたまち)にある素材にこだわり抜いた和菓子屋さん。店主の春田氏は、材料の一つである小麦を無農薬で作るところから手掛ける。この取組みは昨年、全国紙(地方版オンライン)に取り上げられるほど。  山猫のにくきう ¥350-  対馬小麦 白餡 かすまき ¥233- 山猫のにくきう(肉球)は、北海道産の紫花豆を蜜にじっくり浸した濡れ甘納豆。ふっくら艶やかな見た目かつ、上品な甘さで茶菓子にオススメ。甘すぎず幾らでも食べられそう。 同パッケージはデザイナー松野由起子氏によるもので、上県への観光客増加をねらい、対馬山猫・対州馬をコンセプトの核に据えたという。2012年長崎デザインアワード食品デザイン部門入選。 対馬小麦 白餡 かすまきは、ミネラル豊富な全粒粉に挽いた自家製小麦粉を香ばしく焼き上げて、風味豊かな餡を巻いてある。 対馬の代表銘菓「かすまき」は江戸時代より伝わり、当時の日本ではまだ珍しかったカステラ生地の皮に、高価な餡をふんだんに用いた和菓子。一説によると、カステラを巻いてあるから「かす巻」というらしい。 こちらでは、現代風にアレンジした「対馬紅茶かすまき」もあり、地元の紅茶に練乳を加えたオリジナル商品。江戸時代、お茶は対州の主要輸出品の一つで、今では熟成された紅茶として県内外から人気を集めてもいる。 ごちそうさま

2024/11訪問

3回

ふれあい処つしま つしにゃんキッチン

対馬市その他/海鮮、そば、あなご

3.20

23

-

¥1,000~¥1,999

定休日
火曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.4

対馬の海の幸山の幸を使ったワンプレートランチをいただく。ツシマヤマネコをキャラクター化した観光大使つしにゃん が看板に登場する。お店の看板猫、招き猫に思える。  数量限定 お魚づくしセット ¥1,800-  ※あなごカツ、あなごみりん干し、お刺身、サラダ、付け合わせ、ごはん、味噌汁 特に印象に残った料理をいくつか。 目玉のカツは、ドッシリした印象に反して、衣はサクッと身はふんわり。あなごは臭みがなく、肉厚なのに やわらかくて食べやすい。 あなごのみりん干しには、お店のオススメに従って対馬産の藻塩を付けていただく。甘さと塩しょっぱさ、そして身からしみ出る脂の感じがいい。 お刺身はマグロ、ヒラス、真鯛の3種盛り。ヒラスとはヒラマサのことで、天然物が多く獲れる長崎ではポピュラーな魚という。 旬真っ盛りの素材が一堂に会して、ワンプレートで食べられるのがありがたい。 ほかに日本の蕎麦のルーツといわれる「対州(たいしゅう)そば」、郷土料理の「ろくべえ」、そして対馬スペシャルプレートにも心惹かれる。このうち蕎麦は原種に近く、強いコシと仄かな苦みが感じられるという。近いうちに試してみたい。 かつて城下町として栄えた厳原(いずはら)。お店が入居する建物は、対馬産木材と日本瓦の和風建築で、対馬藩の家老・古川家の「長屋門」を再現したという。平成27年オープン。 ごちそうさま つしにゃん基本情報 【性 別】 ♂ 【誕生日】1994年3月3日 【職 業】対馬あっぽ隊・リーダー   ※あっぽ=対馬の方言で「遊ぶ」の意 【趣 味】トレッキング、シーカヤック、対馬の自然や歴史が得意

2024/05訪問

1回

対馬醤油江口

対馬市その他/その他

3.01

19

-

-

定休日
土曜日、日曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:3.3

九州最北端の醤油屋・対馬醤油江口が開発したプリンを味わう。創業130余年の醸造所で、焦がし醤油パイに続く魅力的なお菓子を提供してテレビで全国紹介されてもいる。  焦がし醤油プリン ¥432-  白嶽(しらたけ)酒粕プリン ¥432-  ※訪問当日は休みにつき、空港売店で購入。 対馬の地卵を使ったプリンで、前者は焦がし醤油のコクとごく微かな塩気を感じる。醤油らしさが見え隠れする奥ゆかしい味わい。さっぱりした甘さのカラメルと、とろりとした生地が特徴的。 後者は酒粕の香りが広がり、独特の歯触りや風味も感じられる。これはクセになりそう。 ほんのり白みを帯びた生地で、口溶け滑らか。 こちらの酒粕は、島内唯一の造り酒屋で創業100年を超える白嶽酒造(旧 河内酒造)のもの。店名や代表銘柄は対馬の霊峰・白嶽に由来する。 ご当地の食文化から生まれた新たなプリン。よく冷やしてからどうぞ。 ごちそうさま

2024/05訪問

1回

対馬空港売店やまねこ

対馬市その他/うどん、日本料理

3.07

22

-

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.0

テイクアウトの点数:3.5

コンコン 対馬の きつねうどん ー 搭乗の待ち時間に空港2階奥(保安検査前)の休憩所に立ち寄る。ちなみに対馬にキツネは生息していない。 こちらは黄金あなご重、対馬紅茶、対馬ご当地アイス(対州そば、赤米、びわ、ゆず、ブルーベリー他)等を気軽にいただくことができる。  きつねうどん ¥450- 注文から5分程して、レジの方がテーブルまでトレーを運んでくる。湯気がもくもくと立っているものの、器は薄いプラスチック製で、うどんの熱気がダイレクトに伝わってくる。冷めるのも早いので、素早く食す。 出汁は塩気より甘さが感じられる。やわらかい細麺で、つるつると食べやすい。小腹が空いた時にちょうどいい虫やしない。 ごちそうさま 国内流通量 約0.1%レアな蜂蜜を求めて ー 対馬市内に直営店を持たず、道の駅やスーパー等で売られる名産品も多数ある。その中で空港売店で気になったものを数点ピックアップ。  即席 対馬郷土料理ろくべえ ¥864-  特産 対馬産蜂蜜 45g ¥1,300- ろくべえのスープは、醤油ベースに鶏肉と しいたけの旨みが出ていて箸が進む。麺は蕎麦に似た外見だが、ツルっとモチッとして仄かにサツマイモの甘みを感じる。芋特有の澱粉の味がやや残るようで、気になる人がいるかもしれない。 調理に一手間かかるとはいえ、その土地の余韻に浸れていい。 江戸時代、(長崎)島原の六兵衛が考案したと伝わる耐乏食は味やかたちを変えて、麺のほかに粽、ぜんざい、黒蜜掛け等に応用されてもいるが、今は作る家庭も減少しているという。 特産対馬蜂蜜は、比類なき独特の風味で、ニホンミツバチだけが生息するという対馬限定の逸品。まず 和蜜というだけで、流通量1%未満の希少なもの。 対馬での養蜂の歴史は古く、1500 年前頃から飼育され、江戸時代には将軍や諸大名へ献上したと伝わる。今も「蜂洞(はちどう)」と呼ぶ丸太材をくり抜いた巣箱や養蜂技術が守り継がれている。 折り紙付きの蜂蜜は、つしま大石農園さんの紅茶によく合うと思う。チーズやナッツ、ヨーグルトやトースト等に掛けてもよさそう。 ほかに貴重な天然蜂蜜を使った商品として、贅沢な「五三焼きカステラ」もある。勿論、好みは十人十色で気になるものは様々なはず。今後再訪を果たし、今回口にすることのなかったものも含めて、食に関する知識の幅を少しでも多く広げて行きたい。 ごちそうさま

2024/11訪問

2回

すしやダイケー

対馬市その他/回転寿司

3.15

22

¥3,000~¥3,999

-

定休日
火曜日、水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:3.2

また食べたいのは 赤ムツ炙り ー 長崎・対馬市 厳原町(いずはらまち)の港を臨む回転寿司屋さん。島内には意外と寿司屋(寿し処橘他)そのものが少ない。こちらは対馬の地魚仲卸会社が2013年にオープンした店で、実際は回転しておらず注文はタッチパネル式。  握り(松)  うに  赤ムツ炙り  赤目ふぐの唐揚げ【季節限定】  かじめ汁【季節限定】  烏龍茶 正直な所、仲卸直営の寿司屋と聞いて味に期待し過ぎていた自分がいる。色々と経験が足りていない自分に気づかせてもらった夕食。 勿論、香ばしく脂ものった【赤ムツ炙り】は頭抜けて印象的で、機会があればまたぜひ試してみたい。その次は赤目ふぐ。 本店は2階建ての2階部分にあり、とても見晴らしがいい。夜は遠くに漁火が見える。今一方、賑やかな足音等で床が振動しやすいため、(極度の高所恐怖症の方を除いて)割り切って気にしないようにすれば大丈夫と思う。たぶん。 木を基調とした広々とした空間にはカウンター席とテーブル席があって、聞けば団体客の受入をよくしているのだとか。通し営業で、いつでも気軽に立ち寄ることができる便利な場所。 ごちそうさま

2024/11訪問

1回

さごんキッチン

対馬市その他/食堂

3.02

2

-

-

定休日
月曜日、火曜日、水曜日、木曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

今秋リニューアルオープン ー 長崎・対馬市 佐護にある さごんキッチン。バス停「佐護」から徒歩15〜20分の立地。 さごんキッチンは、閉校となった佐護小学校の音楽室を食堂として開放された食堂。地元の主婦を中心に彩り豊かなランチを提供している。今年8月に一旦休業し、今秋リニューアルオープンしたばかり。 対馬地球大学という団体が中心となって、学校を改装した食堂、カフェ、レンタサイクル、宿泊施設を運営しているらしい。 島内外選りすぐりの講師による講座もあるといい、そのうちの1人 澁澤寿一氏(認定NPO法人 共存の森ネットワーク 理事長)は一万円札に登場した渋沢栄一(澁澤 榮一)の曾孫。 ※現時点の店舗外観と営業の実態を記録したいと考えたため、写真投稿のかたちをとっている。詳細なログは次回おこないたい。

2024/11訪問

1回

mountain mountain

対馬市その他/パン

-

1

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

まぼろしのパン屋さん ー 長崎・対馬市厳原町(いずはらまち)にあるパン屋さんで、2年前にオープンして以来、対馬小麦、天然酵母、ハード系パン、ジビエにこだわりがあるという。 同じく厳原町にある、ふれあい処つしま特産品の間に尋ねた所、(Xで紹介していたメロンパン等)「比較的早い段階で取り扱わなくなった」とか。残念。登頂失敗。 店頭の看板やインスタを確認する限り、島北部の上県町 佐須奈(かみあがたまち さすな)へ月1回出張販売していて、厳原町では毎週火曜・金曜に営業している。 ※ご注意※ ひとまず現時点の店舗外観と営業日等について記録したいと考えたため、「写真投稿」のかたちをとる。とても魅力的なパン屋さんなので書きたいのはヤマヤマだが、詳細な「食べログ」は次回以降に持ち越したい。 これまで(長いこと店舗情報の登録だけで)写真投稿が全くなかった中、今回 店舗の画像を掲載したことで、これから訪問する方々の目印にしてもらえたらと思う。 ぜひマウンテンマウンテンへ。

2024/11訪問

1回

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