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食べログ カフェ WEST 百名店 2025 選出店
梅田、大阪梅田(阪神)、大阪梅田(阪急)/カフェ、チョコレート、イタリアン
2024/12訪問
1回
こころの栄養補給 ー 大阪・大丸梅田店B1にある洋菓子屋さん。関西を代表する焼き菓子の一つで、贈答用や自宅用として星の数程お世話になっているツマガリクッキー。本店は兵庫・西宮市甲陽園、1987年設立。 用途毎に、ドイツ・カフカ社のリボンやイタリア・ロッシ社の包装紙にラッピングされた焼き菓子があり、さらにオリジナルの造花や小物類が付属するものもある。クッキーがセットになったものは、少なくとも3枚入でおよそ¥650から。 クッキーパック( 1箱3枚入) ¥702- アールグレイ(5枚入) ¥324- ハイデ・ザント・エダムチーズ ¥172- シュバルツ(2枚入) ¥172- ※試食用のクッキー(今回はマンデル)を含まず このうち1番の気に入りはシュバルツ。それまでジャムをのせたクッキーを気に留めて来なかったが、このクッキーで覚醒。 生地にダーク・クーベルチュールを混ぜ込んだチョコレートクッキーで、カシスとフランボワーズの酸味・甘味を濃縮した自家製ジャムがまったりとして最高の組み合わせ。食べると元気をもらえる。 今回サービスでいただいたマンデルは、イタリア・シシリー産アーモンドが香ばしい。ナッツを使ったクッキーはツマガリの真骨頂という話もある。ほかにイタリア産の栗を使ったマロングラッセもオススメ(1個¥360-)。 ごちそうさま
2024/11訪問
1回
食べログ スイーツ WEST 百名店 2023 選出店
本町、肥後橋、淀屋橋/ケーキ、チョコレート、洋菓子
【2025.3.31閉店】今後は滋賀守山店のみ***大阪・本町のフランス洋菓子専門店。クロワッサン等のパンも販売。室内にはサロン・ド・テもあり、来店した日も先客が。本店は滋賀県守山市播磨田町にあり、そちらでお菓子が作られている。 オーナーの渡邊雄二氏は、かつて鎌倉のレ・ザンジュで修行を積まれた方。あの人気店に入社されていたとはつゆ知らず、目から鱗。 マドレーヌ フィナンシェ・オ・マロン キャトル・カール フロランタン パン・デピス 1番印象的だったのは、マドレーヌ。 バターを惜しげもなく使うだけではなく、レモンの皮の存在で、甘ったるい生地とは一線を画している。今より甘さ控えめでも充分おいしいと思われるが、柑橘系の味が仄かに感じられていい。 パン・デピスは、蜂蜜やカルダモン、クローブやシナモン等の香辛料を用いた焼菓子。バターは使わない。お店によりアレンジなされるものの、概して独特の味と、その名の通り「パン」寄りの歯触りなので、好みが分かれると思う。特に、こちらのパン・デピスは通好みかもしれない。 日本における老舗パティスリーといえば、東京・尾山台のオーボンヴュータンを真っ先に思い浮かべるが、こちらも素晴らしい名店。心が躍り過ぎて、値段を控えなかったので次回は気をつけたい。 ごちそうさま
2024/03訪問
1回
冬は鴨 ー 創業明治4(1871)年、大阪メトロ四つ橋線 花園町駅から徒歩1分、御堂筋線 動物園前駅から徒歩10分強の所にある鳥料理屋さん。鴨肉や鳥刺しが好きな方にはたまらない。 店主に「以前来店されましたか?」と尋ねられるくらいには、駅近ながら人目につきにくい立地で、常連御用達の店らしい。 席も鳥刺し(15種盛り〜)も予約した方が確実で、鴨は河内鴨、鶏は三重の伊勢赤どりを存分に満喫できる。酒は北陸や九州がメインで、能登半島の復興支援として石川の日本酒を販売していた時期もあるという。 鴨料理や鳥刺しが豊富で評判のこちらは、まさに穴場。特に鳥刺しと鴨刺し、上肝造りは必食。 いただいた料理全てが定番というわけではなく、人気の高いものが定番メニューに昇格するという。料理をたのしみつつ、人気投票に加わる。アットホームな一体感のようなものを感じる。 ◽️アラカルト 5種盛り(ささみ、裏もも、そり、くび、むね) ¥2,500- 鳥久サラダ ¥900- ズリたく(砂ズリとたくあんの和え物)¥800- とび魚くんせい ズリ造り ¥800- わきみ(ハラミ) ¥800- 鴨刺し 河内鴨つくね焼き 上肝造り ¥800- 背肝焼き 鶏刺しキムチそうめん ¥800- 鴨つけそば 他 ※値段のないものは定番メニュー外 ◽️お飲み物 赤星 パッシモオレンジ ウーロン茶 他 ごちそうさま
2024/12訪問
1回
食べログ スイーツ WEST 百名店 2022 選出店
肥後橋、本町、渡辺橋/チョコレート、カフェ、ケーキ
大阪・西区のレ・プティット・パピヨットにて、焼菓子やキャラメル等を購入。こちらはフランス人ショコラティエ テディ・クロシャール氏のチョコレート専門店で、2024年で開店12周年を迎える。 クロカン ノワゼット ¥580- 40g キャラメル ショコラ ¥850- 100g ミニ カヌレ 2個 ¥240- 特に印象に残ったお菓子。 キャラメルは、生クリームだけではなく水あめやバターも入っており、歯にくっつくどころか、素晴らしい口溶け。今まで進んで食べるものではなかったが、こちらのキャラメルは非常に美味。 カヌレは、小ぶりなミニの方を選択。カヌレ専門店のそれとは違って、パン生地のようなクセの無さと、甘すぎないところがいい。ラム酒やバニラビーンズの香りはクドくなく、苦みもなく食べやすい。 すぐ近くにあったセイイチロウ・ニシゾノは、昨年から なにわ筋と靱公園に近い場所へ移転している。徒歩圏内なので、一帯を巡るのも良さそう。 ごちそうさま
2024/03訪問
1回
四季折々の洋菓子を提供するHIBIKA。阪急梅田店にて、季節限定のクッキーを購入する。パステルカラーの包みも素敵。 春のクッキー ポルボロン アソート(3個入り) アーモンド、シトロン、いちご 各1個 ¥864-(本体価格¥800-) 特定原材料等 小麦,乳成分,アーモンド,豚肉 ※ 本品の販売期間(予定)は2024年3月1日から5月31日まで。 シトロンのみ鮮やかな黄色でアイシングがほどこしてあり、口に含めば表面はパリっと、中身はほろほろと崩れる。この歯触りがたまらない。 勿論、アーモンドやいちごも、繊細な口溶け。ポルボロンにしかない口当たり。 少し前までは小麦粉やアーモンド粉に、口中の水分をすべて持っていかれる感覚があったが、今回改めて食してみて一転。たいへん遅ればせながら、みなさんの口コミの理由がわかった気がした。 ごちそうさま
2024/03訪問
1回
準備が出来次第オープンします。ー 大阪・心斎橋から徒歩約10分圏内にあるケーキ屋さん。訪問日は17時15分頃の開店で、1人ずつ入店していって、4番目に順番が回ってきた。 みなさんがいわれる通り、15時頃から明かりはついていてもオープンのタイミングが掴めない。なにより個性的で、心を掴んで離さない魅惑のケーキたち。(生菓子のタイトルは覚えられず割愛) ▫️モンブラン ¥820- 赤紫色したアマレーナはツヤツヤで、チェリー特有の甘さと酸味が、モンブランの濃厚でまったりした味わいを引き立てる。中の和栗は大きく、食べ応えあり。洋酒が強いケーキは避けてきたけれど、これは気にならない(当社比)。 ▫️ピスタチオのクリームと苺タルト ¥820- 緑と赤のコントラストが鮮やかな一品。中にも苺が隠れており、生地との相性も抜群。何よりタルト生地のカタサが絶妙。こちらも洋酒が入っている気がするけれど、問題なく完食。 ※各生菓子の賞味期限は当日中 ▫️ピスタチオのプリン ¥360- 上品なオリーブ色したプリン。表面は比較的カタメで、スプーンですくう内にトロトロに変わる。1個でも充実の一品。 ▫️赤ワインとオレンジスコッチの ¥350- チョコレートパウンドケーキ 芳醇なお酒の香りをまとったボリューム満点の一切れ。まさに大人の味。洋酒好きな方にオススメ。※賞味期限は約8日 店内には計10種のケーキやプリン、ほかにチョコレートパウンドケーキや瓶詰めの苺ジャムが並ぶ。製造から接客まで全て1人で切り盛りされている様子。待ち時間は店内のかわいらしいテラリウムを眺めて過ごす。 ごちそうさま
2025/05訪問
1回
貝マニアでなくても喜ぶ ー 大阪・難波にある予約必須の貝料理屋さん。株式会社貝商が2014年にオープンした。当日予約はなかなか難しく、空いている時間を教えてもらい、ようやく来店。メニューは種類豊富で、評判以上の料理ばかり。貝マニアは勿論のこと、そうでもないという方にもオススメ。貝に沼る。 突き出し ナガラミガイ 醤油ベースのだしが良くしみる。クセがなく食べやすい。いわゆるカタツムリ形をしたダンベイキサゴ(団平喜佐古ほか)のこと。あまり流通していないが、日本の地域食、郷土料理として食べられてきた。 プチトマトのセロリの浅漬け ¥480- 程よい酸味と甘さ。トマトのジューシーさとセロリのシャリっとした食感が、いい箸休めになる。 貝刺3点盛 ¥1,680- 赤貝、アオツブ貝、ホタテの3種類盛り。ホタテとは違う赤貝の甘み、ツブ貝のコリっと引き締まった食感がいい。 色々貝のアヒージョ (バゲット付き) ¥680- グツグツと煮立った中に、ホタテ、アサリ、カキの旨みがギュッと濃縮されている。 イカワタのスモーク ¥530- お酒のアテにぴったり。淡雪のような繊細な一品、溶ける前にどうぞ。 マグロほほ肉の竜田揚げ 4切 ¥780- カリッとほろっと。少しほろ苦い竜田揚げはレモンとマヨネーズを添えて。 やかん焼きS ¥1,880- もうもうと立ち込める湯気の中から現れたカキ約10個。ふわふわのカキの身に、ポン酢やレモスコを掛けていただく◎ おまかせ焼貝5点盛 ¥2,780- 肉厚なハマグリ、カキ、ホタテ、サザエ等の盛り合わせ。どれも濃厚な貝の味がたのしめる。喉が渇くので、適度に水分補給を。 ハマグリラーメン ¥780- 締めのラーメンは、ミツバ香る あっさり塩ラーメン風。上品なハマグリだしに中細麺が最高。 これだけでも食べに行きたい。 お飲み物 ビール ¥600- カボスジンジャー ¥440- ごちそうさま
2025/03訪問
1回
食べログ スイーツ WEST 百名店 2023 選出店
西梅田、北新地、福島(阪神)/ケーキ、パン、チョコレート
パンとケーキとチョコレート ー 大阪・JR東西線 北新地駅近くにあるリッツカールトンのグルメショップ、ブティック。焼きたてパンのほか、チョコレートやラウンジで提供されているケーキを購入することができる。 クロワッサン(ローズ/ライチ/フランボワーズ) パンオフリュイ オリーブ ハード系のパンを中心に、菓子パンや焼菓子、コンフィチュールも揃っている。自宅用にも贈答用にもよさそう。このうち、ローズの香りが特徴的なクロワッサンは、主食というより菓子に近い。生地の折り込みが丁寧で、バターの味わいもいい。バラのポプリや花屋さんの匂いが好きな方にオススメできる。 パンオフリュイは、リキュール漬けのレモンやオレンジ、ほかにピスタチオやイチジク、クルミ等がギュッと閉じ込められた濃厚な一品。一切れ5ミリの薄さで、ボリューム満点。カリッと焼けば小麦の香り高く、クレームシャンティーを付けてもおいしい。 オリーブは、もっちりソフト。温め直すことで、熟れたオリーブの味とオイルが混ざりあって、独特の甘塩っぱい複雑な香りが増す。また食べたいと思わせるパンの一つ。 ごちそうさま
2025/01訪問
1回
池波正太郎先生にあやかる ー 富山出身 初代吉原政太郎氏が震災や戦争の紆余曲折を経て、大阪・難波に昭和21(1946)年創業。2024年3月待望のリニューアルオープンを果たした。 ハンバーグやオムライスが好評の欧風料理屋さんで、池波先生が特に愛したのは「テキ」という。これまで百名店に選ばれてもいる。 敷居は決して高くなく、学生連れや一人客、観光客などが切れ目なく入店する。さらにピーク時は相席で、6つのテーブル席がまたたくまに埋まる。お店の方の接客はテキパキかつ丁寧な印象。 ポタージュスープ ¥480- ハンバーグステーキ(180g) ¥1,300- ※支払いは現金のみ ※メニューは全て単品のみ(セットはない) ピーク時の来店で、メインが来るまでポタージュスープでじっくり体をあたためる。トロッとしたとても濃厚なポタージュで、チーズの味わいも感じられる。他にはないオリジナルのポタージュ。 ふっくら丸々としたハンバーグには、継ぎ足し継ぎ足ししてきた照焼風デミグラスソースがたっぷりかかる。照焼風とは言え、バーガーにあるような甘辛さではなく、あくまでデミグラスの味わいを壊さない範囲。 ナイフを入れれば、大量の肉汁がソースの海にドッと注がれる。このソースだけでも、ご飯によく合うと思う。そして、シャキシャキキャベツも太麺ナポリタンも名脇役を果たしている。 あっという間に完食。180gでは心許ない。 次回はぜひ多めで、そしてテキもいただきたい。 ごちそうさま
2024/12訪問
1回
あんこ沼はとても深い ー 大阪・高麗橋の和菓子屋さん。創業時期については、店内の明治21年9月9日付けの古文書によれば天保9(1838)年にあたるが、実際は江戸初期にまで遡るという。和風の佇まいにテーブル席が3つ(12席)あり、喫茶利用が可能。 高麗餅 ¥800- 栗羊羹 ¥450- ※喫茶は煎茶付き ・高麗餅は、求肥をこしあん、つぶあん、白あん、抹茶あん、ごまあんの5種類で包んだもの。小豆は小田垣商店さんの丹波大納言で、綺麗な水を使い、幾度も裏漉ししたおかげで変なクセがなく、口触りなめらか。 みなさんの食べログ同様に、あんこはさっぱりしていてクドさがない。このうち1番濃厚に感じたのは抹茶あんだが、やはり5つ揃って餅のおいしさを引き立てている気がする。これまで あんこで頭痛がする、甘すぎて苦手という人に試してもらいたい。 こちらの高麗餅は、周りに喫茶店のない時代に一服できるようにと、18代目久保氏の曾祖父の代が考案したもので、名付け親は歌舞伎役者8代目松本幸四郎という。 ・栗羊羹は割栗が2、3個入っている。こちらもあんこが素晴らしく、ビロードのようになめらか。蒸したのと違い、ツルリとみずみずしい寒天と相まって口当たりがとても軽い。一棹はペロリと食べられる。 お店の方いわく「栗のシーズンは10月まで。来週あたりから銀杏餅にかわりますが、そのあとは柚子を使ったお菓子になります」とのこと。ほかの上生菓子の材料や、店頭に出す頃合いを詳しく教えてもらえて、ありがたい。 * * * 話は店の創業に戻る。1837年は大塩平八郎の乱があり、高麗橋を含む船場、天満、上町のほぼ全域が焼失。1838年は近所に緒方洪庵の適塾(大阪大学の原点)が開かれた。本店は近世日本の舞台ともいえる地域に あり続けている貴重な存在。 店内には2点の額が飾ってある。一つは豊竹山城少掾(とよたけやましろのしょうじょう)が揮毫した扁額「菊壽堂」。人間国宝であり、文楽における伝説級の大夫の手によるもの。 もう一つは店の来歴に関する古文書を額装したもの。これを見る限り、かつて「心斎橋北入西側」にある「御菓子司所」であり「大和屋精霊堂 藤原義信」が御用をつとめていたことがわかる。用紙の余白に菊花と「壽」の捺印がしてあって、今の店名を連想させる。 店はメトロ堺筋線・京阪本線 北浜駅から徒歩5分程の所にある。この界隈は菓子屋さんが点在しており、メトロ御堂筋線 淀屋橋駅から散歩して巡るにも丁度いい。ハマるほどに奥が深いあんこ。あんこの沼が気になる方はぜひどうぞ。 ごちそうさま
2024/11訪問
1回
食べログ パン WEST 百名店 2022 選出店
梅田、大阪梅田(阪神)、大阪梅田(阪急)/パン、サンドイッチ
日本では大阪・阪急うめだ本店だけ ー パリ有名店の技を継承するブーランジェリーで、ハード系パン好きには堪らないお店。何をとっても、ハートを射抜かれる。 クロワッサン¥270- ブリオッシュ・ア・ラ・クレーム(シトロン)¥320- ブリオッシュ・ア・ラ・クレーム¥250- トマト&モッツァレラ¥260- カンパーニュ・オ・レザン¥240- クロワッサンサンド¥580- ショソン・オ・ポム¥370- クイニーアマン¥330- エスカルゴレザン¥290- 特に印象に残ったものをいくつか。 クロワッサンは、外がサクッとクリスピーで、中がふんわりとしてバターの味わい豊か。生地とバターがしっかり折り込まれており、こまかな蜂の巣状の断面をなしている。値段も考え合わせると、素晴らしいクオリティと思う。 クイニーアマンやショソン・オ・ポム等のペストリーも美味。クイニーアマンは、綺麗なかたちと焼き色、そして生地のザクザク感とキャラメリゼの甘さが堪らない。 加えて、ショソン・オ・ポムは小麦粉の香ばしさや林檎のコンポートの食感も抜群。東のVIRON、西のMongeと思うほど好み。 トマト&モッツァレラは、よくある菓子パンとは似て非なるもの。温め直すとバターがしみて一層おいしくなる。トマトの酸味とチーズの塩味が調和して、食欲が止まらない。お店のオススメは、赤ワインと一緒に。 * * * * * * * * * パリで最も影響力があるという情報誌『フィガロ・スコープ』(Figaro Scope)で、首都圏の実力店20軒のうち、モンジュのアップルタルトが一位を獲得したのは2012年のこと(Les palmarès gourmands du Figaroscope 2012.1.24)。 モンジュの生産・販売のノウハウをDONQ(ドンク 25年に創業120年)が習得し、日本と台湾の2店舗のみに伝えている。国内で味わえるのは大阪だけ。ぜひどうぞ。 ちなみにパリの本店は、2019年に5区のクレ・パリへ移転するまで同区モンジュ通りに出店していた。彼の地は鬼才エリック・カイザー氏の第1号店「ERIC KAYSER」もあった通り。 ハイレベルなパン造りのおかげで、日本でも様々なタイプのパンを味わうことができてありがたい。 ごちそうさま
2024/06訪問
1回
食べログ スイーツ WEST 百名店 2023 選出店
西梅田、北新地、大阪/チョコレート、カフェ、ケーキ
2007年に丸の内を訪ねて以来、こちらは2度目の訪問。大阪駅前(KITTE大阪・JPタワー大阪すぐ隣)を見渡す本店で、ショコラをいただく。 給仕の方の気配りがこまやかで、テーブルに1人付いてもらえるのはありがたい。飲み物やケーキにあったショコラを選んでもらう。 ガトーセット ¥1,980- モルトセット ¥2,750- ガトーセットの飲み物は、カプチーノを選択。 ガトーは、ピスタチオクリームとビターチョコレートのムースを組み合わせた人気の一品。緑と赤とコントラストが鮮やか。 こちらに、日本最古のモルトウイスキー蒸留所・山崎蒸留所のウイスキー「山崎」を使用したショコラ1粒が添えられる。 モルトセットは、マッカランとショコラとのマリアージュ。オレンジ風味の柑橘系、キャラメル系、ソルト系のショコラ3粒を食べ比べる。 シェフが選りすぐったウイスキーと、自家製チョコレートの組み合わせは、なんとも贅沢。新たなたのしみ方を教えてもらった。 ごちそうさま
2024/02訪問
1回
2024年3月18日0時49分追記 昨日閉店。今後は、ここで修行された方々のお店や天王寺のヤードに出向きたい。 * * * 2024年3月17日をもって惜しまれつつ閉店する なかたに亭。 16時頃に伺った折、雨風が強いせいかウワサの行列は無かった。整理券を持っていた客人が順々に買い物を済ませ、こちらは10分ほど待ってから入店。 さてショーケースの中は、ほとんどカラの状態。店員の方が申し訳なさそうに、今ある商品を説明される。その日は焼き菓子とチョコレート類が全部で5種類ほど。1人4点まで購入可とのこと。悩んだ結果は画像のとおり。 ボンボン(2個入り) ¥600- オレンジコンフィ ¥400- マンディアン・クラシック ¥1,480- ボンボンは口溶けがかなりよく、洋酒と塩味が甘さを引き立てるよう。コンフィとマンディアンはプレゼント用にする。 同区の茶臼山町付近には、店主の御令息が手がけるコーヒー専門店 ヤードがある。スペシャルティーコーヒーのほか、クラフトチョコレートやケーキ、焼き菓子などがたのしめる。 なかたに亭が幕を閉じることに対して惜別の念に堪えないが、DNAを受け継いだヤードの存在に心の温まる思いがする。 ごちそうさま
2024/02訪問
1回
魅惑のオランジェット ー 大阪・阪急箕面(みのお)駅から徒歩5分程の所にある洋菓子屋さん「エピナール」。昭和57年(1982)創業。近年、新大阪駅改札内にも店舗を構える。季節限定のトリュフオショコラが特に人気。2回目の訪問。 季節限定のショコラは勿論のこと、オランジェットもオススメ。圧倒的知名度の高いチョコレート各店に限らず、東京浅草にもオランジェットで有名な店が複数あるけれど、こちらは関西屈指の名店と思う。 エギュイエット・オランジュ(7本入) ¥810- フロランタン ¥240- パウンドケーキ(フルーツ) ¥840- トリュフオショコラ(箱入)S ¥972- お店の説明 エギュイエット・オランジュ シロップ漬けのオレンジの皮をチョコレートでコーティングしました。 フロランタン サブレ生地にアーモンドスライスを敷き詰めて焼き上げた菓子。 パウンドケーキ フルーツいっぱいのスペシャルパウンドケーキ。 トリュフオショコラ チョコレートでガナッシュを薄く包み込み、カカオで仕上げました。香り高いショコラと、なめらかな口どけが印象的なエピナール一番人気の生チョコレートです。 ごちそうさま
2025/03訪問
1回
季節のフルーツ おいしいとこどりー 大阪・阪急うめだ本店B1Fにあるフルーツギフト専門店。高野商店として明治18年(1885)に創業して今年で140年を迎える。 定番ケーキGateaux マスクメロンをパスして、期間限定の中から、ジュレタイプの涼菓を選択。生クリームやスポンジが無い分、果物そのものの甘さや果汁を味わう。 ▫️美果樹~2色メロン~ ¥918- ※期間限定6/1〜7/14 ▫️プリズムピーチ ¥519- ※期間限定6/1〜8/31 赤肉メロンは、肉厚で濃厚な甘さと爽やかな香り。 青肉メロンも肉厚ながら、サッパリとみずみずしい。クラッシュシードルが加わって、メロンジュースのような、口当たりのよさ。 熟れ加減の見極めが難しいメロンながら、熟れ過ぎず、カタ過ぎず、おいしいところだけをいただく。もう少し熟れているのも いただいてみたい。プリズムピーチのゼリーも◎。最上のひととき。 ごちそうさま
2025/06訪問
1回
戦国時代から愛される餅菓子の今 ー 大阪・心斎橋から徒歩15分圏内にある餅菓子屋さん。大福やずんだ餅、最中や草餅、ほかに柏餅といった季節限定商品もある。持ち帰りのほか、喫茶も営業。 店主の石田嘉宏氏は「お菓子で百薬の長を目指す」ことをコンセプトに掲げて、見た目の美しさだけでなく、無農薬・無添加で身体にやさしい素材を使った菓子作りを追求している。 世界で活躍する空間デザイナー・柳原照弘氏が設計を手がけた店舗は、打ちっぱなしのコンクリートを基調として、一面のガラスが多用され、そこに舞い込む日差しが加わって、より洗練された雰囲気。なんだか研ぎ澄まされた気持ちになる。 ▫️くるみ氷 ¥1,210- ※お茶(温または冷 選択可)、箸休めのセット いわゆる「くるみ餅」は、かん袋、八角堂、しのび、みかさや等も評判で、そこに氷をかけた「くるみ氷」も期待を裏切らない味。枝豆で作られたウグイス色の餡で丸餅を包んであって、そこに淡雪のようにふわふわで滑らかな氷がたっぷりかかる。あたたかい餅と氷が触れ合ううちに、トロトロの餡がドロリしたカタさに変わるのも、食べるたのしみの一つ。 店によっては、枝豆の代わりに大豆や青大豆を使うらしいので、食べ比べてもみたい。 ごちそうさま
2025/05訪問
1回
紅茶とショコラの競演 ー 大阪・心斎橋から徒歩約10分圏内にあるアイスクリーム屋さん。gufo はイタリア語で、フクロウのこと。堺市のジェラテリア「ricarica」の姉妹店で、2016年オープン。2020年6月まで代官山に支店があった。 アイスは日替わりで、常時6種類程ある。こだわりのクラフトソフトクリームやシェイク系のドリンクも人気。店内のテーブル席は満席であることが多く、店先に観光客が座り込んでいることもあって、こういう時は持ち帰りが吉。 Today's Ice Cream(シングルは¥390-) ・パッションマンゴー ・アールグレイショコラ ・ほうじ茶 ・ラズベリーミルフィーユ ・イタリア産 ピスタチオ ※プラス¥100- ・イタリア産 ヘーゼルナッツ ※同上 ▫️アールグレイショコラ ※シングル、カップ選択 以前取り上げたベノアの茶葉を使っているという(ベノアは、食べログ側のいう外食店舗に該当せず、当時のログは残っていない)。ダージリンをベースに、ベルガモットオイルで柑橘系の爽やかな香りをつけたベノアのアールグレイ。ショコラの甘さと華やかな柑橘系の香りが調和して、初めていただく味わい。ホッホー、これは試してよかった。コーンを選択していれば、あと0.1ポイント高いかもしれない。 ここまでアールグレイを感じられるとは思っておらず、一口また一口と味わいを確かめていたら、あっという間に消えてしまったというのが正直なところ。アイス系は頻繁にいただかないけれど、こちらのアイスクリームにはたちまち魅了された。パッションマンゴーもおいしそう。 ごちそうさま
2025/05訪問
1回
春とイタリアン ー 大阪・地下鉄メトロなんば駅から徒歩5分程の所にあるイタリアンとワインの店。 昨秋、旧tappa からリニューアルオープンを果たし、真新しい店内にはカウンター6席程とテーブル席が3つ。オレンジと青のコントラストが鮮やかな室内は、イタリアンモダンな雰囲気がただよう。営業時間は17時から23時半まで。 Google評価4.5以上、食べログ評価3.5(2025.2月時点)のイタリアンで、平日夜22時過ぎでもグループ客をメインに賑わっている。 旬の食材を取り入れ、彩りも味わいも抜群。シェフ奥野氏の志す「素材を生かし、大らかに直球表現できる創作イタリアン」を存分にたのしむ。 苺とフルーツトマト〜アールグレイ風味 +自家製リコッタチーズのせ ¥1,300- パテドカンパーニュ ¥900- オニオングラタンスープ ¥650- 松坂牛と焼ネギのラグー 〜インカの目覚めのニョッキ〜 ¥1,600- 佐賀牛カイノミのビステッカ ¥2,900- ホタルイカ・春野菜・からすみのパスタ ¥2,000- お飲み物 キリンハートランド オレンジワイン 能勢ソーダ ごちそうさま
2025/03訪問
1回
やっぱり締めは土鍋ごはん ー 大阪・メトロ御堂筋 本町駅すぐ、船場センタービル10号館 B1Fにあるご飯屋さん。お昼だけだったのが、夜営業も始めたという。全てカウンター席で、木の温もりとコンクリの無機質な対比が不思議と心地いい。音楽にもこだわりがあって、店の窓辺にジャケットが並ぶ。 その日は夜22時前の入店。色々食べたかったが、人気過ぎて品切れの物も多数あり。しじみ汁も例に漏れず、この分は割引してもらえた。次回は必ずいただきたい。そう思わせるだけの魅力が詰まったご飯とメニュー。 ▫️あての三種盛り(ナムル、イワシほか) ▫️低温ローストチャーシュー ▫️土鍋ごはん ※濃厚しじみ汁分は100円引き ※金山寺味噌付き ※出来上がるまで約20分要する お飲み物 ハートランド ジュ・ド・レザン・デュ・ドメーヌ (Domaine Baud Generation 9 Jus de Raisins du Domaine) ごちそうさま
2025/01訪問
1回
My favorite thing ー 大阪・梅田 阪急うめだ本店5階にあるブルガリのカフェ。大阪だけの出店ながら、ティラミスはギンザ・バーでもいただくことができる。お店の方によると予約者が半数以上を占めるらしく、ほぼ満席。 ティラミス カフェインレスコーヒー 高評価をつけたのには幾つか理由があるが、なにより圧倒的においしい。日本人向けの甘さにしているから? マスカルポーネは重たくなく、洋酒の強い香りはなく、クリスピーなチョコレートのアクセントがいい。量がありながら、完食できるのがとても嬉しい。 これまで本場(風)の強い苦味と甘味のコントラスト、リキュールを吸ったみずみずしいビスコッティに衝撃を受けて、イタリアのドルチェの一つ位にしか捉えてこなかったが、こちらのをいただいてから世界の見え方がグッと変わった心地。 ティラミスは1960年代に北イタリアで誕生したといい、色々な家庭の味があるのだろう。イタリア人ではないけれど、こちらのティラミスが気分を持ち上げてくれる気に入りの一つ。 カフェインレスコーヒーは「お代わり」までいただく。酸味は若干あるが、全体的にマイルド。サービス自体、初耳だったこともあり得した気分になる。 店内は細長く、料理を含むコースを注文された方は奥のソファー席へ、カフェを頼む方は手前のテーブル席へ案内されているようだった。満席で賑わっているけれど、ホッと落ち着ける雰囲気もある。 ごちそうさま