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2025/07訪問
1回
佐賀駅からバスと徒歩で10分程の所にある「手作り ぎょうざ専門店」。入居先は「ナニコレ珍百景」に登場。お店の方に聞けば「戦後間も無い頃から」続くという。さて訪れたのは17時前、(今からだと店内飲食ではなく)持帰りはできるということで焼ぎょうざを注文。 焼ぎょうざ 一人前10個入り ¥550- ※タレ付き 出来上がるまで10分程で、店主自らこまめに火加減を見守る中、よく使い込まれた鉄鍋と蓋の隙間から、皮の焼ける香りと湯気が立ちのぼる。とても気の抜けない作業という感じが伝わってくる。 モチモチした食感の皮と、挽肉にニンニクやニラが入った餡。匂いを気にする方向けに工夫してあるそうで、店内も餃子もニンニク臭はほとんどしない。 なにより感動的なのは、カリカリのひとくち餃子とは違うプリッとした肉厚な皮。これまで、ハネ付きで皮は薄い方がいいと思い込んでいただけに目から鱗の一品。持帰りで相当な味なのだから、店内でいただく出来立ては、もっとおいしいのだろう。 店舗が入居する中央マーケットは戦後の名残が漂う。未見だが、24年3月末のナニコレ珍百景で既に取上げられている(参照 昭和にタイムスリップしたようなレトロ商店街 佐賀県佐賀市 )。 ここから南側にある「鶴乃堂本舗」もレトロな風情を感じさせる。セットで巡るオススメのエリア。 営業時間は10:00-10:30頃から17:30頃迄(2024年6月13日時点)。出来立てをいただくなら、早すぎず遅すぎず、昼時に行くのがベストかもしれない。 ごちそうさま
2024/06訪問
1回
地域に愛されるパン屋さんを目指して ー 佐賀駅からバスで3分、または徒歩で10分強の所にあるハード系パン屋さん。 2020年のオープン以来、国産小麦やバターを使い高加水パンを焼上げる徹底ぶり。第一印象は、東京・南青山にあっても違和感のない佇まいということ。 店内はバゲットから焼菓子、オリジナルのティーシャツやグッズ等が目白押し。目移りしながら、特に食べたいものを選ぶ。 黒ゴマのリュスティック ¥140- ホワイトチョコとアールグレイ ¥220- メープルクロワッサン ¥260- たまごサンド ¥330- スノーボールクッキー ¥280- プレーンクッキー ¥300- 3つのパンは、一般的な名刺サイズよりも一回り大きいくらい(たまごサンドを除く)。高加水パンのような水分率の高いパンは生地がユルく扱いづらいが、こちらはキチンと成形してあって大きさも揃う。小麦粉や水分の量、塩や砂糖の量は勿論のこと、こね方やパンチの仕方にも高度な技術力がうかがえる。 黒ゴマのリュスティックは、想像以上にモチっとした食感。小麦やゴマの香り高く濃厚な味わいに驚く。ちなみに店頭では、アイスサンドにすることも可能(別途料金)。これだけ風味豊かであれば、生ハムやツナをサンドしてもおいしそう。 ホワイトチョコとアールグレイは、チョコがふんだんに入っていて常温でも甘い香りを放ち、溶けてしみ出すほど。アールグレイと口溶けのいいチョコのハーモニーがたのしめる。 メープルクロワッサンはその姿が素晴らしく、ネジネジと編み込まれたクーロンヌ状のかたち に目を奪われる。バターと生地を折り込み、シナモンもたっぷり。温め直せば外はカリッと中はジュワッと、メープルの甘さとバターがしみ出てくる。 たまごサンドは、ショーケース最後の一点。実食してみた結果、期待値が高すぎたように思う。たまごのやさしいクリーミーな味わいが、ほかのパンの個性に隠れている気がする。同種のパンは全国にあって答えは一つではないから、こういうサンドがあることを知れて為になった。 スノーボールクッキーとプレーンクッキーは、成分表を見ての通り添加物のない焼菓子。子どもにも安心して食べてもらえるという、お店のコンセプトに即したもの。 こちらはパンだけではなく、持帰り用のドリンクも注文できる。ほかに同ビルLINKTOWN3階にイートインカフェがあり、同市兵庫南にサンドイッチとカフェのお店もある。魅力的なパンが豊富なので、またぜひうかがいたい。 ごちそうさま
2024/06訪問
1回
佐賀駅からバスと徒歩で10分ほど。佐嘉神社、松原神社に近いウワサの手作り饅頭屋さん。九州のテレビで何度か取りあげられている。 お店では、名物の肉まんじゅう、甘酒まんじゅう、玉子まんじゅうが特に人気とのこと。他にも気になる品が多数。 肉まんじゅう ¥200- 玉子まんじゅう ¥170- 黒糖まんじゅう ¥150- いちご大福 ¥180- ※肉まんじゅう用の酢じょうゆ別売。好みでどうぞ。 ※看板曰く、生地にアルカリイオン水使用。 一番感動した点は、肉まんじゅう、玉子まんじゅうと食べ進めてからの 大福は至福 ということ。 熟れたいちごの甘さとみずみずしさ、つぶ餡の歯触り、餅のやわらかさ、全てが調和して感じられる。勿論、果肉が熟れすぎず適度なカタさ、爽やかさを備えた大福もいい。 訪れた先は、いわゆる「レトロカッコいい」商店街の名残がみられる場所で、戦後すぐ市場として開かれたという。80年近く経つが、こちらは現存する貴重な一店舗。昔懐かしい雰囲気や建築が好きな方にもオススメ。 ごちそうさま
2024/04訪問
1回
九州のこだわりのあるお茶 ー 佐賀駅構内、サガハツにある 茶舗。本社は福岡県にあり2012年に設立、佐賀店は2年前にオープン。主力商品はノンカフェインで24種の天然素材のみを選別、ブレンドした効茶(ききちゃ)。野草も入った独特の味わい。 お話上手な店員さん2名に誘われて、さっぱりしたteaかlatteをおすすめされる。ちょうど、サガハツ内にほうじ茶のいい香りが漂っており、冷たいほうじ茶ラテを注文する。 ほうじ茶ラテ ¥500- ほうじ茶の濃厚なコクに牛乳が合わさって、まろやかな味。えぐみはない。よく冷えていて、しつこくない甘さ。暑さでホテったからだに、よく効く一杯。ここまで濃いほうじ茶ラテは初めてかもしれない。 ごちそうさま
2025/07訪問
1回
佐賀駅構内で気軽にたのしむ地元のお寿司 ー 「嬉乃すし」監修の鯖寿司、おいなりさん。創業は1974年、50年近くの時を経て2023年に持帰り専門店を新規オープン。 ある方のログによると、銀座のとあるお寿司を超越する握りがあったとかで、以来気になっている。未だ若宮の本店に立ち寄れないまま、今回はテイクアウト(店内にはイートインスペースあり)。 呼子のイカ墨黒いなり ¥900- 松前風鯖寿司 ¥1,000- 黒いなりと称する名物は幾つかあるが、こちらは一際黒い。旨みたっぷり呼子のイカ墨を染み込ませた、みずみずしい南関揚げ(なんかん)。食べやすい大きさで、即完食。 四国に縁があるこの揚げは、熊本北西部の玉名郡南関町に伝わる油揚げの一種で、町の名前を冠した名産品。水分の抜け切ったパリパリとした揚げは常温で3ヶ月程もつという。 江戸時代・17世紀前半に起こった島原の乱のあと、人口の減少した島原に四国・伊予松山地方の人々が移住したことに伴い、この油揚げの製法が当地に伝わったといわれる。「松山揚げ」の親戚といったところか。 松前風鯖寿司は、肉厚な鯖を浅く酢締めした一品。薄めの白板昆布を巻くほか、しゃりの中には大葉、ガリ、小ネギが入る。薬味の青々とした香りがふわっと漂い、さっぱりといただける。店頭1番人気の商品らしく、それも頷ける。 なにより土地の繋がりや違いの垣間見える車中食となった。 ごちそうさま
2024/06訪問
1回
佐賀・ミルン牧場産の生乳100%を味わう ー 全国誌でとりあげたアイスクリームは濃厚ミルクの甘さ全開。コクもありながら後味はサッパリ爽やか。 ミルン牧場 アイスクリーム バニラ ¥450- ※牧場のオンラインショップからだと¥410- アイスの甘さで口の中がモタついたり、喉が乾くような感覚は一切ない。ただただ濃厚なミルクの味が口いっぱいに広がり、まろやかな甘さと喉越しのよさを感じる。何の引っ掛かりもなく、クセもない素直な味。全国規模で販売される生乳100%アイスクリームとも異なる風味。 ミルン牧場特製のアイスクリームは、県内に2、3ヶ所ある販売所で売られているようだが、詳しい場所を知らない。ここ佐賀駅前の本店はアクセス性が高く、県内選りすぐりの特産品も入手しやすい。 なお店頭に宣伝は一切無いが、牧場のHPによれば2024年までに雑誌「CREA」(夏のひんやりスイーツ3選 ミルク感抜群の牧場アイス)や「anan」、ほかに九州のテレビ等で紹介されている。 ごちそうさま
2024/06訪問
1回
佐賀の地で、客人が夢を語りあえる心地よい空間ー Soufflés(スフレ)。佐賀駅から徒歩3,4分の立地で、基本的に要予約の人気店。そうとも知らず入店して、運よくカウンター席を案内される。今秋は国体が控えているため、お店の客足も一気に増えそうな予感。 Aランチ ¥880- ※前菜、スープ、メイン料理、デザート、コーヒー 前菜は、目にも鮮やかな3種。ポテトサラダ風のオードブルや、落花生豆腐のほんのり甘くてモチモチした食感が食欲を刺激する。早速、九州ならではの食材を味わうことができて嬉しい。 スープは、キャベツ入りのコンソメスープ。塩味控えめで、キャベツのやわらかさと甘さをたのしめる。 メインの料理は、真鯛に芽キャベツ、ニンジン等のパイ包み。エチュベしたような蒸し煮らしさもあって、素材の一つひとつが濃厚な味わい。はちみつや生姜を感じさせる独特のソースと絡まる。 デザートとコーヒー(デセールとカフェ)は、かぼちゃのプリンとフルーティーなコーヒー。 ツルンとしたプリンに、ホクホクしたかぼちゃが混ぜ込んである。コーヒーは酸味もありながら、まろやかな甘味もあって飲みやすい。 この時間、店主お一人で切盛りされている様子。奥のテーブル席や手前のカウンター席まで目配りされている。炎天下の昼時であることを忘れさせてくれる、素敵なお店。 ごちそうさま
2024/06訪問
1回
佐賀駅に併設するレストランで、ハンバーグオムライスをいただく。絵に描いたような盛り付け。 こちらのメニューは、パフェやパスタの種類が非常に豊富。ハンバーグにもこだわりがあるようで、別途、食べ方のマニュアルがある。 ハンバーグオムライス ¥1,280- マンゴージュース ¥150-※ ※ディナータイムのセット割引 どちらかといえば塩気は強めで、ジュースの濃度も高い。がっつり飲んで食べた感じがする。道中の冷え切った体と心が、一気にあたたまるようだ。 この日、新鳥栖からの特急が遅延し、雨は降り始め、飲食店のラストオーダー時間が刻々と迫る中、まだ営業しているお店を発見。思いがけない出会いが、貴重な思い出になった気がした。 ごちそうさま
2024/04訪問
1回
「丸房露」(まるぼうろ)は鶴屋が元祖という。寛永16年(1639)創業で、佐賀藩御用御菓子司となって以来380年余その暖簾を守り続けている。 佐賀銘菓 元祖丸房露 5個入 ¥432- ※日持ち11日間 こちらの生地は蜂蜜のねっとりとした感じがよく出ている。甘いものに慣れきった舌で、やさしい味を噛み締める。 このまま食べてもいいが、紅茶や牛乳に浸して食べるもよし、コーヒーのおともにもよし。最近では丸房露に付ける専用のアイスクリームも出ている。 ここ5年のあいだ、オランダのストロープワッフルに想を得た「鶴屋のストロープワッフル(キャラメル、あんバター)」等の新商品もお目見え。 それこそ、丸房露もワッフル風に食べてもよさそう。 ごちそうさま
2024/04訪問
1回
唐津を代表する饅頭 ー 佐賀駅から徒歩約7分の所にある饅頭屋さん。創業は江戸時代・嘉永3年6月(1850)。今年いただいた饅頭の中で一番と思うくらい、くびったけ。近くの百貨店にもあるけれど、これをご当地で買いたくて佐賀に来たと言ってもいい。 季節柄、水まんじゅうもおすすめ。桜の葉の上に浮かぶ水まんじゅうは、まるで花筏のよう。桜餅と同じくクマリンの優しい香りと相まって、食欲が増す。この時期限定。 水まんじゅう 1パック5個入 ¥400- 松露饅頭 10個 ¥1,120- ※自宅用の賞味期限は、購入日を含めて6日。 ※自宅用のほか、贈答用で日持ちするパック入りもある。 お店の説明 当地の虹の松原(日本三大松原のひとつ)に、四、五月頃、松の根元の砂から自生する、球状の松露(キノコの一種)のコロコロとつぶらな姿に似ていることから「松露饅頭」とつけられました。 ごちそうさま