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食べログ スイーツ WEST 百名店 2023 選出店
大和西大寺、平城/ケーキ、マカロン、カフェ
2024/06訪問
1回
食べログ スイーツ WEST 百名店 2023 選出店
本町、肥後橋、淀屋橋/ケーキ、チョコレート、洋菓子
【2025.3.31閉店】今後は滋賀守山店のみ***大阪・本町のフランス洋菓子専門店。クロワッサン等のパンも販売。室内にはサロン・ド・テもあり、来店した日も先客が。本店は滋賀県守山市播磨田町にあり、そちらでお菓子が作られている。 オーナーの渡邊雄二氏は、かつて鎌倉のレ・ザンジュで修行を積まれた方。あの人気店に入社されていたとはつゆ知らず、目から鱗。 マドレーヌ フィナンシェ・オ・マロン キャトル・カール フロランタン パン・デピス 1番印象的だったのは、マドレーヌ。 バターを惜しげもなく使うだけではなく、レモンの皮の存在で、甘ったるい生地とは一線を画している。今より甘さ控えめでも充分おいしいと思われるが、柑橘系の味が仄かに感じられていい。 パン・デピスは、蜂蜜やカルダモン、クローブやシナモン等の香辛料を用いた焼菓子。バターは使わない。お店によりアレンジなされるものの、概して独特の味と、その名の通り「パン」寄りの歯触りなので、好みが分かれると思う。特に、こちらのパン・デピスは通好みかもしれない。 日本における老舗パティスリーといえば、東京・尾山台のオーボンヴュータンを真っ先に思い浮かべるが、こちらも素晴らしい名店。心が躍り過ぎて、値段を控えなかったので次回は気をつけたい。 ごちそうさま
2024/03訪問
1回
ハード系パン好きにオススメのVIRON。渋谷のほかに、こちらは丸の内TOKIA 1階にあり、東京一有楽町間を走る電車内から店先を見ることができる。 訪れたのは雨のひどく降る平日の夕方。カフェは満席。持ち帰りのカウンターも観光客で賑わう。 VIRONのヴァゲットは押しも押されぬ看板商品だが、個人的に魅了されているのはクロワッサンで、この日最後の一つを購入。ショーソン・ポムもリンゴの甘さと生地の食感がたまらない。 ほかにサンドイッチ系のパンや焼き菓子もみつくろう。焼き菓子のうち、オランジェットは、ドライフルーツ系というよりも、水飴状で練り飴のようなソフトな弾力がある。ショコラ専門のそれとは、また異なる食感がたのしい。 サンド・プロヴァンサル ¥850- クロワッサン ¥430- ショーソン・ポム ¥720- セーグル・ドゥミ ¥270- フロランタン ¥280- オランジェット ¥400- (パンデピス ¥350- 画像掲載なし) ※ご注意※支払いは現金のみ。 かれこれ20年近く経つが、相も変わらず、こちらのパンは美味。世の中に、毎回新鮮なよろこびをもたらしてくれるパンがあるとしたら、絶対に外せない。 ごちそうさま
2024/03訪問
1回
ほっぺたが落ちる ー 烏丸御池から徒歩4、5分の所にある苺専門の洋菓子屋さんで、一般に出回らない品種の苺も堪能できる。2003年オープン。 日々、日本全国の産地から異なる品種が届けられて、それぞれの味が最も引き立つケーキを提供する。これも、いちごいちえ。迷ったら、食べたいケーキをぜひどうぞ。 苺のチーズケーキ ¥880- ワイルドベリーティー hot ¥825- 苺のチーズケーキは、長野県産のサマーリリカルを使用。四季成り性の新しい苺で、2021年に品種登録されて以来、長野県内でのみ栽培可能。 ツヤがあって鮮やかな赤色をした果皮、淡い赤色をした果肉と芯。実は程よく引き締まる。細かくカットしているせいか香りがとてもいい。甘さと酸味のバランスがよく、クセを感じさせない。 ベース部分は、レアチーズ風のヨーグルトケーキに近い印象。いわゆるバスクチーズのような まったり濃厚な食味ではなく、苺の味も相まって爽やかでサッパリした喉越しが感じられる。胃に重たいケーキが苦手な人にもオススメしたい。 酸味の抑えられたワイルドベリーティーとの相性も抜群。コーヒーを飲むつもりだったが、苺尽くしの最適解を教えてもらった気がする。 こちらは店頭購入のほかに、テーブルが4卓ありイートインも可能。16時過ぎには喫茶の受付がクローズするらしく要確認。人気すぎて菓子の生産が追いつかないため、この点もご留意を。夕方には半数以上のケーキが売切れ。 なお、クリスマスケーキの予約は毎年11月上旬からで、今年も早々に完売したという。来秋、ぜひ試してみたい。 お店の説明 苺のチーズケーキ 粒々の残る果汁を使って作るチーズケーキは、母の味をアレンジしたロングセラーメニュー。力強い味わいがしっかりとした苺を使用。 ワイルドベリーティー ドイツでブレンドされたビタミンたっぷりのノンカフェインティー。口の中に野いちごなど様々なベリーの甘酸っぱさが広がる、見た目も綺麗な赤色のお茶です。 ごちそうさま
2024/12訪問
1回
中庸な中深煎りに魅了される ー 京都・三条近辺のカフェ。食べロガーさんの口コミに誘われて、食後のコーヒーをいただきに赴く。 障子に見立てたインテリアやぬくもりを感じる設えに、シルバーや黒を基調としたスタイリッシュなコーヒーメーカーが置かれて、和モダンの言葉がよく似合う店内。BGMはクラシック。 カフェインレス珈琲 一杯用ドリップ珈琲 三条ブレンド 3個 ¥1,200- カウンター席で中深煎りのカフェインレスを頼む。砂糖とミルクの有無を尋ねられて、念のためミルクを付けてもらう。 カフェインレスといっても、コーヒーの甘みと苦み、そして酸味のバランスがよく、オリジナルブレンドに匹敵する味わい。結果的にミルクがなくても、この三拍子揃った味に魅了された。経営理念でいう「中庸」を体現した一杯。 雰囲気も店員さんの応対も心地いい。 お店の説明 私たちの珈琲 苦味がお好きな方、酸味を好まれる方、甘味をお求めの方、どっしりとしたストロングを普段から愛飲されている方、などなど、お客様の多様な好みに応えられるように、常にバランスよく商品を取り揃えております。 厳選して生豆を仕入れ、直火式焙煎機にて少量ずつ丁寧に焙煎した当店ならではの香味をお楽しみいただけましたら幸いです。 ごちそうさま
2024/12訪問
1回
食べログ スイーツ WEST 百名店 2022 選出店
肥後橋、本町、渡辺橋/チョコレート、カフェ、ケーキ
大阪・西区のレ・プティット・パピヨットにて、焼菓子やキャラメル等を購入。こちらはフランス人ショコラティエ テディ・クロシャール氏のチョコレート専門店で、2024年で開店12周年を迎える。 クロカン ノワゼット ¥580- 40g キャラメル ショコラ ¥850- 100g ミニ カヌレ 2個 ¥240- 特に印象に残ったお菓子。 キャラメルは、生クリームだけではなく水あめやバターも入っており、歯にくっつくどころか、素晴らしい口溶け。今まで進んで食べるものではなかったが、こちらのキャラメルは非常に美味。 カヌレは、小ぶりなミニの方を選択。カヌレ専門店のそれとは違って、パン生地のようなクセの無さと、甘すぎないところがいい。ラム酒やバニラビーンズの香りはクドくなく、苦みもなく食べやすい。 すぐ近くにあったセイイチロウ・ニシゾノは、昨年から なにわ筋と靱公園に近い場所へ移転している。徒歩圏内なので、一帯を巡るのも良さそう。 ごちそうさま
2024/03訪問
1回
今回は、いただきもの。「Dining33」併設のパティスリーで、シェフ三國清三氏の三國イズムが感じられる多彩な生菓子。贈答用にも自宅用にもピッタリ。 タルトシトロン ¥1,000- エクレール ¥800- シトロンは、春らしい色づかいが目をひいている。添えられた花は季節によって変わるのだろうか、今回はピンクの鮮やかな花弁をいただく。 エクレールは、ショコラのかわりに水飴が表面にかかり、クリームを中に挟んだもの。黄金色に輝く姿もまた、食欲をそそる。 いずれも華やかな見た目だけではなく、味わい豊かで、中身もじゅうぶんに堪能できる。幸せなひととき。ほかにも気になるお菓子は多数あり。今度はぜひ足を運びたい。 ごちそうさま
2024/03訪問
1回
四季折々の洋菓子を提供するHIBIKA。阪急梅田店にて、季節限定のクッキーを購入する。パステルカラーの包みも素敵。 春のクッキー ポルボロン アソート(3個入り) アーモンド、シトロン、いちご 各1個 ¥864-(本体価格¥800-) 特定原材料等 小麦,乳成分,アーモンド,豚肉 ※ 本品の販売期間(予定)は2024年3月1日から5月31日まで。 シトロンのみ鮮やかな黄色でアイシングがほどこしてあり、口に含めば表面はパリっと、中身はほろほろと崩れる。この歯触りがたまらない。 勿論、アーモンドやいちごも、繊細な口溶け。ポルボロンにしかない口当たり。 少し前までは小麦粉やアーモンド粉に、口中の水分をすべて持っていかれる感覚があったが、今回改めて食してみて一転。たいへん遅ればせながら、みなさんの口コミの理由がわかった気がした。 ごちそうさま
2024/03訪問
1回
焼き菓子を求めてミッシェル バッハ再訪。クッキーナチュールは感動のおいしさ。 クッキーナチュール ¥140- パウンドケーキ 各¥320- 黒糖とココナッツのクッキー ¥230- 締めて¥1,010-(税込) クッキーナチュールは混じり気なし。カリッ、ホロっとした食感で、余韻に たまごぼうろ を彷彿とさせる、安心感を覚える味。卵やバターの風味もあって、この手のクッキーでは1番の好み。 ツマガリよりも生地は薄いので、そもそも食感等を比べるのは、おかしいかもしれないが。 紅茶のパウンドケーキが好きな方にオススメなのは、アールグレイ。一方、プラムとシナモンはアールグレイの爽やかさと対照的で濃厚な一品。 ココナッツのクッキーは、ザクっとした食感。雑穀に似た細かな内容物に加え、塩味と黒糖の甘さとが複雑に混じり合う。 夕方は品薄状態なので、次回は早めに訪ねたい。 ごちそうさま 以前から関心のあった洋菓子店のひとつで、目当ては1番人気のクッキーローゼ。 みなさんの口コミと冬場の土曜(曇天)とを考慮しつつ、8時半過ぎに夙川駅到着。 ここから商品受取までのおおよその流れは以下のとおり。 ・8時40分頃。お店のシャッターは半分開いた状態で、店先に男女5名が並んでいた。後続は、お店の角を左に曲がったところで、さらに15名ほど列をなしていた。 ・9時15分頃。先に到着した方々は、どうやら第1グループらしい。メモ用の半紙(氏名、電話番号、住所を記したもの)と整理券とを店頭で引換え、いつの間にか解散したようだった。受取時間は10時から17時。 ・9時30分頃。続いて、筆者を含む第2グループは、総勢10名程度。前のグループが整理券を受け取って15分ほど経った頃、お店の方からメモ用の半紙と注意事項が回覧された(この時点で連絡先を記入)。受取時間は11時から17時。 ・さらに待つこと15分ほど。ここまで来ると、(予約をしないで、10時開店と同時に2箱買う方が楽だな)とも思えてくる。我慢。 通常、予約しない場合は2箱まで購入できるが、これは在庫次第。運勝負。全く買えない日もある。 ・10時前に、角から店頭へ案内される。「クッキーローゼ18枚入 おひとり5箱まで」との説明があり、お店の方に希望の数を伝える。 ここで、先ほどメモした半紙と整理券(日付と希望数が記載されたもの)とを交換。 ・ひとまず10時前に一旦解散することができた。しかしクッキーの受取には、あと1時間ほど待たねばならない。近場で時間を潰すことにする。 ちなみにお店の昼休みは12時半から1時間強。 時間を誤ると、さらに午後まで待たねばならないので要注意。 ・11時頃に、整理券を持って再来店。お店の方に整理券と身分証明書の提出を求められるので、運転免許証を提示。袋詰めされた商品と半紙(個人情報なので、お返ししますとのこと)とを受け取る。 お会計は現金のみ。 クッキーローゼ18枚入 1箱2,000円也。 日持ちは2週間。 ・クッキーの味わいは、みなさん絶賛のとおり。 素材の風味が感じられ、滋味深き味わい。 4箱すべて、近いうちに平らげるだろう。 勿論、味もさることながら、クッキーの繊細な造形も魅力のひとつ。 この日は近所の方が並んでいて、聞けば遠方の客人に頼まれたとのこと。また、クッキーのほかにエクレアやシュークリームも美味しい、とおすすめされた。また機会があれば、訪問したい。 ごちそうさま
2024/03訪問
2回
準備が出来次第オープンします。ー 大阪・心斎橋から徒歩約10分圏内にあるケーキ屋さん。訪問日は17時15分頃の開店で、1人ずつ入店していって、4番目に順番が回ってきた。 みなさんがいわれる通り、15時頃から明かりはついていてもオープンのタイミングが掴めない。なにより個性的で、心を掴んで離さない魅惑のケーキたち。(生菓子のタイトルは覚えられず割愛) ▫️モンブラン ¥820- 赤紫色したアマレーナはツヤツヤで、チェリー特有の甘さと酸味が、モンブランの濃厚でまったりした味わいを引き立てる。中の和栗は大きく、食べ応えあり。洋酒が強いケーキは避けてきたけれど、これは気にならない(当社比)。 ▫️ピスタチオのクリームと苺タルト ¥820- 緑と赤のコントラストが鮮やかな一品。中にも苺が隠れており、生地との相性も抜群。何よりタルト生地のカタサが絶妙。こちらも洋酒が入っている気がするけれど、問題なく完食。 ※各生菓子の賞味期限は当日中 ▫️ピスタチオのプリン ¥360- 上品なオリーブ色したプリン。表面は比較的カタメで、スプーンですくう内にトロトロに変わる。1個でも充実の一品。 ▫️赤ワインとオレンジスコッチの ¥350- チョコレートパウンドケーキ 芳醇なお酒の香りをまとったボリューム満点の一切れ。まさに大人の味。洋酒好きな方にオススメ。※賞味期限は約8日 店内には計10種のケーキやプリン、ほかにチョコレートパウンドケーキや瓶詰めの苺ジャムが並ぶ。製造から接客まで全て1人で切り盛りされている様子。待ち時間は店内のかわいらしいテラリウムを眺めて過ごす。 ごちそうさま
2025/05訪問
1回
食べログ スイーツ WEST 百名店 2023 選出店
西梅田、北新地、福島(阪神)/ケーキ、パン、チョコレート
パンとケーキとチョコレート ー 大阪・JR東西線 北新地駅近くにあるリッツカールトンのグルメショップ、ブティック。焼きたてパンのほか、チョコレートやラウンジで提供されているケーキを購入することができる。 クロワッサン(ローズ/ライチ/フランボワーズ) パンオフリュイ オリーブ ハード系のパンを中心に、菓子パンや焼菓子、コンフィチュールも揃っている。自宅用にも贈答用にもよさそう。このうち、ローズの香りが特徴的なクロワッサンは、主食というより菓子に近い。生地の折り込みが丁寧で、バターの味わいもいい。バラのポプリや花屋さんの匂いが好きな方にオススメできる。 パンオフリュイは、リキュール漬けのレモンやオレンジ、ほかにピスタチオやイチジク、クルミ等がギュッと閉じ込められた濃厚な一品。一切れ5ミリの薄さで、ボリューム満点。カリッと焼けば小麦の香り高く、クレームシャンティーを付けてもおいしい。 オリーブは、もっちりソフト。温め直すことで、熟れたオリーブの味とオイルが混ざりあって、独特の甘塩っぱい複雑な香りが増す。また食べたいと思わせるパンの一つ。 ごちそうさま
2025/01訪問
1回
あ、これが百名店の味 ー 兵庫・JR神戸線 元町駅から徒歩10分圏内にある洋菓子屋さん。大阪駅から40分程度の所に凄い百名店がある。ワールドチョコレートマスター2009に輝いたパティシエ 平井茂雄氏が2012年にオープン。 クロワッサン ¥350- フィナンシェ ショコラ ¥320- フィナンシェ ピスターシュ ¥360- ペルルドショコラ ダーク ¥1,200- アントルメもショコラも飾り付けが繊細で、眺めるだけでも気分が上がる。この日購入したのはパン・焼菓子類と23年新発売のペルルドショコラダーク。 クロワッサンは予想と異なり、全体が飴がかってテカテカと輝く。バターと小麦の香ばしさもさることながら、菓子のような甘さが全面に出ている。ブーランジェリーとは違い、パティスリーによるクロワッサンとして独特の存在感を放っていると思う。 フィナンシェは、バター感がありつつ、固めのカリッとした焼き上がり。ソフトでジュワッとした食感ではなく、重たくなりすぎない。好みの食味。 ペルルドショコラは、隠れファンの多い人気商品らしい。毎年この時期になると、買い求める客が増えるのだとか。サクサクっと軽い食感のシリアルにビターなダークチョコレートをコーティングした魅惑の一品。オススメ。ルビーチョコレートVer.は見た目もかわいらしい。 ごちそうさま
2025/01訪問
1回
今回は、いただきもの。こちらは東京・大手町にあるパレスホテル東京ペストリーショップ。ケーキやチョコレート、パンやコンフィチュール等を揃えており、店舗の内装デザインやパッケージも一新されて、2023年9月リニューアルオープン。 暫くぶりのパレスホテル東京のケーキに心躍る。住所の「1-1-1」をデザインに採り入れたパッケージも、発見があってたのしい。 プレミアムショートケーキ マロンシャンティイ ショートケーキはキメ細かなスポンジがしっとり。爽やかな甘さのイチゴに、カタめのこってりしたクリームをまとう。一つの作品としてまとまりがあって、甘酸っぱく ふんわりとしたショートケーキとは方向性が異なる気がする。 マロンシャンティイは、栗と生クリームだけのシンプルなケーキで、パレスホテル伝統の味。白銀のごとき雪山の中に、金色に輝く栗が隠れている。栗はほろほろと崩れて、やわらかい生クリームと一緒に口中でとろける。 1961年に東京會舘よりグラン・シェフ田中徳三郎氏(1899-1977)が着任したというから、先行する「マロンシャンテリー」(東京會舘初代製菓長 勝目清鷹氏の発案という1900-1972)の存在が全く影響していない、とは言えないと思う。 毎秋、特製のマロンシャンティイも販売されているとのことで、それはまた来年。 ごちそうさま
2024/12訪問
1回
中川政七× 一つ星シェフ 鳥羽周作氏共同プロジェクト ー 日本最古の柑橘類「大和橘」(やまとたちばな)を使ったジャムとのペアリングocasi(御菓子)をたのしむ。こちらは近鉄奈良駅から徒歩約7分の所にある和・洋・水菓子(果物)のお店。2年前にオープンした店舗には中庭があり、明るく開放的な空間が広がる。 ▫️ocasiプレート(チーズケーキ・どら焼き) ×3種のペアリングジャム(大和橘・すもも・キウイ) ¥935- ▫️水出しアイスコーヒー ¥440- ▫️ほうじ茶(奈良県山添村・大和園) ¥330- 古都奈良ゆかりの題材をシルクチーズケーキや三笠どら焼きに落とし込み、地場の果物と組み合わせたocasiたち。特に、裏ごしを限界まで行なったこのチーズケーキはとても滑らかな口触りで、オススメの一皿。彩り豊かな3種のジャムで味変できるのも一興。 使用しているカトラリー類は、店内で買うこともできる。ほかにオリジナルの手拭いや季節のジャムも購入可能。やはり1番人気はシルクチーズケーキのようで、予約して取り置きされる客人もちらほら。 お店のシンボルともいえる大和橘は、陽射しを浴びて、時折、神々しい空気をまとう。凛とした佇まいからは、おごそかな雰囲気をも感じさせる。 今でこそ希少な柑橘だが、京都御所 紫宸殿前の「左近の桜 右近の橘」、お雛様の飾りにも登場している。奈良の緑を間近に愛で、リフレッシュできる贅沢な空間。ぜひ足を運んでいただきたい。 中川政七商店からのご案内 ***株式会社中川政七商店は一つ星シェフ・鳥羽周作氏協力のもと、菓子店「奈良御菓子製造所 ocasi(以下、ocasi)」を、2022年10月22日(土) 奈良市元林院町に開業いたします。*** ごちそうさま
2024/07訪問
1回
食べログ スイーツ WEST 百名店 2023 選出店
西梅田、北新地、大阪/チョコレート、カフェ、ケーキ
2007年に丸の内を訪ねて以来、こちらは2度目の訪問。大阪駅前(KITTE大阪・JPタワー大阪すぐ隣)を見渡す本店で、ショコラをいただく。 給仕の方の気配りがこまやかで、テーブルに1人付いてもらえるのはありがたい。飲み物やケーキにあったショコラを選んでもらう。 ガトーセット ¥1,980- モルトセット ¥2,750- ガトーセットの飲み物は、カプチーノを選択。 ガトーは、ピスタチオクリームとビターチョコレートのムースを組み合わせた人気の一品。緑と赤とコントラストが鮮やか。 こちらに、日本最古のモルトウイスキー蒸留所・山崎蒸留所のウイスキー「山崎」を使用したショコラ1粒が添えられる。 モルトセットは、マッカランとショコラとのマリアージュ。オレンジ風味の柑橘系、キャラメル系、ソルト系のショコラ3粒を食べ比べる。 シェフが選りすぐったウイスキーと、自家製チョコレートの組み合わせは、なんとも贅沢。新たなたのしみ方を教えてもらった。 ごちそうさま
2024/02訪問
1回
2024年3月18日0時49分追記 昨日閉店。今後は、ここで修行された方々のお店や天王寺のヤードに出向きたい。 * * * 2024年3月17日をもって惜しまれつつ閉店する なかたに亭。 16時頃に伺った折、雨風が強いせいかウワサの行列は無かった。整理券を持っていた客人が順々に買い物を済ませ、こちらは10分ほど待ってから入店。 さてショーケースの中は、ほとんどカラの状態。店員の方が申し訳なさそうに、今ある商品を説明される。その日は焼き菓子とチョコレート類が全部で5種類ほど。1人4点まで購入可とのこと。悩んだ結果は画像のとおり。 ボンボン(2個入り) ¥600- オレンジコンフィ ¥400- マンディアン・クラシック ¥1,480- ボンボンは口溶けがかなりよく、洋酒と塩味が甘さを引き立てるよう。コンフィとマンディアンはプレゼント用にする。 同区の茶臼山町付近には、店主の御令息が手がけるコーヒー専門店 ヤードがある。スペシャルティーコーヒーのほか、クラフトチョコレートやケーキ、焼き菓子などがたのしめる。 なかたに亭が幕を閉じることに対して惜別の念に堪えないが、DNAを受け継いだヤードの存在に心の温まる思いがする。 ごちそうさま
2024/02訪問
1回
今回は、いただきもの。以前から、よく食してきた馴染みのある味。真偽のほどは定かでないが、店舗すぐ近くに屋敷を構えていた政治家も買っていかれたとか。 一口頬張ると、砂糖のコーティングがホロホロとくずれて、しっとりした生地からは、かすかに効かせたスパイスが鼻腔に漂う。シナモンや洋酒などが入っていても大丈夫という方は是非。 甘くてふわふわとした、いわゆる袋菓子タイプのものとは違って、軽すぎず重すぎず幾らでもいける。(個人差あり) 定番は2段タイプのバウムクーヘンで、お試し用としてハーフサイズにカットした1段もある。 ドレスデン風 バウムクーヘン(2段)3,600円 内 容 量 380g 直径約15cm×高さ約5cm。 賞味期限 20日程度。 ※全国発送あり。 これは余談で、 本店は、スイスで愛される、1897年創業の老舗コンディトライ バッハマンより暖簾分けを許された、スイス国外では唯一の店舗と知られる。 2022年秋、PAPABUBBLE/パパブブレが本店の事業を継承したという(成分表参照)。 こうして今日も食することができて、ありがたい。 ごちそうさま
2024/01訪問
1回
魅惑のオランジェット ー 大阪・阪急箕面(みのお)駅から徒歩5分程の所にある洋菓子屋さん「エピナール」。昭和57年(1982)創業。近年、新大阪駅改札内にも店舗を構える。季節限定のトリュフオショコラが特に人気。2回目の訪問。 季節限定のショコラは勿論のこと、オランジェットもオススメ。圧倒的知名度の高いチョコレート各店に限らず、東京浅草にもオランジェットで有名な店が複数あるけれど、こちらは関西屈指の名店と思う。 エギュイエット・オランジュ(7本入) ¥810- フロランタン ¥240- パウンドケーキ(フルーツ) ¥840- トリュフオショコラ(箱入)S ¥972- お店の説明 エギュイエット・オランジュ シロップ漬けのオレンジの皮をチョコレートでコーティングしました。 フロランタン サブレ生地にアーモンドスライスを敷き詰めて焼き上げた菓子。 パウンドケーキ フルーツいっぱいのスペシャルパウンドケーキ。 トリュフオショコラ チョコレートでガナッシュを薄く包み込み、カカオで仕上げました。香り高いショコラと、なめらかな口どけが印象的なエピナール一番人気の生チョコレートです。 ごちそうさま
2025/03訪問
1回
出会いを大切にしたい、大当たりの店 ー 京都・今出川の洋菓子屋さん「ラマルク」。晴明神社に近いエリアで、2019年5月オープン。マカロン、シュークリーム、オペラも人気で、常時10種類程度の生ケーキが並ぶほか焼菓子も豊富。フランス菓子に明るいご夫妻が経営する。 オーナーシェフの吉田達哉氏は、大学卒業後に専門学校へ入り直し、ホテルグランヴィア京都に勤務。渡仏後、パリのArnaud Larher(アルノー・ラエール)で研鑽を積む。現在の店名は、その際生活拠点になったラマルク通りというエリアにちなんだもの。帰国後、大阪の名店quai montebello(ケ・モンテベロ)のシェフを歴任。※アルノーは24年9月をもって銀座店を閉店し日本から完全撤退。モンテベロは吹田→北新地→岸辺と移転し19年末に閉店。 ポルボローネ フランボワピスターシュ 米粉を使った焼菓子は、予想を遥かに上回るおいしさ。サクサクホロホロ、壊れやすいくらいで、とても軽い食べ心地。ラズベリーの甘酸っぱい香りとピスタチオのコクが互いを引き立てている。砕いたピスタチオの歯触りも相まって、ある程度食べ応えもある。これは人にも是非オススメしたい。 ごちそうさま
2025/07訪問
1回
季節のフルーツ おいしいとこどりー 大阪・阪急うめだ本店B1Fにあるフルーツギフト専門店。高野商店として明治18年(1885)に創業して今年で140年を迎える。 定番ケーキGateaux マスクメロンをパスして、期間限定の中から、ジュレタイプの涼菓を選択。生クリームやスポンジが無い分、果物そのものの甘さや果汁を味わう。 ▫️美果樹~2色メロン~ ¥918- ※期間限定6/1〜7/14 ▫️プリズムピーチ ¥519- ※期間限定6/1〜8/31 赤肉メロンは、肉厚で濃厚な甘さと爽やかな香り。 青肉メロンも肉厚ながら、サッパリとみずみずしい。クラッシュシードルが加わって、メロンジュースのような、口当たりのよさ。 熟れ加減の見極めが難しいメロンながら、熟れ過ぎず、カタ過ぎず、おいしいところだけをいただく。もう少し熟れているのも いただいてみたい。プリズムピーチのゼリーも◎。最上のひととき。 ごちそうさま
2025/06訪問
1回
本場フランスの洋菓子コンクールで日本初グランプリ獲得 ー 奈良の都に花咲く、世界最高峰の味に魅せられる。こちらはいわずと知れた名店中の名店、と人に教わって以来4回目の来訪。 ディアモン アールグレイ ¥750- “ダイアモンド”を意味するフランス語“Diamant“の名を冠した焼菓子。生地の周りに砂糖がまぶしてあり、キラキラと輝いている。アールグレイの香り高く、甘さも上品。 それも微粒子のグラニュー糖を使っているからか、口にすると瞬く間にホロホロ崩れていく、とても繊細な口当たり。コロンとした かたち を保てているのが不思議なくらい、シャリシャリした軽い食感が非常に心地いい。 1個は10円玉ほどのサイズで、一袋14個入り。 同種のクッキーが売りのお店は色々あるけれど、こちらのディアモン(ディアマンとも)は異次元クラスと思う。 *** *** *** 洋菓子のワールドカップと呼ばれる「Coupe du Monde de la Pâtisserie クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー 」は2年に1度リヨンで開催される 。 国内予選を勝抜き、各国の代表選手3名(3部門各1名ずつ)による団体戦の末、91年第2回コンクールにおいて日本人パティシエ陣が初の1位を獲得した。今から30年以上前のこと。パティシエの存在が世間に浸透しきっていない頃のお話。 このうちピエール・ドオール(当時)の杉野英実氏(1953- )は代表団を優勝に導いたチームリーダー。2022年にイデミ スギノは閉店するが、2024年から(株)柴田書店の手によりお菓子づくりを伝える映像プロジェクトの配信をスタート。 同チームの一員には、ペルティエ(当時)の安藤 明氏(1950-2012)、ガトー・ド・ボワの林雅彦氏(1963- )がいた。今も燦然と輝いているガトー・ド・ボワは、稀代のパティスリーのひとつといえる。 ごちそうさま