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上野広小路エリアにポツリと残る草履屋跡で、味噌と酒の奥深さに触れる。こちらは酒に合う料理と、豊富な種類の味噌が売りの居酒屋さん。宮大工が建てた日本家屋で、老舗の長谷川履物店を改装したという趣深い佇まい。漆喰のカウンターもいい雰囲気。 ▫️当日おまかせ ¥3,000- 先付け クエの煮凝り 嘗め味噌3点(アサリ、南蛮味噌、クルミ)と新鮮野菜盛合 刺身盛合(マグロ、アジ、マダイ、キンメ、クエ) 西京焼と野菜焼(ホタテ、万願寺とうがらし) ジビエ炭焼(イノシシ、ウズラ、エゾシカ) 和牛肉豆腐小鍋(国産黒毛和牛) ▫️ふぐ白子味噌漬 ¥980- ▫️コイワシの酢〆(酢〆いわし) ¥850- ▫️焼きおにぎり(味噌、味噌溜まり) ¥400- ▫️かに汁 ¥350- 飲み物 赤星 梅酒 悦凱陣 亜麻猫 十四代 ほか 当日おまかせは、店自慢の味噌にはじまり、新鮮な野菜や魚介類、そしてジビエをたのしめる。それぞれが持つ素材の味は、こだわりの調理法や味噌によって最大限引き出されている。 コイワシの酢〆は小骨が取り除かれ、下拵えに余念がない。同様に手間暇かけた ふぐ白子の味噌漬や出汁のしみた和牛小鍋、そして かに汁も濃厚。 このなかで1番のおすすめは、ホタテの西京焼。味噌の焼ける香ばしい匂いとホタテの凝縮された旨み(甘み)は非常に忘れがたい。 ごちそうさま
2024/07訪問
1回
京都・木屋町通 松原に位置し、高瀬川沿いにある「海の家酒場」。夜が深まるにつれ店内の照明も暗く落とされる趣向らしい。金額はお酒やソフトドリンクを除いた、おおよその目安。 ▫️ゴマ豆腐、岩モズク こうじ味噌とワサビを添えて、異なる風味をたのしめるゴマ豆腐。岩モズクは 生姜を合わせてサッパリ、コリっとした食感。 ▫️とり貝、アジ、帆立のてっぱい 九条葱、新玉ねぎ、マイクロハーブ、シソの花、山椒の葉も加えて酢味噌で和えた一品。まったりとしつつ、シソの爽やかな香りが心地いい。 ▫️無花果と白桃の白和え よく熟れた無花果と白桃にムース状の和え衣をのせたもの。上品な甘さとみずみずしさが堪らない。 ▫️クラゲとパクチーのピリ辛 香り高いパクチーに、ピリピリッと刺激的な味付けのクラゲと豆の和え物。トロッコリッとした食感で、よく冷えた胡瓜に付けていただく。 ▫️アジフライ2024.summer カラッと揚がって黄金色したフライ。ライム、塩、こうじ味噌、ワサビの4種類の味変をたのしめる。 ▫️鴨ロースと新ごぼう 歯応えの残る新ごぼうと しっとりやわらかい鴨肉が好対照の一品。甘辛く煮た実山椒がピリピリと舌を刺激してクセになる。美味。 ▫️桜海老と空豆の炊き込みご飯 よく肥えた桜海老の香ばしさと、空豆の青い香りが調和して白い湯気とともに鼻腔を満たす。海の物と山の物の組合せは、ほかに無いおいしさ。2杯目以降は ちりめん山椒、岩のり、おこげと出汁茶漬けの順にいただく。 飲み物 ▫️生ビール ▫️水出しほうじ茶(一保堂) ▫️コーヒー泡盛 ▫️ domaine tettaのぶどうジュース 一皿ずつ手が込んでいて、器の取合わせや盛付け方も含めて綺麗で丁寧という印象を受けた。百名店のすば やアジェに近接する店舗なので、巡るのに丁度いい。 店内1階にカウンター、小上がり、立ち飲みスペースがあり、2階に貸切専用のテーブル席(10名)がある。フラッと訪ねてもいいが予約した方が確実で、特に週末に訪れる場合はお忘れ無くどうぞ。 ごちそうさま
2024/06訪問
1回
貝マニアでなくても喜ぶ ー 大阪・難波にある予約必須の貝料理屋さん。株式会社貝商が2014年にオープンした。当日予約はなかなか難しく、空いている時間を教えてもらい、ようやく来店。メニューは種類豊富で、評判以上の料理ばかり。貝マニアは勿論のこと、そうでもないという方にもオススメ。貝に沼る。 突き出し ナガラミガイ 醤油ベースのだしが良くしみる。クセがなく食べやすい。いわゆるカタツムリ形をしたダンベイキサゴ(団平喜佐古ほか)のこと。あまり流通していないが、日本の地域食、郷土料理として食べられてきた。 プチトマトのセロリの浅漬け ¥480- 程よい酸味と甘さ。トマトのジューシーさとセロリのシャリっとした食感が、いい箸休めになる。 貝刺3点盛 ¥1,680- 赤貝、アオツブ貝、ホタテの3種類盛り。ホタテとは違う赤貝の甘み、ツブ貝のコリっと引き締まった食感がいい。 色々貝のアヒージョ (バゲット付き) ¥680- グツグツと煮立った中に、ホタテ、アサリ、カキの旨みがギュッと濃縮されている。 イカワタのスモーク ¥530- お酒のアテにぴったり。淡雪のような繊細な一品、溶ける前にどうぞ。 マグロほほ肉の竜田揚げ 4切 ¥780- カリッとほろっと。少しほろ苦い竜田揚げはレモンとマヨネーズを添えて。 やかん焼きS ¥1,880- もうもうと立ち込める湯気の中から現れたカキ約10個。ふわふわのカキの身に、ポン酢やレモスコを掛けていただく◎ おまかせ焼貝5点盛 ¥2,780- 肉厚なハマグリ、カキ、ホタテ、サザエ等の盛り合わせ。どれも濃厚な貝の味がたのしめる。喉が渇くので、適度に水分補給を。 ハマグリラーメン ¥780- 締めのラーメンは、ミツバ香る あっさり塩ラーメン風。上品なハマグリだしに中細麺が最高。 これだけでも食べに行きたい。 お飲み物 ビール ¥600- カボスジンジャー ¥440- ごちそうさま
2025/03訪問
1回
寝ても覚めても、ひなどり。最近偶然にして阪神・阪急の催事イベントで巡りあった「讃岐 骨付鳥 蘭丸」。高松の店は2003年オープン。 骨付鳥そのものは香川名物の一つだが、今回、蘭丸の骨付鳥を求めて、会場を変えながら2回目の訪問となる。 ひな ¥1,080- 国産鶏100%の骨付鳥で、基本的に、おや・ひな2種類がある。初回時に食べ比べた結果、おやは非常に筋肉質で、なかなか噛みきれない。噛めば噛むほど味が出て、長い時間たのしめる。 今一方、ひなは身がやわらかくて食べやすい。万一、温められなくても、かたくて食べにくいということは無いと思う。 ひなどりそのものだけではなく、店特製のスパイスも魅力。塩、胡椒、にんにくをベースに、その他10種類以上のスパイスを混ぜ合わせた特製スパイスは、えも言われぬ味わい。 いわゆるスパイス独特のクセというものが、ギリギリのところで抑えられているようで、どこまでも食べ進められる。 日頃、牛肉ばかり食べているが、こちらの一品で骨付鳥の良さを教えてもらった。 勿論、ビールとの相性は抜群なので、ぜひぜひどうぞ。 お店の説明 柔らかくジューシーな肉質の「ひな」に、噛めば噛むほど旨味が溢れてくる「おや」。どちらもオリジナルの特製スパイスと特製醤油タレで味付けした、一度食べたらクセになる事間違いなしの逸品です。 ※催事イベントの食レポではあるものの、店の紹介をぜひ共有したいと考えたため、あえて本店のページにアップしている。 ごちそうさま
2024/09訪問
1回
底の見えない牛鍋の奥深さ ー 京都駅から徒歩5分圏内、京都タワーすぐそばの居酒屋さん。昭和の頃から続く、牛鍋とおでんが評判。当日飛び込みで、そのままテーブル席に案内される。カウンター席は満席。もしも分煙であれば、⭐︎星一つ追加。 おでんの盛り合わせ、テール特大はかなりの量らしく、そこで、サルベージにおでんを数本つけていただく。赤ワインやトマトペーストを入れたら、デミグラスソースになりそうなくらい、濃厚な味わいの一皿。九条ネギのシャキシャキ感とは好対照に、具は形を残しつつもトロトロになるまで煮込まれている。底の見えない奥深さ。 嬉しいことに、底からすくい上げた中には、たけのこ、テール、筋肉などが豊富に含まれていて、身も心も満たされる。好みで一味を振りかけてどうぞ。 ▫️サルベージ(底) ¥750 豆腐、ごぼ天 ▫️サルベージ(底) こんにゃく ※1人一品、テール以下の肉料理注文のこと ※おでんは 一本¥110〜¥250 お飲み物(瓶) サッポロ生ビール黒ラベル 烏龍茶 ごちそうさま
2025/06訪問
1回
定休日は日祝、天候不良で出漁しない日 ー JR大阪駅前の第1ビルB1階にある魚屋(海鮮居酒屋)さん。あたり一帯は昭和の面影を残し、雰囲気は新橋によく似ている。 和歌山湯浅近海で朝獲れした地魚を、毎日 往復4時間かけて店主自ら運ぶ。神経締めされた魚の鮮度抜群の造り、魚料理が自慢。飲み物は日本酒のほか、薩摩焼酎や和歌山ゆかりの梅酒、オレンジソーダも味わえる。 当日のメニューは添付画像のとおり。日によって店頭に並ぶ天然魚のレパートリーが変わり、ポピュラーなものから珍しい高級魚まで、リーズナブルな値段でいただくことができる。 造り盛り合わせ 1.5人前 (タイ、イサキ、ハマチ、イカ、カツオ、サワラ) ヒラメ昆布〆 ポテトサラダ イカの沖づけ コチの煮物 鯨ステーキ お飲み物 ビール、酎ハイ、黒牛梅酒 ※2時間制 ごちそうさま
2025/01訪問
1回
だけじゃない東大阪 ー メトロ中央線 荒本駅近くにある人気の中国料理屋さん。奥行きの広い店内にはカウンターとテーブル席があって、間接照明がきいた落ち着いた雰囲気。 日・祝は、大人気のランチ提供がお休みのため豊富なメニューから選択する。加えて¥5,500-以下の支払は現金のみで、Paypay・クレカ非対応の点も注意されたい。 五目あんかけ焼きそば ¥1,100- 黒ゴマアン入り胡麻団子 2個入 ¥495- 到着してはじめて、その日はランチの提供がないことを知り、しばし入店をためらった。が、その迷いを掻き消すくらいの絶品麺料理とデザートをいただく。日本人が食べやすい味かもしれない。 五目の名前以上に種類豊富な食材が取り入れられた焼きそばは、豚肉、エビ、イカ、チンゲン菜、オクラ、人参、シメジ、キクラゲ、レンコン、長芋、インゲン等の豆類…等が湯気を立ててキラキラと輝く。 芋やチンゲン菜はシャキッと歯切れよく、クタクタに煮たものより歯応えのあるものが好きな方にぜひオススメ。 具沢山かつ麺が隠れる程のあんかけが掛かっていて、あんの塩気とオイスターソースのコクが絶妙。自家製麺のムッチリとした食感とお焦げのカリッとした香ばしさが同時にたのしめる。とにかく、一口食べてたちまち魅了される。 タイミングを見計らって、同じくアツアツの胡麻団子が届く。外はカラッと、中はねっとりとした餅に黒ゴマアンがとろり。団子を割った途端、ゴマ特有の濃厚な香りが鼻腔に広がる。あっという間に胡麻団子の別天地に連れて行かれた。 ものづくりの街 東大阪というイメージを抱いてきたが、これ だけじゃない。今後は ほうみん 無くして語れない土地になった。また今度ランチめがけて再訪したい。 ごちそうさま
2024/11訪問
1回
JR京都駅近くで名物の焼鳥を頬張る。もとは吉田神社前にあった伝説の焼鳥屋台といい、今では駅近くに店舗を構えている。二代目店主の柳氏は祖父君の味を受け継ぎ、今も多くの人を惹きつけてやまない。2度目の訪問。 予約した方が確実で、17時~、19時~、21時~の2時間入替制。8席のカウンターは常に賑わっている。入替わる迄に多少待つのだが、食べたい串があれば時間前の到着をオススメする。一番乗りは優先的に席を選べるほか、先に注文できる可能性も高い。 21時の回ともなると、売切れもチラホラ。やげん(なんこつ)はこの日最後の一つ。山椒を振りかけて味変をじっくりたのしむ。 せせりは店の顔とも言える一本で、これが塩とタレとで全く異なる表情をみせる。今回はタレの甘さで肉の旨みが増幅。 一転して、和牛すじは塩とワサビでサッパリと。近江牛の卸しから新鮮なすじを取り寄せていて、噛み応えじゅうぶん。 つくね、ねぎま、水なす等も変わらずおいしく、ホッとする。 焼鳥ほか ▫️やげん(なんこつ) ▫️万願寺とうがらし ▫️砂ずり ▫️ねぎま ▫️せせり タレ ▫️(近江牛)和牛すじ 塩 ▫️きも ▫️つくね ▫️泉州水なす刺身 飲み物 ▫️赤星 ▫️すだちチューハイ 前回訪問した際は、半世紀近く店先に立つお母さん、そして二代目店主と弟御さんの3名で切盛りされていた。今年5月、その弟御さんが店主となる「京都屋台せせり」が西院にオープンしたことで、せせりの焼鳥を味わう場が増えた。京都にお立ち寄りの際はぜひどうぞ。 ごちそうさま 初めての訪問。 せせり はつ つくね 他 味変でたのしむ 焼鳥屋の とりめし 花山椒(サービス) ごちそうさま
2024/09訪問
2回
多少お酒が苦手でも通いたくなる酒場。 待ち列のできる人気店で、この日は車海老が早々に売り切れ。また店頭の水槽から姿を消すカサゴ数匹。こちらは姿揚げになって瞬く間に完売。 生ビールやレッドアイ、梅酒などとともに気になるものを食していく。 締めはなんと言っても、名物の明石焼。何名分かをまとめて作るので、早めに注文した方が待つことなくスムーズに食べられる。 手作りポテトサラダ ¥390- 鶏皮ポンズ ¥390- ホルモン煮込み ¥490- 沖縄もずく かき揚げ ¥590- あん肝ポン酢 ¥790- 寿司(真たい他) ¥170-(一貫〜) 名物 明石焼 ¥690- お酒各種 ¥390- ※お支払いは現金のみ。 店員の方々に、その日のオススメを教えてもらいながら、どんどん箸を進める。何より、コの字のカウンター席で肩を寄せ合って食をたのしむ時間は、とても得難いもの。素敵なひと時を過ごせた。 ごちそうさま
2024/03訪問
1回
ソフドリ・ごはん類は持込で ー 大阪・難波にある昭和26年(1951)創業の豚料理屋さん。いつ行っても並んでいる。飲食店の求人Foodslaboによれば「年商3億円規模、メディアで話題の繁盛店」。店内はテーブルとカウンター席とがあり、いずれも回転率早め。サクッと食べて飲んで帰るグループが多い気がする。 ▫️豚足 ▫️生センマイ ▫️焼鳥たん ▫️焼鳥せせり ▫️スープ ▫️お飲み物 ビール ※焼鳥は1人3本から ※ソフトドリンクとご飯類は持込可能 アルコール類は持込不可(画像のとおり) 名物は看板にもある豚足。青ネギと特製タレ付き。ぎとぎと、やわやわとした食感で、タレを付ければピリッと味が引き締まる。 生センマイも看板メニューの一つ。タレを付けていただく。噛み応え抜群でコリコリとした食感。 豚だけではなく焼鳥もいくつかある。たん もせせり も下味は付いているようだが、ここに卓上塩と七味を振り掛ける。豚も鶏も好きな方にはたまらないと思う。 評判のスープは無料らしい。豚足を煮た茹で汁というか、旨みと脂とがぬるりと口いっぱいに広がる。他にはない口当たりと喉越し。 ごちそうさま
2025/03訪問
1回
こだわりワインと季節の小料理 ー 大阪・JR難波駅、メトロなんば駅から徒歩2、3分圏内にあるイタリア小料理屋さん「カイト」。2年半前にオープンしており、毎日メニューが変わるという季節感満載の店。 ▫️パテ 突き出しの一品。ピンクペッパーがピリリときく。 ▫️桜ブリとひっさげのカルパッチョ 本日ラストの桜ブリ2切れを添えて。カイワレたっぷりの心地よい食感。 ▫️もち豚ロースト肉のローストポーク しっとりやわらかな口当たり。肉の旨みに粉チーズとバルサミコのアクセント。 ▫️苺とアメリカ産生ハム 甘酸っぱい2種のソースで みずみずしく爽やかな甘さの苺に塩気の効いた生ハム。ベリーの濃厚なソースがとろり。 ▫️小料理5種盛り(おまかせ) ・たっぷりきの子と白菜のトマト煮 ・ポテトサラダ ・焼き茄子と水菜の生姜マリネ ・刺身クラゲと胡瓜の甘酢 ・色々お野菜のイタリア風オムレツ お酒のアテに、ちょこちょこつまめる盛り合わせ。まったりさっぱり、色々な味と食感を楽しみたい方にオススメ。 ▫️岡山県産カキときの子のアヒージョ ぐつぐつと煮立った小鍋に、ぷっくり太ったカキがふんだんに入る。磯の香りがよく残る。 ▫️牛すじ肉のイタリア風どて煮 サラリとしたスープの中に牛すじ、コンニャクがひたひた浸る。あっさり赤ワイン風味。勿論、赤ワインとともにどうぞ。 お飲み物 アサヒマルエフ ミモザ カベルネソーヴィニヨン ごちそうさま
2025/03訪問
1回
うどんの熱気と卵のとろみ ー 大阪・阪急宝塚線 池田駅から徒歩数分、2002年にオープンした麺料理屋さん。代表取締役の平川氏は地元出身で、大阪外食産業における実業家としてメディア・講演活動もされているという。 店内は1、2階席ともコンパクトなテーブル席。2階席に行くのにエレベーターはなく、階段での移動。日本家屋風の設えで、陽の光がやわらかく射し込み、静かに過ごすことができる。 かま玉 ¥750-前後 讃岐の定番といえる、かま玉うどん。うどんの熱でトロリと濁った白身に、出汁醤油と天かす、薬味をよく混ぜていただく。卵黄が麺によく絡み付いて、コクのある濃厚な味に。 麺の断面は角が立っていて、色は白く透き通っている。食感はモチモチと粘りがあり、のばすとスーッと弾力があって、歯をやさしく押し返すような噛み応え。お腹いっぱいにならない量と心配したが、杞憂に終わった。 支払いは現金のほかにPayPay、au PAY等。レジ卓前に、クレジットやICカードの表記が見えなかったため、普段から小口現金を持たない派は事前に支払方法を確認した方がよいと思う。 ごちそうさま
2025/01訪問
1回
「うほおっ、うんまいっ!!」トンカツ大王を探して早数ヶ月。今回はこの探索過程で訪れた店の一つで、岩手県産SPF岩中ポークを特製の衣とラード100%の油で揚げた 魅惑のとんかつ。 東京・蒲田はとんかつ激戦区らしく高評価を得ている店がそこここにある。こちらは京急蒲田駅直結 あすとウィズ2階にあるアクセス性の高い とんかつ屋さんで2021年のオープン以来、人気を集めてきている注目店。 ◽️ロースかつ定食(150g) ¥1,900- ※ 羽釜炊きご飯、味噌汁、ぬか漬け、小鉢付 ※定食のキャベツのおかわり、ご飯大盛り無料 店の売りは低温でじっくり揚げた白ヒレカツだが、やはりジュワッと脂がのったロースかつの醍醐味にひかれる。 まずはオススメの召し上がり方に従って塩をつけていただく。評判に違わぬカリッとした衣に、まろやかでみずみずしい豚肉。次にカツオベースの出汁醤油に和からしをアクセントに添えて、肉本来のあまみを味わう。あとは好みで、カイワレダイコン入りみぞれ汁、トンカツソース、レモンでもたのしめるが、最後は肉本来の味がよくわかる塩に戻る。 セットの白ごはんは、普通盛り・中盛り・大盛りから選択可能で、今回は中盛り。粒立っていて、やわらか過ぎない。みぞれ汁にご飯を投入して、茶漬け風にしていただくのもアリ。 小鉢は、ポークの柚子胡椒和えと冬瓜のおひたしの類が2つ。お酒のアテとしても抜かりがない印象。合間にいただく千切りキャベツには、専用のドレッシングが3種(黒酢、梅紫蘇、味噌)あって、味変を楽しみたい方向け。 カウンター、テーブル席それぞれあって、一人でも入りやすい。羽田空港への行き来等、近くにお立ち寄りの際はぜひどうぞ。 なお、うほおっうんまいっ!!店探しはまだ続くと思う。 ごちそうさま
2024/10訪問
1回
大阪・阿倍野のキューズモール1階 あべのウォークの一画にある人気のビストロ屋さん。 8月31日迄、小学生以下はランチ全メニュー半額。そのためか昼時は、同性のグループ客のほかに親子連れもちらほら目立つ。勿論、テーブル席のほかにカウンターが6席程あって、1人でも入りやすい。 ▫️牛ロースステーキ150g ¥1,600- ※スープ、サラダ、ライス付き ▫️プチデザート ¥455- ※ドリンク付き(カフェラテ選択) ▫️食後ドリンク ¥280- ※竹炭コーヒー(ホットのみ) よく煮込まれたオニオンスープの存在は、作り置きのサラダの味わいを程良く掻き消してくれる。 ステーキはあらかじめカットしてあるが、スジが気になる方はさらに小さく切り分ける必要がある。 味付けはオリジナルらしく、醤油ベースでサッパリと。付合わせのモヤシは好みの歯応えがあり、ブロッコリーやマッシュポテトもいい箸休め。ステーキの赤身に加え、プチトマトの赤も食欲をそそる。 プチデザートはアイスだけではなく、生クリームを添えた抹茶のシフォンが2切れとドリンクも付いてくる。どちらかと言えば、淡いやさしい味のカフェラテといった印象。 食後の竹炭コーヒーは、これだけでも飲む価値ありと思わせる一杯。竹炭自体は無味無臭で、コーヒーの軽やかさと円やかなコクとが癖になる。器も雰囲気に合っていて素敵。 ごちそうさま
2024/08訪問
1回
冬の到来に先駆けて、定番の鴨鍋を食す。堂島や谷町の守破離には足を運んだことはあるが、黒門は初めて。こちらも雰囲気がよい。 到着は予約時間より若干早かったが、スムーズに案内してもらう。半個室風の奥まった席で、目の前に鹿おどしを備えた坪庭を臨む。 主なコース内容は次のとおりで、ほかに日本酒やワイン、炒った銀杏もたのしめた。 鴨鍋コース5,500円(税込) 付き出し おばんざい・アテ4種盛り (画像参照) 出し巻き卵 季節のかき揚げ 鴨鍋 お蕎麦 謳い文句のとおり、追加のいらない量。鴨鍋の出汁を追加してもらう頃には腹八、九分近い。 頼めば、本わさびが出てくるので、味を引き締めるのに打ってつけ。 この日の滞在は2〜3時間。あっという間だった。 ごちそうさま
2023/11訪問
1回
鰹の藁焼きライブ ー 大阪・心斎橋より徒歩約7分圏内にある、高知の素材を取り入れたレストラン。古民家をリノベーションした二階建ての店内で、黒と茶の落ち着いた色遣いが広がる。宿泊施設(株)三陽荘(高知県土佐市宇佐町竜504-1)が経営。 メインが選べる!おばんざい定食 ¥1,980- 日戻り鰹と土佐ぶりの藁焼き食べ比べ定食 白ご飯は、高知県仁井田米。お櫃からとって食べるスタイル。やはり高知県産の ゆずたま の卵かけ御飯をオススメされる。卵を割った時の柚子の香り高さは格別。ご飯に、まぐろ節をハラハラと注ぎ入れて、旨みを追加するのもあり。 おばんざい定食らしく5つの小鉢が付いており、紅白なます、明太子、青菜とオクラの和え物、ヒジキ、いわしの梅煮が揃う。 ブリも鰹も高知県産。藁焼きの香ばしさに加えて、青ネギとニンニクとともに、鮮度の高いモチモチとした食感の鰹、旨みを閉じ込めたブリをいただく。この時はじめに、高知県産の塩「いごてつ」を付けていただき、その後に醤油で味わうことを勧められる。塩は少量でもかなり塩辛いので量に注意。 なめろうは、ごま油やコチュジャン?が効いているようで、ピリ辛の韓国風。量がたっぷりあって嬉しい。野菜の味噌汁はやさしい味わい。全てのおかずはしっかり塩気がついているけれど、ご飯の次に辛さを和らげてくれる存在。 ごちそうさま
2025/06訪問
1回
はまぐりに始まり はまぐりにおわる。こちらは大阪駅から徒歩5分圏内、阪急32番街グランドビル28Fにあるダイニング。はまぐり好きな方、夜景をたのしみたい方にオススメ。 ◽️焼きはまわんこ 3ヶ ◽️はまぐり酒蒸し ◽️はまぐりの旨みたっぷりポテサラ 赤玉煮たまごのせ ◽️はまぐりとそぼろのレタス包み ◽️はまぐりの釜炊き御飯 はまぐりのお吸い物、はまぐりのしぐれ煮付 お飲み物 ◽️黒ラベル ◽️ ワイサートラウベンモスト 最初に断っておくと各地の特産品である はまぐりを知っている方からすれば、提供されるサイズは「一回り小さい」と思うかもしれない。 それでも味はいい。 焼きはまの、身のやわらかさと旨みは想像以上。釜炊き御飯は出汁がご飯に浸透して滋味深い。やはり はまぐり本来の味を感じるなら、シンプルな調理法に限ると思う。 今一方、凝ったサラダやレタス包みは箸休めにいい。少し期待と違ったのは釜炊き御飯についてくるお吸い物で、カツオベースの出汁がはまぐりの味わいよりも若干勝っている印象。勿論、はまぐり由来の磯の香りも感じられるが。次回は、人気のはまぐりラーメンを試してみたい。 店内は黒と茶の落ち着いたトーン、かつ木を基調としており、カウンター席のほか半個室風のテーブル席がある。この日の夜はほぼ満席で、とても賑やかだが、お店の対応はきびきびとして、頼む方も注文しやすい。 運営会社は大阪発祥の飲食屋さんで、1945(昭和20)年以来成長を続けており、2000年代以降にケラケラ、ダイヤモンドカリー、ベシャメルカフェ、ヴィ・ド・フランス等を(リニューアル)オープンしてきている。本店は2012(平成24)年より営業スタート。なお天然物のはまぐりは、2日前までに要予約のこと。 ごちそうさま
2024/10訪問
1回
大阪は百舌鳥(もず)にある世界最大級の墓 仁徳天皇陵をはじめとする百舌鳥・古市古墳群エリアで、蕎麦の食べ比べに興じる。 ビルのかなり奥まった場所にあり、ひっそり佇む蕎麦屋さんという印象だが、着席して束の間、あとから1人2人と入店してくる。基本の量が控えめなので、大盛りそばや天ぷらを予め注文する人が多い。年季の入ったカウンターには日本酒がいくつも置いてあり、一献傾けたい人向け。 もりそば ¥600- 「滋賀の白い蕎麦粉を使っています」との説明とともに、もりそば が運ばれて来る。食べ終わる頃に「黒い蕎麦」が差し出され、味や香りの違いをキチンとたのしめる。大盛りを頼めばよかったと思う。 蕎麦湯はとても白くトロッとしており、麺つゆで割る。ほどよい塩気と天かすのサクサク感や しみた感じがよく合う。普段飲み慣れていないはずなのに、こちらは飲みやすい。天ぷらそばも気になるので、また訪ねてみたいと思う。 ごちそうさま
2024/05訪問
1回
旬の鰹にであう ー 大阪・阿倍野、JR天王寺駅から徒歩5分圏内にある、昭和26年(1951)創業の料理屋さん。店舗移転前から、鰹のタタキに定評がある。何でも高知の藁焼きとは違った趣らしい。また特筆すべきは、和歌山の地酒や食材を中心に据えていることという。今回は2度目にして、初のランチタイム訪問。 ▫️お昼のメニュー 御膳 ¥1,800- ※白米、赤味噌汁、 ※11:30〜14:00提供 刺身は鰹と鯛。どちらの身も透明感があって、自然の甘みが感じられる。生ワサビもいい。 天ぷらは鱧に抹茶塩を付けて。衣はサクリ、身はふんわり。揚げたての天ぷらに口元が緩む。 タコの生姜酢和えは、モチモチとしたタコの食感と歯切れのいいキュウリと生姜の歯触りが好対照。いい酸味。 シメジと青菜の和え物は醤油と出汁をベースにしているのか、少量でも冷たくても味わい深い。 幽庵焼きは骨なしの切身に酒、醤油、柑橘系の香り等がよくついた焼物。見た目こそシンプルだけれどインパクトのある味。 豚の角煮にすりおろしたメークイン掛けは和源の自信作の一つ。角煮の甘さをメークインのほのかな塩気が相殺していて、想像よりも深みがある。 ごちそうさま
2025/05訪問
1回
冬は鴨 ー 創業明治4(1871)年、大阪メトロ四つ橋線 花園町駅から徒歩1分、御堂筋線 動物園前駅から徒歩10分強の所にある鳥料理屋さん。鴨肉や鳥刺しが好きな方にはたまらない。 店主に「以前来店されましたか?」と尋ねられるくらいには、駅近ながら人目につきにくい立地で、常連御用達の店らしい。 席も鳥刺し(15種盛り〜)も予約した方が確実で、鴨は河内鴨、鶏は三重の伊勢赤どりを存分に満喫できる。酒は北陸や九州がメインで、能登半島の復興支援として石川の日本酒を販売していた時期もあるという。 鴨料理や鳥刺しが豊富で評判のこちらは、まさに穴場。特に鳥刺しと鴨刺し、上肝造りは必食。 いただいた料理全てが定番というわけではなく、人気の高いものが定番メニューに昇格するという。料理をたのしみつつ、人気投票に加わる。アットホームな一体感のようなものを感じる。 ◽️アラカルト 5種盛り(ささみ、裏もも、そり、くび、むね) ¥2,500- 鳥久サラダ ¥900- ズリたく(砂ズリとたくあんの和え物)¥800- とび魚くんせい ズリ造り ¥800- わきみ(ハラミ) ¥800- 鴨刺し 河内鴨つくね焼き 上肝造り ¥800- 背肝焼き 鶏刺しキムチそうめん ¥800- 鴨つけそば 他 ※値段のないものは定番メニュー外 ◽️お飲み物 赤星 パッシモオレンジ ウーロン茶 他 ごちそうさま