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昼の点数：5.0
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￥2,000～￥2,999 / 1人
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料理・味 -
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南ロシアにそっくりよね。
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2025/02/11 更新
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友人伝いで料理人の集まる食事会に行ってきた帰り道。
店に求められる物が何か？料理人として生きる中で何を意識すべきか？店を持つ上で考えることは？などなどを聞いた後で結構為になりました。
駅まで歩いているとロシア料理のお店を発見。
ロシア料理って存在は知っていても食べる事は稀。
気づいたら入店していました。
今回はaセットとロシアンティーを注文。
aセットはピロシキ（肉or野菜）、ボルシチ（大盛り無料）、
メインのお料理（キノコのパイ包みorサーモンのクレープ包み）、デザートが付いて盛りだくさん。
この内容で1,800円ならかなり安く感じますね。
アラカルトメニューを見るとジョージアやらウズベキスタンのお料理なども。
ジョージアの料理なんてシュクメルリくらいしか分かりませんね。今度頼んでみようかな。
しばらくしてピロシキ（野菜）がサーブされます。
たまにパン屋でも見るけど生地が分厚くて
具はあんまり入っていない印象。
しかし本格的なものはやっぱり違いますね。
皮は薄くてパリッとしており、
具はキャベツやにんじん、玉ねぎなどがぎっしり詰まっている。
何となく春巻に近いかな？春巻より大きくて皮の食感や脂っこさなども無いので違うと言えば違いますが。
野菜のしみじみとした美味しさが感じる逸品。
いくつ食べても飽きなさそうです。
食べ終わったタイミングでボルシチが出てきます。
ボルシチといけば食べるのは3年ぶりくらいでしょうか。
新潟に居た頃に一度だけ店で食べたのが最後。
その店は老夫婦がやっている地元民向けの定食屋で、生姜焼きやアジフライ定食、味噌ラーメンに並んでボルシチが置いてあるのがなんともシュールでした。
ボルシチというと真っ赤な派手な見た目に反して味は素朴で、塩味と少し甘みを感じるすっきりとした味わい。
そのまま食べ進めても美味しいですがサワークリームを溶かすと味わいは大きく変化します。
サワークリームは無糖の水切りヨーグルトと言った感じ。
スッキリとしたスープにサワークリームを溶かすと円やかさと酸味が加わり、味に深みが出ます。
具は玉ねぎとビーツ、ジャガイモと言ったシンプルな構成。
高くても良いからお肉が入ると嬉しいがこれはこれでアリ。
メインはサーモンのクレープ包みをチョイス。
ググって知りましたがブリヌイという料理らしいですね。
甘いクレープ生地にサワークリームとスモークサーモン、レタスや刻んだピクルスなどが乗っています。
仕方ないとはいえ生地は焼き置いたもので弾力のないただの皮だったのが少し残念かな。
軽く温めるだけでも違いそうですが…
ただ本場のブリヌイは冷たいのか温かいのか分からないので何とも言えませんね。
本場では冷たいのを出すのが当たり前なら受け入れるまでです。
甘い生地にクリームやピクルスの酸味、サーモンの脂と塩味が合わさることで複雑な味わいに。
最後にケーキとロシアンティーが出てきます。
ケーキはリンゴ入りのパウンドケーキにクリームを落としたもの。
生地は少し水分少なめな感じでしたが紅茶と合わせると丁度いい。
ロシアンティーはラズベリージャムを口に含んで紅茶を頂くスタイル。やけにジャムが旨い。
果肉のツブツブ感が強く、サラッとしている。
会計の際に分かりましたがジャムは自家製のようですね。
買おうか悩みましたが普段パンも紅茶も食べないので見送りました。
そう遠くはないのでまたそのうち行きたいですね。