2回
2024/09 訪問
洗練された大人の空間で楽しむお鮨
カウンターで、手でいただくご褒美鮨
こういうお鮨、久しぶりです。
店構えもおしゃれで店内の雰囲気もよく、期待できそう。
ーーー23,000円コースーーーー
▶︎淡路島産鱧と三輪素麺(オクラともずく)
夏の終わりを感じられる、爽やかな一品。
鱧と梅肉にもずくそうめん。
ツルッといけてしまいました
▶︎北海道産蒸し黒アワビと瀬戸内真蛸の柔らか煮
蛸は舌で切れる(言い過ぎ?)くらい柔らかくて、
甘みもあって美味しい。
▶︎和歌山産鰹のわら焼き
厨房で火入れをしていて、わらの香りがしっかりと感じられる一品。
表現が正しいのか、鰹の身の色が美しくて、藁焼きの中でも初めて食べた感じ。
▶︎新生姜のがり
がりも珍しい
身体がほかほかと温まるほど生姜感がありました
▶︎長崎県産 けんさきいかの握り
▶︎北海道産 ずわいがにの握り
倒れないか心配になるほどのボリューム
口の中でほどけて広がる口福感といったら
▶︎金目鯛の握り
▶︎うにとうなぎの蒲焼の茶碗蒸し
うなぎが大きくて、嬉しい悲鳴
▶︎ホタテの磯辺焼き
これ、アイデアが面白い
ホタテとしゃりを軍艦ではなく、挟んで手渡しでいただきました
▶︎漬けマグロの握り
▶︎中トロの握り
油は乗ってるけど、繊細な感じ。次は大トロみたいで期待が膨らみます。
▶︎大トロの握り
▶︎卵の薄焼きの握り
▶︎芽ねぎの握り
▶︎熊本県産車海老の握り
おんぶ形式のえびの握りははじめて。
▶︎いくら軍艦
▶︎煮穴子の握り
柔らかいどころじゃなくて、
ふわふわで口溶けがすごい。
おかわりしたいのを我慢して。
▶︎あおさの赤だし
▶︎バニラアイスと梨
はちみつor山﨑ウイスキーかけ
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品数もさることながら、
すべてのお料理、お鮨が丁寧で、
次はどんな工夫があるのか、
楽しみで仕方なかったです。
最後まで楽しめました。
ご馳走様でした!
鮨白
2024/09/25
この度は、鮨白へのご来店と素晴らしいご感想をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
お料理の一品一品を丁寧にご紹介いただき、特に鱧と三輪素麺の爽やかな味わいや、黒アワビと真蛸の柔らかさ、また藁焼きの鰹やズワイガニの握りなど、季節感や工夫を楽しんでいただけたご様子、大変嬉しく思います。
次回のご来店も、心よりお待ちしております。
2024/09/19 更新
リピート訪問。今回も落ち着いた空気が流れる店内で、一品一品に込められた丁寧な仕事が伝わり、とても気持ちのいい時間を過ごせました。
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▶ 最初の一皿から静かに引き込まれる流れ
最初にいただいたタコと鮑の煮物は、しっとりと味が入り、穏やかな旨みがふわっと広がる品のある一皿。続く明石鯛のお造りは歯応えが心地よく、あんきもは濃厚ながら雑味がなく、素材の良さを感じられる仕上がりでした。
▶ 温物は香りと食感のバランスが秀逸
北海道産ししゃもは香ばしく焼かれ、身の旨みがしっかり。白子・蟹・松茸の茶碗蒸しは香りのバランスが良く、ふわっとほどけるような贅沢な食感で印象に残りました。
▶ お寿司は一貫ごとに技が光る、丁寧な流れ
剣先イカは細かな包丁目でほどけるように甘く、最初の一貫から職人の技が伝わります。
金目鯛は皮目の香ばしさが上品で、噛むほどに旨みが増していきます。
こはだは締め加減が絶妙で、酸味と旨みの調和が美しい仕上がり。
北海道産鰤は力強い脂の旨みが際立ち、漬けマグロは濃厚で深い味わい。
中トロ・大トロはそれぞれ脂の質が異なり、食べ比べの楽しさがあります。
車海老は茹でたてならではの香りと甘さがふわっと広がり、煮穴子は軽やかな口どけ。
煮蛤は香りと旨みが凝縮され、特に記憶に残る一貫でした。
締めのとろたく巻きは脂のコクと食感のバランスがよくコースの余韻を綺麗に整えてくれます。
▶ 〆とデザートまで満足感のある構成
最後は雲丹・いくら・白エビの小丼で贅沢に締まり、味噌汁でほっと落ち着きます。
デザートの巣蜜添えバニラアイスは自然な甘さが心地よく、最後まで美しい余韻を残してくれました。
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派手さよりも誠実な仕事が光り、素材の良さをまっすぐに楽しめるコース。
落ち着いた時間を大切にしたい日に、また訪れたいお店です。