2回
2025/03 訪問
香ばしさのぶっちぎり
突然ですがタイムスケジュールです↓
4時頃 当日の販売商品発表@Facebook ※1
9時 当日販売の電話予約受付開始 ※2
10時 電話予約受付終了
12時 店舗オープン
13時頃 予約分以外の商品売り切れ ※3
18時 予約商品の受取最終時間
※1 FacebookはアカウントがなくてもPCなら閲覧できます。
※2 ひたすら通話中なのでひたすらリダイヤルしましょう。
※3 つまりオープンして1時間で売り切れです。
このタイムスケジュールと、営業曜日を注意した上で
・焼きいちごのタルト 900
・生キャラメルバナナパイ 650
・紅玉りんごのアップルキャラメルクリームタルト(季節限定) 700
をゲットして参りました。
お店に着いたのは14時頃、その時点ですでに売り切れの看板が店頭に置かれていました。
もはや予約できた者だけがお店の中に入れるわけです。意気揚々と扉を開けると、甘く香ばしい香りが漂っていて期待値爆上がりです。
ショーケースにはケーキはなく、(おそらく予約分の)白い箱がずらりと並んでいる異様な状態でした。
店主さんお二人の丁寧な接客に気分良く会計を済ませてまっすぐ帰宅しました。なにせ保冷剤の効果は1時間半しかありません。
・焼きいちごのタルト
いちごのタルトと迷いましたが、あえて普段お目にかかれないものにしました。
いちごの部分は甘ったるくない深みのある高級ジャムを食べているような印象です。黒糖コンポートってこういうことか!
そこに焼きめが香ばしい硬いタルトのざくざく食感と味わいがとても合う。いちごのタルトって言わば可憐さ100%な感じだと思うのですが、こちらはどちらかというと上品で気高い感じですね。原材料は同じはずですがこんな裏の顔を秘めていたとは。
・生キャラメルバナナパイ
クリームの層が高く積まれているパイです。自分のお年頃で耐えられるか?という積み方をしていますが、この発酵クリームとやらが口当たり軽くあっという間にぺろりといけちゃう美味しさ。表面のキャラメル層がほろにがで良いアクセントになっていて、クリームだけだと物足りなくなりそうなところを底上げしています。
太くたくましいバナナは香りも味も強く、そのジューシーさがキャラメルとベストマッチです。
パイ生地はタルト生地より厚さが薄めですが食感も香ばしさも引けを取らず美味しいですね。
・紅玉りんごのアップルキャラメルクリームタルト
キャラメルが好きなことがバレバレなセレクトですが、フルーツを被らないようにチョイスしたらたまたまキャラメル被りしてしまっただけです。季節限定だなんて買うしかないじゃないですか。
このキャラメルクリームがたまらぬ美味さでした!上記とは違い、生クリームにキャラメルが混ぜ混んであるのですが、もっともっと食べたくなく中毒性があります。
りんごがアップルパイのさらに先、濃く煮詰まった深めの味わいでキャラメルクリームに負けず調和の取れた味わいです。
全体的にメイラード的香ばしさが強めのお品ばかりで、ともするとタルトだけでは苦さや渋みすら感じるものの、新鮮なデザートとクリーム、またそれらのバランスの良さで他とは一線を画しているのだなと感じました。
値段が高価ではあるもののこのお味なら納得で、電話予約必須な点も人気であるが故の苦労(ある意味等価交換?)とも思うのですが、ケーキは生の姿を見て選びたいというのが本音。
Facebook投稿のメニューを見ても字面だけだとピンと来ず、過去のレビューやメニュー写真と照らし合わせて選ぶのは少々骨が折れます。あとそれぞれの値段も確認できる場所が明確になっていると良いなと思いました。
ごちそうさまでした。
2025/03/27 更新
トップからアンダーまで絶品な大人好みのケーキばかり取り揃えているお店。手に入れるまでの苦労も口に入れば忘れてしまいます。またリピートします予告も兼ねて。
暑いこの季節、唯一生きる糧となるのがフルーツ。
なかでも桃が食べたくて食べたくて、登場するのを今か今かと待ちわびていました。様々なお店で提供し始めているのを羨ましげに見つつ、今年の初桃はここで!と決めていたので我慢して待ち焦がれていたわけです。そこに来てメニューに載っていることに気づき予約再チャレンジいたしました。
比較的○曜日は電話が繋がりやすい、との噂がありますが、あくまで統計的体感的と思われるお話であり、もちろんすぐ繋がるというわけではございません。リダイヤルしまくって無事予約できましたが、かけた回数がメンヘラどころの話ではなくホラー級なもので、スマホの履歴画面を開くとフリーズしてしまうほどでした…。しかし予約可能時間は1時間のみ、負けられない戦いがここにあります。
兎にも角にも予約さえしてしまえばあとは買いにいくだけです。お約束の時間通りに伺い、無事購入できました。
今回購入したのは2つ、国産ブルーベリータルト、桃といちじくのクラフティパイです。
・国産ブルーベリータルト
ブルーベリーはもう1種類パイもあったのですが、国産と明記されてたらこちらを選んでしまいますね。ブルーベリーのヨーグルトクリームがのったタルト、ブルーベリー自体の存在は一見控えめです。
8割ほどクリームで構成されていて、形状記憶できているところが不思議に思いますが、このクリームがめちゃくちゃ美味しいです。しっかりとブルーベリーの風味が感じられる、けれどヨーグルトなのでさっぱりとした味わい。クリームの中にもブルーベリーの実が隠れていて、いいバランスの甘酸っぱさ。タルト生地の香ばしさも相まってあっという間に食べきれてしまいます。
・桃といちじくのクラフティパイ
クラフティというのはクリーム状の生地とフルーツを一緒にタルト生地に流して焼き上げる、固めプリンのような質感のフランスのデザートらしいです。確かにタルト生地が層になっていますね。
待ち焦がれた桃に加え、いちじくまでが表面いっぱいにのせられた贅沢なつくりです。君を待っていたよ!
こちらのお品は使われているフルーツが旬で新鮮なので、桃もいちじくも柔らかさ・甘さ・みずみずしさがベストな味わい。美味しいフルーツを味わいたければハズレなしです。フルーツの美味みをさらに引き出すクリームと、これまた香ばしいタルトがマッチし過ぎてて、美味しくて感動の域ですね…。惜しむように食べてしまいました。
お値段は高価だけれど、間違いなくそれだけの価値あるお品です。たまの贅沢にはもってこいですね。また頑張って予約しよう。
ごちそうさまでした。