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歴史ある庭園を望みながら味わう雅な御膳 *** 岸和田城のほど近くにある「五風荘」。日本庭園を眺めながらいただいた季節御膳は、一品一品に手仕事が光り、季節感をしっかり堪能できる内容でした。 先付の胡麻豆腐はとろりとした舌触りに香ばしい胡麻の風味。お造りは地元泉州で揚がった鮮魚で、鯛の旨みが格別でした。 揚物の季節野菜天ぷらはサクサクの衣で軽やか。同時に供された釜炊きご飯は主張し過ぎない控えめな味付けで、他の料理を引き立てる一品でした。デザートは抹茶アイスでさっぱり。全体的に派手さよりも「和の品格」を大切にした構成で、ゆったりと味わえる御膳でした。 五風荘といえば、何といっても庭園の眺め。四季の移ろいを映す池泉回遊式庭園を前に、畳の座敷でいただく季節御膳は格別の体験でした。 蝉時雨に包まれた五風荘の庭は、青葉の木々が木漏れ日を落とし、夏の光と風が静謐な美を生み出す…そこには時を忘れるような非日常が広がっていました。 歴史的な建物と庭園、季節を映した繊細な御膳。大阪・泉州の伝統を味わえる貴重な空間で、ゆったりとした時間を過ごせました。岸和田観光のハイライトのひとつとしておすすめできるお店です。 (2025年8月中旬に訪れました。)
2025/08訪問
1回
高知駅から徒歩圏内、はりまや町の中心にある老舗の居酒屋「おらんく家 本店」。外観は昔ながらの和風で、のれんをくぐると活気ある店内。カウンター席から座敷まであり、地元のお客さんや観光客で賑わっていました。スタッフの方も気さくで、料理の説明も丁寧。高知の方言が飛び交う雰囲気も旅情をかき立てます。 --- 料理 ★★★★★ 1. かつおの藁焼きタタキ 高知に来たら絶対外せない一品。目の前で藁焼きされるかつおは、香ばしい香りが食欲をそそります。分厚くカットされた身はしっとりジューシーで、塩とニンニクで食べるのが最高!鮮度抜群で、これぞ本場の味。 2. うつぼの唐揚げ 珍しい高知名物。外はサクサク、中はふわっとした食感で、クセもなく美味。ビールが進みます。 3. 土佐巻き かつおのタタキを巻き寿司にした一品。酢飯との相性が抜群で、しっかりとした旨味が口いっぱいに広がります。 4. どろめ(生しらす) 鮮度が命のどろめも絶品。ポン酢と生姜でさっぱりといただきました。 価格 ★★★★☆ 観光地価格かと思いきや、ボリューム・クオリティを考えると納得の価格帯。4人で食べて1人4000~5000円程度。 --- 総評 ★★★★★ 高知の郷土料理を存分に堪能できる名店。地元の新鮮な食材を使った料理はどれも絶品で、旅の思い出になること間違いなし。観光客にも地元民にも愛される理由がよくわかりました。高知に来たらまた必ず訪れたい名店です。 (2025年5月下旬に訪れました。)
2025/05訪問
1回
炭焼きあなご やま義で「上あなごめし」をいただきました。 ふっくらと蒸し上げた穴子と炭火で香ばしく焼き上げた穴子が特製の茶飯にたっぷりと乗せられた一品で、香りから食欲をそそられました。最初はそのまま穴子本来の旨味を楽しみ、次にわさびを添えて味の変化を堪能しました。そして最後にお吸い物をかけてお茶漬け風にいただくと、締めにぴったりの優しい味わいが広がりました。 穴子の脂の乗り具合やタレの深みが絶妙で、姫路名物としての魅力を存分に感じられる一皿でした。昭和レトロな店内の雰囲気も相まって、心温まる食事体験となりました。 (2025年4月上旬に訪れました。)
2025/04訪問
1回
今回もやっぱり「胡麻 セサミ」へ。もう何度目の訪問かわからないほどお気に入りの一軒です。 ◆ 店内・雰囲気 常連として何よりも嬉しいのは、いつ訪れても変わらぬ温かさ。掘りごたつ席でまったりとできるので、のんびりとした夕食時間が過ごせます。店員さんも顔を覚えてくれていて、さりげない気配りが心地いいです。 ◆ おすすめ料理 夏季の「ハモの炙り」は注文必須。丁寧な仕事はいつもながら最高で、香ばしい風味がこの季節の楽しみの一つ。揚げ物や創作和食も一通り食べましたが、味付けにブレがなくて安心できます。 ◆ コスパ・サービス 価格帯はやや高めですが、毎回「値段以上の満足感」あり。繁忙時も、常連にはさりげなく目配りしてくださる点はさすがです。 ◆ リピーターからのおすすめポイント • 季節によって変わる新鮮な魚料理 • 暖かい雰囲気とスタッフの気配り • 飽きさせない創作メニュー 岸和田で「絶対外したくない和食居酒屋」としてこれからも足繁く通います。 胡麻 sesameでの至福のディナー体験 JR東岸和田駅近くの隠れ家のような日本料理店「胡麻 sesame」を訪れました。落ち着いた雰囲気の中、掘りごたつ式の席でゆったりとした時間を過ごしながら、創作料理の数々を堪能しました。どの料理も素材の良さを引き立てる工夫が施されており、心から満足できるディナーでした。 串揚げ モッツァレラチーズ まず、サクサクの衣に包まれたモッツァレラチーズの串揚げが登場。揚げたての香ばしさととろけるチーズの濃厚さが絶妙に絡み合い、一口で幸せな気持ちに。思わず笑顔がこぼれました。 海老とアボカドの生春巻き 次に味わった海老とアボカドの生春巻きは、フレッシュな野菜とクリーミーなアボカドが絶妙にマッチ。ライスペーパーのもちもち感が心地よく、軽やかな味わいで前菜として完璧でした。 赤貝とわけぎのぬた和え(本日のおすすめメニュー) 本日のおすすめメニューから選んだ赤貝とわけぎのぬた和えは、新鮮な赤貝の旨味とわけぎのシャキシャキ感が楽しめる一品。酢味噌の酸味が全体を引き締め、季節感を感じさせる味わいでした。 トマト、生ハム、オニオンのサラダ 続いて登場したトマト、生ハム、オニオンのサラダは、甘みと塩気が絶妙に調和していて、さっぱりとした口当たりが嬉しい一皿。食欲をそそる彩りも素敵でした。 鯛とごぼうのあらだき(本日のおすすめメニュー) 鯛とごぼうのあらだきは、ふっくらした鯛に甘辛い煮汁がしっかり染み込んでいて、思わずご飯が欲しくなる美味しさ。ごぼうとの相性も抜群で、心温まる家庭的な味わいでした。 するめ天ぷら 香ばしいするめ天ぷらは、一口噛むごとに広がる旨味が印象的。ビールや日本酒との相性も抜群で、お酒好きにはたまらない一品です。 たら白子天ぷら(本日のおすすめメニュー) 続いていただいたたら白子天ぷらは、外はカリッと、中はクリーミーで濃厚な味わい。天つゆや塩でいただくことで、それぞれ違った美味しさを楽しむことができました。 鶏と小芋のグラタン 鶏肉と小芋を使ったグラタンは、濃厚ながらも重すぎず、小芋のほくほく感と鶏肉のジューシーさが絶妙でした。クリーミーなソースとの絡みも良く、一口ごとに幸せを感じました。 稲庭うどん(温) 締めには稲庭うどんを選びました。滑らかな喉越しと出汁の優しい旨味が心地よく、一日の疲れを癒してくれるような一品です。 にらいっぱいのチヂミ 香ばしい焼き目がついたにらいっぱいのチヂミは、もちっとした生地とニラの風味が絶妙に絡み合い、タレとの相性も抜群でした。お酒のお供にもぴったりです。 和牛たたき風炙焼(本日のおすすめメニュー) 最後にいただいた和牛たたき風炙焼は、柔らかい肉質と香ばしさが際立ちます。ポン酢や薬味との組み合わせでさらに深い味わいになり、一口一口楽しむことができました。 胡麻 sesameでは、日本料理をベースにした創作料理を心ゆくまで堪能しました。それぞれのお皿には丁寧な工夫が施されており、一つひとつが特別な体験となります。また訪れたいと思わせる魅力的なお店です。美味しい料理とともに素敵な時間を過ごしたい方にはぜひおすすめしたい場所です。あなたもこの隠れ家で特別なディナーを楽しんでみてはいかがでしょうか? (2024年12月下旬に訪れました)
2025/07訪問
2回
名古屋駅直結の大名古屋ビルヂングの3階に位置する人気のうなぎ専門店、ひつまぶし名古屋備長で「上ひつまぶし」味わってきました。木の温もりが感じられる和モダンな内装は、落ち着いた照明と相まって、上品で居心地の良い雰囲気を醸し出しています。 「上ひつまぶし」を注文し、期待に胸を膨らませながら待ちました。運ばれてきた器を見て、まず目を引いたのは、こんがりと焼き上げられたうなぎの艶やかな照り。香ばしい香りが食欲をそそります。 最初は、そのままの状態で一口。パリッとした皮の食感と、とろけるような身の柔らかさのコントラストが絶妙でした。たまり醤油とみりんのバランスの取れた味付けが、うなぎの旨味を引き立てて、口の中に感動が走ります。 続いて薬味を加えると、新たな味わいの世界が開かれます。わさびの爽やかな辛みとねぎの香りが、うなぎの濃厚さを引き立て、より複雑で奥深い味わいに。 最後は、熱々の出汁をかけてお茶漬け風に。出汁の優しい味わいがうなぎの風味を引き立て、さっぱりとした中にも贅沢さを感じる味わいに変化します。これぞ、ひつまぶしの醍醐味です。 付け合わせの肝吸いも絶品で、うなぎの旨味のエッセンスが凝縮された味わい。「上ひつまぶし」との相性も抜群です。 一つの料理で、これほど多彩な味わいを楽しめるのは、まさにひつまぶしならでは。名古屋の伝統と職人の技が結実した、至高の一品に出会えた喜びで胸がいっぱいになりました。 この「上ひつまぶし」を味わうためだけに、また名古屋を訪れたいと心から思える、そんな特別な食事体験でした。 (2024年4月下旬に訪れました)
2024/04訪問
1回
富山駅から歩いてすぐの「ごんべい舎」は、地元感あふれる雰囲気で、出張客や観光客だけでなく常連さんも多そうな人気店。店内は程よい活気がありつつも、落ち着いた居心地の良さがあります。 ■料理 • 昆布締め まずいただいたのは富山名物の昆布締め。昆布の旨味が魚にしっとりと移り、ねっとりした食感と奥行きのある味わいが絶妙。口に含むとじんわり旨みが広がり、思わず日本酒に手が伸びます。 • バイ貝刺身 しっかりとした歯ごたえに、ほんのり甘みがあるバイ貝。コリコリ感が心地よく、噛むほどに旨みが広がります。新鮮さゆえの透明感ある味わいは、地元でなければなかなか食べられない嬉しい一品。 • ガンドブリカマ焼き テーブルに届いた瞬間に香ばしい香り!皮目はパリッと、中はふっくらジューシー。脂がほどよくのっていて、噛めば噛むほど旨みと甘さが溢れます。ボリュームがしっかりありながらも、柑橘を絞ると後味すっきり。これは必食。 ■総評 観光で訪れる人にも、地元の食材をしっかり楽しみたい人にもおすすめの一軒。特に昆布締めとバイ貝はぜひ味わってほしい富山ならではの逸品。次は冬の寒ブリシーズンに再訪したいと思います。 (2025年8月中旬に訪れました。)
2025/08訪問
1回
斜里町の道の駅に隣接する「知床 旅の駅」で夕食。観光客向けのお手頃な食堂かと思いきや、地元の海の幸をしっかり楽しめる穴場的な一軒でした。今回は「おまかせ定食」を注文。刺身、焼き物、小鉢がバランスよく並び、旅の疲れを癒すちょうどいいボリューム感です。 特に印象に残ったのは、オヒョウの刺身。白身の淡泊さに上品な甘みがのっていて、厚めに切られた身を噛むほどに旨味が広がります。普段なかなか出会えない一品で、知床らしい海の恵みを実感しました。 もうひとつのおすすめは、つぶ貝のバター焼き。ぷりっとした食感にじゅわりとバターの香りが絡み、口に含むと磯の風味とコクが溶け合います。シンプルながら白米にあう逸品で、思わずご飯のおかわりが欲しくなる味わい。 定食全体としても魚介が主役ながらしつこさはなく、観光帰りに立ち寄る夕食にはちょうど良い満足度。店内は気取らず素朴ですが、料理の実力はしっかり。知床らしい味を気軽に楽しみたい方におすすめできる食堂です。
2025/09訪問
1回
【そば酒房 徳兵衛】 京都駅すぐの好立地にある、和の雰囲気漂う人気店でランチ。今回は「ざるそばとミニ海鮮丼セット(1,430円)」をいただきました。 ■料理 ミニ海鮮丼は、まぐろやサーモン、白身魚など5種の海鮮が彩りよく盛られており、見た目からして食欲をそそります。ネタは新鮮で、特にまぐろはねっとりとした旨み、サーモンは脂の甘みがしっかり。ご飯の酢加減も程よく、海鮮の味を引き立てていました。 ざるそばは国産蕎麦粉を使用した自家製麺。しっかりとしたコシと喉越しの良さが特徴で、つゆは利尻昆布と混合節の旨みが効いており、まろやかな味わい。そばの香りも感じられ、暑い日でもするっと食べ進められます。 ■雰囲気・サービス 店内はどこか懐かしい田舎造りで、落ち着いた和の空間。お昼時でも広々とした席数(242席)のおかげでゆったり過ごせました。スタッフの方も丁寧な接客で安心感があります。 ■総評 京都駅近くで、手軽に本格的なそばと新鮮な海鮮丼が味わえるのは嬉しいポイント。観光や買い物の合間のランチにぴったりです。コスパも良く、また訪れたいと思えるお店でした。 【おすすめ度】★★★★☆
2025/07訪問
1回
京ぜん 羽田空港店 夕食レビュー 訪問日:11月下旬/利用時間:夕食 羽田空港第1ターミナルの出発前に立ち寄り。京都らしい上品な雰囲気が漂う「京ぜん」で、冬季限定の鍋焼きうどん天麩羅御膳をいただきました。 御膳は、熱々の土鍋に入った鍋焼きうどん、揚げたて天麩羅の盛り合わせ、そしてじゃこご飯がセット。出汁の香りが立ちのぼる鍋焼きうどんは、やさしい関西風の味わいで、冷えた体に染みわたります。具材は海老天、かまぼこ、ほうれん草、玉子など、彩りもよく、見た目にも温かみがあります。 天麩羅は海老、野菜が中心で、衣は軽く香ばしく揚がっており、塩でも天つゆでも楽しめる仕上がり。じゃこご飯は風味豊かで、アクセントの山椒が爽やかさを添えます。全体としてバランスがよく、空港のレストランでありながら、しっかり和食を楽しめる満足度の高い一膳です。 席間も適度にゆとりがあり、搭乗前の時間を落ち着いて過ごせるのも魅力。スタッフの対応も丁寧で、旅行前のひとときを穏やかに締めくくることができました。