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「昭和レトロに包まれた、心温まる唐揚げ定食」 めしや天狗さんに伺いました。暖簾をくぐった瞬間、どこか昭和を感じさせる懐かしい空気に包まれ、まるでタイムスリップしたかのような気分になります。店内は店主がひとりで切り盛りされていて、その姿にも味わい深さを感じました。 いただいたのは唐揚げ定食。衣はカリッと香ばしく、中はジューシーで熱々。派手さはないけれど、まさに“家庭の味”という言葉がぴったりで、口に運ぶたびにほっと安心感が広がります。ご飯との相性も抜群で、気づけば完食。お腹も心も満たされる大満足の定食でした。 華やかな料理やお洒落な雰囲気とは違い、ここには「日常の温もり」と「昔ながらの食堂の魅力」が詰まっています。初めてでもなぜか懐かしく、また帰ってきたくなるようなお店でした。
2024/12訪問
1回
「大雪とともに味わう、冬のへぎそばの温もり」 12月の真冬、みなかみ町を訪れた際に「そば処角彌(かどや)」さんへ。外は一面の大雪で凍えるほどの寒さでしたが、温かい店内でいただくそばはまさに冬のごちそうでした。 名物のへぎそばは、布海苔をつなぎに使う独特の製法ならではのコシとつるりとした喉ごしが特徴。人数分のざるつゆも付いてきましたが、今回は鴨汁も追加。鴨の旨味と出汁のコクがそばに絡み、より奥深い味わいを堪能できました。へぎそばの歴史と工夫を感じながら、二つの食べ方を楽しめるのは嬉しい体験です。 一緒に注文した野菜天ぷらは、衣が軽くサクサクで、素材の甘みがしっかり生きています。脂っこさがなく、最後までぺろりと完食。 寒さで冷え切った体が、そばと天ぷらで芯から温まり、大雪の風景とも相まって、まさに冬ならではの贅沢なひとときでした。 旅先でしか味わえない季節感と、本場の味を存分に楽しめる名店。冬の群馬観光の際にはぜひ立ち寄ってほしい一軒です。