「とんかつ・揚げ物」で検索しました。
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平日14時過ぎの訪問。 ランチのピークが落ち着いた頃合いに着いて、10分ほどで席に通されました。 注文はカキフライ、エビフライ、ヒレカツ、そしてロースカツの盛り合わせ。 どれも揚げ油のキレが素晴らしく、香ばしさが軽やかに立ち上がる。 ロースは脂身と赤身の境がちょうどよく、噛むごとに旨味がにじむタイプ。 ヒレは中心がわずかに桜色で、しっとりと柔らかい。 衣はやや厚めながらも油をまったく感じさせず、 パン粉の粒立ちが美しく、口の中でカリッと弾ける。 牡蠣は大ぶりでジューシー、噛めば海の香りがふわっと広がり、 エビフライは衣の香ばしさと身の甘みの対比が心地よい。 キャベツは山盛り、辛子とソースの塩梅も絶妙。 味噌汁の出汁も手抜きなしで、最後まで整った満足感がある。 この価格帯でここまで仕事の丁寧さが伝わるとんかつは、 東京でもそう多くないと思う。 「町の名店」という言葉が一番しっくりくる一軒。
2025/11訪問
1回
食べログ すき焼き・しゃぶしゃぶ 百名店 2024 選出店
明治神宮前、原宿、表参道/しゃぶしゃぶ、とんかつ、韓国料理
「PRETTY PORK FACTORY」初訪問。 今回はTOKYO X ロースかつ定食を注文。見た目のボリュームは十分で、揚げ色も美しいが、口に入れるとジューシーさが乏しく、熟成豚特有の旨味や香りもあまり感じられなかった。衣は軽めながら、肉との一体感に欠け、やや単調な印象。 ソースは種類豊富だが、どれも味の奥行きが薄く、結果的に一番美味しかったのはシンプルな醤油ベースのタレという皮肉。 全体として「見た目の演出は上手だが、味の記憶が残らない一皿」。 雰囲気はスタイリッシュで、女性同士や観光客には入りやすいが、豚カツとしての完成度を求めるなら別の店を薦めたい。
2025/10訪問
1回
大阪で有名な「六覺燈」に初訪問。ワインと合わせて楽しむ串かつというコンセプト通り、今回は ドゥラモット・ブリュット NV を選び、軽やかな泡と揚げたての香ばしさが見事に調和していた。 特に印象に残ったのは、串の造形の妙。衣や串打ちの工夫によって、食材そのものに新しい表情を与えていて、「串かつ」という枠を超えた一皿に仕上がっていた。中でもタコは秀逸で、プリッとした身と吸盤の食感が舌の上を軽くすべるようで、まるで海のリズムを味わうような楽しさがあった。 衣はサクッと軽く、油っぽさを一切感じさせない。パンの上に置かれて供されるスタイルも独特で、余分な油を吸って最後まで快適に食べ進められる。 サービスも落ち着いていて、串のテンポやワインの提案も心地よい。大阪らしい気さくさと割烹的な繊細さが同居した、特別感のある時間だった。