「創作料理・イノベーティブ」で検索しました。
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2025/11訪問
1回
お誘いで伺う事ができました。2021年ゴールドの紹介制の和食料理のお店様です。 大将は最初とても寡黙な方と思っておりましたが、ご常連の方に心から喜んで楽しんでもらえるように色々なお気遣いやご冗談もお話されていて、昔ながらの京都の料亭の主人のような「おもてなし人」という印象を受けました。 お料理の美味しさや素材の希少さももちろんですが、美しさが群を抜いて印象を受けました。サービスプレートの丸三角四角のデザインが禅の思想を落とし込んでらっしゃるようなのですが、お料理にも禅の無我の曲線のような独特のデザインを感じます。 お料理一つ一つについてあまり多くを語らない大将とお客様皆さんが良い雰囲気になった時に流れでお話された「見えないものを大切にする。味は見えない。笑顔の後ろの心も見えない。語ったりするのではなく見えない仕事や心を大切にする。」という言葉が強く心に留まりました。 素晴らしい料理だけでなく、色々と記憶に残る素晴らしいお店様でした。
2025/04訪問
1回
お誘いで伺う事ができました。ドリンク2つで19800円、滞在時間は2時間30分でした。 西シェフは広島にいらした際にサスエ前田魚店さんの魚に惚れ込み、焼津にそのまま移住してレストランを開業されました。 サスエ前田魚店さんは移送の時間や仕込みまで逆計算して、全てのお店一つ一つごとに脱水や冷やしの時間や神経シメの方法まで変える拘りでご高名です。そのおかげで全国どの店でも圧倒的に素晴らしく美味しいお魚を頂けます。 ですが西シェフは、本場の焼津で一度サスエさんの魚を食べてみたらやはり当日焼津で頂くと更に別次元に美味しいと感じられたようで、移住を決断されたそうです。 まず鰯のフリットと掛川のトマトソースを頂きました。普通の鰯の何倍もジューシーな事に気が付きます。冬の鰯はあまり見かける事がないイメージでしたがこれもやはりお仕事で美味しくなってるのだろうと驚きました。 次の"泳がせ"アジを食べると、あまりの肉厚さと水々しさに私を含め隣席の方々がみんな驚きました。 お話を聞くと、焼津は、他の港のような魚が傷つきやすい底引き漁ではなくカゴで漁を行っている事、また特にサスエさんの場合は専用の水槽に元気なうちに仕分けてもらっている事、そこから更にサスエさんの仕事が入るため「保水性」が異次元との事です。 そこに更にシェフの調理が入ってこんなに異次元の水々しさになるんだ、とお話を聞く事で更に感動しました。 そこからの料理も全て素晴らしかったです。サワラとちぢみほうれん草のソース、アカムツとソテーしたキノコを添えた貝出汁スープ、シロアマダイの松笠焼き、希少なアカザエビ、焼津の蛤とスナップエンドウともち麦と玄米(このパリパリに揚げたケールがまた香りがブワッと開いて素晴らしかったです)。 そして本日のスペシャリテのパイ包は泳がせ太刀魚と炒めた玉ねぎにクリームソースでした。この太刀魚も、普通と比べると非常に肉厚でジューシーで美味しかったです。 飲み物は自家製の紫蘇&葡萄ジュースを頂きました。こちらもとても美味しかったです。 本当に美味しく、コスパも素晴らしく、お話もとても勉強になり最後まで感動しました。
2025/03訪問
1回
ジビエが大好きだった事もあり自分には最高のお店でした。このクオリティとテーマ性は、お料理もお店のロケーションも全て含めて本当に唯一無二と思いました。 なによりもご接客が非常に素晴らしいです。シェフは勿論ですが、ソムリエやウェイターやレセプションの女性の方々の所作やお気遣いは本当に目を見張るものがありました。 勝駒に出会えたのも大きな学びでした。 私は公共交通機関で来ました。ここにまた着たいがゆえに自動車免許も取ろうと決意するほど、かなり過酷な旅になります。公式で書かれてるルート以外にもう一つ楽なルートがあったので、ここに記載します。 【行き】 ①バス 加越能バス ←これが一番楽です 金沢駅西口8:20発 井波駅9:45着 ②バス 利賀井波線 井波 10:38発 (1時間待つが仕方ない。井波は観光できる場所が多いので時間を潰す。) 阿別当11:37着 (この時間はデマンド予約がないので田の島駅までは行けない) ③レストラン様から送迎 5分 【ランチ 2時間で終わる事を想定】 【帰り】 ①14:20までにレストラン様から送迎 2分 ②バス 利賀井波線 田の島 14:31 発 (デマンド予約) 井波 15:41着 ③城端稲見線 井波16:20発 (これが最終なので注意) 金沢駅17:50着 ====== もしくは城端駅を利用する場合 【行き】 ①バス 金沢駅西口8:20発 城端駅9:21着 ②バス 城端井波線 城端駅10:04発 アスモ10:31着 ③バス 利賀井波線 アスモ10:41発 阿別当11:37着 (この時間はデマンド予約がないので田の島駅までは行けない) ④レストラン様から送迎 5分 【ランチ 2時間で終わる事を想定】 【帰り】 ①14:20までにレストラン様から送迎 2分 ②バス 利賀井波線 田の島 14:31 発 (デマンド予約) アスモ15:34着 ③城端稲見線 アスモ16:07発 城端駅16:33着 ④金沢まで帰宅 城端駅16:40発 金沢駅17:45着 ========
2025/01訪問
1回
いつもはジビエのお店様。「食材マニア」と様々な方が言うとおり、堀江シェフは全国から面白い食材を取り揃えられてらっしゃいます。旬の秋冬のクマから冬眠明けのクマまで、またコバンザメなどの希少なお魚や東郷町にある多くの農家様の野菜など、様々なメニューをInstagramで拝見してずっと来たいと思っていました。 東郷町の住宅街の中にあり、無料駐車場は3台分あります。事前に電話で駐車場も予約していた方が良いと思います。 この日はカレーの「Spice barca.」の日に伺いました。一軒家ビストロのような世界観、開放感があって日差しが綺麗なカウンター、とても素敵な空間だと感じました。クリームソースのルーがジューシーなチキンとトロトロにあっていてほぐしながら食べると最高でした。また右側のクリームソースはエビの甘さが溶けていてとても濃厚で、これまた最高で一度に二つ幸せを感じられる最高のカレーでした。 そして特に印象に残ったのが野菜でした。シャキシャキさと甘さが際立っていて、本当に新鮮ないいものをベストな揚げ方で調理されたのだなと感じました。お芋のみ伺ったのですが、東郷町の農家の方のお芋のようです。 デザートは豊田市のハッピー農園の桃と、静岡の花屋さんのジャスミンのソルベ。これも甘く香り高く最高なデザートでした。エスプレッソはバルカさん用に特別にブレンドされた豆のようで、私好みの甘く奥行きのある濃いめのコーヒーでした。 お料理は最高ですし、また何よりシェフと奥様のリラックスしたご接客がとても居心地がいいです。レストランの雰囲気も素敵なので、家族連れやご夫婦で来やすいと思います。 次はしっかりとしたメインのコースを食べに伺いたいと思います!
1回
tablecheckより2名から予約可能です。ペアリング無しで23000円、有りで45000円程度。初めに書きますが、お酒が好きであれば間違いなくペアリングを頼むべきです。見たこともない品揃えの希少なお酒をこのコストで出されているペアリングを、お世辞抜きに自分の中で見たことがありません。 お料理は非常にイノベーティブで、科学的なガストロノミーです。国内に非常に希少なガスドロバックという調理器を使ったお料理や、テーマやストーリーが非常に深い地産地消のお料理など、どれもオリジナリティと個性があります。またこういったお店にありがちな「食べ応え自体の足りなさ」が全くなくて、どれも甘さも食感も見栄えの綺麗さもすばらしいです。 これだけ込んだ調理法のお料理は滅多にお目にかかれません。最初に出るお水の氷ですら、中にハーブティを入れて瞬間冷凍と低温冷凍を繰り返したりして、地球を表現できるようにしています。これだけでどれだけのお手間がかかってるんだとビックリしてしまいます。 この日は人数が少なかったこともありメニューにないお品が4つも追加されました。どれも凄く記憶に残るストーリーと味なのですが、特に鰹のガストロバックのお品は本当に甘く色味も美しく素晴らしかったです。また、調理をするのではなくそのままの味にこだわった千葉県のハチミツのお品も、素材の素晴らしさが際立って美しく本当に美味しかったです。 一つ一つシェフが、ストーリーから素材や作り手への愛をお教えくださります。 またなんといってもペアリングが異常です。今日は品が多かったこともありますが、一品一品にちゃんとお酒が出てきます。21本出てきた中で、オーパスワンが3本目に出てきたことも驚いたのですが、新政のアストラルシリーズが3本全て出てきたりします。私は今回は頼まなかったのですが、ご同席くださった方のラインナップを後から見て「お酒が好きならここは恐らく日本一ペアリングが凄いお店だ」と感じるほど凄かったです。
2025/05訪問
1回
なかなか予約が取れない中、偶然にノーマ京都の翌日に取ることができました。ノンアルコールペアリングで頂きました。 一点だけ、こちらではカウンターよりもテーブルの方が雰囲気が良さそうです。カウンターではシェフ以外のスタッフの方々が目の前で雑談をされていたり、またそのスタッフの方々の視線を感じてしまうだけで、シェフ自体もあまりいらっしゃらないし特に利点はなさそうです。 生産者様と器の製作者様に強く敬意を抱かれてるお店様です。香住蟹のパスタや、猪の肉など、どれも美味しいものでした。 何よりお茶のセレクションが豊富で良かったです。説明もとても丁寧でした。
2024/12訪問
1回
お誘いで伺うことができました。コースは60000円代。フレンチの中でも特にシンプルさが際立っています。名物の大根のコンソメや椎茸と卵黄は完全に素材の味を際立たせた象徴のようなメニューです。 広い机の上に出された小さくシンプルな料理が、一点の崩れもない美しさと強い香りで凄いオーラを出していてハッとさせられます。 素材もどれも豪華で、伝助穴子や長野の真鴨や松葉蟹や天城黒豚など出されました。美味しい素材をシンプルに美味しく食べる幸せを体験できました。 シェフのご実家は岐阜の開化亭のようです。凄く好きで、遠方にありますがこれまでに2回伺いました。
2024/12訪問
1回
カンテサンスさんでご修行されたシェフのお店様。 1人で予約できて20000円代なので非常にコスパが良いと思います。 メニューのお味やお仕事はどれも素晴らしく、カンテサンス同様のサスエさんのお魚を使われていたり、火入れもやはりカンテサンスさんのように素晴らしかったです。 また内装が美術館のようでとても素敵です。お食事のどれも「見たことがない」と思える見栄えとパフォーマンスで、人ときたら間違いなく素敵な時間になると思いました。
2024/07訪問
1回
The Tabelog Award 2025 Bronze 受賞店
食べログ フレンチ EAST 百名店 2025 選出店
伏見、大須観音、丸の内/フレンチ、イノベーティブ
「エンターテイメント×フレンチ」と銘打ってらっしゃる通り、最初のシェフの挨拶から冗談を仰ってくれたり、どのコースにも映えがある一瞬を作ってくださって、色々な人をたくさん連れてきたくなる素敵なお店です。 またシェフは聞かれなければ特に話されませんが、非常に生産者さんや関わってる方を大切にされてる印象を受けました。メニューの解説が特に強いこだわりを感じる時があり、サイトを見ると全員のお名前をきちんと紹介されていて非常に素晴らしいなと感じます。 今回頼んだのは元が8000円代のコースです。8000円とは思えない満足度に、シェフやスタッフのご接客が素晴らしくて途中からお酒をたくさんお願いする事にしました。 特に二つ目の名古屋コーチンの茶碗蒸しと愛知県産の生玉ねぎは凄く甘味が強くて暖かくて、ホッとする味でグッと引き込まれました。 牡蠣ももちろん美味しかったのですが、特に1ヶ月熟成されたという紫キャベツ(ザワークラフト)は非常に美しくて牡蠣と辛口の白ワインにピッタシあい、最高のマリアージュでした。 それ以外のメニューも全て素晴らしかったです。
2025/02訪問
1回
The Tabelog Award 2025 Bronze 受賞店
食べログ 創作料理・イノベーティブ 百名店 2025 選出店
尾頭橋、東別院、山王/イノベーティブ
お誘いで伺うことができました。名古屋で伝説となっているお店様。サラダ以外は一度提供したお品以外は2度と出さないというポリシーを持たれてると聞いていたのですが、それでこんなに美しく美味しく完成度の高い品々を作られるのは凄いなと思いました。 最初のイチゴ紅ほっぺとトマトだけの麺という組み合わせからいきなりビックリしました。数の子は一本羽の最高級とのことで、それと豚肉ロースと自家製カラスミと、千枚漬け。この組み合わせからビックリしますしそれでいて美味しく見た目も美しく、凄いなとただただ圧巻されました。
2025/01訪問
1回
日本庭園の側に美しい入り口があります。 北海道産の食材にこだわったお料理という事もあり、生ハムもギョウジャニンニクもキンキや羊の肉も北海道でだからこそ味わえる素晴らしいコースでした。ワインのチョイスも良く、ちゃんと予算を伝えるとそれに合わせて美味しいお酒を持ってきてくださいました。 美しい雰囲気の中、大将とも段々と打ち解けて色々なお話を聞かせてくださりとても素敵な時間を過ごさせて頂きました。
2025/01訪問
1回
ペアリングが必須になっており、ノンアルは税サコミ33000円、アルコールは40000円程になっています。 お料理はどれも面白く美味しかったです。特に山奥の人口三人しかいない村で自然に放牧されながら育成したニニウファームの黒井さんの羊のタルタルでしたり、日本では非常に希少な日本原産の涙豆(本来はスペイン サンセバスチャンで夏の数週間しか取れないけど、余市で作ってる人がいるらしい)を頂けて良かったです。 メインのお肉は、同じ日に行った味通広路さんのある栗山町の方の菅野ファームの和牛でした。美味しかったです。 お料理は勿論なのですが、実は特に強く印象が残ったのがノンアルジュースでした。どれも初めて飲む感覚の食感と味と香りで、とくに「ひまわりの根っこを天日干しして凝縮したジュース」は全く新しい概念くらいびっくりするものでした。これを料理に使ってもいいのでは.....アルコールコースの人にも飲んでみてほしいと思ったくらいすごかったです。(他のキュウリや十種類以上のハーブを使ったノンアルなども美味しかったです。)
2025/06訪問
1回
3ヶ月待ちの後ようやく伺えました。ミシュラン二つ星、食べログシルバーを獲得されているお店様。26000円。笑顔の絶えないカウンターに、女将やウェイターさんは常に「お味は合ってますか?」など常にお気を使ってくださっていて非常に楽しくリラックスできるお店様です。 名物のフォアグラと金柑の最中、猪の西京味噌汁、白魚の土鍋飯など本当に「家庭料理」というコンセプトがしっかりします。 ホッとできて本当に美味しかったです。
2024/02訪問
1回
北村シェフはスイスの伝説の三つ星「ジラルデ」にてスーシェフを務め、フランスでも三つ星店にて務められたレジェンドのお方です。名古屋のグランメゾンの代表とも言われるお店です。 平日ランチの一番お値打ちな5500円コースを頂きました。結論、味も雰囲気もご接客も最高なお店様でした。 お料理は ①スペシャリテの玉葱キッシュ: 玉葱のほっと温かい感じで最初の食事に頂けて良かったです。香りも味も良いのですが、なにより驚くほどプルプルに震えるくらいゼラチン質で食感も見た目も最高でした。 ②甲殻類のスープ カプチーノ風: キャンドルが灯された器で運ばれてきて、甲殻類の濃い味と香りがずっと広がって最後まで美味しかったです。 ③柳橋市場で仕入れた地産の真鯛とと金目鯛のパナッシュ: ジューシーで皮目の焼きが美しく、とても美味しかったです。 ④蝦夷鹿のクレピネット(横隔膜をつつむ網状の脂肪)包: クレピネット包自体が多分初めてだったのですが、ジビエの野生味感とクレピネットの食感が最高に食べ応えを感じました。ジビエを食べる時はこの食感でまた食べたいと思うほど強く印象に残りました。 ⑤ナッツケーキとベイクドチーズケーキ: とても滑らかで甘くて美味しかったです。メインの後なのに全く味で負けてなく、余韻も変にならなかったです。 最後に茶菓子4種を頂きました。途中のパンでも感じたのですが、どれも本当に崩れ身がなく美しくそして温かくて、お気配りが凄いなと感じました。またお話が弾み、追加で百合根/アスパラのムースも頂きましたがこれも絶品でした。本当にどれも味/見た目/独創性全てが素晴らしかったです。これが5500円のコースだとは本当に信じられなかったです..... また、お皿がどれも完璧な温度で来ていて凄かったです。お皿全てが美して見惚れていたのですが(特にキッシュと肉料理でのお皿はシャンデリアのように輝いてて凄かったです)、触ってみるとほとんどのメニューでしっかり人肌くらい温かく、スイーツの時は驚くほどしっかり冷やされていて「お皿の温度までここまで緻密にされていて凄いな」と感動しました。 またご接客も最初から最後まで、映画を見てるかのようにスムーズで紳士で素敵でした。特に最初にご対応してくださった30代くらいのお方と、入り口からウェイティングルーム&お会計から出口までお見送りしてくださった50代くらいのお方がとても礼儀正しくかつ全く嫌味なく楽しい会話を作ってくださって感動しました。 本当に素晴らしいお店様でした。最近は事情があってほとんど外食していなかったのですが、すごく楽しみに期待を高めて来てそれ以上に感動できて良かったです。