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登利平「鳥めし弁当」— 甘辛ダレが絡み合う二種の鶏肉
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2025/12/11 更新
かねてより知人から「群馬に行ったらぜひ」と勧められていた、「登利平」の「鳥めし弁当(松)」を、ついに高崎駅で手に入れました。
淡い緑色の掛け紙を開けると、一面が鶏肉で覆い尽くされています。蓋を開けた瞬間にふわりと立ち上る甘辛いタレの香りが食欲をそそります。
このお弁当の素晴らしさは、異なる食感と味わいを持つ二種類の鶏肉を同時に楽しめる点にあります。薄くスライスされたムネ肉は、あっさりとしていながらも旨味があり、プリプリとした歯ごたえのモモ肉は、ややジューシーな味わいです。
そして、この二つの鶏肉の美味しさを存分に引き立てているのが、ご飯にもたっぷりと染み込んだ甘辛のタレです。タレが鶏肉とご飯に絶妙に絡み合い、手が止まらなくなります。
実は今夜の夕食として家まで持ち帰ったのですが、冷めても美味しくいただけました。 高崎駅で途中下車して買い求めたこの体験も含め、豪華な食材を使っているわけではありませんが、私にとっては最高の駅弁体験となりました。 次に高崎を訪れる際も、必ずリピートしたいお弁当です。