ストロングゼロ愛飲酒にしたいんさんが投稿したレフェルヴェソンス(東京/表参道)の口コミ詳細

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ストロングゼロ愛飲酒にしたいん

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レフェルヴェソンス表参道、乃木坂、広尾/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.9

    • ¥50,000~¥59,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/10 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥50,000~¥59,999
    / 1人

お店に一歩入ると、ホテルのラウンジのような待合室に案内されます。
静かな空気の中、これから始まる特別な時間を想像しながら待つ数分が、すでに“非日常の入り口”のよう。
この日も例外ではなく、胸の高鳴りを感じながら席へと通されました。

シェフは2010年にこの地で独立開業したらしい。
彼の料理は、フレンチでありながらも日本の四季や文化を自然に取り込んでおり、どの皿も穏やかな優しさと驚きを併せ持っています。
お箸でいただけるスタイルも、肩肘張らずに楽しめる魅力のひとつです。

スタッフの方々の対応は控えめでいて温かく、押しつけがましさのない“完璧な距離感”でした。

ウェルカムドリンクを目の前で仕上げてくれる演出から始まり、
お料理の一部はテーブルサイドで仕上げられるスタイル。
どれも自然体で、派手な演出に頼らず、素材や香り、音の余韻で楽しませてくれる。
その“穏やかなライブ感”がとても居心地よく感じられました。

印象に残ったのは、松茸・伊勢海老・帆立・佐々木錦のリゾット。
秋の香りと海の旨味が優しく溶け合い、空腹をふわりと包み込むような温かさがありました。
そして、毎回驚かされる定番の「64種のサラダ」。
まるで絵画のように美しく、味わいも一口ごとに表情が変わる。
“サラダを食べる”という行為が、ここではまるでひとつの物語のようです。

この日のメイン、京都産ななたに鴨のローストは圧巻でした。
皮はパリッと香ばしく、中はしっとりレア。
香り高いミズナラの薪火で焼かれており、噛むほどに甘みと旨味が広がっていく。
肉厚でジューシー、火入れの妙を感じました。

デザートでは、「島バナナのパンナコッタとジャスミンの花のアイスクリーム」が印象的。
トロピカルな香りとハーブの爽やかさが重なり、最後の一口まで心を掴まれました。
食後には、小さな焼き菓子と琥珀糖、そして遊び心のあるお土産を選ぶ時間。
この“帰り際の余韻”まで、物語として完成されているのが素晴らしいです。

全体を通して、レフェルヴェソンスは単なる食事ではなく、人生の節目を優しく包み込む場所。
静かで穏やか、けれど確かに心が動く。そんな時間を過ごすことができました。

また季節を変えて、今度は春のメニューを味わいに伺いたいと思います。

2025/10/10 更新

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